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第7話
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少し離れてから恭介はポケットから煙草を出し、一本振り出して咥えると使い捨てライターで火を点ける。風向きを確認し、薫を避けて紫煙を吐いた。
背を向けながら薫に声を投げる。
「喘息持ちなのか?」
「ん、小さい頃に治ったんだけど、何だろ、再発ってヤツなのかな?」
「何かきっかけでもあったのか?」
「別に……何もないよ」
やけに声が固くなったので、何となく恭介は振り向いた。薫は暗い目で地面をじっと見つめていた。まるでそこに幻の誰かがいて睨みつけているような、その誰かを今にも撃ち殺しそうな目だった。
それ以上関わってしまうのもためらわれ、煙草を一本で切り上げて恭介は雨の中を歩き始める。本当は雨が苦手なのだ。だが置き去りにしたつもりの薫もついてきた。あくまで仁義とやらを通す気らしい。本格的に厄介事を拾ってしまったようだ。
「雨で冷えたら、また発作が起きるんじゃないのか?」
「涼しいくらいの方が気持ちいいから」
「で、仁義はどうやって通すんだ?」
「ええと、あんたの電気屋さんを手伝うとか、かな」
「ふん――」
大通り沿いの歩道を四十分ほども歩き、高城市から隣の萩乃市に入る。急に高層住宅が目につき始めたのは、都市部の高城市から見て萩乃市はベッドタウンに位置しているからだ。そうしてスタート地点のコンビニから約一時間で恭介は歩を止める。
その十階建てマンションは一階に『カルミア』なる喫茶店と『浅川』なる居酒屋がテナントとして入居し、二階には『時宮探偵事務所』という小さな看板がくっついて電話番号も書かれていた。
不思議そうな薫の視線を無視し、恭介はカルミア横に取り付けられたポストからチラシの類を出して傍のゴミ箱に捨て、テンキー式パネルを押しオートロックを解く。
ガラス扉を開けて中に入ると当然のように薫も滑り込んできた。厄介の種は放り出したかったが、自分と同様に薫も色素の薄い髪から雫を垂らしている。仕方なくついてくるままに任せてエレベーターではなく階段で二階に上がった。
廊下に出てすぐのドアは上半分が磨りガラスのオフィス仕様となっている。キィロックを解くと中は通りに面した窓のある事務所だ。手前に来客を迎える応接セット、パーテーションの向こうにはデスクが三台。
だがどのデスクも主は不在である。あとは壁際に書類棚とスチルロッカー、給湯室へのドアだけがある。広々としているが素っ気ない空間をつぶさに検分して、薫は振り向き恭介を見た。
「電気屋さんじゃなくて、探偵……どうしてそんな格好をしてるのかな?」
「仕事上、致し方なく、だ」
「それって誰かを騙したんだよね?」
「旦那が浮気をしていると思い込んだ嫁さんの依頼で、旦那の法律事務所に盗聴器を仕掛けてきた……というのは守秘義務破りだな」
「へえ、探偵ってそんなことまでするんだ?」
「殆どが浮気調査。あとは見合い及び交際相手の素行調査。毛色の変わったところでは行方不明になったペット探し。ごくたまに家出人捜索があるが大概は自殺した死体確認だ」
聞いた薫は柳眉をひそめている。感想は述べなかったが白い顔には「サイテー」と書いてあった。構うことなく恭介はスチルロッカーを開けて作業服を脱ぎ出す。
「薫といったか、お前も風邪引く前に着替えろ」
「あ、うん」
上半身を晒した恭介は生返事を返す薫の視線を感じていた。恭介の左肩には引き攣れた傷痕がある。三年と少し前に一発食らった貫通銃創、左鎖骨と肩胛骨を7.62ミリ弾で粉砕されたのだ。
これのお蔭で左手はスムーズに上まで挙がらず、指先の感覚も僅かに鈍くなった。だが生活に支障があるほどではない。普段は忘れているくらいである。
元々普通の人間に比べて体力があり回復力も高くできているのだ。
さっさと濡れた服を脱いでスレートグレイのドレスシャツと黒のスラックスを身に着けた。チャコールグレイのタイを締め、黒のジャケットを羽織る。安全靴を脱ぐと濡れた靴下を苦労して引き剥がし、黒い靴下と革靴に履き替えた。
濡れた物をロッカーの前に放置したまま振り向くと、薫はまだ脱いでいる途中だった。妙ちくりんに身と服とが絡まったまま、こちらを見て眉間にシワを寄せる。
「うわ、あんたの方がヤクザの上級幹部みたいだよ」
「似合ってないか?」
「似合いすぎて怖いくらい。よくもそれで客商売してるよね」
「煙草とウィスキー代くらいは、何とか稼いでいる」
「そのやたらと綺麗な顔に女性客が寄ってくるんじゃ……ごめん」
さすがに言い過ぎたと思ったのか薫は謝って口を噤む。かつて同僚たちに『整いすぎて冷たい』と評された顔のことを言われるのは今更だったが、女性と見紛うような容貌を持つ薫もミテクレでは苦労をしてきたのかも知れない。
そんなことを考えながら恭介は切れ長の目を眇めて薫を見返した。ジャケットの下の長袖Tシャツを脱ぎかけた状態で見えている胸から下の素肌は眩いくらいに白い。その傷ひとつない滑らかな肌を目にした途端、恭介は掌に忘れられない感触を蘇らせている。
じっと薫を目に映したまま言い放った。
「とっとと着替えないと襲うぞ」
「って、もしかしてあんたもそっちの人な訳?」
「最後に抱いたのは男だった」
淡々と告げた恭介に対し薫は明らかに顔色を悪くする。酷く青ざめて表情も硬い。恭介は薫が倒れるんじゃないかと危惧したが、慌てて着替えだしたのを見ると杞憂だったようだ。ジーンズと長袖Tシャツを身に着け、ベルトを締めるとデスクに置いていたグロックを腹に差す。
「自分の腹を撃つなよ。……あんた『も』。俺は誰と一緒にされたんだ?」
「そんなの、知ってどうするのさ。襲ったら撃つからね」
「なるほど。そんなに怖いのか、その相手や俺が」
「怖い? 怖くなんか、怖くなんか、ないさっ!」
「分かったから落ち着け。大体、そんなものの撃ち方なんか知っているのか?」
「今は何でもネットに上がってるよ」
「そいつは頼もしい」
呆れて給湯室に向かうとウィスキーとカットグラスをひとつ出してきた。自分の定位置である一番窓に近いデスクに就いてグラスに琥珀色の液体を注ぐ。まだ完全に日も落ちていないのに飲み始めた恭介に薫の方も呆れたらしかった。
「探偵の仕事はどうしたのさ?」
「今日の分は終わった。お前も飲みたかったらグラスを持ってこい」
「ノーサンクス。だけど僕は何を手伝えばいいのかな?」
「酒の相手ができないなら出て行ってくれ。傘なら客の忘れ物を進呈する」
「掃除するほど汚れてないし……取り敢えずは探偵助手なんてどう?」
「助手まで食わせるほど実入りがいいように見えるのか?」
「うーん、それもそうだよね」
「失礼だという自覚があるといいんだが」
「自分が振ったんじゃないか。じゃあ仕方ないから、あんたの体調管理でもしようかな。何も食べずにストレートなんて格好つけてると胃袋と肝臓に悪いよ? 歳も考えて……痛っ!」
しみじみ失礼な闖入者に恭介はデスク上にあったボールペンを投げつけていた。それは見事なまでのコントロールで薫の頭にヒットし床を転がって行った。頭を撫でつつも薫は機敏にボールペンを拾いに行く。戻ってくるとペンをデスクに叩きつけるように置いた。
「時宮さん、あんたに歳のことは禁句だって分かったけど――」
「――上塗りするな。次は頭髪量についてでも語るつもりか?」
「あんたテレパスな訳?」
「この俺の頭を見ているか? ふっさふさな筈だぞ――」
唐突に恭介は馬鹿馬鹿しい主張をするのに飽き、薫を無視して他のデスクに載ったTVを点ける。すると夕方のニュースでは、高城市を挟んで萩乃市の対岸にある佐波市で暴力団員同士の銃撃戦があったことを告げていた。
その暴力団員の一人が樫原組組員、残る二人が梅谷組組員だとアナウンサーが述べて薫が身を乗り出す。
《――今日未明に佐波市内の繁華街で起きた暴力団抗争とみられる銃撃戦で三名が意識不明の重体となっている事件について、三名全員の身許が確認されたと県警の発表がありました。樫原組の石川信夫及び梅谷組の松永辰也と浅田完次で、県警副本部長の記者会見では組織犯罪対策本部を主力として近く関係各所への家宅捜索に踏み切る方針を固め――》
呆然として薫は囁くように呟いた。
「タツにアサ……そんな、まさか僕のために……?」
「お前のためとは穏やかじゃないな」
背を向けながら薫に声を投げる。
「喘息持ちなのか?」
「ん、小さい頃に治ったんだけど、何だろ、再発ってヤツなのかな?」
「何かきっかけでもあったのか?」
「別に……何もないよ」
やけに声が固くなったので、何となく恭介は振り向いた。薫は暗い目で地面をじっと見つめていた。まるでそこに幻の誰かがいて睨みつけているような、その誰かを今にも撃ち殺しそうな目だった。
それ以上関わってしまうのもためらわれ、煙草を一本で切り上げて恭介は雨の中を歩き始める。本当は雨が苦手なのだ。だが置き去りにしたつもりの薫もついてきた。あくまで仁義とやらを通す気らしい。本格的に厄介事を拾ってしまったようだ。
「雨で冷えたら、また発作が起きるんじゃないのか?」
「涼しいくらいの方が気持ちいいから」
「で、仁義はどうやって通すんだ?」
「ええと、あんたの電気屋さんを手伝うとか、かな」
「ふん――」
大通り沿いの歩道を四十分ほども歩き、高城市から隣の萩乃市に入る。急に高層住宅が目につき始めたのは、都市部の高城市から見て萩乃市はベッドタウンに位置しているからだ。そうしてスタート地点のコンビニから約一時間で恭介は歩を止める。
その十階建てマンションは一階に『カルミア』なる喫茶店と『浅川』なる居酒屋がテナントとして入居し、二階には『時宮探偵事務所』という小さな看板がくっついて電話番号も書かれていた。
不思議そうな薫の視線を無視し、恭介はカルミア横に取り付けられたポストからチラシの類を出して傍のゴミ箱に捨て、テンキー式パネルを押しオートロックを解く。
ガラス扉を開けて中に入ると当然のように薫も滑り込んできた。厄介の種は放り出したかったが、自分と同様に薫も色素の薄い髪から雫を垂らしている。仕方なくついてくるままに任せてエレベーターではなく階段で二階に上がった。
廊下に出てすぐのドアは上半分が磨りガラスのオフィス仕様となっている。キィロックを解くと中は通りに面した窓のある事務所だ。手前に来客を迎える応接セット、パーテーションの向こうにはデスクが三台。
だがどのデスクも主は不在である。あとは壁際に書類棚とスチルロッカー、給湯室へのドアだけがある。広々としているが素っ気ない空間をつぶさに検分して、薫は振り向き恭介を見た。
「電気屋さんじゃなくて、探偵……どうしてそんな格好をしてるのかな?」
「仕事上、致し方なく、だ」
「それって誰かを騙したんだよね?」
「旦那が浮気をしていると思い込んだ嫁さんの依頼で、旦那の法律事務所に盗聴器を仕掛けてきた……というのは守秘義務破りだな」
「へえ、探偵ってそんなことまでするんだ?」
「殆どが浮気調査。あとは見合い及び交際相手の素行調査。毛色の変わったところでは行方不明になったペット探し。ごくたまに家出人捜索があるが大概は自殺した死体確認だ」
聞いた薫は柳眉をひそめている。感想は述べなかったが白い顔には「サイテー」と書いてあった。構うことなく恭介はスチルロッカーを開けて作業服を脱ぎ出す。
「薫といったか、お前も風邪引く前に着替えろ」
「あ、うん」
上半身を晒した恭介は生返事を返す薫の視線を感じていた。恭介の左肩には引き攣れた傷痕がある。三年と少し前に一発食らった貫通銃創、左鎖骨と肩胛骨を7.62ミリ弾で粉砕されたのだ。
これのお蔭で左手はスムーズに上まで挙がらず、指先の感覚も僅かに鈍くなった。だが生活に支障があるほどではない。普段は忘れているくらいである。
元々普通の人間に比べて体力があり回復力も高くできているのだ。
さっさと濡れた服を脱いでスレートグレイのドレスシャツと黒のスラックスを身に着けた。チャコールグレイのタイを締め、黒のジャケットを羽織る。安全靴を脱ぐと濡れた靴下を苦労して引き剥がし、黒い靴下と革靴に履き替えた。
濡れた物をロッカーの前に放置したまま振り向くと、薫はまだ脱いでいる途中だった。妙ちくりんに身と服とが絡まったまま、こちらを見て眉間にシワを寄せる。
「うわ、あんたの方がヤクザの上級幹部みたいだよ」
「似合ってないか?」
「似合いすぎて怖いくらい。よくもそれで客商売してるよね」
「煙草とウィスキー代くらいは、何とか稼いでいる」
「そのやたらと綺麗な顔に女性客が寄ってくるんじゃ……ごめん」
さすがに言い過ぎたと思ったのか薫は謝って口を噤む。かつて同僚たちに『整いすぎて冷たい』と評された顔のことを言われるのは今更だったが、女性と見紛うような容貌を持つ薫もミテクレでは苦労をしてきたのかも知れない。
そんなことを考えながら恭介は切れ長の目を眇めて薫を見返した。ジャケットの下の長袖Tシャツを脱ぎかけた状態で見えている胸から下の素肌は眩いくらいに白い。その傷ひとつない滑らかな肌を目にした途端、恭介は掌に忘れられない感触を蘇らせている。
じっと薫を目に映したまま言い放った。
「とっとと着替えないと襲うぞ」
「って、もしかしてあんたもそっちの人な訳?」
「最後に抱いたのは男だった」
淡々と告げた恭介に対し薫は明らかに顔色を悪くする。酷く青ざめて表情も硬い。恭介は薫が倒れるんじゃないかと危惧したが、慌てて着替えだしたのを見ると杞憂だったようだ。ジーンズと長袖Tシャツを身に着け、ベルトを締めるとデスクに置いていたグロックを腹に差す。
「自分の腹を撃つなよ。……あんた『も』。俺は誰と一緒にされたんだ?」
「そんなの、知ってどうするのさ。襲ったら撃つからね」
「なるほど。そんなに怖いのか、その相手や俺が」
「怖い? 怖くなんか、怖くなんか、ないさっ!」
「分かったから落ち着け。大体、そんなものの撃ち方なんか知っているのか?」
「今は何でもネットに上がってるよ」
「そいつは頼もしい」
呆れて給湯室に向かうとウィスキーとカットグラスをひとつ出してきた。自分の定位置である一番窓に近いデスクに就いてグラスに琥珀色の液体を注ぐ。まだ完全に日も落ちていないのに飲み始めた恭介に薫の方も呆れたらしかった。
「探偵の仕事はどうしたのさ?」
「今日の分は終わった。お前も飲みたかったらグラスを持ってこい」
「ノーサンクス。だけど僕は何を手伝えばいいのかな?」
「酒の相手ができないなら出て行ってくれ。傘なら客の忘れ物を進呈する」
「掃除するほど汚れてないし……取り敢えずは探偵助手なんてどう?」
「助手まで食わせるほど実入りがいいように見えるのか?」
「うーん、それもそうだよね」
「失礼だという自覚があるといいんだが」
「自分が振ったんじゃないか。じゃあ仕方ないから、あんたの体調管理でもしようかな。何も食べずにストレートなんて格好つけてると胃袋と肝臓に悪いよ? 歳も考えて……痛っ!」
しみじみ失礼な闖入者に恭介はデスク上にあったボールペンを投げつけていた。それは見事なまでのコントロールで薫の頭にヒットし床を転がって行った。頭を撫でつつも薫は機敏にボールペンを拾いに行く。戻ってくるとペンをデスクに叩きつけるように置いた。
「時宮さん、あんたに歳のことは禁句だって分かったけど――」
「――上塗りするな。次は頭髪量についてでも語るつもりか?」
「あんたテレパスな訳?」
「この俺の頭を見ているか? ふっさふさな筈だぞ――」
唐突に恭介は馬鹿馬鹿しい主張をするのに飽き、薫を無視して他のデスクに載ったTVを点ける。すると夕方のニュースでは、高城市を挟んで萩乃市の対岸にある佐波市で暴力団員同士の銃撃戦があったことを告げていた。
その暴力団員の一人が樫原組組員、残る二人が梅谷組組員だとアナウンサーが述べて薫が身を乗り出す。
《――今日未明に佐波市内の繁華街で起きた暴力団抗争とみられる銃撃戦で三名が意識不明の重体となっている事件について、三名全員の身許が確認されたと県警の発表がありました。樫原組の石川信夫及び梅谷組の松永辰也と浅田完次で、県警副本部長の記者会見では組織犯罪対策本部を主力として近く関係各所への家宅捜索に踏み切る方針を固め――》
呆然として薫は囁くように呟いた。
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