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ep 121 優しく暗い
しおりを挟む大河してやったりと笑っている。
相良はほっとしながら微笑んでる。
武藤 「お前を公開処刑にしてやる!!w」
武藤は大河の脇をくすぐった。
大河 「んははww やめww あ、晃ははw」
武藤 「お仕置きだ!ww 悪い子だw」
大河が悶えて笑う姿を皆凝視している。
相良 (な、なんかタイガー可愛い////)
そして、遠くより光る眼光があった。
工藤 (さいっこー!!////)
「おはよー、ミカ。げぇ!アンタ目が怖いって!」
「だめだ、ミカちゃん妄想してるよ…」
大河はやっと解放され、息を整える。
大河 「はー。。苦しかったw ……あ。相良昨日のお礼がしたいんだけど何かさせてくれないか?」
相良 「お礼?大丈夫だw 俺が好きでやったんだから!w」
武藤 「おれ!大河の弁当がいい!」
大河 「晃はなんもしてねーじゃんw」
武藤 「作ってくれるって約束しただろー」
武藤が大河の腕を掴みぶんぶん振っているが大河は無視している。
相良 「タイガーの弁当??」
武藤 「おう、コイツが作る弁当!!」
相良 「食ってみたい…////」
大河 「いやいや!普通の弁当なんだぞ?!夕飯の残り物を入れる事もあるし!!」
武藤 「お前が夕飯も作ってから変わりはねーだろ、はい!決定!!」
大河 「はー。。。わかったよ…3人まとめてでいいか?面倒だから…」
相良 「運動会みたいで楽しそうじゃん」
武藤 「だなっ!ww」
大河はため息をつく。
そして大河は工藤に気付き、立ち上がる。
大河 「工藤さーん」
大河が工藤に近寄ってくる。
工藤 (え!おぉ?!?なになになに?!////)
大河 「おはよ。実は昨日のお礼がしたくてさ!」
工藤 「い、いやいやいや!お礼される程の事はして無いですよ、ほんとっ。気にしないで下さいっ!////」
相良 「工藤さん、タイガーの弁当食ってみたい?」
大河の後ろから、武藤と相良が顔を出す。
大河 「ちょ!相良!////」
武藤 「いいじゃん、1人や2人増えた所でw」
工藤 (神様、ありがとうございます!!////)
大河 「いや、女性だから抵抗あるだろ…」
工藤 「私は全然大丈夫ですよ。大河くんのお弁当、食べてみたいなw」
工藤 (この機会を逃してなるものか!!!!/////)
大河 「そ、そう?ごめんな。こんなお礼で…アレルギーとかあるか?」
相良 「ない!俺は弁当で十分だ!w」
工藤 「私もw」
武藤 「さっそく、明日宜しくな!大河w」
大河 「分かった…あんまり期待しないでなw」
大河は、とぼとぼと自分の席に戻る。
「ミカー!!聞いてたわよ!大河くんからの弁当だって!!w」
「ぇー、なんでミカちゃんだけー…私も教えればよかった……」
「良かったじゃんミカ!…あれ?ミカ?ちょっと聞いてる??…あー、だめだこりゃ…」
工藤の頭の中は紫色で染まっていたのだ。
ホームルームが終わり、山口教師が教室を出る。
元気がないようで、大河とも顔を合わせようとしなかった。
大河は外を眺めながら、退屈な日が始まったと思うであった。
所飛んで放課後。
大河は武藤達に挨拶をして職員室に向かう。
そして、大河は山口教師を呼ぶ。
山口教師 「ど、どうした?…」
やはり、目を合わせてはくれないようだ。
大河 「ここじゃ言いにくいので、別の場所でも良いですか?そんなにお時間はかかりませんので…」
山口教師 「わかった…」
山口教師は進路指導室に大河を連れていく。
部屋に入るなり大河は口を開く。
大河 「昨日はありがとうございました!」
山口教師 「いや、別に教師として仕事をしたまでだ…」
大河 「先生はお昼どうしてますか?」
山口 「ぇ??……弁当を注文する時もあるし、コンビニで済ませる事もある……何でだ?」
山口教師は唐突な質問に緊張して、手に汗をかいている。
大河 「実は昨日のお礼で相良や工藤さんに弁当を作る事になったんです。…先生にもご馳走させてください。」
山口教師 「大河の弁当?////」
大河 「やっと目を合わせてくれましたねw」
山口教師 「だ、だって…緊張して////」
大河 「はー。。。どうしたら前みたいに接してくれるんですか…」
山口教師 「………分からないんだ////」
大河 「自然にそのままで振る舞ってください。弁当明日持ってきますからww 」
大河はドアを開けようとすると山口教師は大河の袖を掴んだ。
山口教師 「……頑張るから、……な、なでなでして////…」
大河は振り返って、山口教師の腹筋を少し撫でてパンっと軽く叩いた。
大河 「頑張って、先生!」
山口教師 「ちが、ちがう!!頭!頭撫でてくれよぉ////」
大河 「嫌ですよ。……あーでも、自然接する事が出来ればやってあげますよw…それじゃ」
山口教師 (そんなの無理じゃねーか////)
山口教師は情けなく、大河に心を奪われていた。
山口は昨日の夜から大河をオカズにして何回も犯されていたのだ。
そして今も山口は妄想の中にいた。
大河 「ほら、尻突き出せよ!」
山口 「いやだ!、やめてくれ////」
大河 「嘘つくなよ、こんなにグチョグチョにしてw」
山口 「だめ、だめぇ、逝っちゃうぅ!///」
大河 「逝けよ。変態教師が!」
山口 「んんん!!///はんっ!大河ぁ、だいすきぃ!キスして、んんもっとぉ!////」
山口は教師を忘れて、顔を赤くして下を向き、熱りが冷めるのをジッとまった。
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