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「あっ、ひ、ぃあっ♡つよいっ、えっちなの…っ、っよい…ッ、ヒ─────────ッ、ィ、ぁああっ♡♡♡♡」
「ンッ、ははっ、悪い、先にイかせちまったな…っ、は、ぁあっ、もっかいイかせておまんこ気持ち良くしてやんないとな?次はちゃんとイクって言うんだぞ?」
ロックスさんにセックスの全てを教え込まれてしまう。彼の好きなセックスが気持ちいいものだと教えられ、体が作り替えられていく。あんなに大きくて怖かったペニスが気持ち良いものという認識になって、甘やかすような愛撫は癖になって、彼の低い声は体の芯を痺れさせてしまう。そして彼に言われた通りに従って彼に褒められることが嬉しくて甘い罠から逃れられなくなっていく。
「アッ、あんっ♡あっ♡また、すぐ、イく…ッ♡ろっくす、さ、も…っ、ぁん♡は、ぁあっ♡♡♡」
「ンッ、無理させてごめんな?おれも…っ、つぎは、ほんとにイくから…っ、」
浴室に響く交わりの音が激しくなる。ぐぢゅっ!ぬちゅっ!ぱんっ、ぱんっぱちゅっ!ぢゅっ!という音に合わせて2人の息が混じり合う息遣いが重なった。
「あっ、ぅ…っ!は、ぁ─────────ッ、出る!」
「ヒ、ぁああんっっっ!!!!!イク…ッ、イっちゃうッ…!!!!!」
ビュルッ!!!!!ビュクッ!!!!!ビューーーーーーッ!!!!!
プシャァアアアアアアアッ!!!!!
朝から元気いっぱいの精子が注がれて本当に昨夜2度も出した人の射精かと疑いたくなる。恥ずかしいことに私も人のことを言えず、勢いよく体液を吹き出してしまう。昨夜とは違う、勢いよく噴き出すそれにロックスさんは息を整えながら満足そうな顔を向けた。
「は、ぁ…ッ、中出しされて潮吹きするなんて…っ、すっかりセックスの虜になったな。まぁ俺のせいなんだけど」
止めたいのに体の制御が効かなくて痙攣を繰り返してしまう。そんな私の体を落ち着かせるようにロックスさんの手が背中を優しく撫でる。その間にもロックスさんのペニスは入ったままで心なしかまた芯を取り戻しているような気さえする。
「ろ、くす…っさ…ンッ…」
「今、抜くから…もうちょっと…」
ロックスさんは甘えるように頭を擦り寄らせて首筋に唇を寄せた。そうしてそこに甘い痛みが走ったと思ったら赤い痕がくっきりと残されていた。そこでようやくペニスが引き抜かれたと思ったら胸を揉まれながら乳首の横にまた吸いつかれてしまう。
「あっ、ンッ…ろ、くす…っ、さ…」
「はぁ…柔らかくて気持ちいいな…ずっと揉んでたい」
理性的で優しくて穏やかな彼のえっちで少し強引な一面にドギマギしてしまう。
「…ふぅ、朝のセックスも気持ちいいもんだなぁ。スッキリした」
「ん、ぁ…っ、ロックスさ…っ、も、えっち、だめぇ…っ」
彼の肩に手を置いて引き離すように押すとようやく顔が胸から離れていく。施術のためとはいえ毎夜、毎朝こんなに激しく求められては身がもたない。
「じゃ、体流して風呂に入るか」
もう体が動かせない。ロックスさんにされるがまま体を流されて抱き抱えられたと思ったら浴槽の中に向かい合うように座らされる。私はひたすらにやってもらってる側だけどロックスさんの方が満足そうな顔をしていた。
「そういえば、そろそろ…蛇族の国に一緒に来てもらおうと思う」
「そ、それはご実家に挨拶とか…そういう…っ」
ロックスさんの突然の提案に体をこわばらせると再び笑って私の頭を撫でる。
「それもいいが…やはり呪いを解く方法は国内で探した方が手がかりがあると思ってな。蛇族の文献は人間界では少ないから…」
「あ、そういう…」
「蛇族の呪いは蛇族には効かない、セックスで俺の精を注いで君を蛇族だと誤認させて呪いの進行を抑えているが…呪いの根本が去ったわけではない」
眉間に皺を帯びたロックスさんの表情は苦々しく不安を隠せてないのが窺える。そんな彼に抱きつくと少し表情が和らいで軽いキスが落とされた。
「ンッ、ははっ、悪い、先にイかせちまったな…っ、は、ぁあっ、もっかいイかせておまんこ気持ち良くしてやんないとな?次はちゃんとイクって言うんだぞ?」
ロックスさんにセックスの全てを教え込まれてしまう。彼の好きなセックスが気持ちいいものだと教えられ、体が作り替えられていく。あんなに大きくて怖かったペニスが気持ち良いものという認識になって、甘やかすような愛撫は癖になって、彼の低い声は体の芯を痺れさせてしまう。そして彼に言われた通りに従って彼に褒められることが嬉しくて甘い罠から逃れられなくなっていく。
「アッ、あんっ♡あっ♡また、すぐ、イく…ッ♡ろっくす、さ、も…っ、ぁん♡は、ぁあっ♡♡♡」
「ンッ、無理させてごめんな?おれも…っ、つぎは、ほんとにイくから…っ、」
浴室に響く交わりの音が激しくなる。ぐぢゅっ!ぬちゅっ!ぱんっ、ぱんっぱちゅっ!ぢゅっ!という音に合わせて2人の息が混じり合う息遣いが重なった。
「あっ、ぅ…っ!は、ぁ─────────ッ、出る!」
「ヒ、ぁああんっっっ!!!!!イク…ッ、イっちゃうッ…!!!!!」
ビュルッ!!!!!ビュクッ!!!!!ビューーーーーーッ!!!!!
プシャァアアアアアアアッ!!!!!
朝から元気いっぱいの精子が注がれて本当に昨夜2度も出した人の射精かと疑いたくなる。恥ずかしいことに私も人のことを言えず、勢いよく体液を吹き出してしまう。昨夜とは違う、勢いよく噴き出すそれにロックスさんは息を整えながら満足そうな顔を向けた。
「は、ぁ…ッ、中出しされて潮吹きするなんて…っ、すっかりセックスの虜になったな。まぁ俺のせいなんだけど」
止めたいのに体の制御が効かなくて痙攣を繰り返してしまう。そんな私の体を落ち着かせるようにロックスさんの手が背中を優しく撫でる。その間にもロックスさんのペニスは入ったままで心なしかまた芯を取り戻しているような気さえする。
「ろ、くす…っさ…ンッ…」
「今、抜くから…もうちょっと…」
ロックスさんは甘えるように頭を擦り寄らせて首筋に唇を寄せた。そうしてそこに甘い痛みが走ったと思ったら赤い痕がくっきりと残されていた。そこでようやくペニスが引き抜かれたと思ったら胸を揉まれながら乳首の横にまた吸いつかれてしまう。
「あっ、ンッ…ろ、くす…っ、さ…」
「はぁ…柔らかくて気持ちいいな…ずっと揉んでたい」
理性的で優しくて穏やかな彼のえっちで少し強引な一面にドギマギしてしまう。
「…ふぅ、朝のセックスも気持ちいいもんだなぁ。スッキリした」
「ん、ぁ…っ、ロックスさ…っ、も、えっち、だめぇ…っ」
彼の肩に手を置いて引き離すように押すとようやく顔が胸から離れていく。施術のためとはいえ毎夜、毎朝こんなに激しく求められては身がもたない。
「じゃ、体流して風呂に入るか」
もう体が動かせない。ロックスさんにされるがまま体を流されて抱き抱えられたと思ったら浴槽の中に向かい合うように座らされる。私はひたすらにやってもらってる側だけどロックスさんの方が満足そうな顔をしていた。
「そういえば、そろそろ…蛇族の国に一緒に来てもらおうと思う」
「そ、それはご実家に挨拶とか…そういう…っ」
ロックスさんの突然の提案に体をこわばらせると再び笑って私の頭を撫でる。
「それもいいが…やはり呪いを解く方法は国内で探した方が手がかりがあると思ってな。蛇族の文献は人間界では少ないから…」
「あ、そういう…」
「蛇族の呪いは蛇族には効かない、セックスで俺の精を注いで君を蛇族だと誤認させて呪いの進行を抑えているが…呪いの根本が去ったわけではない」
眉間に皺を帯びたロックスさんの表情は苦々しく不安を隠せてないのが窺える。そんな彼に抱きつくと少し表情が和らいで軽いキスが落とされた。
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