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ep 78 坂鬼三兄弟 買い出しデート
しおりを挟む翔吾 「うゎー。。久しぶりに入った。」
翔磨 「俺もー。。綺麗にしてるなー。。」
翔座 「なんだよふてくされてw」
大河 「分かりそうで、わからなかった……」
少し、沈黙が流れたが大河はガバッと起き上がる。
大河 「よし!!朝飯つくろっと」
大河は気持ちを切り替えて、3人をおいて部屋を後にする。
翔磨 「あいつ。まだ強くなるのか…」
翔座 「末恐ろしいだろ?」
翔吾 「あんたの息子だぞ……」
3は大河の行き着く先が気になるのであった。
---------------坂鬼家への来客-------------
大河は朝食の準備で大忙しである。
特に早起きをして、運動した者がいれば尚更だ。
リビングでのんびりとTVを見ながらコーヒーを飲む野獣3人。
大河 「白ご飯食べる人?」
3人 「はーい。」
大河 「食パン食べる人?」
3人 「はーいw」
大河はため息をつきながら、苦笑して準備をこなす。
翔磨 「あ、そういえば翔吾!お前修行の罰ゲーム何にするか決めてなかっな?w」
翔吾 「ちっ!…今頃かよ!」
翔座 「なんだよそれw なんかやるのか?w」
翔磨 「なーーんにしよっかなー。」
大河 「今日の皿洗い。風呂掃除。」
大河は作業をしながら話す。
翔磨 「んじゃ、大河はそれなーw」
翔吾 「え?!2人からかよ?!」
翔磨 「あったりめーだろw…んーー。。考えとこw」
翔吾 「変な事はやんねーぞ。」
翔磨 「ん?変な事って、こーゆーの?w」
翔磨は翔吾の股間を足で電気アンマする。
翔吾 「っ////やめろ!!ざけんな!!」
翔吾は翔磨の足を引き剥がそうとする。
翔座 「おーい。TVが聞こえねーだろ…大河ぁ!!!パパにコーヒーのおかわりちょうだーい!!」
翔磨 「あんたの方がよっぽどうるせーよ」
翔吾 「ってか、てめーは早く足どけろ!!」
大河 「もうちょい静かにしてよー……出来たぞ」
大河が声をかけたら、すぐに3人はテーブルに駆け寄ってくる。
翔座 「お、今日はなんかお洒落だなwうまそ。」
翔磨 「サンドイッチか久しぶりだなw」
翔吾 「お!2種類もあるw」
大河は今日やけにサンドイッチが食べたかったのだ。
大食らいの野郎どもの腹を満たすにはかなり面倒だったが、大河は無性に食べたかったようだ。
大河 「好きなだけ食え、数に限りはあるがw」
全員が席について「いただきます。」
慌ただしい食事が始まった。
翔吾 「おれ、卵サンドすき。」
翔磨 「お前、そればっかくうな!!」
翔座 「俺はやっぱ、ハムレタスだなー」
大河 「てか、お前ら米くったよな?w」
むぐむぐと同じ顔で頬張っている3人に大河は再び苦笑する。
大河 「あ、そいえば今日浩二さん達がくるんなら、買出しに行かねーと。」
大河は翔座と翔磨を見る。
翔座と翔磨は顔を見合せる。
翔座 翔磨 「「最初はぐー!ジャンケンポン!!」」
翔磨 「ぐぁー!!!!!」
翔座 「しゃおらぁ!!!」
坂鬼家の運転手は2人しかいないのだ。
翔磨 「………しょーがねーなー。。。大河俺とデートにでもいくか。……何か買ってやる」
と翔磨は面倒くさそうに言う。
大河 「ありがとw」
翔吾 「なら、俺もいく!w」
翔磨 「ぇーーーーーー。。。……いいぞw」
何だかんだ2人の兄である翔磨なのだ
翔座 「んじゃ、3人で行ってこい。家で待ってるからw」
翔磨 「うし!んじゃ、11時には出るから用意しとけ!」
大河 翔吾 「「了解!」」
翔座は頬ましく、3人の息子達を見ていた。
一方で鷹虎親子。
浩二 「こうすけ!今日16:00には家でるぞー!!翔座との約束だぁ!!」
大きな声をだして、部屋にいる浩介に呼びかけた。
浩介 「ぉーーーーー。。。」
なんだか気の抜けた声をだす浩介。
浩介 (ついにきたのかこの日が////なんかプレゼントでも渡すか?///… お家デートなのか?!////)
浩介 「たいがぁ////。」
浩介は布団を抱きしめながら呟くのであった。
--------所飛んで三兄弟はモールへ---------
3人らは久しぶりに揃って買い物に出かけていた。
翔磨 「ついたぜー」
大河 「ありがと兄貴」
翔吾 「誰か友達と出くわしそーだなw」
3人は車から降りて、ひとまずお昼を食べる事にした。
翔磨 「昼飯何食う?」
大河 「ラーメン!w」
翔吾 「右におなじ!!w」
翔磨 「わかったっ、いこーぜ」
3人は腹ごしらえした後、適当にグルグルと店を物色する。
自然と3人はスポーツ用品店に足が進むである。
それぞれが、バラバラで行動している。
すると大河は黒ベースで銀のライン一本だけ入ったジャージが目に止まる。
触ると肌触りもよく、通気性も良さそうだ。
デザインも翔座や翔磨が着てそうな大人びたものであった為、珍しく大河は欲しくなってしまった。
不意に、値札を見る大河。
大河 「たっか!!!!、却下だ!却下!!」
と商品から手をはなす。
名残惜しそうに見つめながら他にいい物が無いかと探しにでる大河であった。
しかし、遠目で翔磨が見ている事に大河は気が付いていなかった。
15分後くらいして、3人は合流する。
翔磨は先に買い物を済ませて、袋を持っている。
翔吾は翔磨に靴をねだっているようだ。
翔磨 「わかった!わかったから!時間もねーし、とってこい!!」
翔吾 「サンキューw!兄貴ぃ!!」
翔吾は走り出して靴を取りにいった。
翔磨 「大河、お前も何か欲しいものあんだろ?とって来いよ。」
大河 「いや、大丈夫だ!。それより翔吾の靴を買ってあげてくれ、ボロボロだからw」
翔磨 「そーかー?……」
翔吾が戻ってきて会計を済ませる。
翔吾 「ありがとな!兄貴!!」
翔磨 「大事に使えよーw」
大河 「よかったな翔吾w………ごめんトイレ行ってきていい?」
翔磨 「いいぜー、そこで待ってるから」
2人は椅子に腰掛ける。
大河はトイレに向かう。
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