寝取らせ

MAMEDEN

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性癖

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 その日、オレはホテル街の近くにあるカフェで1人アイスコーヒーを飲んでいた。

 暇を潰している訳じゃない。
 ナミとの待ち合わせ時間が数分過ぎる....

 スマホをいじりながら平静を保っていたが、内心はかなり緊張していた。
 ナミが1人で来る訳ではない、ユウマ君と一緒に来る。

 (6歳年上の従兄としか聞いていない。、、、どうしよう怖い人だったら?)

 そんなオレの気持ちは良い意味で裏切られる。
 
 数分後、入店しコチラに向かって来る男女。
 
 「ごめーん、少し遅れちゃった!!」
 そう言いながら、ナミはユウマ君の手を引き席に着く。

 「初めましてだね!さすがナミの彼氏なだけあってイケメンだね!」
 そう笑顔で話しかけて来たユウマ君を見て、正直言えば拍子抜けしたオレ。

 ユウマ君は色白で細く、歳上とは思えない程の童顔だったからだ。

 「いえいえ、そんな事ありませんよ~」
 ありきたりな返答しか出来ない自分が悲しい...

 初めて会う同性程、ぎごちないものはない。
 お互いの事が分からないだけに、ついつい他人行儀になりがちだ。

 「えっとー、、、何食べよっかな~🎵」
 1人空気を読めない女子がいる、、、、


 ユウマ君はメニューを見ながら
 「2人とも好きなもの頼んでいいよ!あっ、トオル君は飲めるんだよね、軽く飲まない?」

 パスタとピザを3人でシェアしながら、オレとナミはグラスビールでユウマ君は赤ワイン。
 不思議な繋がりの3人ではあるがアルコールの力もあり打ち解けるのに時間はかからなかった。


 「すみません、ご馳走様でした」
 お会計を済ませたユウマ君にお礼を言う。
 
 社会人の経済的余裕に羨ましさを感じてしまった、、、、

 店を出てホテル街へと向かう3人。
 すれ違うのはカップルばかりで、ホテルの前を3人で歩くのはオレたちだけだった。

 「ね~!ココにしよっ?私、前もらった割引きチケットあるんだよね~🎶」

 (おいおい、、、オレはココに来た事ないんだけど......)

 ま、今更小さい事を気にしてもしょうがない。

 主役のお姫様が決めたホテルに入りエレベーターに乗った。

 
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