剛柔なお前の為。

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ep 125 計画

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浩介は大河の電話を着るとすぐに、浩二に知らせた。


《大河が鷹虎次郎と接触したようだ、本人は分家の頭首って正体をバラしてないんだろう。世間話をしたと大河は言っている。優しいお爺さんだったそうだ。》


連絡を打ったのだ。



一方大河は大急ぎで、夕飯の準備に取り掛かっていた。

本来なら翔座の分はいらないから、早く終わるはずだ。

しかし弁当の襲来があるため、いそいそと作りあげていく。


茄子のハサミ揚げや、アスパラ巻きやら、弁当のおかずになりそうな物を作っていく。

大河はフルスピードで作ったのでいつより、30分くらい早く終わった。

ちょうどその時、翔磨が地下ジムから上がって来た。

翔磨 「お、今日も美味そうだなw …何で皿分けてあんだ?」

大河 「あ、これ弁当用。プールで練習に付き合ってくれた友達のお礼だw あと、今日父さん遅くなるって。飯要らないみたい。」


翔磨 「ふーーん……」

大河が課題でもしようと、二階まで上がろうとすると、翔磨が抱きつく。

大河 「ちょ!!おい!」

翔磨の汗の香りが、大河を包み込む。


翔磨 「なー、大河ぁ。オヤジいねーなら、俺といい事しよーぜ?」

大河 「や、やだよ////!!俺は浩介が好きなんだ!!」
大河 (きたな、自然に自然にだ!///)

翔磨 「あぁ?いいのかなぁー?そんな事言って、んーー。。」

大河 「んんん゛/////、んんっ!んっ」

くちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅー。

大河は翔磨を引き剥がそうとするが、いっそう強く抱きしめる翔磨。

大河は翔磨のキスにとろんとした顔になっている。

翔磨 「こんな淫乱な姿、翔吾と浩介はどう思うだろうなw 浩介はめっちゃ怒りそうだけどw」

大河 「…やるから、言わないでくれ////」

翔磨 「こんなにここ、硬くしちまって。悪ガキがw」

大河 「んぁ!んっ。くっ//// 」

翔磨は自分の股間と大河の股間を合わせて、クイクイと腰を使い刺激した。

翔磨 「ハァハァ、これ飯の後に飲め。……準備したら、俺の所にこいよ。わかったな?」


大河 「ハァ…ハァわかった/////」

大河は翔磨からピンクの袋を受け取った。

翔磨 「んじゃ、俺シャワー浴びてくるからな。抜くなよw」

とだけを言い残して、翔磨は大河から離れていった。


大河 (俺の為だとは言っても、普通あんな風にできるか?!//// 普通じゃ無いくらいみんな無理してるんじゃねーか?!////)


大河 「……浩介…がんばるよ俺。」

誰もいない廊下で大河はひとり呟く。


すると、玄関が開き
「ただいまー」と翔吾の声が聞こえた。

大河 「おかえりー」

翔吾 「あぢーー!汗びっしょり」

大河 「今兄貴が入ったよ」

翔吾 「大概一人で入りたいけど、気持ち悪いくて無理だ、シャワー浴びてくる。」


大河はかなり複雑な気持ちになりならながら、翔吾を見送った。


ガララっと風呂のドアが開く。


翔磨は頭を洗っていた。

翔磨 「あ?んだよ大河じゃねーのかよ」

翔吾 「俺だって、兄貴じゃなくて大河兄ちゃんのほうがいいわ!早くシャワーよこせ!汗でベトベトなんだ」

翔磨 「せめーな、もっとあっちいけよw」

翔吾 「言われなくともそーするってのw」


2人は同時に体を洗いながら、同時に風呂に浸かった。

翔磨 「ぁーー。。、……メールみたか?」

翔吾 「ああ、……本気でやるんだな」

翔磨 「…やめるか?」

翔吾 「……いや、やるしかねーだろ。」


翔磨 「10分だ、多分それ以上は無理だろ。」

翔吾 「充分だ、しっかり足止めしよろよ。」



2人は計画を遂行するため、しっかりと確認をする。


大河はひとり1人、黙々と課題に取り組んで昂る感情を押さえ込んでいた。


翔吾と翔磨は風呂からあがり、大河を呼ぶ。

翔吾 「にいちゃーーんたべよーー」

翔磨 「はよ、おりてこーい!!」


大河はすぐに、リビングにおりていく。


大河 「あいよ、すぐご飯よそうな。」

大河が食べる準備をしたら、三人は手を合わせて「いただきます」をした。


翔吾 「ん!!これうま!」

翔磨 「まじで?……ん!美味い!」


大河 「そんなに?w 」

翔吾 「今までで二番目に美味いw」


大河 「んじゃ1番は?」

翔吾 「唐揚げw」

翔磨 「やっぱりw 俺はエビフライだなw」


大河 「ははっwたくさん食え」

大河は2人の笑顔をずっと見てみたいと思ってしまうのである。

そして2人もしかり、大河の笑顔を守りたいと思っているが、お互い腹の内は分からないのであった。


3人はご飯を食べ終わると、翔磨と翔吾はTVを見出し、大河は洗い物をする。


翔吾が翔磨の足をつつく。

翔吾 「よし!課題でもすっかな!!…大河にいちゃんお願いがあるんだが…」

大河 「手伝わんぞー。頑張って自分でやれー」

翔吾 「くそ。……わかったよ。」
翔吾 (頼むぞ、兄貴。)


翔吾は二階にあがって行った。


翔磨は皿を洗う大河の後ろに立つ。

大河 「なんだよ////」

翔磨 「んー別にーw」

と言って、翔磨は大河の尻にチンコを擦り付ける。

大河 「やめろ!洗い物してんだぞ!///んぁ。」

翔磨 「なら、とっと終わらせて俺の部屋にいこーぜ……ほら。手が止まってるぞw」

翔磨は大河の耳に息を吹きかけたり、大河の首を舐める。

大河 「まてって!風呂に入ってなぃ////んっぁ////」

翔磨 「ん。エロい匂いがするぜ。しょっぺw」


大河は洗い物を終えると、翔磨の胸に手を押しつけて、突っ張る。

大河 「頼むから、風呂に入らせてくれ/////」

翔磨 「いいぜ。ならほれ、これ持ってけよ。…それとも俺がやってやろうか?大河くん?」

ちゅっと、大河の手にキスを落とす。

大河 「風呂入ってくる!!」

大河はドタバタと風呂に入っていった。

翔磨は翔吾に携帯で連絡する。


《今、風呂に入った。上がったら連絡する。
準備しておけ》

と翔磨は翔吾に送ると


「了解」とだけ返ってきた。


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