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第28話
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「それではお客人と新局長の歓迎晩餐会を始めたいと思います。まずは、乾杯!」
総員九名それぞれがビールやジュースのコップを持ち上げてから口にした。何となく拍手が湧いて、収まると皆が大きな座卓の上の料理に箸やフォークを伸ばし出す。
「では自己紹介を俺から。旧局長のフレデリック=エリス、フレドと呼んでくれ」
それだけ言うとフレドは右隣を見た。隣の薄い金髪の中年男がフォークをマイクのように握ってみせる。
「俺はヘイル。システム担当。ここに来て六年になる。次」
指されたのは同じく金髪の中年男だ。ヘイルより若い、三十歳前後だろう。
「パーカーと呼んで下さい。俺もシステム担当です。二年前にきたぺーぺーです」
次が黒髪で一番年嵩に見える長身男だった。
「スチュアートだ。医者をやってるが着任七年、患者は捻挫がのべ二人だった」
順に自己紹介が回り、クロデルが分析担当、オランジュがモニタ要員だということは分かったものの殆どの機器はオートで作動、データはエウロパの航空宇宙監視局本部に送られるということで、つまりは誰も仕事という仕事はないということだった。
彼らの諸元を知ったところで何になるのかシドとハイファにとって激しく疑問だったが、百年一日のここでは客というだけで珍しくも愉しいイヴェントらしかった。
水を差すのも悪いので二人は注がれたビールのコップを傾けている。シロもミルクの皿の前で正座していた。
「いつもこうやってみんなでご飯食べてるのかな?」
大皿のカニ玉をスプーンで取り分けながらパーカーが答えた。
「ええ。この六人になってからはずっとこの一〇七で食ってます。作るのは当番制」
「最初のうちは二階の食堂で作ってたんだが、広すぎて使いづらいし掃除が面倒だしで、結局こっちになったのさ」
と言ってヘイルがエビチリを頬張った。
「それにしてもこいつは過去最高に旨いな。ハイファスの料理に乾杯だ」
スチュアート医師が赤い顔でニコニコと笑う。
結局全ての料理をハイファが作るハメになったのである。女性陣の恐ろしい『中華料理に初めて挑戦するの』を見ていられなくなったのだ。
幸い食材は豊富に揃っていた。食後のデザートにベイクドチーズケーキもある。
「ところで皆、このA棟に住んでんのか?」
「一〇一から一〇四までフレド、パーカー、ヘイル、スチュアート。わたしが二階の二〇一でオランジュが二〇二よ。貴方たちは、そうね。三階の部屋ならどれでも使えるようになってるから適当にやって」
こちらもビールで顔を赤くしたクロデルが唐揚げを食べつつ指示をした。だが、
「それで、いつメモリを渡して貰えるのでしょうか?」
と、平坦な口調でギルが言った途端その場が一瞬凍りつく。次にはクロデルとオランジュが食って掛かっていた。
「メモリはフレドの記憶、そう簡単に他人に渡せるとでも思ってるの!?」
「渡したら製造段階から形成されたフレドの人格も、学習してきた何もかも全てが消えるわ。今の貴方どころかスクラップ同然になっちゃうのよ。テンダネスが予言した明後日までまだ間があるわ、待ってくれてもいいじゃない!」
「バグが発動してシステムに異常が検出されてからでは、私が受け取るメモリにも異常が出る可能性があります。そうなる前に――」
そこでフレド本人がのほほんとした声を出す。
「まあ、俺自身は構わないんだが、まだテラ連邦議会からのゴーサインがきてないんだわ。そいつがこればすぐにでも渡すから、ちょいと待ってくれないか」
「そう……ですか、仕方ありませんね。しかし異常を感知したらすぐにメモリの移植をします。いいですね」
「ああ、そうしてくれ」
当人たちが何でもなかったかのように食事に戻ると、やや雰囲気は硬いながらも、晩餐と雑談が再び始まった。
チーズケーキとコーヒーまで胃の腑に収めると二十一時前、後片付けをする食事当番の女性二人を残して、所用があるというヘイル以外の男性陣は一〇一号室へと移動だ。
シドも誘われて麻雀組、ハイファは観戦でギルもついてくる。フレドから目を離したくないらしい。
コタツの天板を引っ繰り返した緑色の布張り雀卓をシドは左にフレド、右にスチュアート、対面にパーカーというメンバーで囲んだ。使い古された雀卓は貼られた布が所々破れている。相当使い込んでいるようだ。
最初の親はフレドである。十四枚の牌から一枚捨てた風牌の東をいきなりシドが鳴いてポンをし、東を三枚右端に晒した。
残りの十一枚から一枚捨てながらシドは訊いてみる。
「おい、これって何か賭けてんのか?」
「明日の朝飯当番。八時の朝食に向けて六時起き、メシ炊きからだぞ。覚悟しろ」
フレドがそう言ったが、聞いていたハイファは心配していない。シドの食事当番、イコール自分が肩代わりという図式になるのは目に見えているが、イヴェントストライカがこのテのゲームで負ける訳がないからだ。
「何せ雀歴にして三百二年の大ベテランがいるからな」
そう言ってスチュアートが捨てた北をシドはまたポンでゲットする。
「ウイルス艦がタイタン上空にくるのは明日のいつだって?」
答えたのは一巡してきて牌の山から一枚引いたフレドだった。
「正午、十二時の予定だ。ほい、リーチ」
「ふうん。すまんがそれ、ロンだ。フレド、三万二千点くれ」
シドは残りの手牌をパタリと倒した。晒した手牌に南が三枚、発と西が二枚ずつ、フレドが捨てたのは西だ。ポンをした東・北は既に三枚ずつを晒している。東南西北の風牌の四種を三枚ずつ揃えた大四喜、役満である。
「そんなのアリか? チッ、役満親流れとはやってくれる」
ガラガラと牌をかき混ぜ、伏せて二段に山を積みながらシドが更に訊く。
「フレド、あんたはテラ連邦議会と協議で忙しいんじゃねぇのかよ?」
「ここから捻り出せる案はもう提出してある。あとは沙汰を待つだけだ」
子であるそれぞれが十三枚、親のシドが十四枚を山から引いてきて手牌にし、白を切って捨てた。スチュアートが索子の九を切る。続けてパーカーが発を切った。
「その『捻り出した案』ってのは何なんだ?」
「内緒だよーん。テラ連邦議会が吃驚仰天、紛糾してるよ。リーチだ」
筒子の一を捨てたフレドは、リーチの代金である千点棒を場に投げ出す。
「もうリーチか、早いな。三百二年はダテじゃねぇってか」
シドは山から引いた一枚をそのままツモ切り、河に捨てた。
「その内緒の案は、ここの皆は知ってるのかよ?」
同じくツモ切りしたスチュアートと南を捨てたパーカーは首を横に振る。
「同じ釜の飯を食ってる俺たちにも言わないんだ、この御仁は」
「局長も冷たいっすよね、ここにきて何を考えているのやら」
見た目はギルと同じく若いが老成した顔つきでフレドはニヤリと笑った。
「まあ、俺の最後の花道だからな。我が儘を言わせて貰ってる。っと、ハズレか」
南の牌を悔しそうにツモ切りしたフレドに続きシドが山から引く。引いた牌を場に投げ出して晒した。
「ツモだ。これで役満はアリか?」
引いた牌はピンズの二、倒した手牌は全てピンズで、二・三三・四四・五五・六六・七七・八八であった。
「ンなの、アリっすか!?」
「大車輪とはまた古いな。局長、どうする?」
「ローカル・ルールはナシだ。そうそう役満アガリされて堪るか!」
場の皆からクレームがつきシドは四万八千点を諦める。
「それでもメンチンタンピンリャンペーコーで十一翻の三倍満だ。一万二千オール」
面前・清一色・断公九・平和・二盃口などという珍しい現象をハイファはギルとやっている七並べの手を止めて覗いた。それからおもむろにキッチンへと立ち帰ってくると全員に玄米茶の湯飲みを配給する。
総員九名それぞれがビールやジュースのコップを持ち上げてから口にした。何となく拍手が湧いて、収まると皆が大きな座卓の上の料理に箸やフォークを伸ばし出す。
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それだけ言うとフレドは右隣を見た。隣の薄い金髪の中年男がフォークをマイクのように握ってみせる。
「俺はヘイル。システム担当。ここに来て六年になる。次」
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「パーカーと呼んで下さい。俺もシステム担当です。二年前にきたぺーぺーです」
次が黒髪で一番年嵩に見える長身男だった。
「スチュアートだ。医者をやってるが着任七年、患者は捻挫がのべ二人だった」
順に自己紹介が回り、クロデルが分析担当、オランジュがモニタ要員だということは分かったものの殆どの機器はオートで作動、データはエウロパの航空宇宙監視局本部に送られるということで、つまりは誰も仕事という仕事はないということだった。
彼らの諸元を知ったところで何になるのかシドとハイファにとって激しく疑問だったが、百年一日のここでは客というだけで珍しくも愉しいイヴェントらしかった。
水を差すのも悪いので二人は注がれたビールのコップを傾けている。シロもミルクの皿の前で正座していた。
「いつもこうやってみんなでご飯食べてるのかな?」
大皿のカニ玉をスプーンで取り分けながらパーカーが答えた。
「ええ。この六人になってからはずっとこの一〇七で食ってます。作るのは当番制」
「最初のうちは二階の食堂で作ってたんだが、広すぎて使いづらいし掃除が面倒だしで、結局こっちになったのさ」
と言ってヘイルがエビチリを頬張った。
「それにしてもこいつは過去最高に旨いな。ハイファスの料理に乾杯だ」
スチュアート医師が赤い顔でニコニコと笑う。
結局全ての料理をハイファが作るハメになったのである。女性陣の恐ろしい『中華料理に初めて挑戦するの』を見ていられなくなったのだ。
幸い食材は豊富に揃っていた。食後のデザートにベイクドチーズケーキもある。
「ところで皆、このA棟に住んでんのか?」
「一〇一から一〇四までフレド、パーカー、ヘイル、スチュアート。わたしが二階の二〇一でオランジュが二〇二よ。貴方たちは、そうね。三階の部屋ならどれでも使えるようになってるから適当にやって」
こちらもビールで顔を赤くしたクロデルが唐揚げを食べつつ指示をした。だが、
「それで、いつメモリを渡して貰えるのでしょうか?」
と、平坦な口調でギルが言った途端その場が一瞬凍りつく。次にはクロデルとオランジュが食って掛かっていた。
「メモリはフレドの記憶、そう簡単に他人に渡せるとでも思ってるの!?」
「渡したら製造段階から形成されたフレドの人格も、学習してきた何もかも全てが消えるわ。今の貴方どころかスクラップ同然になっちゃうのよ。テンダネスが予言した明後日までまだ間があるわ、待ってくれてもいいじゃない!」
「バグが発動してシステムに異常が検出されてからでは、私が受け取るメモリにも異常が出る可能性があります。そうなる前に――」
そこでフレド本人がのほほんとした声を出す。
「まあ、俺自身は構わないんだが、まだテラ連邦議会からのゴーサインがきてないんだわ。そいつがこればすぐにでも渡すから、ちょいと待ってくれないか」
「そう……ですか、仕方ありませんね。しかし異常を感知したらすぐにメモリの移植をします。いいですね」
「ああ、そうしてくれ」
当人たちが何でもなかったかのように食事に戻ると、やや雰囲気は硬いながらも、晩餐と雑談が再び始まった。
チーズケーキとコーヒーまで胃の腑に収めると二十一時前、後片付けをする食事当番の女性二人を残して、所用があるというヘイル以外の男性陣は一〇一号室へと移動だ。
シドも誘われて麻雀組、ハイファは観戦でギルもついてくる。フレドから目を離したくないらしい。
コタツの天板を引っ繰り返した緑色の布張り雀卓をシドは左にフレド、右にスチュアート、対面にパーカーというメンバーで囲んだ。使い古された雀卓は貼られた布が所々破れている。相当使い込んでいるようだ。
最初の親はフレドである。十四枚の牌から一枚捨てた風牌の東をいきなりシドが鳴いてポンをし、東を三枚右端に晒した。
残りの十一枚から一枚捨てながらシドは訊いてみる。
「おい、これって何か賭けてんのか?」
「明日の朝飯当番。八時の朝食に向けて六時起き、メシ炊きからだぞ。覚悟しろ」
フレドがそう言ったが、聞いていたハイファは心配していない。シドの食事当番、イコール自分が肩代わりという図式になるのは目に見えているが、イヴェントストライカがこのテのゲームで負ける訳がないからだ。
「何せ雀歴にして三百二年の大ベテランがいるからな」
そう言ってスチュアートが捨てた北をシドはまたポンでゲットする。
「ウイルス艦がタイタン上空にくるのは明日のいつだって?」
答えたのは一巡してきて牌の山から一枚引いたフレドだった。
「正午、十二時の予定だ。ほい、リーチ」
「ふうん。すまんがそれ、ロンだ。フレド、三万二千点くれ」
シドは残りの手牌をパタリと倒した。晒した手牌に南が三枚、発と西が二枚ずつ、フレドが捨てたのは西だ。ポンをした東・北は既に三枚ずつを晒している。東南西北の風牌の四種を三枚ずつ揃えた大四喜、役満である。
「そんなのアリか? チッ、役満親流れとはやってくれる」
ガラガラと牌をかき混ぜ、伏せて二段に山を積みながらシドが更に訊く。
「フレド、あんたはテラ連邦議会と協議で忙しいんじゃねぇのかよ?」
「ここから捻り出せる案はもう提出してある。あとは沙汰を待つだけだ」
子であるそれぞれが十三枚、親のシドが十四枚を山から引いてきて手牌にし、白を切って捨てた。スチュアートが索子の九を切る。続けてパーカーが発を切った。
「その『捻り出した案』ってのは何なんだ?」
「内緒だよーん。テラ連邦議会が吃驚仰天、紛糾してるよ。リーチだ」
筒子の一を捨てたフレドは、リーチの代金である千点棒を場に投げ出す。
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シドは山から引いた一枚をそのままツモ切り、河に捨てた。
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同じくツモ切りしたスチュアートと南を捨てたパーカーは首を横に振る。
「同じ釜の飯を食ってる俺たちにも言わないんだ、この御仁は」
「局長も冷たいっすよね、ここにきて何を考えているのやら」
見た目はギルと同じく若いが老成した顔つきでフレドはニヤリと笑った。
「まあ、俺の最後の花道だからな。我が儘を言わせて貰ってる。っと、ハズレか」
南の牌を悔しそうにツモ切りしたフレドに続きシドが山から引く。引いた牌を場に投げ出して晒した。
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引いた牌はピンズの二、倒した手牌は全てピンズで、二・三三・四四・五五・六六・七七・八八であった。
「ンなの、アリっすか!?」
「大車輪とはまた古いな。局長、どうする?」
「ローカル・ルールはナシだ。そうそう役満アガリされて堪るか!」
場の皆からクレームがつきシドは四万八千点を諦める。
「それでもメンチンタンピンリャンペーコーで十一翻の三倍満だ。一万二千オール」
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基本コメディです。
あまり難しく考えずお読みください。
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