44 / 171
ep 41 優しい脅し。
しおりを挟む翔座 「ん?さっき、オヤジを呼んでただろ?…好きなのか?オヤジのことが。」
大河 「ッ///////ちがう、ただムラムラして」
大河 (よ、良かった…、この前の事はバレて無い///でもどうしたら///)
翔座 「こんな大河みたら、オヤジと翔吾は何て思うだろうなぁー?とくに翔吾、かわいそうだな。…大好きなお兄ちゃんがこんな変態やろうだったなんて知ると。……もう、口も聞いてくれないかもな。…残念だ大河ぁ。」
大河 「…!翔吾まで?!そ、そな!兄貴言わないで!!」
と大河は咄嗟に片手で、翔磨の腕を掴む。
翔磨 「………離せよ変態。そんな奴が一緒にいるだなんて、オヤジも翔吾も危険だ。……報告させてもらうぜ。お前のせいだ。」
大河 「…ッつ。!!そ、そんな!!お願いします!何でも言う事聞くからぁ!!言わないでぇ!!!……っく。。…」
大河は半泣き状態になってしまった。
それを見た翔磨はこう言い放つ。
翔磨 「仕方ねーなぁ。俺もそこま鬼じゃねーよ。……でも、大河絶対に俺の言う事は聞けよ?……いいな?」
大河は、はんべそな顔で翔磨を見つめると
大河 「はい。……わかりました…」
とだけ呟く。
すると翔磨は大河の膀胱を少し足で押す。
翔磨 「んじゃ、早速。………漏らせ。」
と言い放つ。
大河 「え??どういう。」
翔磨 「今ここで、しょんべんを漏らせって言ったんだ……できるよな?大河くん?」
大河 「あ、兄貴」
翔磨 「…そうか、ならっ」
と足を離しかけると大河は察したようだ。
大河 「や、やります、やるからぁ!!…」
翔磨 「なら、早く………やれ。」
翔磨 (今日は薬盛ってねーから、何もせず誘うのは無理がある……ここで服従させればコイツの身体と心の負担は少なくなるはず。何としてでも心を折る!!………すまん。大河。。こんな下衆な事でしか、お前を救ってやれねー。…)
大河 「ぁ。……っ。。」
チョロチョロと尿が出ると同時に翔磨は膀胱を足で押す。
大河 「んぁんっ……だめだッ……とまんね…ぁぁ……」
ふんわりと尿の匂いが風呂場を包むと翔磨は大河に追い討ちをかける。
翔磨 「お前……、何で勃ってるんだ。」
大河 「ぇ……。!?!!?」
翔磨 「大河、お前マゾか?」
と翔磨は足でビンビンに勃起した大河のチンコを刺激する。
大河 「んぁ゛///ん、わかんねぇよ゛……グスンっ。…」
翔磨 「……なら、俺がわからせてやる。」
大河の髪を掴みキスをする翔磨、むさぼり食われる大河の舌。
大河から絡めようとするとすぐに舌を離す。
翔磨 「お前、アナニーしてるって事は、後ろの準備できるのか?」
大河 「…うん。一応。」
と小さな声で離す。
翔磨 「なら、しっかりと準備して夜、一人で俺の部屋にこい!来なかったら……わかってるな?大河?」
大河は震えながら涙を流し頷く。
翔磨大河の涙をペロンと舐めとり、額にチュとキスをして、風呂場をでた。
大河は泣きながら、身体を洗って自分自身を抱きしめた。
身体を拭いていると、タオルの上に浣腸剤と翔磨の書き置きがあった。
「誰にも気づかれず使え。」と。
大河は泣きながら握りしめて、二階へ走って移動した。
翔座と翔吾は事前に翔磨が大河にこれから何をするかを知らせて、大河がどう言う行動を取るかを予測していた。
大河の行動は3人よって掌握されていたのだ。
全員が風呂にはいり、翔吾は部屋で課題を、翔座が書斎で仕事をしている間を見計らい大河は準備を済ませた。
もちろん、翔磨の計画通りに大河は進んでいく。
課題を終わらせた翔吾や、仕事がひと段落した翔座がソファーでTVを見ている。
大河と翔磨はテーブルで隣に座っている。
大河がTVに目を向けていると、太ももや内股を翔磨がさわる。
大河 「や、やめてくれ……」
蚊の中ような声を、発するが翔磨は容赦なく大河のチンコを撫でる。
そして耳元で囁に問う。
翔磨 「準備はできたか?…」
と翔座が聞くと、目をつぶってコクコクと頷く大河。
翔座と翔吾は前にいて、大河達が何をしているのか見えない。
すると翔磨は立ち上がり、お茶をコップに注いで大河の所まで持ってくる。
大河はジッと翔磨を見ていると、ピンク色の袋を取り出した。
するとコップに袋の中の粉を入れ、混ぜはじめる。
大河は嫌な予感がしたが、予感は的中していた。
翔磨が大河の目の前にコップを置き一言呟く。
翔磨 「…飲め。」
大河は顔を真っ青ならしながら
大河 「…の、めね…こわぃ…」
と首を振って飲まない。
もう一度翔磨は大河に命令する。
翔磨 「…飲め、全部。」
と言い放つ。大河はよほど怖かったのだろう。
ばっと、翔座や翔吾に顔を向けて助けを求めてそうになるが、翔磨は後ろから大河の口を押さえて、地を這うような声で囁いた。
一瞬の出来事だった。
大河 「ンーー…………っ」
翔磨 「…もう、いいんだな?」
大河は下を向くと翔磨の手に涙が伝わった。
完全に大河の心が折れた瞬間だった。
逃げられなかった。
しかし、大河の口元を押さえている翔磨もまた然り、「大好きな兄ちゃん」と言う肩書を捨てた瞬間だった。
絶望と哀しみを累積した表情をしていたのである。
翔磨は大河の口を塞いでいる手をゆっくりと下げた。
そして大河は翔磨の顔を見ることなく、震える手で掴むと、ごくごくごくっと飲み干していく。
大河の震える、吐く息が聞こえてくる。
口元に少し垂れているお茶を翔磨は舐めとる。
そしてまた、囁く。
翔磨 「…いい子だ。」
0
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
ただΩというだけで。
さほり
BL
Ωというだけで、つらい過去を抱え自責の念とともに生きる36歳の津田。複雑な出生を持つ1歳半の律との日々は穏やかに流れるが、別れへの長いカウントダウンは始まっている。一方、無愛想なΩの部下を疎ましく思っていた乾は、ある事件から津田が気になって仕方がなくて……?
【オメガバース】 現代社会に、男女の他にα、β、Ωの「第ニの性」があり、男性も妊娠する設定です。αが発情期のΩのうなじを噛むことで、2人は番(つがい)になります。他は本編に説明を入れながら展開しています。
お表紙および挿絵は朔羽ゆき様にいただきました(^ ^)
Twitter @sakuhayuki_
*別PNにてエブリスタにも掲載中
君の為の不幸だったと貴方は言う
春目よーす
BL
「ボクを救って(狂わせて)くれたその人は、殺人鬼だった」
とある飲み屋街の隅で生きている少年はその日、運悪く、人が何者かによって殺された瞬間を目撃してしまう。
混乱と恐怖により逃げ惑う彼を救ったのは、不思議な雰囲気を持った妙齢の男だった。
紆余曲折あり、彼の提案で男と家族として共に暮らすことになった少年。
男のもとで平穏な暮らしを得た少年だったが、彼は知らなかった。
彼こそがあの日人を殺した犯人であること、あれが最初で最後の殺人ではなかったこと……そして。
「君は俺の理想だ。だからこそ、囚われてくれ、俺の檻に」
割とマイルド(当社比)にしていますが、流血・暴力・残酷描写注意。催眠洗脳、束縛監禁等の内容もあります。
一見物腰柔らかな優しいサラリーマンと体を売って生活していた孤独で寂しがり屋な少年のBLです。
優しいその人を本当に理解した時、彼は狂気を知った。
【R18】お嫁さんスライム娘が、ショタお婿さんといちゃらぶ子作りする話
みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。
前話
【R18】通りかかったショタ冒険者に襲い掛かったスライム娘が、敗北して繁殖させられる話
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/384412801
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
つぎのあなたの瞳の色は
墨尽(ぼくじん)
ファンタジー
【ブロマンス風ファンタジー】
病魔に蝕まれてなお、戦いを止めない主人公たつとら
そんなたつとらを支えるために、仲間たちが運命を共にするお話
〇あらすじ
人間を本能のまま襲う〈異形〉と呼ばれる魔物が蔓延る世界
世界一の大国であるウェリンク国の軍事育成学園に一人の男が赴任してきた
桁違いに強い彼は、世界の脅威をいとも簡単に撃退していく
その強さと反して、主人公が抱えている病魔は深刻だった
彼が死ぬのが先か、世界の脅威が去るのが先か
奮闘し続ける主人公の周りには、仲間たちが増えていく
そして次第に明かされる、主人公の強さの理由と世界の成り立ち
果たして彼の正体は
行きつく先にあるのは希望か絶望か
__________
主人公の過去と素性が世界の成り立ちに大きく関わってくるため、主人公が謎の人物設定になっています。
最初は学園モノですが、途中から変わります。
※ご注意ください (恋愛ものではないのですが、一読ください)
女性が男性に想いを寄せる描写もありますし、男性が男性に想いを寄せる描写もあります(BR要素)
しかしこの物語は、恋愛に発展することはありません
女性同士の恋愛の描写もあります
初心者ですので、誤字・脱字等お目汚しが多々あるかと思いますがご了承ください!
ボーダー×ボーダー
まさみ
BL
『学校に爆弾を仕掛けた』
「は?」
『とめてくれないか、俺を』
大晦日、家にかかってきた一本の電話が平凡な高校生・秋山透をトラブルに巻き込む。学校に爆弾を仕掛けたてこもった親友・麻生譲をとめるため透は走る。タイムリミットは0時、はたして彼は間に合うのか。タイムリミテッド学園ミステリ。
表紙:ダム穴様
愛人オメガは運命の恋に拾われる
リミル
BL
訳ありでオメガ嫌いのα(28)×愛人に捨てられた幸薄Ω(25)
(輸入雑貨屋の外国人オーナーα×税理士の卵Ω)
──運命なんか、信じない。
運命の番である両親の間に生まれた和泉 千歳は、アルファの誕生を望んでいた父親に、酷く嫌われていた。
オメガの千歳だけでなく、母親にも暴力を振るうようになり、二人は逃げ出した。アルファに恐怖を覚えるようになった千歳に、番になろうとプロポーズしてくれたのは、園田 拓海という男だった。
彼の秘書として、そして伴侶として愛を誓い合うものの、ある日、一方的に婚約解消を告げられる。
家もお金もない……行き倒れた千歳を救ったのは、五歳のユキ、そして親(?)であるレグルシュ ラドクリフというアルファだった。
とある過去がきっかけで、オメガ嫌いになったレグルシュは、千歳に嫌悪感を抱いているようで──。
運命を信じない二人が結ばれるまで。
※攻め受けともに過去あり
※物語に暴行・虐待行為を含みます
※上記の項目が苦手な方は、閲覧をお控えください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる