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番外編
⑤★
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「ぁッ、ぁ、んっ」
綺麗に整えられた爪がツルツルとしたリボンの上から僕の胸の尖りを引っ掻く。
いつもなら痛いはずのその行為は、滑る布地越しで恐ろしいほどもどかしい快感を伝えてきた。
クリクリと苛められてソコだけ影になるくらい起き上がって。
鳴人の腰に絡めてる下半身が小さく跳ねるのを抑えきれない。
鳴人は僕の全身に巻かれたリボンを解かない。プレゼントでなくなってしまうのを怖がってるみたいに。
気持ちよくなってしまう場所をことごとく隠したまましつこく嬲られる。
ほとんど裸で寒いはずなのに、全身が燃えるように熱を発して。
胸だけで勃ち上がってしまった僕のモノが、じんわりと金色の布の色をソコだけ変えてしまってるのが見えて死ぬほど恥ずかしい。
「鳴人、キスして」
鳴人の悪戯な視線をその場所からそらしたいわけじゃないけど、こっちを向いてほしくて。
まっすぐな黒髪に指を絡ませて、意志の強そうな甘い唇に齧りついた。
キモチよくしてあげたい。その一心で舌を深くまで挿しこんで愛撫する。
いつの間にか腰をきつく抱かれていて、膝に濡れた熱いモノが押し付けられた。
「はっ、俺、ガキみたいだな」
自分の余裕の無さがおかしかったのか、喉の奥で笑う声がする。
それでも僕のカラダを撫でる指は止まらなくて返事ができない。
「鳴人っ・・・も、いい、からッ・・・」
早くひとつになりたい。そう訴えて自分から脚を開いた。
濡らされてない奥が乾いたまま期待にひくついている。先走りも全部リボンが吸いとってしまって、寝室でもないからローションも無い。
どうしていいかわからず視線を彷徨わせる僕に笑いかけると、鳴人の腕に太腿を抱え込まれた。
「あっ!ちょ、まって!」
そのまま限界まで割り開かれて、膝が胸につきそうなほど曲げられる。
「やだっ!」
後ろの入口が引っ張られてかすかに広がる感触。
「やだぁッ・・・!」
明るい中でソコを鳴人にじっくり観察される恥ずかしさに僕は見悶えた。
荒い息を吐きながら必死に意識を別の場所に持っていこうとしても、危険な場所に近づいてくる綺麗な顔が見えて、思わず叫んでしまう。
「ばかっ!見るなよッ!み、ないでッ」
めちゃくちゃに暴れる僕のカラダを腕一本で押さえつけると、さっきまでの可愛い姿はどこへいったのやら、恐怖の大魔王が僕の前に姿を現した。
「我慢できないんだろ?濡らしてやるよ。じっくり、奥まで・・・」
「ち、がっ・・・ぁッ!」
ぬるっという感触が敏感な柔らかい場所に訪れて。
皮膚を溶かすほど熱い鳴人の一部が僕の中に侵入してきた。
「あぁ・・・ん・・・ぃ、やぁ・・・」
とたんに全身からカクンと力が抜けて、持ち上げられて宙をさまよう爪先が揺れる。
声を出そうとしても喉の奥に力が入らない。
気持ちいいのか悪いのかわからないまま、ソコにたっぷりと蜜を注ぎこまれる。
下半身からはクチュクチュいやらしい音が響いて、ときどき内腿にかかる獣のような荒い息に肌が粟立った。
鳴人の舌は固く尖らせたまま襞を押し広げる。
思う存分入口を味わった後やっと顔を上げてもらったときには、すっかりフヤけた淫らな蜜の壺ができあがっていた。
「もぉ・・・やだって、言ったの、に」
上がる息の合間に最後の抵抗をしてみる。
するとそれすら奪うように獣が耳元で囁いた。
「お前は俺のモノだ」
「ぁッ」
ゾク、と全身が痺れる。
僕、本当に危ないくらいマゾなのかも。
綺麗に整えられた爪がツルツルとしたリボンの上から僕の胸の尖りを引っ掻く。
いつもなら痛いはずのその行為は、滑る布地越しで恐ろしいほどもどかしい快感を伝えてきた。
クリクリと苛められてソコだけ影になるくらい起き上がって。
鳴人の腰に絡めてる下半身が小さく跳ねるのを抑えきれない。
鳴人は僕の全身に巻かれたリボンを解かない。プレゼントでなくなってしまうのを怖がってるみたいに。
気持ちよくなってしまう場所をことごとく隠したまましつこく嬲られる。
ほとんど裸で寒いはずなのに、全身が燃えるように熱を発して。
胸だけで勃ち上がってしまった僕のモノが、じんわりと金色の布の色をソコだけ変えてしまってるのが見えて死ぬほど恥ずかしい。
「鳴人、キスして」
鳴人の悪戯な視線をその場所からそらしたいわけじゃないけど、こっちを向いてほしくて。
まっすぐな黒髪に指を絡ませて、意志の強そうな甘い唇に齧りついた。
キモチよくしてあげたい。その一心で舌を深くまで挿しこんで愛撫する。
いつの間にか腰をきつく抱かれていて、膝に濡れた熱いモノが押し付けられた。
「はっ、俺、ガキみたいだな」
自分の余裕の無さがおかしかったのか、喉の奥で笑う声がする。
それでも僕のカラダを撫でる指は止まらなくて返事ができない。
「鳴人っ・・・も、いい、からッ・・・」
早くひとつになりたい。そう訴えて自分から脚を開いた。
濡らされてない奥が乾いたまま期待にひくついている。先走りも全部リボンが吸いとってしまって、寝室でもないからローションも無い。
どうしていいかわからず視線を彷徨わせる僕に笑いかけると、鳴人の腕に太腿を抱え込まれた。
「あっ!ちょ、まって!」
そのまま限界まで割り開かれて、膝が胸につきそうなほど曲げられる。
「やだっ!」
後ろの入口が引っ張られてかすかに広がる感触。
「やだぁッ・・・!」
明るい中でソコを鳴人にじっくり観察される恥ずかしさに僕は見悶えた。
荒い息を吐きながら必死に意識を別の場所に持っていこうとしても、危険な場所に近づいてくる綺麗な顔が見えて、思わず叫んでしまう。
「ばかっ!見るなよッ!み、ないでッ」
めちゃくちゃに暴れる僕のカラダを腕一本で押さえつけると、さっきまでの可愛い姿はどこへいったのやら、恐怖の大魔王が僕の前に姿を現した。
「我慢できないんだろ?濡らしてやるよ。じっくり、奥まで・・・」
「ち、がっ・・・ぁッ!」
ぬるっという感触が敏感な柔らかい場所に訪れて。
皮膚を溶かすほど熱い鳴人の一部が僕の中に侵入してきた。
「あぁ・・・ん・・・ぃ、やぁ・・・」
とたんに全身からカクンと力が抜けて、持ち上げられて宙をさまよう爪先が揺れる。
声を出そうとしても喉の奥に力が入らない。
気持ちいいのか悪いのかわからないまま、ソコにたっぷりと蜜を注ぎこまれる。
下半身からはクチュクチュいやらしい音が響いて、ときどき内腿にかかる獣のような荒い息に肌が粟立った。
鳴人の舌は固く尖らせたまま襞を押し広げる。
思う存分入口を味わった後やっと顔を上げてもらったときには、すっかりフヤけた淫らな蜜の壺ができあがっていた。
「もぉ・・・やだって、言ったの、に」
上がる息の合間に最後の抵抗をしてみる。
するとそれすら奪うように獣が耳元で囁いた。
「お前は俺のモノだ」
「ぁッ」
ゾク、と全身が痺れる。
僕、本当に危ないくらいマゾなのかも。
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