呪いから始まる恋

めぐみ

文字の大きさ
上 下
20 / 52

19

しおりを挟む

「クリの裏側…こうやって膣内から撫でるの好きになっちまったな…初めてなのに…イクのこんな上手になっちまって」

「イ…イク…?」

「あぁ、教えてやらなかったな。こうやって徐々に気持ちいいが高まってくるだろ?それがてっぺんに達した時をイクっていうんだ。次イク時声に出して教えてくれよ?」

「んっ♡♡♡ぁあ゛っ♡♡ん、んぅ……っ♡♡♡」

ぐりっと強く同じ場所を刺激されてまた頭が真っ白になる。こんなのが続いたらおかしくなりそうなのに私の反応がお気に召したのかロックスさんは何度もそこを刺激してくる。

「あっ♡♡やぁ……ッ♡もぉ、おかしくなっちゃう……ッ♡♡♡」

「あぁ、それで良いんだよ。俺に全部見せてくれ。」

耳元で囁かれる彼の甘い声が脳まで溶かすようで気持ちよくて仕方ない。ナカでバラバラに指を動かされる度に愛液がダラダラと溢れてしまう。それをロックスさんは再び脚の間に体を滑り込ませて器用に舌を動かして舐め上げる。

「ほら、そろそろ…っ、イキそうだろ?いい子だから…さっき教えた通りちゃんとイクって言うんだぞ?」

そう言うとロックスさんの指が私の弱いところを執拗に責め立てる。そうしてざらついた舌でクリトリスを弾いて舐められたらもう限界だった。

「っ♡♡♡ぁ゛ッ♡♡イ、イク……ッ♡♡♡イっちゃ……ッ♡♡♡」

彼に教え込まれたようにちゃんと"イク"を申告するとそれが合図だったかのように頭が真っ白になって体がビクビクと痙攣する。するとロックスさんはさらに強くクリトリスを吸い上げてきて絶頂の快楽から抜け出せずにいる私を再びイカせようとしてくるのだ。

「やぁっ♡♡♡やらぁ……ッ♡♡も、イったからぁ……っ!あ、ぁあ゛♡♡♡」

絶頂を迎えたばかりの体を休ませる間もなく責められて、強い快楽から逃れようと何度も首を横に振るが彼の力が緩む気配はない。それどころか足を押さえられて余計に身動きが取れなくなってしまった。

「やだ……っ、おかしくなっちゃう……ッ♡♡♡また、きちゃ……っ♡♡♡」

「んー?」

私の訴えにも耳を貸してくれないロックスさんはさらに舌で秘穴を愛撫するように舐めてきてもうこれ以上は無理だと涙で彼の顔が滲む。それでも彼はやめてはくれなくて私は続けて二度目の絶頂を迎えた。

「やぁあ゛っ♡♡♡♡ぁ、あぁ……♡♡♡イクっ、イクイクイク~~~ッ♡♡♡♡」

「は、あ…っ、ほんっと可愛いな…体何回も震わせて…上手にナカでイクって出来ていい子だな?」

先ほどの暴力的なまでの強い快感を与えたのは誰だったのかと思うくらいロックスさんの声色は優しくて私に覆い被さって撫でられるともうそれだけで絆されてしまう。

「上手に…出来てた…?」

「ああ偉いぞ」

切れ長な瞳が細められて愛おしげに見つめるロックスさんが与えてくれる何もかもが気持ちよくて彼の背中に腕を回して微睡んでしまう。

「眠くなってきたとこ悪いが…次は俺の番、でいいか?」

ロックスさんは腰に巻いていたタオルを外して互いの性器を密着させた。

「あ…」

興奮、してくれているのだろう。私の割れ目を熱い塊がぬるぬると撫でて挿入を強請っているようだ。ロックスさんの顔を見ると頬を赤く染めて熱っぽい表情で私を見つめていて胸が高まった。

「怖がらせてたら本当にごめんな…でも、もう君と繋がりたくて堪らないんだ」

「ロックス…さん…」

「呪いの進行を食い止めるためなんてそれらしいこと言っておきながら…俺は結局は君を抱きたいだけの俗物的な男だ。…そんな俺を、受け入れてくれるか?」

射抜くような真っ直ぐな目で言われてしまってはもう頷くことしかできないし、私もそれを望んでいる。

「そっ、その、よろしく…お願いします」

「…ふふっ、よろしく…お願いします、ね…本当に可愛いな。俺こそ、末永くよろしくお願いします」

確かに、中に出すことに対していろいろと責任を取る覚悟だとは言っていたがその言葉はプロポーズにも近いのではないか。私が勝手に思っているだけなのかと思うと深くは突っ込めなかったが、その後の深いキスにも意味があるのではないかと思ってしまう。

「ん、ふ…っ、ぁ…んんっ…、は」

「ベラは飲み込みが早いな…キス、少しずつ上手になってきてるんじゃないか?」

「ほんと…ですか?」

「ん…特訓の成果、だな」

再びキスをしながら私の片脚を持ち上げられて、ぴとりと秘部にペニスが当てられる。その感触に思わず体が強張って一呼吸置くために彼の胸を引き離すようにぐいぐい押してしまう。

「ま、待ってください…あぁ…その、やめろとは言いませんが…その、もうちょっと、小さく…出来たりとかは…」

無理難題を言ってる自覚はあるが視線の先にあるペニスはあまりにも大きくて挿れたら壊れてしまいそうだ。子供の手首くらいはありそうな太さに、体格に見合った長さ、それに加え興奮したそれは赤黒く筋張って、先端から体液を垂らしながら今か今かと挿入を待ち望んでいるようだった。色々と我慢させたのだから当然といえば当然なのだが初心者にはあまりにも刺激的だ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜

船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】 お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。 表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。 【ストーリー】 見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。 会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。 手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。 親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。 いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる…… 托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。 ◆登場人物 ・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン ・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員 ・ 八幡栞  (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女 ・ 藤沢茂  (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。

女の子がひたすら気持ちよくさせられる短編集

恋愛
様々な設定で女の子がえっちな目に遭うお話。詳しくはタグご覧下さい。モロ語あり一話完結型。注意書きがない限り各話につながりはありませんのでどこからでも読めます。pixivにも同じものを掲載しております。

【女性向けR18】性なる教師と溺れる

タチバナ
恋愛
教師が性に溺れる物語。 恋愛要素やエロに至るまでの話多めの女性向け官能小説です。 教師がやらしいことをしても罪に問われづらい世界線の話です。 オムニバス形式になると思います。 全て未発表作品です。 エロのお供になりますと幸いです。 しばらく学校に出入りしていないので学校の設定はでたらめです。 完全架空の学校と先生をどうぞ温かく見守りくださいませ。 完全に趣味&自己満小説です。←重要です。

お屋敷メイドと7人の兄弟

とよ
恋愛
【露骨な性的表現を含みます】 【貞操観念はありません】 メイドさん達が昼でも夜でも7人兄弟のお世話をするお話です。

R-18小説 読み切りストーリー集

うすい
恋愛
他サイトにて投稿した作品の中からフルで無料公開している作品をピックアップして投稿します。 一度ガイドライン抵触につき全作品削除されてしまいましたので、予告なく非公開にする可能性があります。 恐れ入りますが、ご了承ください。

奴隷の私が複数のご主人様に飼われる話

雫@更新再開
恋愛
複数のご主人様に飼われる話です。SM、玩具、3p、アナル開発など。

快楽のエチュード〜父娘〜

狭山雪菜
恋愛
眞下未映子は、実家で暮らす社会人だ。週に一度、ストレスがピークになると、夜中にヘッドフォンをつけて、AV鑑賞をしていたが、ある時誰かに見られているのに気がついてしまい…… 父娘の禁断の関係を描いてますので、苦手な方はご注意ください。 月に一度の更新頻度です。基本的にはエッチしかしてないです。 こちらの作品は、「小説家になろう」でも掲載しております。

処理中です...