呪いから始まる恋

めぐみ

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「クリの裏側…こうやって膣内から撫でるの好きになっちまったな…初めてなのに…イクのこんな上手になっちまって」

「イ…イク…?」

「あぁ、教えてやらなかったな。こうやって徐々に気持ちいいが高まってくるだろ?それがてっぺんに達した時をイクっていうんだ。次イク時声に出して教えてくれよ?」

「んっ♡♡♡ぁあ゛っ♡♡ん、んぅ……っ♡♡♡」

ぐりっと強く同じ場所を刺激されてまた頭が真っ白になる。こんなのが続いたらおかしくなりそうなのに私の反応がお気に召したのかロックスさんは何度もそこを刺激してくる。

「あっ♡♡やぁ……ッ♡もぉ、おかしくなっちゃう……ッ♡♡♡」

「あぁ、それで良いんだよ。俺に全部見せてくれ。」

耳元で囁かれる彼の甘い声が脳まで溶かすようで気持ちよくて仕方ない。ナカでバラバラに指を動かされる度に愛液がダラダラと溢れてしまう。それをロックスさんは再び脚の間に体を滑り込ませて器用に舌を動かして舐め上げる。

「ほら、そろそろ…っ、イキそうだろ?いい子だから…さっき教えた通りちゃんとイクって言うんだぞ?」

そう言うとロックスさんの指が私の弱いところを執拗に責め立てる。そうしてざらついた舌でクリトリスを弾いて舐められたらもう限界だった。

「っ♡♡♡ぁ゛ッ♡♡イ、イク……ッ♡♡♡イっちゃ……ッ♡♡♡」

彼に教え込まれたようにちゃんと"イク"を申告するとそれが合図だったかのように頭が真っ白になって体がビクビクと痙攣する。するとロックスさんはさらに強くクリトリスを吸い上げてきて絶頂の快楽から抜け出せずにいる私を再びイカせようとしてくるのだ。

「やぁっ♡♡♡やらぁ……ッ♡♡も、イったからぁ……っ!あ、ぁあ゛♡♡♡」

絶頂を迎えたばかりの体を休ませる間もなく責められて、強い快楽から逃れようと何度も首を横に振るが彼の力が緩む気配はない。それどころか足を押さえられて余計に身動きが取れなくなってしまった。

「やだ……っ、おかしくなっちゃう……ッ♡♡♡また、きちゃ……っ♡♡♡」

「んー?」

私の訴えにも耳を貸してくれないロックスさんはさらに舌で秘穴を愛撫するように舐めてきてもうこれ以上は無理だと涙で彼の顔が滲む。それでも彼はやめてはくれなくて私は続けて二度目の絶頂を迎えた。

「やぁあ゛っ♡♡♡♡ぁ、あぁ……♡♡♡イクっ、イクイクイク~~~ッ♡♡♡♡」

「は、あ…っ、ほんっと可愛いな…体何回も震わせて…上手にナカでイクって出来ていい子だな?」

先ほどの暴力的なまでの強い快感を与えたのは誰だったのかと思うくらいロックスさんの声色は優しくて私に覆い被さって撫でられるともうそれだけで絆されてしまう。

「上手に…出来てた…?」

「ああ偉いぞ」

切れ長な瞳が細められて愛おしげに見つめるロックスさんが与えてくれる何もかもが気持ちよくて彼の背中に腕を回して微睡んでしまう。

「眠くなってきたとこ悪いが…次は俺の番、でいいか?」

ロックスさんは腰に巻いていたタオルを外して互いの性器を密着させた。

「あ…」

興奮、してくれているのだろう。私の割れ目を熱い塊がぬるぬると撫でて挿入を強請っているようだ。ロックスさんの顔を見ると頬を赤く染めて熱っぽい表情で私を見つめていて胸が高まった。

「怖がらせてたら本当にごめんな…でも、もう君と繋がりたくて堪らないんだ」

「ロックス…さん…」

「呪いの進行を食い止めるためなんてそれらしいこと言っておきながら…俺は結局は君を抱きたいだけの俗物的な男だ。…そんな俺を、受け入れてくれるか?」

射抜くような真っ直ぐな目で言われてしまってはもう頷くことしかできないし、私もそれを望んでいる。

「そっ、その、よろしく…お願いします」

「…ふふっ、よろしく…お願いします、ね…本当に可愛いな。俺こそ、末永くよろしくお願いします」

確かに、中に出すことに対していろいろと責任を取る覚悟だとは言っていたがその言葉はプロポーズにも近いのではないか。私が勝手に思っているだけなのかと思うと深くは突っ込めなかったが、その後の深いキスにも意味があるのではないかと思ってしまう。

「ん、ふ…っ、ぁ…んんっ…、は」

「ベラは飲み込みが早いな…キス、少しずつ上手になってきてるんじゃないか?」

「ほんと…ですか?」

「ん…特訓の成果、だな」

再びキスをしながら私の片脚を持ち上げられて、ぴとりと秘部にペニスが当てられる。その感触に思わず体が強張って一呼吸置くために彼の胸を引き離すようにぐいぐい押してしまう。

「ま、待ってください…あぁ…その、やめろとは言いませんが…その、もうちょっと、小さく…出来たりとかは…」

無理難題を言ってる自覚はあるが視線の先にあるペニスはあまりにも大きくて挿れたら壊れてしまいそうだ。子供の手首くらいはありそうな太さに、体格に見合った長さ、それに加え興奮したそれは赤黒く筋張って、先端から体液を垂らしながら今か今かと挿入を待ち望んでいるようだった。色々と我慢させたのだから当然といえば当然なのだが初心者にはあまりにも刺激的だ。
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