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16「魔女の性つがい」★

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 領主の城から家まで帰りつくと、とりあえず休憩しましょうとシーナが紅茶を淹れる。香りのいいハーブティを飲みながら、「うまくいったわね」と彼女が笑った。
 岩男に隠し通路の場所を説明し、領主討伐作戦実行は三日後に実行することになった。その夜に彼は内側から鍵を開けてくれると約束してくれた。これで、城への潜入はできるだろう。
 三日後というのは急な話であるが、怒り狂った領民たちが今にも城に攻めこみそうな勢いらしいのだ。ダグの様子を見るために毎日街に行っているシーナは、日に日に計画が具体的になってきているのを感じていた。だから、血迷った領民が城に攻めこんで多数の犠牲が出る前に、早めに潜入しようということになった。
 勿論、この作戦はシーナとアドルフと岩男しか知らない。領民たちに「前の領主の息子が討ち入るから時期を待て」と伝え、彼らが城に攻めこむのを抑えても良かったかもしれないが、アドルフが前領主の息子だという情報がどこからか漏れてしまえば、作戦は終わりだ。
 だから誰にも告げず、単独で潜入する必要があるのだが……。
「上手くいきすぎていて、逆に怖い気がする。……というか、こんなに上手くいくなら、もっと早く僕に協力してくれても良かったんじゃないのか? 初めて君と体を重ねる時、僕は無力だとか、乗りこんだところで復讐なんてできないとか散々言われたような気がするのだが」
「あら、あの時のあなたじゃ城に潜入しても何にもできなかったでしょ? だって、性つがいになった今のあなたの身体能力をみこんでの作戦なんだし」
「それは、そうだが……」
 正論に、アドルフは何も言い返せなくなってしまう。確かに性つがいになる前となった後では、身体能力は天と地の差があった。
「それに、領主同士の争いは法律も認めていることよ。あなたの問題に……つまり、領主間の殺した、殺されたに私は口を挟むつもりなんて微塵もないもの。……ただし、性つがいになってくれたら、後々あなたに協力すると言ったのは本当よ。それは領主争い云々じゃなくて、性つがいとなってくれたあなた個人へのお礼のつもりでね。でも……」
 シーナはティーカップを強めにテーブルに置いた。紅茶が揺れて、琥珀色の液体がテーブルに零れる。
「領主同士じゃなくて、領民に害があるのなら話は別よ。実際に死人が出ている。しかも、私もよく知る人が。そして、私のすぐそばに合法的に領主を殺せるあなたがいるのよ? しかも、あなたは性つがいとなって身体能力が上がっている。他の誰でもない、私だからこそ、なんとかしようと動くべきでしょう?」
 シーナの言うことは筋が通っていた。民草として領主同士の問題には関わらないが、一般人が関わってくるからこそ、知っている人が殺されたからこそ、現状を打破すべき為に行動を起こすというのも、もっともだ。
 だが、アドルフの心にはもやもやしたものが残っていた。
「あの岩男に、ダグのことを大切な人と言っていたな。君はダグのことが好きなのか?」
「当たり前じゃない。ずっと私の性つがいになりたいとまで言ってくれたのよ? あれだけの好意を向けられて、嫌いになれるわけないじゃない」
「そう言う意味じゃない。男として好きなのかと聞いている」
「……は?」
 シーナがきょとんと首を傾げる。
「何を言っているの? あの子はまだ子供でしょう」
「じゃあ、僕は? 君にとっての僕はなんだ?」
「勿論、あなたも大切な人よ。唯一無二の私の性つがいなんだから」
 当たり前のことのようにシーナは言いきる。しかしその答えにアドルフは満足できなかった。ぎゅっと唇をかみしめる。
「どうしたのアドルフ? 疲れてるの? 城に行ったから、嫌なことを思い出したのね。今日はもう休むといいわ」
「僕も、自分がどうしてしまったのか分からない。でも、君がダグを大切な人だと言って、ダグのために危険を冒し、自らの身を差し出してまで今の領主を殺そうとしてる。僕の復讐には力を貸してくれなかったのに!」
 アドルフが声を荒げた。
「ああ、分かってるさ! 領主間の争いに手を出さないという君の考えは筋が通っている! ましてや、会ったばかりの男の復讐に協力する人間なんていないということも! でも僕は無性に腹が立つんだ! 今日だって、君があの岩男に抱かれているのを見て、とても嫌な気分だった!」
「アドルフ、落ち着いて……」
「落ち着いていられるか! 僕だって、なんでこんなに怒っているのか、自分でもよく分からない! でも、感情が抑えられないんだ!」
 アドルフはシーナの腕を掴むと、乱暴に立ち上がらせた。体がテーブルにぶつかり、ティーカップが倒れて紅茶が零れる。
「アドルフ……!」
 彼はシーナを引っ張って寝室に上がると、彼女をベッドの上に放り投げた。
「きゃっ!」
 柔らかなベッドの上で、シーナの体が跳ねる。その上にアドルフは覆いかぶさると、シーナの服を強引に脱がせていった。強い力で布を引っ張るので、ぶちぶちと縫い目が避ける。
「ねえ、落ちついてってば!」
「分からない! なんでこんなに嫌な気分なのか、自分が本当は何をしたいのかも! 復讐のチャンスをくれた君には感謝している! でも、そんな君をめちゃくちゃに犯したいんだ!」
「アドル、……んんっ!」
 アドルフは強引に口付けて、舌をねじこんだ。戸惑っている様子のシーナの舌をからめ取り、根元から吸い上げる。唾液も容赦なくすすり上げた。
「んむっ、んんぅ……!」
 荒々しく口付けながら、アドルフはシーナの下着を脱がせた。薄い布地のショーツには、岩男の出した精子がついている。城からの帰り道、体の中から零れ落ちてきたのだろう。
 アドルフはシーナの足を割り開いた。先程の精子がある程度残っているだろうし、慣らす必要はない。前をはだけさせると、ぎんぎんに滾った肉棒をうっすらと濡れた秘裂にあてがう。
「待って! いきなりなんて……、あぁあああっ!」
 いくら先程の愛液や精液が残っているといっても、ろくに濡れてない状態でアドルフの巨根を挿れられたらたまらない。男根を奥まで受け入れることはできたが、久々に痛みを伴う挿入でシーナは眉根を寄せた。
「いっ、たぁ……」
「……ッ、くそ……!」
 アドルフは乱暴に腰を振る。最初は痛かったものの、抽挿を繰り返すうちに愛液が分泌され、シーナの体も楽になった。彼が何故これほどまでに怒っているのか分からないが、とりあえず今は彼の好きにさせておこうと、力を抜く。
 アドルフの巨根が奥を穿つが、気持ち良いとは思えなかった。シーナがろくに嬌声も上げずに荒い呼吸だけをしていると、ぴたりとアドルフの腰が止まる。
「気持ち良くないのか? あの岩男に抱かれていた時は、あんなに善がってたのに!」
「無理やり股を開かされて、乱暴に突かれて、それで感じろって方が無理なのよ」
「優しくすればいいのか? ……ダグのように」
 アドルフはすっと腰を引くと、半分ほど挿れてゆるりと腰を回す。その穏やかな動きに、ようやくシーナが甘い声を上げた。
「んうっ……」
「あぁ……ちゃんと濡れてきたな」
 奥から新しい愛液が分泌され、肉棒に絡みついてくるのをアドルフは感じた。
「なあ……君は、どういうのが感じるんだ?」
 めちゃくちゃに犯したいと言いながら、アドルフはそんなことを問いかける。
 彼自身、自分の感情が良く分からなくて混乱しているのだろうとシーナは思った。思えば、ダグの父親が死んでからは一度も体を重ねていなかったし、今日の岩男とのセックスを見て昂ぶってしまったのかもしれない。シーナはそれを指摘することなく、ただ大人しく彼の性欲を受け止めようと心に決める。
「この前、ダグと一緒にした時は、沢山イってたな。……ココがいいのか?」
 アドルフは結合部から溢れる体液を指に擦りつけると、シーナの後孔に指をあてた。力を入れると、その小さな窄まりは指を根元まで飲みこんでいく。
「んうっ!」
「ここに放尿して欲しいんだったか?」
「……っ!」
 アドルフの言葉を聞いた途端、シーナの膣がぎゅうっと締めつけてくる。その反応を見て、ダグはあの時「想像してイっちゃったの?」と言っていたことを思い出した。
「ああ、そうか。君は、想像するのが好きなんだな……?」
 そう、シーナは長年処女だった。
 処女だった時の彼女の性欲の強さはアドルフは身をもって知っているが、その性欲を発散する為に日常的に自慰をしていたことだろう。その時に、おそらく何かいやらしいことを想像していたに違いない。想像しながら達する癖がついているのだろう。
 感じるところを容赦なく責めるより、卑猥な言葉を言わせるより、なにより「想像させること」が一番彼女は感じるようだ。
 現に、岩男と交わった時は、あんなにごつごつと気持ちよさそうな男根を受け入れながらも、シーナは一度も達していなかった。肉体的な快楽だけではなく、精神的快楽も与えるべきなのだろう。
 シーナの「性癖」が分かったような気がしたアドルフは、早速そこによびかけることにする。シーナが処女だった時に想像したことのないような、えげつないプレイを想像させればより感じるに違いない。腸内放尿なんて、この前初めて想像したのだろうから、まずはそこから責めることにする。
「ここに放尿して欲しいなら、僕がしてあげよう。でも、君の尻には僕のが大きすぎるから、しっかり拡げないといけないね」
 アドルフは尻穴を拡げるように、指を大きく回した。
「ここに、この大きなものを、突き挿れて」
 腰を回し、シーナの狭い膣道を擦り上げる。
「めいいっぱい、放尿してあげるよ? 抜いた瞬間、勢いよく噴き出るんだろうな」
「……んっ、ううう」
 想像したのだろう、シーナが顔を赤らめながら、前後の穴をきゅうきゅうと締めつけてくる。
「でも、流石に家のなかでしたら汚れるから、森でしようか? ……君は外で、恥ずかしい姿をさらすんだ」
「――――っ!」
 ビクン、ビクンとシーナの体が痙攣した。どうやら達したらしい。アドルフはさらに言葉を続ける。
「森でしたら、誰に見られているか分からないよな? 店の客に、君が恥ずかしくもお尻から尿を噴き出しているところを見られるかもしれない。勿論、僕のペニスを抜いた後だから、君の尻穴はぽっかりと大きく開いて、中が奥まで丸見えだろうね」
「んうっ!」
 今度はぎゅうっと強く締めつけながら達する。
「その恥ずかしい穴に蓋をしなければいけないね? ねえ、もう一度ペニスを挿れたらいいと思う? それとも、張形を埋め込もうか? 君はよくばりだから、両方挿れるかい?」
「あああああっ!」
 シーナはアドルフの体に強くしがみついて、小さく震えていた。面白いくらいに簡単にイくので、アドルフはどんどん楽しくなってくる。
「凄いな、シーナ。想像だけでこんなに達するなんて。……ほら、奥も下がってきてる」
 アドルフはシーナの最奥をごりごりと刺激する。すると再びシーナが「ああっ」と声を漏らし、達した。
「シーナ。放尿されるんじゃなくて、君がする方でもいいぞ。僕に浴びせてもいい」
「……んうっ!」
「そんなに何度もしめつけてきて……ああ、出そうだ。……さあ、君の中に出すのは尿か、それとも精子か……どちらがいい?」
「んっ、うんっ、ああっ」
 アドルフが腰を激しく穿つと、そのたびに愛液が掻き出され、びちゃびちゃと跳ねる。
「……ああ、シーナ……シーナ……ッ!」
「んっ、あぁあああーっ!」
 シーナの足がまるでアドルフを抱きしめるかのように腰に巻きついてきた瞬間、アドルフは勢いよく吐精した。まるで放尿するかのように、大量の液体がシーナの中を満たしていく。
「……ッ、んんっ」
 久々の射精だからか、おびただしい量だった。何度も震えながら、シーナの中に注ぎこむ。
「ああっ、まっ、まだ出るなんて……、んんんうぅ!」
 たっぷり注がれながら、シーナもまた、細かい絶頂を何度も迎える。
「――――――ッ」
 とりあえず射精が終わるが、まだ一回目だった。性交がこれで収まるはずがない。アドルフはまだ硬い肉棒を突き挿れたまま、蕩けそうな表情のシーナに声をかける。
「まだだ、シーナ。……そうそう、想像してごらん。例えば――――」
 何度も何度もシーナを妄想と快楽の海に突き落としながら、二人は遅くまで交わり続けた。



「………………」
 寝室は、精液の匂いでむせ返るようだった。だが、シーナはその匂いは嫌いではない。処女だった時からずっと求めていた匂いであり、普通の女性なら嫌がるようなその生臭さも好きだった。
 思いきり欲望を発散させて満足したのか、シーナの隣では満足そうな顔をしたアドルフが規則正しい寝息を立てている。みっともないいびきをかいたりしないのは、さすが育ちがいい男だと思った。
 アドルフを性つがいにしたあの時……彼は変貌した。それは、一応合意の上とはいえ、無理やり性つがいにされたことへの怒りがあったからだとシーナは思っていた。その翌日、ダグとのセックスを見ていた彼は怒ったようにシーナを抱き、ダグ以外と交わることのないように服従させた。
 今日、協力を求めるために、シーナの体を使って岩男を籠絡するというのは、アドルフも納得した上でのことだった。彼に見せつけるわけではなかったが、城の隠し通路や詳しい段取りなどは本人同士で話し合わせたほうがいいと思って連れて行った。それも彼の不興を買ってしまったのかもしれない。
 シーナは「性つがい」について、単純に「パートナー」だと思っていた。
 勿論、男性側に課せられる制約は大きいが、それでも若さを保てるわけだし、魔女の若い体をずっと抱き続けることができる。二十年後も精力は衰えることはなく、若い娘の体を抱けると考えれば、他の女を抱けなくなったとしても、魔女の性つがいになることはそんなに悪い条件ではない気がした。
 性つがいにさえなってしまえば、最初は不満に思っていても、体を重ねるうちに情が湧いてくると思っていた。その状況にも慣れてくるのだと。
 現に、先輩である魔女たちの性つがいも、心から愛し合ってそうなったのではなく、男の性欲に訴えかけ、誘惑して性つがいにした者が多い。それでも、最終的には仲良くやっていた。
 だが、アドルフの場合は何かが違う気がしていた。
 身体能力が上がったわけだし、彼にとっても悪いことではないはずなのに、彼はどこか苦しんでいるような気がする。乱暴に抱かれるのも、変態的なプレイも嫌ではないが、これからずっとこんな調子なのかもしれないと思うと、シーナは初めて彼を性つがいに選んでしまったことを後悔した。シーナ自身、早く性つがいが欲しい――――否、セックスしてみたいという欲があったから、焦ってしまったのだ。
 性つがい選びは魔女にとって、一生に一度のことである。失敗は許されないが、失敗してしまったかもしれない。それではダグを待てばよかったのか……と思いつつも、あの時のシーナは性欲におぼれ、とてもじゃないがダグが大きくなるまで待ちきれないと思っていたことは事実だ。
 ――――でも。
 性つがい選びを、一度だけやり直すことができる。
 それは魔女にとってのデメリットが多いし、また次の性つがい選びを誤ったらそれこそ取り返しのつかないことになるのだが、領主暗殺の成功率を上げられることでもあった。実はここ数日、そのメリットとデメリットの間で悩んでいたものの、先程のアドルフの様子を見てシーナは彼を性つがいから解放することに決めた。
 シーナは布団を捲り上げ、彼の下肢を見た。何度も射精したペニスは、今は力なくぐにゃりと曲がっている。その陰嚢にある四葉の痣にシーナはちゅっと口づけた。
 アドルフを性つがいから解放すれば、シーナはもう二度と彼を性つがいにすることは出来ない。しかし、彼も再び性つがいになりたいなんて望まないだろうし、シーナもそれを望まない。
 シーナは「処女に戻る」が、セックスというものを知ることができたし、今度は心に余裕をもって、慎重に性つがいを選びなおせるだろう。
「さよなら、私の性つがい」
 そう呟いて、シーナはもう一度だけ四葉の痣に口づけた。
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