剛柔なお前の為。

pom

文字の大きさ
上 下
81 / 171

ep 78 坂鬼三兄弟 買い出しデート

しおりを挟む




翔吾 「うゎー。。久しぶりに入った。」


翔磨 「俺もー。。綺麗にしてるなー。。」


翔座 「なんだよふてくされてw」


大河 「分かりそうで、わからなかった……」


少し、沈黙が流れたが大河はガバッと起き上がる。

大河 「よし!!朝飯つくろっと」



大河は気持ちを切り替えて、3人をおいて部屋を後にする。


翔磨 「あいつ。まだ強くなるのか…」


翔座 「末恐ろしいだろ?」


翔吾 「あんたの息子だぞ……」


3は大河の行き着く先が気になるのであった。


---------------坂鬼家への来客-------------



大河は朝食の準備で大忙しである。


特に早起きをして、運動した者がいれば尚更だ。


リビングでのんびりとTVを見ながらコーヒーを飲む野獣3人。


大河 「白ご飯食べる人?」

3人 「はーい。」


大河 「食パン食べる人?」

3人 「はーいw」


大河はため息をつきながら、苦笑して準備をこなす。



翔磨 「あ、そういえば翔吾!お前修行の罰ゲーム何にするか決めてなかっな?w」


翔吾 「ちっ!…今頃かよ!」


翔座 「なんだよそれw なんかやるのか?w」


翔磨 「なーーんにしよっかなー。」


大河 「今日の皿洗い。風呂掃除。」

大河は作業をしながら話す。


翔磨 「んじゃ、大河はそれなーw」


翔吾 「え?!2人からかよ?!」


翔磨 「あったりめーだろw…んーー。。考えとこw」


翔吾 「変な事はやんねーぞ。」


翔磨 「ん?変な事って、こーゆーの?w」


翔磨は翔吾の股間を足で電気アンマする。


翔吾 「っ////やめろ!!ざけんな!!」

翔吾は翔磨の足を引き剥がそうとする。


翔座 「おーい。TVが聞こえねーだろ…大河ぁ!!!パパにコーヒーのおかわりちょうだーい!!」


翔磨 「あんたの方がよっぽどうるせーよ」


翔吾 「ってか、てめーは早く足どけろ!!」


大河 「もうちょい静かにしてよー……出来たぞ」


大河が声をかけたら、すぐに3人はテーブルに駆け寄ってくる。


翔座 「お、今日はなんかお洒落だなwうまそ。」


翔磨 「サンドイッチか久しぶりだなw」


翔吾 「お!2種類もあるw」

大河は今日やけにサンドイッチが食べたかったのだ。


大食らいの野郎どもの腹を満たすにはかなり面倒だったが、大河は無性に食べたかったようだ。


大河 「好きなだけ食え、数に限りはあるがw」


全員が席について「いただきます。」


慌ただしい食事が始まった。



翔吾 「おれ、卵サンドすき。」

翔磨 「お前、そればっかくうな!!」

翔座 「俺はやっぱ、ハムレタスだなー」

大河 「てか、お前ら米くったよな?w」



むぐむぐと同じ顔で頬張っている3人に大河は再び苦笑する。


大河 「あ、そいえば今日浩二さん達がくるんなら、買出しに行かねーと。」


大河は翔座と翔磨を見る。

翔座と翔磨は顔を見合せる。



翔座 翔磨 「「最初はぐー!ジャンケンポン!!」」


翔磨 「ぐぁー!!!!!」
翔座 「しゃおらぁ!!!」



坂鬼家の運転手は2人しかいないのだ。


翔磨 「………しょーがねーなー。。。大河俺とデートにでもいくか。……何か買ってやる」


と翔磨は面倒くさそうに言う。


大河 「ありがとw」  


翔吾 「なら、俺もいく!w」


翔磨 「ぇーーーーーー。。。……いいぞw」


何だかんだ2人の兄である翔磨なのだ

翔座 「んじゃ、3人で行ってこい。家で待ってるからw」


翔磨 「うし!んじゃ、11時には出るから用意しとけ!」


大河 翔吾 「「了解!」」


翔座は頬ましく、3人の息子達を見ていた。




一方で鷹虎親子。


浩二 「こうすけ!今日16:00には家でるぞー!!翔座との約束だぁ!!」


大きな声をだして、部屋にいる浩介に呼びかけた。

浩介 「ぉーーーーー。。。」

なんだか気の抜けた声をだす浩介。



浩介 (ついにきたのかこの日が////なんかプレゼントでも渡すか?///… お家デートなのか?!////)


浩介 「たいがぁ////。」

浩介は布団を抱きしめながら呟くのであった。


--------所飛んで三兄弟はモールへ---------



3人らは久しぶりに揃って買い物に出かけていた。


翔磨 「ついたぜー」


大河 「ありがと兄貴」


翔吾 「誰か友達と出くわしそーだなw」


3人は車から降りて、ひとまずお昼を食べる事にした。

翔磨 「昼飯何食う?」

大河 「ラーメン!w」

翔吾 「右におなじ!!w」

翔磨 「わかったっ、いこーぜ」



3人は腹ごしらえした後、適当にグルグルと店を物色する。



自然と3人はスポーツ用品店に足が進むである。


それぞれが、バラバラで行動している。


すると大河は黒ベースで銀のライン一本だけ入ったジャージが目に止まる。


触ると肌触りもよく、通気性も良さそうだ。


デザインも翔座や翔磨が着てそうな大人びたものであった為、珍しく大河は欲しくなってしまった。

不意に、値札を見る大河。


大河 「たっか!!!!、却下だ!却下!!」

と商品から手をはなす。

名残惜しそうに見つめながら他にいい物が無いかと探しにでる大河であった。


しかし、遠目で翔磨が見ている事に大河は気が付いていなかった。

15分後くらいして、3人は合流する。


翔磨は先に買い物を済ませて、袋を持っている。


翔吾は翔磨に靴をねだっているようだ。


翔磨 「わかった!わかったから!時間もねーし、とってこい!!」


翔吾 「サンキューw!兄貴ぃ!!」

翔吾は走り出して靴を取りにいった。


翔磨 「大河、お前も何か欲しいものあんだろ?とって来いよ。」


大河 「いや、大丈夫だ!。それより翔吾の靴を買ってあげてくれ、ボロボロだからw」


翔磨 「そーかー?……」


翔吾が戻ってきて会計を済ませる。


翔吾 「ありがとな!兄貴!!」


翔磨 「大事に使えよーw」



大河 「よかったな翔吾w………ごめんトイレ行ってきていい?」

翔磨 「いいぜー、そこで待ってるから」

2人は椅子に腰掛ける。

大河はトイレに向かう。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

処理中です...