剛柔なお前の為。

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ep 93 大河 デート?

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-------------心の拠り所-------------------


大河はいそいそと、服を着替えて身嗜みを整えた。


そろそろ浩介が向かいに来ると思い、リビングへ向かう。


大河 「夕飯作るからそんなに遅くならないようにするなー」


大河は三人に声をかける。


3人の「「「うぃーす」」」という声だけが聞こえてくる。


ピーンポーンとインターホンがなる。

大河がカメラを見ると、ニカッと笑い手を振る浩介がいた。


大河 「んじゃ、行ってきまーす」


と言いながら玄関を出る大河。


閉まってから「行ってらっしゃい」という三人であった。


翔磨は大河が浩介の車に乗って出て行った事を確認すると、家の鍵をかける。
 

そして翔磨はリビングに戻ると計画を進めていく。


翔磨 「翔吾、やるぞ…」


翔座 「……すまんな、翔磨…」


翔吾 「今からか?!///」


翔磨 「あいつが居ないタイミングが中々ねーからなー。……嫌か?」


翔吾 「いや、わかった/////やる。」
翔吾 (まじで、兄貴とやるのか///)


翔磨 「んじゃ、俺は準備すっから、オヤジはどーする?…俺達とやるか?////」


翔座 「いや、やめておく……これからちょいと浩二と出掛けるからな…二人でゆっくりしてろ」


と翔座は茶化す事なく真剣な顔つきで話す。


翔吾 「何しに行くんだ?」


翔座 「これから鷹虎家にいって浩二と文献を探ってみる。衝動と真髄の何か手掛かりが
掴めるかも知れんからな…」


翔座は着替え、身支度を整えながら話す。
一時の時間も惜しいようだ。



翔磨 「必要なら俺達もいくぜ?」


翔座 「いや、大丈夫だ。…お前達にはすまんが、今やれる事をやってくれ。…この機会を逃すな……頼んだぞ…2人とも」



翔磨と翔吾はただ黙って、頷く。


翔座はラフなカッコだが、最低限の身なりを整えて浩二の家に向かうのであった。


すると翔磨はすぐに動き出した。


翔磨 「オヤジの言う通りだな…時間もない……早速準備するかな。あ、翔吾。」


翔吾 「なんだ?」


翔磨 「精力剤飲んどくぞ、1人1.5倍量だ。……嫌なら無くてもいい、俺は飲まねーとたぶん無理だ。」



翔吾 「……呑む///」


翔磨 「わかった……呑んだら一緒に風呂入るぞ、いいな?」


と言いながら翔磨はコップにお茶を注ぎ、ピンクの袋を取り出した。


そして一袋と半量を2つのコップに入れて溶かす。


翔磨は乾杯をして飲もうとすると翔吾が翔磨の腕を掴む。



翔磨 「なんだ……どう言うつもりだ?…時間が無いって言ったよな?」


少し叱るように翔吾を威圧する。


翔吾 「ち、ちげーよ///呑むよ、呑むからさジッとしててくれ。」


翔吾はコップのに口をつけた。


翔磨 「あ?何言って…んぐ?!んっーー。ふっー。ごくん。」

翔吾は翔磨に口移しで薬を飲ませたのだ。



翔磨 「ん。はー、。……んだよ////そうならそうと早く言えよ…」

翔吾 「…。は、…この方が興奮するだろ?w…兄貴。」


翔吾は自分の口を拭きながらニヤリと笑う。


翔磨 「クソっ/// …こっちこい!次は俺だ……ん。。」


翔磨は翔吾の後ろ髪に指を通して、引き寄せ口移す。 

最後にいたずらか、翔吾の舌を舐める。

ちゅぱ。



翔吾 「んふ、ん……んっ!?////……んぐ、ごぐ。……はーー。。何で舌を絡めててんだよ///」


翔磨 「ン。…ぁー。あ?これからもっと絡めるんだからいいだろw 練習だ練習w …ほら、次はお前の番だ!」




翔吾 「…っ////ぜってー鳴かす。」

翔磨 「お互い様だろ?俺もお前を鳴かすぜ?」

んぐ。んー。。ちゅぱ

2人は時折キスをしながらコップにある精力剤を飲み干していく。



翔吾 「んっ…ぁー。。全部呑んだぜ?」

翔磨 「んー。。はー。あぁ。少し時間くったがな…大丈夫だろう……風呂行くぞ///」


翔吾 「兄貴一人でできるのかよ?w」

と翔吾は翔磨の尻の割れ目をなぞる。



翔磨 「…っ////…ガキじゃねーんだ、出来るわw……なんだ?見てーのか?w」

翔吾 「…あぁ、見てみてーよw///」

と翔吾は翔磨の股間と自分の股間を擦り付ける。



翔磨 「エロガキがw……ほらいくぞ!」

翔吾 「うぉ!……」

翔磨は翔吾の腕を掴み風呂場に先導してくのだあった。




------------所少し戻って大河と浩介------




大河は玄関を開けると、浩介が黒いスポーツ車で向かいにに来ていた。



車もシックで広さもあり、かなりカッコいい筈なのだ。

大河はそれよりも、浩介の姿に目がいってしまう。


浩介は短髪をワックスで整え、紺色の半袖シャツに薄茶色のスキニーを履いている。

フィットした服のせいか、巨漢の肉体美が浮いて出ている。

腕時計と浮き出た血管が大人の色気をだす。



浩介 「よ!こんちは大河!」

大河 「おぅ…///」

浩介 「んじゃ早速いこーぜ!…ほら、乗れよ」

とさりげなくドアを開ける。


こういう些細な気遣いの優しさが大河にはグッとくるのだろう。


大河 「ありがとっ。」

浩介 「うっし!出発だぁー!」


浩介は車をゆっくりと発進させる。

鼻歌交じりで、子供のように楽しそうだ。

大河はおもむろに浩介に問いかける。


大河 「今日の予定は?w」

浩介 「おぅ!今日はまず映画見るだろー、んで昼飯食うだろー、んで俺のお気に入りの場所に連れてってやる!!まかせろ!w」


大河 「変な場所じゃ無いだろーな。」

浩介 「いや、綺麗な場所だぜ。大河w」


ニッカリと笑う浩介に大河はつられて、にっこりと笑ってしまうのだった。
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