1 / 1
ひみつのないアッコちゃん
しおりを挟むオイラ「それは、ひみつ、ひみつ、ひみつ、ヒミツのあっこちゃん!ぷるるる・・・」
アッコ「また、すぐその唄歌うー。わたし何も秘密なんかないよ!」
「そうかな?じゃあなんで自分の事「あっちゃん」て呼ばせてるんだい?」
「だって、アッコて和田アキ子さんみたいだし、私も背が高いから比較されるのよ。」
「ふーん。(と、オイラは、同じ職場の前沢さんの事を思い出した。)
お母さん元気にしてるの?」
ア「うん、おかげさんで。浩二くんよく覚えてくれてるのね?」
そう、オイラの名前は浩二なんだ。(←ええ加減やな(笑)
「そりゃ、新聞の勧誘でお世話になったからね。ホントにお母さんのおかげだ。」
ア「あら、家だって新聞勧誘のプレゼントで洗剤とか沢山貰ったじゃない。あ、美空ひばりのチケット貰った事もあったわよ。あれで儲かってたの?」
浩「だって、売り上げが上がるだろ。何部売れた?っていう数字が大事だったんだよ。」
ア「で浩二くんは何してるの?」
浩「いや、だから見ての通り小説書いてるんだよ。」
ア「えー?なんでよ?あんた、こないだピアノ弾いてたやん?」
浩「いや、ピアノも弾くねん。」
ア「ほな、絵も描いてたやん。」
浩「そう、絵も描くんよ。」
ア「誰か、あんたが翻訳もしてるって言ってたやん。どういう事?一体何してるのよ?あんた??」
アッコは少し苛ついてきた。
浩「いや、だからー、ビートルズとかの歌詞の翻訳してんねん。」
バン! アッコは両手で机を叩いた。
ア「そんな奴おらへんで!一人の人間があれこれいっぺんにできる訳ないわ!」
アッコは急に歌い出した。
「浩二さんは、優柔不断槌!」
浩「アッコちゃんは、色々オイラの事聞くけどさ、君はどうやってん?」
ア「どうって?」
「京平がプロポーズしたやんけ。あれなんで断ってん?」
ア「そんな事何で知ってるの?」
浩「みんな知ってるて。自分バスケやん、京平もバスケ、俺と仲が良かった吉井君もバスケ。
わからん。なんで京平をふってん?」
アッコは即答できなかった。
どうしよう?
するとあっちから、運よく大山さんが来た。
こっちを見て笑ってる。
おそらく俺の事見て笑ってるんだ。
大山さんの名前何にしよう?あきちゃん。
「アッコ」ちゃんに似てるし。
ア「ああ、大山さん。元気?いつもにこやかねえ。」
うーん、これはアッコのペースになってしまった。
結局、京平の事は有耶無耶になるのか?
浩「大山さん、あなたは京平がアッコにプロポーズしたの覚えてる?」
と、話題をふってみた。
大「ううん、知らないわ。で、どうなったの?」
浩「アッコが京平を振ったんだ。」
アッコは言い訳しない。黙ってる。
大「へえー。でもまあ、京平君なら、背高いし頭いいしハンサムだし、じきに新しい彼女ができたでしょうに。」
ア「でしょー?でしょーー??」
思わず彼女は得意顔で浩二を見た。
浩二「そんな事無かったんですよ、大山さん。なかなか別の彼女が出来なかったんですよ。」
大山はまた手を口にやってクスクス笑い出した。
ねえ、この笑い方って、飲み会で女がやるやり方だよ!
大「じゃあ、浩二くんが京平君に新しい彼女を探してあげなさいよ。」
ア「そうよ、それがいいわ。浩二くんの腕の見せ所よ。」
浩「いえ、大山さん、それは出来ません。実は、実はね、僕が好きなのは、好きなのは、アッコちゃんなんですよ!」
大山は、笑うのをやめた。
アッコはため息をついた。
「アッホやなあんた、、。今頃言うな。」
浩二はアッコを見つめ直した。
二人は見つめ合った。
大山はそれを見て、手で目をおおって泣き出した。
そして、一目散に駆け出して行った。
浩二は呆然と見つめた。(待て!浩二って俺だろ?)
ア「あんたなー、大山さんが好きだったの気が付かなかったの?」
浩二は呆気に取られてる。
「おかしいなあ。それなら、なんでオイラにアクションしないんだ?
それから、さっき、アンタをみつめたら、こっちを見つめなおしたろ?あれなんでだよ?」
アッコは黙り告った。
浩「わかった、わかったぞ!おまえ、最初から俺が好きやってん。そやろ?」
アッコはやはり黙ってる。
浩「図星のようだな。(笑)すると、京平を振ったのも、俺が好きだったからだな?」
うん、アッコは頷いた。
浩「じゃあ、大山さんはなんでここに来たんだ?」
ア「あの子いつも笑ってるじゃない。だから、深刻にならないように彼女の笑いを仕掛けたの。」
浩二は、感嘆した。
浩「仕掛けたんなら、俺達の性行為もしかけらるな、ベイビー?」
ア「勿論よ、チュー(キス)」
浩「やろう!」
ア「どこでやろう?」
浩「ラブホ→ありきたり、自動車→ギアが邪魔
外か?」
ア「まだ暑いから、川の上流、岩場の影。」
浩「いいね、人も滅多に近付かない。行こう!」
ア「どうやって?」
「タクシーで。」
「水着もね。」
市内にこんな場所があるのか?
タクシーを降りた二人は、川の上流ヘ行き、水着に着替えた。
まだ暑いから、涼しくていい。
やがて二人は抱きあった。
「水着を脱ごう。」
水が身体を流れて、更に涼しい。
「セックスしようか?」
「うん」
二人は身体中を舐めあった。
アッコのおっぱいは、小ぶりだが、乳首はしっかりしてて、乳輪は大きかった。浩二は片手で、左右の乳房を揉みしだいた。
浩二は、アッコの後ろに回り、しゃがんで尻の穴に顔をうずめた。舌でアヌスを舐め上げた。
彼女は高まってきた。
「お返しよ」
アッコは、浩二のあそこに手をやって、上下に擦りまくった。「僕も気持ちいいよ。」
それを聞いたアッコは、そこを口に含んで舌で舐め上げた。
「キター、行くよー!」
「入れてー天ぷらー!」
どこが天ぷらやねん。
二人は笑いながら射精に至った。
すると、足音がした。
「おんどら、ここで何さらしとんねん!?」
見るとギターを背負った元船員だ。
「は、うちらセックスしてまんねん。」
「そーかー、じゃあわしも混ぜてくれ。」
そこで、二人はコップに精液と愛液を入れ、船員に渡した。
「混じぇて飲んで!」
おしまい
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
佐堂院家のメイドさん 淫らな夜の御奉仕
早亜ルキ(ハヤアルキ)
恋愛
自分で作成した自作漫画の、初期プロット版です。
初期プロットなので内容が漫画版とかなり違います。
漫画版→https://www.alphapolis.co.jp/manga/811821731/959447989
昔から存在する大財閥の佐堂院家。
その小さな次期当主と、メイドのお姉さんとの甘々エロコメディーです。
https://twitter.com/ppprtppp
https://yukkurihayaaruki.com←自サイトにてイラスト付きのものを公開しています。
【R18】幼馴染の男3人にノリで乳首当てゲームされて思わず感じてしまい、次々と告白されて予想外の展開に…【短縮版】
うすい
恋愛
【ストーリー】
幼馴染の男3人と久しぶりに飲みに集まったななか。自分だけ異性であることを意識しないくらい仲がよく、久しぶりに4人で集まれたことを嬉しく思っていた。
そんな中、幼馴染のうちの1人が乳首当てゲームにハマっていると言い出し、ななか以外の3人が実際にゲームをして盛り上がる。
3人のやり取りを微笑ましく眺めるななかだったが、自分も参加させられ、思わず感じてしまい―――。
さらにその後、幼馴染たちから次々と衝撃の事実を伝えられ、事態は思わぬ方向に発展していく。
【登場人物】
・ななか
広告マーケターとして働く新社会人。純粋で素直だが流されやすい。大学時代に一度だけ彼氏がいたが、身体の相性が微妙で別れた。
・かつや
不動産の営業マンとして働く新社会人。社交的な性格で男女問わず友達が多い。ななかと同じ大学出身。
・よしひこ
飲食店経営者。クールで口数が少ない。頭も顔も要領もいいため学生時代はモテた。短期留学経験者。
・しんじ
工場勤務の社会人。控えめな性格だがしっかり者。みんなよりも社会人歴が長い。最近同棲中の彼女と別れた。
【注意】
※一度全作品を削除されてしまったため、本番シーンはカットしての投稿となります。
そのため読みにくい点や把握しにくい点が多いかと思いますがご了承ください。
フルバージョンはpixivやFantiaで配信させていただいております。
※男数人で女を取り合うなど、くっさい乙女ゲーム感満載です。
※フィクションとしてお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
【18禁】父と娘が「秘密の関係」になるお話
[絵&小説] 愛楽優人 (創作実験室)
恋愛
正式名称:「内向的で口数の少ない父」と「成績優秀で品行方正な娘」が【秘密の関係】になるお話
このストーリーは、ストーリーCG集「「内向的で口数の少ない父」と「成績優秀で品行方正な娘」が【秘密の関係】になるお話」に収録しているストーリーです。
オークションで競り落とされた巨乳エルフは少年の玩具となる。【完結】
ちゃむにい
恋愛
リリアナは奴隷商人に高く売られて、闇オークションで競りにかけられることになった。まるで踊り子のような露出の高い下着を身に着けたリリアナは手錠をされ、首輪をした。
※ムーンライトノベルにも掲載しています。
【女性向けR18】性なる教師と溺れる
タチバナ
恋愛
教師が性に溺れる物語。
恋愛要素やエロに至るまでの話多めの女性向け官能小説です。
教師がやらしいことをしても罪に問われづらい世界線の話です。
オムニバス形式になると思います。
全て未発表作品です。
エロのお供になりますと幸いです。
しばらく学校に出入りしていないので学校の設定はでたらめです。
完全架空の学校と先生をどうぞ温かく見守りくださいませ。
完全に趣味&自己満小説です。←重要です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる