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続編
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俺の尻の穴には、火傷しそうな程の灼熱の塊。
ソレが当たっているだけなのに、ふらふらと腰が揺れてしまう。
「淫乱だなぁ」
「っ、るさ……!」
にやけた朋久の声が、耳のすぐ裏に落ちてくる。
四つん這いの体勢で尻だけ持ち上げた俺を背後から抱き締め、俺の足には奴の足が巻き付いていた。
暑苦しいと思わなくもないが、朋久の体温がいやに俺の熱を煽っていく。
はぁ、はぁ、という、俺の乱れきった呼吸が喧しい。
「さーてと、淫乱ちゃん。――CONGRATULATION!」
「……は?」
この馬鹿、いきなり何を素っ頓狂な事言い出すんだ?
しかしその直後、俺のチンポの根元を、奴の片手が掠めて――
俺自身半ば忘れかけていたぐしょ濡れのネクタイが、いとも容易く外された。
「ひッ――」
突然の開放感。
それに一歩遅れてやってくる、膨大な射精欲。
「あ…ッあ―――っ!! ッい…っい、イクっイクイクイクぅ…ぃ、ッくぁああ―――ッ!!」
高い山に登った時みたいに、耳がキーンと高音を発した。
太股が病的なまでにびくびくと痙攣する。
大声で獣よろしく叫びながら、枕を掴んで本能のまま全てを放出していく。
「ぁぁうっ…あーッま、まだ出っ…あっあっあっあっ! イッ…――ひぁああ!! あーっあーっ!」
しかも手助けのつもりか追い打ちのつもりか、朋久が俺のチンポを優しく扱いてくるんだ。
くちゅっ…くちゅ、くちゅくちゅ…っ
びゅっびゅぷっびゅびゅっ
「ぃあっ…ぁあああああンッ! ァひっ…こわ、壊れるぅうう! らめぇええあっあっあっ…ッぁひぃいいい!!」
「だーいじょうぶ。壊れたら俺が、責任もって毎日セックスしてあげる」
なんだその、おぞましい保証は。
とか突っ込む余裕も無く、俺はただ、絶叫と精液を撒き散らした。
「ッハァ、ハァッ…ハ、ハァッ…」
肩で息をしながらようやくまともな視界を得られるまで、果たして何分を要したんだろう?
シーツは真っ白い液体でぐっしょりと濡れ、そもそも俺の先走りでもぐちゃぐちゃだったんだ、見る影もない惨状になっていた。
しかも、未だに全身が小刻みに震えている。
普通じゃ有り得ない様な、射精に次ぐ射精を経験した為、まだ現実感が薄い。
「いやあ、凄かったねえ、淫乱ちゃん」
楽しそうに笑う奴を気怠げに睨みつける。
でも、どうせ射精直後でろくな体力の残っていない俺の邪険な眼差しなど子供の癇癪よりも威力が低いに違いない。
朋久はにやにやと口元を緩め続けていた。
何事もなかったかの様に俺のアナルにチンポの先っぽを擦り付けながら、朋久が俺の耳の中に舌を捩込む。
「ひ…っぁ、ぁあ…っ」
「気持ち良かったでしょ、淫乱ちゃん? あんなにイイ、イイってわんわん泣きながらイッといて、まさかヨくなかったなんて見え透いた嘘は言わないよね?」
ソレが当たっているだけなのに、ふらふらと腰が揺れてしまう。
「淫乱だなぁ」
「っ、るさ……!」
にやけた朋久の声が、耳のすぐ裏に落ちてくる。
四つん這いの体勢で尻だけ持ち上げた俺を背後から抱き締め、俺の足には奴の足が巻き付いていた。
暑苦しいと思わなくもないが、朋久の体温がいやに俺の熱を煽っていく。
はぁ、はぁ、という、俺の乱れきった呼吸が喧しい。
「さーてと、淫乱ちゃん。――CONGRATULATION!」
「……は?」
この馬鹿、いきなり何を素っ頓狂な事言い出すんだ?
しかしその直後、俺のチンポの根元を、奴の片手が掠めて――
俺自身半ば忘れかけていたぐしょ濡れのネクタイが、いとも容易く外された。
「ひッ――」
突然の開放感。
それに一歩遅れてやってくる、膨大な射精欲。
「あ…ッあ―――っ!! ッい…っい、イクっイクイクイクぅ…ぃ、ッくぁああ―――ッ!!」
高い山に登った時みたいに、耳がキーンと高音を発した。
太股が病的なまでにびくびくと痙攣する。
大声で獣よろしく叫びながら、枕を掴んで本能のまま全てを放出していく。
「ぁぁうっ…あーッま、まだ出っ…あっあっあっあっ! イッ…――ひぁああ!! あーっあーっ!」
しかも手助けのつもりか追い打ちのつもりか、朋久が俺のチンポを優しく扱いてくるんだ。
くちゅっ…くちゅ、くちゅくちゅ…っ
びゅっびゅぷっびゅびゅっ
「ぃあっ…ぁあああああンッ! ァひっ…こわ、壊れるぅうう! らめぇええあっあっあっ…ッぁひぃいいい!!」
「だーいじょうぶ。壊れたら俺が、責任もって毎日セックスしてあげる」
なんだその、おぞましい保証は。
とか突っ込む余裕も無く、俺はただ、絶叫と精液を撒き散らした。
「ッハァ、ハァッ…ハ、ハァッ…」
肩で息をしながらようやくまともな視界を得られるまで、果たして何分を要したんだろう?
シーツは真っ白い液体でぐっしょりと濡れ、そもそも俺の先走りでもぐちゃぐちゃだったんだ、見る影もない惨状になっていた。
しかも、未だに全身が小刻みに震えている。
普通じゃ有り得ない様な、射精に次ぐ射精を経験した為、まだ現実感が薄い。
「いやあ、凄かったねえ、淫乱ちゃん」
楽しそうに笑う奴を気怠げに睨みつける。
でも、どうせ射精直後でろくな体力の残っていない俺の邪険な眼差しなど子供の癇癪よりも威力が低いに違いない。
朋久はにやにやと口元を緩め続けていた。
何事もなかったかの様に俺のアナルにチンポの先っぽを擦り付けながら、朋久が俺の耳の中に舌を捩込む。
「ひ…っぁ、ぁあ…っ」
「気持ち良かったでしょ、淫乱ちゃん? あんなにイイ、イイってわんわん泣きながらイッといて、まさかヨくなかったなんて見え透いた嘘は言わないよね?」
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