幼なじみの日常

暇つぶし

ゆーとカミ

ゆ「...」

カ「...」

ゆ「......」

カ「......」

カ「...なぁ、ゆー、この本どこに売ってるか知らね？」

ゆ「ん？あーそれ、なかなか売ってないよな」

カ「そーなんだよ、通販でもいいんだけどやっぱ高くつくじゃん？」

ゆ「だな(笑)駅前の本屋にはあると思うぞ」

カ「さんきゅ」

ゆ「どーいたしまして」

カ「...」

ゆ「...」

カ「......」

ゆ「......」

ゆ「暇だな」

カ「だな」

ゆ「なんかするか？(笑)」

カ「なにするよ？(笑)」

ゆ「雑談？」

カ「だな(笑)」

ゆ「そーいや、のんから聞いたけどあややんまた彼女候補できたらしいな」

カ「またかよー」

ゆ「また賭けでもするか？(笑)」

カ「いいねぇ(笑)今回はどうする？ジュース？」

ゆ「ジュースは前の時したからなぁ、もっと罰ゲームっぽいの(笑)」

カ「おいおい、あんまやばいのはやめろよ(笑)第一、お前がするかもしれないんだしさ」

ゆ「確かにそうだな(笑)やっぱ今回もジュースかな」

カ「じゃあ俺、３ヶ月」

ゆ「うーん、3.5ヵ月」

カ「のんにも聞いて見るなぁ」

ゆ「あいつ賭け強いからなぁ、今回こそ負かす(笑)」

カ「しゃーねーよ、あいつが1番あややんとなじみだし...あ、返事きた」

ゆ「めずらしくはやいなぁ」

カ「暇なんだとー、で、のんは2ヶ月だとよ」

ゆ「いくらなんでも短くね」

カ「おそらく今回も付き合ってすぐ振られるだろうってよ(笑)」

ゆ「あいつが言うならそうなんだろうな(笑)」

カ「だんだん別れるの早くなってきたな...ゆーは気になる子とかいないのか？」

ゆ「いないな、カミは？」

カ「俺は2次元ならいっぱいいるんだけどなぁ」

ゆ「現実みろよ」

カ「うるせー、いいんだよリアルはゆー達だけで」

ゆ「きもちわりー(笑)」

カ「なんでだよ！結構いい事言ったのに」

ゆ「毎週金くれるんだったらずっと一緒にいてやるよ(笑)」

カ「ただ金欲しいだけだろ(笑)」

ゆ「ﾁｯ、バレたか」

カ「お前はなんの利益がなくてもそばにいてくれる奴じゃないだろ」

ゆ「ひでー、俺そんな風に思われてんだ」

カ「じゃちがうのか？」

ゆ「いや合ってる(笑)」

カ「なんだよ(笑)」

ゆ「でも幼なじみってすごいな(笑)」

カ「まぁ考えてる事とか意外とわかるよな」

ゆ「じゃあ今何考えてると思う？」

カ「何も考えてないだろ」

ゆ「...」

カ「やべぇー考えることねぇー」

ゆ「...」

カ「つか、なんでわかるんだよ。もしかして顔に出てる？俺顔に出ないタイプなのに」

ゆ「...」

カ「こえーこいつこえー幼なじみこえー」

ゆ「やべぇな(笑)」

カ「だな(笑)」

「「...」」

「「......」」


「「やべぇな」」