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第24話 凌辱2
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この光景を見させられているガルドも、苦痛に満ちた顔をしていた。
身体だけでなく互いに心も通うようになった矢先に、このようなことになってしまったのだ。
なんとか全身にまとわりつく鎖を引きちぎろうと試みるが、どうにもならない。
魔王の目的は、この光景をガルドに見せることだ。ラムティスを凌辱し、ガルドに見せつける。通い合ったふたりの関係を破壊する。それが魔王の余興だった。
「うっ、くっ……」
魔王の怒張がドクンと弾み、白い液体がラムティスの喉に向かって注ぎ込まれた。ラムティスはむせないように、必死で嚥下するしかなかった。ただただ苦しいだけで、快感など何もない。
しかしその光景は魔王の情動を刺激するには充分なもので、魔王はニヤリと笑みを浮かべながら、ラムティスの口から怒張を引き抜いた。
誰も触れていないのに、ラムティスの身体が勝手に仰向けに倒れる。尻が浮き、足が左右に大きく広げられた。
しげしげと魔王が値踏みをするように見つめてくる。
「小さな孔だ。しかし、物欲しそうに口を開いておる」
さんざんガルドを受け入れてきた影響なのか、そこは自然に口を開き、桃色の粘膜を見せながらパクパクと収縮を繰り返していた。
吐精したばかりなのに萎えることのない魔王の怒張の先が、ラムティスの小さな孔をつつく。ぬるぬると何度か往復するように先端を擦りつけた後、膨らみを帯びた部分を孔にあてがった。
「やめろぉ……っ!」
喉が嗄れそうなほどガルドは叫んでいる。しかし魔王は何も聞こえないかのように無視をして、小さく狭い孔に大きなものをねじ込んだ。
「ぐっ……っ、うっ、うぁっ……!」
濡らしてもいなければ、慣らしてもいない。真っ先に走ったのは痛みだけだった。
身体をまっぷたつに引き裂かれるような激痛。
ラムティスは涙に濡れた目を見開き、ただ苦痛を享受することしかできなかった。
魔王の腰に配慮などはなく、己の欲望に突き動かされるように、ねじ込んでくるだけだ。
ラムティスは低くうめき、いっそ殺されたほうがマシだったと思いながら、必死で耐える。耐えた先に何があるのかはわからない。無惨に殺されてしまうだけかもしれない。
それでも耐えるしかなかった。
怒張が深い場所まで入り、魔王の腿がラムティスの尻にぶつかった。狭い粘膜にギチギチに詰まっている。
(痛い、痛い、痛い、痛い、い……)
濡らしも慣らしもしていない場所に強引にねじ込んだのだ。そこは引き攣れた痛みしか発していない。だが、魔王は構うことなく、腰を動かした。
「ぎっ……!」
気を失わなかったのが不思議なほどだ。魔王は容赦なく腰を引き、乱暴に打ちつけてきた。思いのほかスムーズに動けているのは、粘膜が切れて血が溢れているからなのかもしれない。
痛みしかない中で、ラムティスは意識を朦朧とさせながら、ゆらゆらと揺らされていた。魔王は己の欲望を追うように乱暴に動いている。
喉が潰れたようなうめき声しか出ない。目の焦点ももうさだまらない。このまま死んでしまうのかもしれないと思いながら、遠いガルドの叫び声を聞いていた。
聞こえてくるガルドの叫びが、かろうじてラムティスの正気を保たせている。
まだ死ねないと耐えることができている。
「うぁっ……!」
どくんと体内で魔王の怒張が弾けた。生温かい液体が、身体の深い場所に注ぎ込まれている。やはりどこか切れているのかしみる。痛い。
足をつかまれた。向きを変えられる。
気づけば四つん這いになっていた。
腰をつかまれ、後ろから勢いよく貫かれる。全身を激しく揺さぶられた。
もう痛いのか痛くないのか、よくわからない。
ただひとつ言えるのは、ラムティスは少しも気持ちよくない。
麻痺したように、何もわからない。きっと痛みが強すぎるのだろう。
「んっ」
二度目の吐精。魔王は疲れないのか、ラムティスの体勢を変えると、また深くまで貫いてきた。
三度目の吐精。四度目の吐精。五度目の吐精。
まるで終わりを知らないかのように。
ラムティスの腹の中は魔王の精液でいっぱいにされていた。
身体だけでなく互いに心も通うようになった矢先に、このようなことになってしまったのだ。
なんとか全身にまとわりつく鎖を引きちぎろうと試みるが、どうにもならない。
魔王の目的は、この光景をガルドに見せることだ。ラムティスを凌辱し、ガルドに見せつける。通い合ったふたりの関係を破壊する。それが魔王の余興だった。
「うっ、くっ……」
魔王の怒張がドクンと弾み、白い液体がラムティスの喉に向かって注ぎ込まれた。ラムティスはむせないように、必死で嚥下するしかなかった。ただただ苦しいだけで、快感など何もない。
しかしその光景は魔王の情動を刺激するには充分なもので、魔王はニヤリと笑みを浮かべながら、ラムティスの口から怒張を引き抜いた。
誰も触れていないのに、ラムティスの身体が勝手に仰向けに倒れる。尻が浮き、足が左右に大きく広げられた。
しげしげと魔王が値踏みをするように見つめてくる。
「小さな孔だ。しかし、物欲しそうに口を開いておる」
さんざんガルドを受け入れてきた影響なのか、そこは自然に口を開き、桃色の粘膜を見せながらパクパクと収縮を繰り返していた。
吐精したばかりなのに萎えることのない魔王の怒張の先が、ラムティスの小さな孔をつつく。ぬるぬると何度か往復するように先端を擦りつけた後、膨らみを帯びた部分を孔にあてがった。
「やめろぉ……っ!」
喉が嗄れそうなほどガルドは叫んでいる。しかし魔王は何も聞こえないかのように無視をして、小さく狭い孔に大きなものをねじ込んだ。
「ぐっ……っ、うっ、うぁっ……!」
濡らしてもいなければ、慣らしてもいない。真っ先に走ったのは痛みだけだった。
身体をまっぷたつに引き裂かれるような激痛。
ラムティスは涙に濡れた目を見開き、ただ苦痛を享受することしかできなかった。
魔王の腰に配慮などはなく、己の欲望に突き動かされるように、ねじ込んでくるだけだ。
ラムティスは低くうめき、いっそ殺されたほうがマシだったと思いながら、必死で耐える。耐えた先に何があるのかはわからない。無惨に殺されてしまうだけかもしれない。
それでも耐えるしかなかった。
怒張が深い場所まで入り、魔王の腿がラムティスの尻にぶつかった。狭い粘膜にギチギチに詰まっている。
(痛い、痛い、痛い、痛い、い……)
濡らしも慣らしもしていない場所に強引にねじ込んだのだ。そこは引き攣れた痛みしか発していない。だが、魔王は構うことなく、腰を動かした。
「ぎっ……!」
気を失わなかったのが不思議なほどだ。魔王は容赦なく腰を引き、乱暴に打ちつけてきた。思いのほかスムーズに動けているのは、粘膜が切れて血が溢れているからなのかもしれない。
痛みしかない中で、ラムティスは意識を朦朧とさせながら、ゆらゆらと揺らされていた。魔王は己の欲望を追うように乱暴に動いている。
喉が潰れたようなうめき声しか出ない。目の焦点ももうさだまらない。このまま死んでしまうのかもしれないと思いながら、遠いガルドの叫び声を聞いていた。
聞こえてくるガルドの叫びが、かろうじてラムティスの正気を保たせている。
まだ死ねないと耐えることができている。
「うぁっ……!」
どくんと体内で魔王の怒張が弾けた。生温かい液体が、身体の深い場所に注ぎ込まれている。やはりどこか切れているのかしみる。痛い。
足をつかまれた。向きを変えられる。
気づけば四つん這いになっていた。
腰をつかまれ、後ろから勢いよく貫かれる。全身を激しく揺さぶられた。
もう痛いのか痛くないのか、よくわからない。
ただひとつ言えるのは、ラムティスは少しも気持ちよくない。
麻痺したように、何もわからない。きっと痛みが強すぎるのだろう。
「んっ」
二度目の吐精。魔王は疲れないのか、ラムティスの体勢を変えると、また深くまで貫いてきた。
三度目の吐精。四度目の吐精。五度目の吐精。
まるで終わりを知らないかのように。
ラムティスの腹の中は魔王の精液でいっぱいにされていた。
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