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ep 109
しおりを挟む翔座 「大河。お前強い奴と手合わせして見たくねーか?」
大河 「いや別に…。」
大河ら翔座に即答する。
翔座 「ぇー。。」
浩二 「あっけなかったな……大河お前、真髄を会得してーんだろ?w
」
大河 「まー、分かりそうでわかんねーんだ。ってかなんで知ってるですか?!」
浩二 「そりゃ、翔座からきいたからな!いやな、鷹虎家の親戚からなお前と交流がしたいって言ってきてるんだ。何かヒントが貰えるかも知れねーだろ?」
浩二は大河が不安にならないよう、事実をオブラートに包んで話した。
翔座 (さすが浩二…話の先導がうまい」
大河以外のものは、この話が”衝動”の話が関わっている事にすぐに気付いた。
「鷹虎家の実力者と大河を戦わせて真髄の会得をさせる」
この事が大河の為の最終目標なのだ。
浩二 「交流してくれねーか?」
大河 「んー、1人ではなー。。」
浩介 「俺が付いていくから安心しろw」
浩介 (大河は1人にできねー!!」
浩二 「おっ、浩介も行ってくるのかぁー?w」
大河 「…わかったよ、折角だし、行ってみる。浩二さんにも悪いし。」
浩二 「ありがとなっ!!日取りが決まったら翔座に連絡する……よし、そろそろ、おいたまするぜ、浩介帰るぞ車だせー。」
浩介 「おーけ。……大河また連絡する。」
大河の肩をポンポンと置く。
大河はこくりと頷いた。
2人を玄関まで4人は見送る。
浩介は車を出しに先に外にでた。
翔座は浩二の去り際に声をかける。
翔座 「浩二、俺も日取りを決めたら連絡する。」
浩二 「…っわかった///」
浩二は背中を向けて返事をして、坂鬼家を後にする。
そして大河は夕飯の準備に取り掛かる。
大河 「んじゃ、ちゃっちゃとやりますか。…」
大河キッチンへいくといつものように、次々と料理を仕上げていく。
先に翔座は風呂に入っている。
翔磨と翔吾はソファーに戻り、あまり動かない。
お互い、TVを見てふざけながら足で股間を突いている。
大河は何も気にする事なく、作業を進める。
ただの兄弟のジャレ合いだと思っているのであろう。
しかし、内心2人はヤラシイ気持ちも半分芽生えていたのだ。
大河はフライパンに油を引いて、カツレツを作っているようだ。
最後の一枚を揚げていると、翔座が後ろからひょっこり顔をだす。
半袖のパンツ一丁だ。
翔座 「今日の飯はなーにかな?w」
大河 「カツレツー、近くと油はねるぞー…」
翔座 「大河…お前、浩介とやったんだろ?w」
大河 「……ぁあ。////」
大河に後ろから密着して、大河の尻に自分のチンコを擦りつける。
翔座 「パパとどっちが気持ちよかった?んー?」
翔座は大河のチンコを触ろうと、腕を伸ばした。
ぱちっ!!!
大河 「あ。」
翔座 「ぶぁっち!!!あっち!!あちー!!」
見事に油が跳ねて、翔座の腕に命中したのだ。
大河 「だから言ったろw」
翔座 「ひでーよ。…あちーよ大河。ほら見ろ!!」
翔座は大河に豪腕を見せつけるがあまり変化はない。
大河 「ちょっと赤くなってるだけだよ、薬塗っとけw」
翔座 「責任とって、お前が塗れよ。…熱かったんだぞ…大河を守ったんだら…」
大河 「塗ってやるから席ついてろよ、またはねるぞw」
翔座 「お前すげーよ、……」
ぼとぼと歩きながら席につく翔座であった。
翔磨と翔吾はTVに夢中のようだ。
電気アンマーはやめてはいない。
大河は揚げ終えて、用意を進め終える。
大河 「ほら、どこだ?薬塗ったげるから…」
翔座 「ここだここ!!見りゃわかるだろ!…」
大河 「わかんねーよw……ほら、塗ってやったから大丈夫だ。」
翔磨 「なんだ?何してんだ?」
翔吾 「オヤジ怪我したのか?」
2人は顔だけを向けて話しかける。
翔座 「火傷した、DVだ。大河から虐められたんだ……」
悲しそうに翔座は大河を見つめる。
大河 「そーだぜ?虐め甲斐があったw」
大河は悪ノリして、普段見せないサディストの笑みを浮かべた。
3人はドキッとしてしまい、少し頬を赤くしながら目を逸らした。
不覚にもカッコイイと思ってしまったのだろう。
そしていつか、抱かれるのかと考えてしまえばそれはもう、興奮でしかなかった。
大河 「ほらー、くうぞぉー」
3人はムラムラした気持ちで、集まる。
全員で「いただきます」をして、性欲を消すように食事にありついていく。
大河は翔座にさっきの仕返しも兼ねて、
翔座がこの前大河にしたように、今度は大河が翔座チンコをテーブルの下で刺激していた。
翔座は完璧にポーカーフェイスを作り上げているが、股間はガチガチのようだ。
大河は心の中で笑いながら食事を進めていく。
しかし、翔磨は大河が翔座を虐めているを気づいてしまっていたのだ。
翔磨もまた、ポーカーフェイスを作り上げる。
「ごちそうさま」の後、皿洗いをしている大河。
翔磨と翔吾は相変わらず一緒に風呂に入っている。
たぶん、大河にバレないようにお互いしごき合いをしてアナルを少し弄っているようだ。
翔座は大河をずっと見つめている。
洗い終えて大河が口を開く。
大河 「何だ?さっきからずっと見つめてきて…」
翔座 「お前もサドな奴だな////」
大河 「気持ちよかったのか?w」
翔座はガタッ椅子から立ち上がって大河にズンズンと近づく。
大河 (やべ。怒ったかな)
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