女神の白刃
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
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*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
第1章「遺跡を臨む地」
はみだし
第2章「夢を見る処」
第3章「星を追った。ツキはなかった。花は咲いた」
第4章「母であり、姉であり、相棒であり……」
第5章「大公家秘記」
第6章「讃洲旺院非時陰歌」
第7章「白刃は銀色に輝く」
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