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15話 その身に刻め!審議!英雄召喚! ✧\\ ٩( 'ω' )و //✧. ✧
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「とりあえず、私達の目標、優勝」
こんにちは。教師の横暴さに、一人ガチギレして熱血君を演じたら、クラスに自分も含め6人しか残らなかったという黒歴史を叩きだした、たぶん王族のセレス・キャラデュース(10歳)です。
Cクラスの教室で残った5人に私が告げれば
「貴方が強いのは認めます。ですが模擬戦は旗捕りゲームです。
しかも、この学園の模擬戦は一人が強いだけでは勝てません。1クラスが3チームに分かれ、そのうち2チームが勝たなければならないのです。
つまり一回勝ったとしても、残り二回負けてしまえば終わりです。
また、戦力を二チームに集中させることも禁止されています。
我々は6人ですから1チーム2人で参加しなければならない事になります。
勝てるわけがありません」
と、まるで眼鏡の某ちびっこ探偵を彷彿させるクライム君が眼鏡を「くいっ」とあげて、説明してきます。
何ですか眼鏡の「くいっ」のタイミングが絶妙すぎて、羨ましいのですが。
私もいつか眼鏡をかけながら「やれやれ」言いながらインテリっぽくやってみたいと思います。
「わかってる。だから全員強くする」
「って、いくらお前が強くたって一人で10人相手出来るほど世の中甘くないぞ。
相手を殺しちゃいけないんだ。大技をぶっぱなしていいわけじゃない。
相手を傷つけず足止めは殺すより高度な技術がいる」
今度はリカルド。Cクラスにしておくには惜しいほど冷静な分析です。
ここは懇切丁寧にどう訓練をするか説明するべきかもしれません。
ですがはっきり言いましょう。
私は重度のコミュニケーションが苦手な陰キャです。
説明など高度な事ができるわけがない。
思えば家族とのやり取りも説明がうまくできなくて、いつも父や母、兄たちのいう事を聞いていた気がします。
その為父と母にもっとわがままを言っていいんだよ?といつも気を遣わせてしまっていました。
言葉で表現するのが苦手なら実際やってみるまで。
「……説明するよりやったほうがはやい。みんな覚悟ある?」
私が聞けばみんなごくりと息を呑んだ。
「私はセレスちゃんを信じるよ。だって私を守ってくれたもの。
訓練を受ける!」
と、真っ先に名乗ってくれたのはアリーシャでした。
アリーシャ天使。マジ天使。流石マイフレンド。
「わたしもっ。何もやらないで終わりたくないしっ!」
「まぁ、試しに受けてやっていいけど何をするんだ?」
「そうですね。まずは受けてみましょう」
「何をやるのかな?」
と、ややテンションの下がる男子。
けれど了承はとりました。一人疑問形なだけかもしれないですが気づかなかった事にします。
そう、気が付かなかっただけです。
改めて確認をとるのがめんどくさいわけではありません。断じて。
「それじゃあ行く―――英雄召喚!!!」
■□■
~セディス視点~
(―――何だこれは)
宮廷魔術師セディスは目の前で繰り広げられる光景にため息をついた。
生徒たちを鍛えると宣言してセレスが唱えた呪文は、英雄を身体に降臨させる英雄召喚。その魔法を使えるのは、伝説の賢者マリウスくらいなはず。
その魔法を唱えて、生徒たちに英雄を降臨させ、戦わせているのだ。
その戦いは宮廷魔術師の中でも一、二を争うと言われているセディスすら息を呑む戦いの攻防で……
「なんだよこれっ!??」
驚くリカルドがセレスに問えば
「修行期間は7ヶ月。正攻法じゃ時間がない。
英雄たちの戦い方を身体で覚える」
「こんな魔法使えるならこれで勝てばいいじゃないか!???」
英雄召喚で無理やり身体は勝手に動いた状態のリカルドが叫ぶ。
英雄を身体に降ろされた5人は互いに、伝説の英雄達に身体を操られながら戦っている。
「リカルドは、勝負に勝ちたいだけ?
何故ここに残った?
……強くなりたいから、違う?」
セレスの問いにリカルドが言葉を詰まらせた。
――そう。勝つだけなら、セレスが英雄を5人の身体に降ろして、試合に勝てばいい。
でも、それはリカルドたちの実力ではない。
「そうですよ!リカルド!こんな素晴らしい機会はありません!
その戦い方を身体に覚えなさい!
英雄召喚の他にシンクロ率まで上がってます!」
と、状況の呑み込みがはやいクライムが目を輝かせながら言う。
おそらく彼らの身体に降ろされた英雄は、人類最強とうたわれた5大英雄。
今剣士や魔術師たちの戦い方は、この五大英雄が教えて広めた流派ばかりだ。
それだけ彼らの戦い方は洗練されている。
そしてクライムの言う通り、英雄召喚と身体のシンクロ率の魔法を二重掛けという恐ろしい事をしているので、身体は戦い方を憶えるだろう。
おそらく、この光景を聖王国の重鎮たちが見れば、我先に自分も受けたいと群がるだろう。
生徒以外のこの場にいる者すべてが思ったはずだ。
ちょっと規格外すぎてついてけない。
……これは夢だろうか?
セディスは隠れたままハハハと乾いた笑いを浮かべるのだった。
■□■
「つっかれたぁぁぁぁぁ」
英雄召喚でガチに戦いあっていたリーチェが悲鳴をあげてその場に倒れた。
「本当、凄い、身体が勝手に動いて戦ってた」
アリーシャも自分の身体を不思議そうに眺めていいました。
あの魔法は「英雄召喚」。昔の強い偉人を身体に降ろす魔法です。
昔テレビでイメージトレーニングは効果があると聞いたので、ガチ実践イメージトレーニング(?)をさせてみました。
彼らの身体が戦い方を憶えるように魔法でシンクロ率と融和率もあげておいたので、これを続けていけば強くなるでしょう。身体と脳が戦い方を憶えてくれます。
私がそれで強くなったのだから間違いありません。
魔王は倒したけれど、いつか第二の魔王が地下からでてきて国を亡ぼすとかいうかも!と中二病の妄想を爆発させて修行をしていた5歳の時の懐かしい思い出です。
一通りの英雄を呼び出してすべての戦い方を覚え込んだのは遠い日の黒歴史です。
「英雄召喚がすごいのはわかるけど、これで俺たちが強くなるのかよ?」
ぜぇはぁ言いながらリカルドが言えば、ばちんっ!!突然クライム君が背後からリカルドに魔法を放ち、それをリカルドがとっさに避けます。
「……なっ!?何するんだよ!?」
「避けたじゃないか」
「え?」
クライム君に言われてリカルドが不思議そうな顔をします。
「僕たちのシンクロ率を上げてるんだよ。だから身体が戦い方を憶えている。
戦い方のカンもよくなっているでしょう?確実に強くなっていますよ」
クライムがふふっと笑いました。
っていうか、このクライム君、12歳にしては察しがよすぎです。
これが天才肌というやつなのでしょうか。羨ましいです。
「なんだかわからないけど凄い!」
「流石だねセレスちゃん!」
とリーチェとアリーシャが嬉しそうに私を褒めてくれます。
「驚いた。英雄召喚が使えるなんて宮廷魔術師級の実力だろ?
君本当に何者だい?」
ジャンがパンパンと服を叩きながら聞いてきます。
………。
…………。
またしてもやってしまいました。
そうですよね、ここまで強いと理由付けが必要でした。
目先の事にとらわれて後の事が全く考えられないのが私の悪い癖。
世間一般ではそれは、漢字でウマシカと書きますが事実を認めたくないので気づかなかった事にします。
というか、隠れてついてきてる護衛さん達にもみられてますよね?
私がなんとなく気配がする方に視線をチラリと向ければ、魔力がくらりと屈折した。
います、確実にいます。
やばい、家族にもバレたかもしれません。
別に隠していたわけではないのです。
ただ極度の陰キャだったため、説明が思いつかなかっただけなのです。
どうしましょう。
「なんでもいいじゃないですか。
彼女が私たちの修行をつけてくれる。
正直この経験は学園で学ぶよりも何百倍ものよい経験になるでしょう。
それこそ世界最高峰の魔の塔で学ぶよりもずっと!!」
と、眼鏡をキラキラと輝かせながらクライム君が大袈裟な感想を述べながら恍惚な表情を浮かべます。
「宜しくお願いします!師匠!!」
と、私の手を取り言うクライム君に
「……う、うん」
と、答えるのが背一杯でした。
こんにちは。教師の横暴さに、一人ガチギレして熱血君を演じたら、クラスに自分も含め6人しか残らなかったという黒歴史を叩きだした、たぶん王族のセレス・キャラデュース(10歳)です。
Cクラスの教室で残った5人に私が告げれば
「貴方が強いのは認めます。ですが模擬戦は旗捕りゲームです。
しかも、この学園の模擬戦は一人が強いだけでは勝てません。1クラスが3チームに分かれ、そのうち2チームが勝たなければならないのです。
つまり一回勝ったとしても、残り二回負けてしまえば終わりです。
また、戦力を二チームに集中させることも禁止されています。
我々は6人ですから1チーム2人で参加しなければならない事になります。
勝てるわけがありません」
と、まるで眼鏡の某ちびっこ探偵を彷彿させるクライム君が眼鏡を「くいっ」とあげて、説明してきます。
何ですか眼鏡の「くいっ」のタイミングが絶妙すぎて、羨ましいのですが。
私もいつか眼鏡をかけながら「やれやれ」言いながらインテリっぽくやってみたいと思います。
「わかってる。だから全員強くする」
「って、いくらお前が強くたって一人で10人相手出来るほど世の中甘くないぞ。
相手を殺しちゃいけないんだ。大技をぶっぱなしていいわけじゃない。
相手を傷つけず足止めは殺すより高度な技術がいる」
今度はリカルド。Cクラスにしておくには惜しいほど冷静な分析です。
ここは懇切丁寧にどう訓練をするか説明するべきかもしれません。
ですがはっきり言いましょう。
私は重度のコミュニケーションが苦手な陰キャです。
説明など高度な事ができるわけがない。
思えば家族とのやり取りも説明がうまくできなくて、いつも父や母、兄たちのいう事を聞いていた気がします。
その為父と母にもっとわがままを言っていいんだよ?といつも気を遣わせてしまっていました。
言葉で表現するのが苦手なら実際やってみるまで。
「……説明するよりやったほうがはやい。みんな覚悟ある?」
私が聞けばみんなごくりと息を呑んだ。
「私はセレスちゃんを信じるよ。だって私を守ってくれたもの。
訓練を受ける!」
と、真っ先に名乗ってくれたのはアリーシャでした。
アリーシャ天使。マジ天使。流石マイフレンド。
「わたしもっ。何もやらないで終わりたくないしっ!」
「まぁ、試しに受けてやっていいけど何をするんだ?」
「そうですね。まずは受けてみましょう」
「何をやるのかな?」
と、ややテンションの下がる男子。
けれど了承はとりました。一人疑問形なだけかもしれないですが気づかなかった事にします。
そう、気が付かなかっただけです。
改めて確認をとるのがめんどくさいわけではありません。断じて。
「それじゃあ行く―――英雄召喚!!!」
■□■
~セディス視点~
(―――何だこれは)
宮廷魔術師セディスは目の前で繰り広げられる光景にため息をついた。
生徒たちを鍛えると宣言してセレスが唱えた呪文は、英雄を身体に降臨させる英雄召喚。その魔法を使えるのは、伝説の賢者マリウスくらいなはず。
その魔法を唱えて、生徒たちに英雄を降臨させ、戦わせているのだ。
その戦いは宮廷魔術師の中でも一、二を争うと言われているセディスすら息を呑む戦いの攻防で……
「なんだよこれっ!??」
驚くリカルドがセレスに問えば
「修行期間は7ヶ月。正攻法じゃ時間がない。
英雄たちの戦い方を身体で覚える」
「こんな魔法使えるならこれで勝てばいいじゃないか!???」
英雄召喚で無理やり身体は勝手に動いた状態のリカルドが叫ぶ。
英雄を身体に降ろされた5人は互いに、伝説の英雄達に身体を操られながら戦っている。
「リカルドは、勝負に勝ちたいだけ?
何故ここに残った?
……強くなりたいから、違う?」
セレスの問いにリカルドが言葉を詰まらせた。
――そう。勝つだけなら、セレスが英雄を5人の身体に降ろして、試合に勝てばいい。
でも、それはリカルドたちの実力ではない。
「そうですよ!リカルド!こんな素晴らしい機会はありません!
その戦い方を身体に覚えなさい!
英雄召喚の他にシンクロ率まで上がってます!」
と、状況の呑み込みがはやいクライムが目を輝かせながら言う。
おそらく彼らの身体に降ろされた英雄は、人類最強とうたわれた5大英雄。
今剣士や魔術師たちの戦い方は、この五大英雄が教えて広めた流派ばかりだ。
それだけ彼らの戦い方は洗練されている。
そしてクライムの言う通り、英雄召喚と身体のシンクロ率の魔法を二重掛けという恐ろしい事をしているので、身体は戦い方を憶えるだろう。
おそらく、この光景を聖王国の重鎮たちが見れば、我先に自分も受けたいと群がるだろう。
生徒以外のこの場にいる者すべてが思ったはずだ。
ちょっと規格外すぎてついてけない。
……これは夢だろうか?
セディスは隠れたままハハハと乾いた笑いを浮かべるのだった。
■□■
「つっかれたぁぁぁぁぁ」
英雄召喚でガチに戦いあっていたリーチェが悲鳴をあげてその場に倒れた。
「本当、凄い、身体が勝手に動いて戦ってた」
アリーシャも自分の身体を不思議そうに眺めていいました。
あの魔法は「英雄召喚」。昔の強い偉人を身体に降ろす魔法です。
昔テレビでイメージトレーニングは効果があると聞いたので、ガチ実践イメージトレーニング(?)をさせてみました。
彼らの身体が戦い方を憶えるように魔法でシンクロ率と融和率もあげておいたので、これを続けていけば強くなるでしょう。身体と脳が戦い方を憶えてくれます。
私がそれで強くなったのだから間違いありません。
魔王は倒したけれど、いつか第二の魔王が地下からでてきて国を亡ぼすとかいうかも!と中二病の妄想を爆発させて修行をしていた5歳の時の懐かしい思い出です。
一通りの英雄を呼び出してすべての戦い方を覚え込んだのは遠い日の黒歴史です。
「英雄召喚がすごいのはわかるけど、これで俺たちが強くなるのかよ?」
ぜぇはぁ言いながらリカルドが言えば、ばちんっ!!突然クライム君が背後からリカルドに魔法を放ち、それをリカルドがとっさに避けます。
「……なっ!?何するんだよ!?」
「避けたじゃないか」
「え?」
クライム君に言われてリカルドが不思議そうな顔をします。
「僕たちのシンクロ率を上げてるんだよ。だから身体が戦い方を憶えている。
戦い方のカンもよくなっているでしょう?確実に強くなっていますよ」
クライムがふふっと笑いました。
っていうか、このクライム君、12歳にしては察しがよすぎです。
これが天才肌というやつなのでしょうか。羨ましいです。
「なんだかわからないけど凄い!」
「流石だねセレスちゃん!」
とリーチェとアリーシャが嬉しそうに私を褒めてくれます。
「驚いた。英雄召喚が使えるなんて宮廷魔術師級の実力だろ?
君本当に何者だい?」
ジャンがパンパンと服を叩きながら聞いてきます。
………。
…………。
またしてもやってしまいました。
そうですよね、ここまで強いと理由付けが必要でした。
目先の事にとらわれて後の事が全く考えられないのが私の悪い癖。
世間一般ではそれは、漢字でウマシカと書きますが事実を認めたくないので気づかなかった事にします。
というか、隠れてついてきてる護衛さん達にもみられてますよね?
私がなんとなく気配がする方に視線をチラリと向ければ、魔力がくらりと屈折した。
います、確実にいます。
やばい、家族にもバレたかもしれません。
別に隠していたわけではないのです。
ただ極度の陰キャだったため、説明が思いつかなかっただけなのです。
どうしましょう。
「なんでもいいじゃないですか。
彼女が私たちの修行をつけてくれる。
正直この経験は学園で学ぶよりも何百倍ものよい経験になるでしょう。
それこそ世界最高峰の魔の塔で学ぶよりもずっと!!」
と、眼鏡をキラキラと輝かせながらクライム君が大袈裟な感想を述べながら恍惚な表情を浮かべます。
「宜しくお願いします!師匠!!」
と、私の手を取り言うクライム君に
「……う、うん」
と、答えるのが背一杯でした。
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