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第31話
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執銃していてもすぐには抜けない体勢なのを見取り、二人も抜かずに数秒が経つ。ふっと息をついたロタール=クリューガーが静かに口を開いた。
「キース様を寝かせて差し上げたいのだが」
既に素姓はバレているようだ。ハイファが訊く。
「キースは生きてるの?」
「眠っておられるだけだ。そのベッドで構わないだろうか?」
何がどうしてこうなったのかは分からないまま二人が場所を空けると、ロタール=クリューガーはこの上なく丁寧な手つきでキースを横にさせ、毛布を被せてからじっとキースを見つめた。そのまま見つめ続ける。
見つめたまま動かない。仮にも軍の総司令官が余所で他人の寝顔をじっと見つめ続けていても良いのだろうか。そうシドとハイファが疑問に思い、徐々に飽きてきて更には呆れてもロタール=クリューガーはキースを見つめて彫像の如く動かなかった。
放っておくと関節が固まっても眺めていそうだったのでシドが口火を切る。
「ロタール=クリューガー」
「ロタールでいい」
「じゃあ俺はシド、こっちはハイファスだ。……ロタール。敵軍総司令官のあんたが、何だってキースと馴れ合ってるのか訊いてもいいか?」
訊かれてもロタールはキースの寝顔から視線は離さない。ここまでくると天晴れなのを超えてバカじゃねぇのかともシドは思ったが、そこでロタールが抑えた声で答えた。
「もう私はリサリア軍の総司令官ではない。先程、職を辞してきた。まあ、ローマン王を暗殺され急進派からその責を問われていたからな。クビになるのも時間の問題だったが」
「クビになる前に軍を辞めただと?」
「何も退職金が欲しかった訳ではない、カネには困っていない」
「まあ、ワーカホリックの軍人ならそうだろうけどさ」
「理解を得られたなら有難い」
「まだナニも分かっちゃいねぇよ!」
「静かに。キース様はお疲れなのだ。眠らせて差し上げたい」
シドとハイファは顔を見合わせた。
この調子のロタールから話を聞き、全てを理解するに至るまで相当長くなりそうな気がして、ハイファはひとつきりのソファに腰掛ける。シドはその肘掛けに座って煙草を咥え火を点けた。幸い喫煙可でロウテーブルには灰皿もある。
文句を垂れるかと思ったロタールは煙草の煙にまではクレームをつけなかった。
そんなことも目に入っていなかったのかも知れない、キースを見つめすぎて。
キースの枕元、ベッドに腰掛けたロタールにシドは胡散臭げな視線を投げた。
「ローマンが死んだ途端にキースに鞍替えとは、軍人のクセに変わり身が早すぎるんじゃねぇか?」
「そう取られても仕方がない立場ではあるか。だが鞍替えなどではない」
「じゃあ何なんだよ?」
「元々私はリサリアの王宮でキース王子付きだったのだ」
「へえ――」
そんなことは初耳である。しかしかなりの堅物に思えるこの元軍人に器用な嘘がつけそうな雰囲気は一切感じられない。けれど嘘でもいいから喋って欲しいと願うほどロタールは無口で、シドが目と手振りで促す。
「軍に入って近衛になってからも歳も近く、よく苛められたものだ」
「苛め……」
「あの先王弑逆未遂騒動で投獄されたキース様を、我々の手でこのラーンの地に逃がしてからというもの、私は王家の諍いが終焉を迎えることだけを望み、始まってしまったこの戦争を早く終わらせることだけを考えて生きてきた」
「もしかして、そのために敵軍総司令官にまで昇り詰めたってぇのか?」
重々しく頷いたロタールはまたもキースを見やる。
「一日でも早く平和を得て、キース様とお会いしたいと」
「でもさ、それで敵軍総司令官としてドンパチは本末転倒じゃねぇのかよ?」
「私はやはり軍人なのだ。何処でどんな立場になろうとも軍人としてしか物事を見ることも、動かすこともできない。高望みはしない。私は神ではない。最低限の犠牲で平和を得ることが私の望みだった――」
話を聞きながらハイファがポットで湯を沸かし、紙コップ三つにインスタントコーヒーを淹れた。ひとつをロタールに手渡す。礼を言って受け取ったロタールにハイファは首を傾げた。
「何度もキースには刺客が送られたって聞いたし、一昨日も狙われたんだよ?」
「我が軍や政治派閥の中にも急進派が存在する。彼らがそういう動きをしていることも耳にはしていた。そのたびにキース様には生きていてくれと願うばかりだった。一昨日の話は聞いた。君たちにも礼を言わねばなるまい」
「んで、何だってキースと一緒なんだ?」
「今朝方、ローマン王暗殺犯捜索から自室に戻って驚いた。キース様がいらっしゃっていたのだ。そしていきなり私に銃を向けられた」
ああ、あの扱いづらいダブルデリンジャーかとシドは天井を仰ぐ。その間にロタールがキース眺めに戻ってしまわないようハイファが質問役を代わった。
「でも貴方はテレポーターで、キースは結局失敗したんだね?」
「私のサイキはキース様より強い」
「キースは敵軍総司令官がサイキ持ちなんて知らなかったみたいだけど」
「先王が存命の間は、王宮でサイキを使うのは憚られたからな」
「ふうん、幼馴染みのキースにも隠してたんだ」
「私も貴族階級の出自だ。だからこそ軍総司令官にまで昇れた。昔から王族と貴族間での婚姻は多く、私とキース様の血もそう遠い訳ではない。たぶんキース様と同一の長命系星人の血が濃く出たためにサイキを持って生まれたのだろう」
煙草を消し、紙コップのコーヒーを飲んでシドが欠伸混じりに言う。
「で、キースはあんたを殺り損ねたと。せっかく手中にしたのに何だってキースを駒として使わねぇんだよ? 政治的手段に訴えれば終戦も夢じゃねぇ、あんたの地位も安泰だろうが」
「地位など不要だ。貴族として、軍人として王家の血と民とに仕えていただけだ」
「ノブレス・オブリージュってか。それでキースと会ってほだされたのか?」
「ほだされたのではない。私は幼き頃からキース様をお慕いし愛し申し上げている」
思わず二人は元リサリア軍総司令官をじっと見つめた。またもロタールは重々しく頷く。
「そしてキース様も私に情けをかけて下さったのだ」
「情けをって……あんたキースをヤっちまったのかよっ!?」
非常に直截的な表現だったが、叫んだシドにロタールは貴族らしく礼を取って微笑んだ。その様子は誇らしげですらあった。
「もう私は王家の血にも民にも仕えることはできない。ただ一人、キース様だけにお仕えする決心がついたのだ。一生涯をキース様に捧げると、この場で誓おう」
誓われても別にどうしようもない二人は、完全に堕ちてしまった元軍人とオトしてしまったキースとを、じんわりと見つめる。
まさか合意の上だろうなと喉元まで出掛かったシドだったが、長いまつげを震わせて現れた青い目が僅かに彷徨い、毛布から出された手がロタールの手と重ね合わされるのを見て紫煙混じりの溜息をついた。
花がほころぶように笑ったキースはカケラも恥じずに堂々としている。
「ハイファス。僕にも『一生、どんなものでも一緒に見ていく』、同じ指輪を嵌めたいパートナーができたぞ」
「おめでとう、キース。でも下世話なようだけど、いったいどういうシチュエーションだったらそうなっちゃうのサ?」
「それは男が一番油断するときを狙おうと思っていたらだな――」
「へえ、やるじゃない。それでそれで?」
「キース様を寝かせて差し上げたいのだが」
既に素姓はバレているようだ。ハイファが訊く。
「キースは生きてるの?」
「眠っておられるだけだ。そのベッドで構わないだろうか?」
何がどうしてこうなったのかは分からないまま二人が場所を空けると、ロタール=クリューガーはこの上なく丁寧な手つきでキースを横にさせ、毛布を被せてからじっとキースを見つめた。そのまま見つめ続ける。
見つめたまま動かない。仮にも軍の総司令官が余所で他人の寝顔をじっと見つめ続けていても良いのだろうか。そうシドとハイファが疑問に思い、徐々に飽きてきて更には呆れてもロタール=クリューガーはキースを見つめて彫像の如く動かなかった。
放っておくと関節が固まっても眺めていそうだったのでシドが口火を切る。
「ロタール=クリューガー」
「ロタールでいい」
「じゃあ俺はシド、こっちはハイファスだ。……ロタール。敵軍総司令官のあんたが、何だってキースと馴れ合ってるのか訊いてもいいか?」
訊かれてもロタールはキースの寝顔から視線は離さない。ここまでくると天晴れなのを超えてバカじゃねぇのかともシドは思ったが、そこでロタールが抑えた声で答えた。
「もう私はリサリア軍の総司令官ではない。先程、職を辞してきた。まあ、ローマン王を暗殺され急進派からその責を問われていたからな。クビになるのも時間の問題だったが」
「クビになる前に軍を辞めただと?」
「何も退職金が欲しかった訳ではない、カネには困っていない」
「まあ、ワーカホリックの軍人ならそうだろうけどさ」
「理解を得られたなら有難い」
「まだナニも分かっちゃいねぇよ!」
「静かに。キース様はお疲れなのだ。眠らせて差し上げたい」
シドとハイファは顔を見合わせた。
この調子のロタールから話を聞き、全てを理解するに至るまで相当長くなりそうな気がして、ハイファはひとつきりのソファに腰掛ける。シドはその肘掛けに座って煙草を咥え火を点けた。幸い喫煙可でロウテーブルには灰皿もある。
文句を垂れるかと思ったロタールは煙草の煙にまではクレームをつけなかった。
そんなことも目に入っていなかったのかも知れない、キースを見つめすぎて。
キースの枕元、ベッドに腰掛けたロタールにシドは胡散臭げな視線を投げた。
「ローマンが死んだ途端にキースに鞍替えとは、軍人のクセに変わり身が早すぎるんじゃねぇか?」
「そう取られても仕方がない立場ではあるか。だが鞍替えなどではない」
「じゃあ何なんだよ?」
「元々私はリサリアの王宮でキース王子付きだったのだ」
「へえ――」
そんなことは初耳である。しかしかなりの堅物に思えるこの元軍人に器用な嘘がつけそうな雰囲気は一切感じられない。けれど嘘でもいいから喋って欲しいと願うほどロタールは無口で、シドが目と手振りで促す。
「軍に入って近衛になってからも歳も近く、よく苛められたものだ」
「苛め……」
「あの先王弑逆未遂騒動で投獄されたキース様を、我々の手でこのラーンの地に逃がしてからというもの、私は王家の諍いが終焉を迎えることだけを望み、始まってしまったこの戦争を早く終わらせることだけを考えて生きてきた」
「もしかして、そのために敵軍総司令官にまで昇り詰めたってぇのか?」
重々しく頷いたロタールはまたもキースを見やる。
「一日でも早く平和を得て、キース様とお会いしたいと」
「でもさ、それで敵軍総司令官としてドンパチは本末転倒じゃねぇのかよ?」
「私はやはり軍人なのだ。何処でどんな立場になろうとも軍人としてしか物事を見ることも、動かすこともできない。高望みはしない。私は神ではない。最低限の犠牲で平和を得ることが私の望みだった――」
話を聞きながらハイファがポットで湯を沸かし、紙コップ三つにインスタントコーヒーを淹れた。ひとつをロタールに手渡す。礼を言って受け取ったロタールにハイファは首を傾げた。
「何度もキースには刺客が送られたって聞いたし、一昨日も狙われたんだよ?」
「我が軍や政治派閥の中にも急進派が存在する。彼らがそういう動きをしていることも耳にはしていた。そのたびにキース様には生きていてくれと願うばかりだった。一昨日の話は聞いた。君たちにも礼を言わねばなるまい」
「んで、何だってキースと一緒なんだ?」
「今朝方、ローマン王暗殺犯捜索から自室に戻って驚いた。キース様がいらっしゃっていたのだ。そしていきなり私に銃を向けられた」
ああ、あの扱いづらいダブルデリンジャーかとシドは天井を仰ぐ。その間にロタールがキース眺めに戻ってしまわないようハイファが質問役を代わった。
「でも貴方はテレポーターで、キースは結局失敗したんだね?」
「私のサイキはキース様より強い」
「キースは敵軍総司令官がサイキ持ちなんて知らなかったみたいだけど」
「先王が存命の間は、王宮でサイキを使うのは憚られたからな」
「ふうん、幼馴染みのキースにも隠してたんだ」
「私も貴族階級の出自だ。だからこそ軍総司令官にまで昇れた。昔から王族と貴族間での婚姻は多く、私とキース様の血もそう遠い訳ではない。たぶんキース様と同一の長命系星人の血が濃く出たためにサイキを持って生まれたのだろう」
煙草を消し、紙コップのコーヒーを飲んでシドが欠伸混じりに言う。
「で、キースはあんたを殺り損ねたと。せっかく手中にしたのに何だってキースを駒として使わねぇんだよ? 政治的手段に訴えれば終戦も夢じゃねぇ、あんたの地位も安泰だろうが」
「地位など不要だ。貴族として、軍人として王家の血と民とに仕えていただけだ」
「ノブレス・オブリージュってか。それでキースと会ってほだされたのか?」
「ほだされたのではない。私は幼き頃からキース様をお慕いし愛し申し上げている」
思わず二人は元リサリア軍総司令官をじっと見つめた。またもロタールは重々しく頷く。
「そしてキース様も私に情けをかけて下さったのだ」
「情けをって……あんたキースをヤっちまったのかよっ!?」
非常に直截的な表現だったが、叫んだシドにロタールは貴族らしく礼を取って微笑んだ。その様子は誇らしげですらあった。
「もう私は王家の血にも民にも仕えることはできない。ただ一人、キース様だけにお仕えする決心がついたのだ。一生涯をキース様に捧げると、この場で誓おう」
誓われても別にどうしようもない二人は、完全に堕ちてしまった元軍人とオトしてしまったキースとを、じんわりと見つめる。
まさか合意の上だろうなと喉元まで出掛かったシドだったが、長いまつげを震わせて現れた青い目が僅かに彷徨い、毛布から出された手がロタールの手と重ね合わされるのを見て紫煙混じりの溜息をついた。
花がほころぶように笑ったキースはカケラも恥じずに堂々としている。
「ハイファス。僕にも『一生、どんなものでも一緒に見ていく』、同じ指輪を嵌めたいパートナーができたぞ」
「おめでとう、キース。でも下世話なようだけど、いったいどういうシチュエーションだったらそうなっちゃうのサ?」
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