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第二章:プリンセス、岐路に立つ
(2)☆
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ガタンゴトンガタンゴトン……。
列車の速度はすごくゆっくり。これ、座席に座っていたら寝てしまいそうだわ。
ホームを出てしばらくは街の中を走る。線路は高架の上だから市街地を一望できる。これはこれでいい眺めよね。ちょうどやってきた街道の方が見えた。緩やかな上り坂に走る石畳の街道がとてもノスタルジックでこれもまた素敵な景色だと思う。私は好きよこういう景色。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
やがて街の建物が途切れると眼前に海……じゃなかった、大河の流れが現れた。ホント凄いわ。向こう岸が凄く小さく見える。街の建物とかは……見えないわね。もう少し日が落ちたら灯りでわかるかもしれないけれど、今はまだよくわからない。あ、もしかしたら列車の角度的に見えないのかしら?
まぁ街の夜景を見るのが目的じゃないからいいわ。
ゆっくりと沈みゆく太陽が揺らめく水面と水平線を赤く染めている。空は薄闇と赤のグラデーションがとても綺麗で思わず声が出てしまうくらい。
水面に目を向ければ流れにさざめく水面がキラキラと星のように煌めいていて、まるで空がもう一つあるみたい。
「綺麗……」
今私も夕日に照らされてあのスチルのようになっているのかしら……。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
……ところであとどれくらいかかるのかしら? 市街地だから速度が遅いのかと思っていたけれど、そこを抜けて虹色橋にのっても変わらない速さで進んでいる。この調子だとあと三十分くらいはかかりそうね。この体勢で立ったままだと正直結構辛いわ。人混みの圧迫感もすごいし……。まさに満員電車ね。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
「ん……」
なんだろう、私を押す力が一層強くなって……。ちょっと苦しいんですけど!?
「ぅひゃぁっ!」
咄嗟に口を押さえた。変な声が出てしまったけれど、喧騒のせいか周りはあまり気にしていない様子。良かったのか悪かったのか……。
「ん……」
また。やっぱり偶然じゃないわよねコレ……。
「ん……ちょっと……あ……」
いや……そんな所を……んん……。ダメ、声が出ちゃう!
「ぁ、ぁん、んん……」
ちょっと、何よ、お尻、ばっかり!? いや、あ、そんなに……。
うう……。何でそんなところばっかり擦るの!?
「ぃや……や、めて……」
窓に押し付けられていて身動きができないの。胸のあたりで窓を押さえていたから手も出せない。
無防備なお尻を大きな手が揉みしだく。
「んん……」
声が……。
ダメ……こんなに沢山の人がいるのに! ぃや、嫌よ!!
少しでも声が漏れないように両手で口を押さえる。
無抵抗の私に気をよくしたのか、お尻を揉む手は更にエスカレートしていく!?
ゆっくりと捲り上げられるスカート。
そんな……。薄い下着越しにゴツゴツした手の感触が……。んん……。いやだよ……。お尻の割れ目を何度も何度もなぞっていく。
クチュリ……。
「ーー!?」
いやぁ……。遂に濡れた下着に触れられた。
「……とんだ変態だな……」
「んんーー!?」
低い声。嘲笑うように耳元で……。
「満員の列車で……」
クチュリ……。
いやぁ……。
「こんなにも下着を濡らして……」
クチュリ……。
下着をずらされた……。
クチュリ……。
ぁ、ぁ、あ……。
「とんだ淫乱娘だ……」
クチュリ……。
ち、ちがう! 小さく首を振って否定する。声は……今は無理!
「違わないだろう?」
クチュリ、クチュリ……。
「んんーー」
あ……指が……。
クチュ、クチュ……。
ぃや、ダメ! そこ、ちがーー!
「んぐ!?」
あ、あ、あ……。私から溢れた蜜で濡れた指が……ゆっくりと差し込まれて……。
「んぁ!?」
素早く引き抜かれる。それを何度も何度も繰り返す。
チュポ、ヌルン……、チュポ……。
「ん、んん、ん、んぁ……」
口を押さえて必死で耐える。こんな場所でいやらしい声なんて出せない! いやだ!! 絶対に嫌だ!!
クチュクチュ……、ジュポジュポ……。
んー! んんーーー!!
早く……早く駅に、早く着いてよ!
窓、窓の外は……向こう岸がだいぶ近づいてる……。あと、どれくらいなの?
クチュクチュ、ズポズポ……。
ハァ、ハァハァ……。
いやぁ……。こんなに、荒い、息、してちゃ、ハァァァン! ダメだよ、周りの、人が……。
クチュクチュ、ヌポヌポ……。
あ、あ、あ……。
ジュポジュポ、グニュングニョン……。
「……こんな変態見たことないな……」
ちがう、私……。
「ち……がう……」
「それではやめようか?」
あ、あ、あ……。
オシリを弄る指が止まる。
感覚だけが残っていて、ゾクゾクする。さっきまで弄られてた後ろのお口がヒクヒクしているのがわかる。もっとして欲しい……!?
いや、ちがうの! そうじゃないの!
「それが答えか……?」
クチュクチュ……。
「ぁん……」
私は首を振れなかった……。
お尻の陵辱が再開されてしまった。私には口を押さえて息を殺して耐えることしかできない……。
この快楽を拒絶できない……。
クチュリ……。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
………………。
列車の速度はすごくゆっくり。これ、座席に座っていたら寝てしまいそうだわ。
ホームを出てしばらくは街の中を走る。線路は高架の上だから市街地を一望できる。これはこれでいい眺めよね。ちょうどやってきた街道の方が見えた。緩やかな上り坂に走る石畳の街道がとてもノスタルジックでこれもまた素敵な景色だと思う。私は好きよこういう景色。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
やがて街の建物が途切れると眼前に海……じゃなかった、大河の流れが現れた。ホント凄いわ。向こう岸が凄く小さく見える。街の建物とかは……見えないわね。もう少し日が落ちたら灯りでわかるかもしれないけれど、今はまだよくわからない。あ、もしかしたら列車の角度的に見えないのかしら?
まぁ街の夜景を見るのが目的じゃないからいいわ。
ゆっくりと沈みゆく太陽が揺らめく水面と水平線を赤く染めている。空は薄闇と赤のグラデーションがとても綺麗で思わず声が出てしまうくらい。
水面に目を向ければ流れにさざめく水面がキラキラと星のように煌めいていて、まるで空がもう一つあるみたい。
「綺麗……」
今私も夕日に照らされてあのスチルのようになっているのかしら……。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
……ところであとどれくらいかかるのかしら? 市街地だから速度が遅いのかと思っていたけれど、そこを抜けて虹色橋にのっても変わらない速さで進んでいる。この調子だとあと三十分くらいはかかりそうね。この体勢で立ったままだと正直結構辛いわ。人混みの圧迫感もすごいし……。まさに満員電車ね。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
「ん……」
なんだろう、私を押す力が一層強くなって……。ちょっと苦しいんですけど!?
「ぅひゃぁっ!」
咄嗟に口を押さえた。変な声が出てしまったけれど、喧騒のせいか周りはあまり気にしていない様子。良かったのか悪かったのか……。
「ん……」
また。やっぱり偶然じゃないわよねコレ……。
「ん……ちょっと……あ……」
いや……そんな所を……んん……。ダメ、声が出ちゃう!
「ぁ、ぁん、んん……」
ちょっと、何よ、お尻、ばっかり!? いや、あ、そんなに……。
うう……。何でそんなところばっかり擦るの!?
「ぃや……や、めて……」
窓に押し付けられていて身動きができないの。胸のあたりで窓を押さえていたから手も出せない。
無防備なお尻を大きな手が揉みしだく。
「んん……」
声が……。
ダメ……こんなに沢山の人がいるのに! ぃや、嫌よ!!
少しでも声が漏れないように両手で口を押さえる。
無抵抗の私に気をよくしたのか、お尻を揉む手は更にエスカレートしていく!?
ゆっくりと捲り上げられるスカート。
そんな……。薄い下着越しにゴツゴツした手の感触が……。んん……。いやだよ……。お尻の割れ目を何度も何度もなぞっていく。
クチュリ……。
「ーー!?」
いやぁ……。遂に濡れた下着に触れられた。
「……とんだ変態だな……」
「んんーー!?」
低い声。嘲笑うように耳元で……。
「満員の列車で……」
クチュリ……。
いやぁ……。
「こんなにも下着を濡らして……」
クチュリ……。
下着をずらされた……。
クチュリ……。
ぁ、ぁ、あ……。
「とんだ淫乱娘だ……」
クチュリ……。
ち、ちがう! 小さく首を振って否定する。声は……今は無理!
「違わないだろう?」
クチュリ、クチュリ……。
「んんーー」
あ……指が……。
クチュ、クチュ……。
ぃや、ダメ! そこ、ちがーー!
「んぐ!?」
あ、あ、あ……。私から溢れた蜜で濡れた指が……ゆっくりと差し込まれて……。
「んぁ!?」
素早く引き抜かれる。それを何度も何度も繰り返す。
チュポ、ヌルン……、チュポ……。
「ん、んん、ん、んぁ……」
口を押さえて必死で耐える。こんな場所でいやらしい声なんて出せない! いやだ!! 絶対に嫌だ!!
クチュクチュ……、ジュポジュポ……。
んー! んんーーー!!
早く……早く駅に、早く着いてよ!
窓、窓の外は……向こう岸がだいぶ近づいてる……。あと、どれくらいなの?
クチュクチュ、ズポズポ……。
ハァ、ハァハァ……。
いやぁ……。こんなに、荒い、息、してちゃ、ハァァァン! ダメだよ、周りの、人が……。
クチュクチュ、ヌポヌポ……。
あ、あ、あ……。
ジュポジュポ、グニュングニョン……。
「……こんな変態見たことないな……」
ちがう、私……。
「ち……がう……」
「それではやめようか?」
あ、あ、あ……。
オシリを弄る指が止まる。
感覚だけが残っていて、ゾクゾクする。さっきまで弄られてた後ろのお口がヒクヒクしているのがわかる。もっとして欲しい……!?
いや、ちがうの! そうじゃないの!
「それが答えか……?」
クチュクチュ……。
「ぁん……」
私は首を振れなかった……。
お尻の陵辱が再開されてしまった。私には口を押さえて息を殺して耐えることしかできない……。
この快楽を拒絶できない……。
クチュリ……。
ガタンゴトンガタンゴトン……。
………………。
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