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8話
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「それでもあっちに行け。もう俺のだ」
「兄さんは僕のになったから」
反対方向を向いていた顔を愚弟に向ける。愚弟は紙を持っている。なんか色々書いてあるが教育を途中でほっぽり出した俺には難しくて読めない。
「ここには兄さんの地位を公には奴隷にし鉱山にて働いてもらう。実際は地位を奴隷にし新国王に身柄を譲るってことが書いてあるんだよ。父上の印もあるよ」
指の先には確かに父上がいつも使っている判子の印があった。正式書類ということは俺は一生愚弟が飽きるまで逃れられない。
「兄さん、一生逃がさないからね」
心をよんだかのように耳元で呟いた。前にもあった一瞬で来た能力、間近で見たが間違いない。剣の達人しか使えないとされる縮地。国王にふさわしいのは前からずっと弟だったということだ。
ーーーーー
この作品初の感想が2件も来ていました!嬉しかったです!ありがとうございます!
「兄さんは僕のになったから」
反対方向を向いていた顔を愚弟に向ける。愚弟は紙を持っている。なんか色々書いてあるが教育を途中でほっぽり出した俺には難しくて読めない。
「ここには兄さんの地位を公には奴隷にし鉱山にて働いてもらう。実際は地位を奴隷にし新国王に身柄を譲るってことが書いてあるんだよ。父上の印もあるよ」
指の先には確かに父上がいつも使っている判子の印があった。正式書類ということは俺は一生愚弟が飽きるまで逃れられない。
「兄さん、一生逃がさないからね」
心をよんだかのように耳元で呟いた。前にもあった一瞬で来た能力、間近で見たが間違いない。剣の達人しか使えないとされる縮地。国王にふさわしいのは前からずっと弟だったということだ。
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