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性活指導②

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*五条side





なっ……!?

ひな、おまっ……





寝ているところ、ひながモゾモゾと俺のモノを触っているのは早々に気づいてた。

ただ、実はこれが初めてではなくて……





ひな「んん……こぇ(これ)……にぁにぃ(なぁに)……」





ビクッ!!

えっ!?ひなっ、えぇ!?はぁ!!?





ひな「……ばにゃな(ばなな)……かたい……Tom……ひなたべれなぃ……むにゃむにゃ……スー……スー……」





——って、寝惚けて触ってきたことがあったから、今日も寝ぼけてるだけかもなと、声をかけるか否かしばらく様子を伺っていた。

だが、ひなが思いの外触り続けるから、





……っ、ぁ、やばっ……こら、ひな……っ!!

人の気も知らんで……っ。

って、ん……?ちょっと待てよ?

これ、ひな完全に起きてるな……?





そう思い声をかけると、ビクッとして俺のを握り締めるから、慌ててひなの手を掴み俺のモノから引き離す。

すると、ひなはまさかの寝たふりを。





こ、こいつ……!





今日は寝惚けているわけじゃない。

一体どこまでわかってるのかと少々いじめてみると、いつどこで覚えたのか『ぁ、アサダチ……』って、ちゃんと知ってるし……。

興奮した俺の息子が、ムクッと一回り大きくなる。



それでも、なんとか理性を保ち直したというのに、寝っ転がったまま上目遣いで俺を真っ直ぐに見つめて、"見てみたい"って……。

しかも、その服を掴んでるところは限りなく亀頭に近く、バカな息子はもうムクムクピクピク……。





あぁ、もう……。





五条「ひな、無理しなくていいから。いつも言ってるけど、焦らなくても俺は」


ひな「無理なんてしてないです。違うんです、五条先生……本当はずっと思ってました。エッチの時、いつもわたしばっかり気持ち良くしてもらって、わたしも五条先生のこと気持ち良くできたらいいなって……。だから、五条先生の……見たりしてみたいです。……ダメ、ですか……?」





……っ///

やば、今のでもう完全に勃った。

はぁ、ひな……お前は本当に……。





五条「ダメじゃないが、ひなが思ってるのと違うかもしれないぞ。どんな想像してるのか知らんが……本当に見ても平気か?怖くならないか?」


ひな「少しドキドキするけど、大丈夫です。大好きな五条先生の……だから」


五条「……わかった。そしたら、ちょっと待ってろ」





そう言って、俺は布団を捲り、枕を背もたれにして座り、ズボンとパンツを少しずらすと……





ひな「ビクッ……!」





パンパンになって勃ち上がる俺のモノ。

ついにそれを目にしたひなは、





ひな「スゴイ……」





目をまあるくして固まる。





五条「これが俺の。初めて見るからちょっとびっくりしたな。女の子にはないものだもんな」





そう言って、ひなの頭に手を置くと、





ひな「ホントニ生えてる……」





俺のを凝視しながら、不思議そうにポツリ。

ひなの反応が不安だったが、拒絶する様子はなくてひと安心。

まじまじと見てくるんで恥ずかしいが、興味津々で見てくれるのは嬉しいし、そんなひなが可愛くて愛おしい。





五条「わかってると思うが、普段はこうじゃないからな。ひなに見られてドキドキするから大きくなってんだ」


ひな「コクッ……シッテル」


五条「さすがにもう知識くらいあるだろうとは思ってたけど、ひなこういうのどこで覚えたんだ?朝勃ちも知ってたろ?」


ひな「……アニメ」


五条「は?どんなアニメだ……ってか、ひなアニメ見ないだろ、嘘つくな。どこで覚えたんだ?」


ひな「……ナツキとスグル。教えてモラッタ」


五条「はぁ?いつの間に……お前らいつもどんな話してんだマジで……」





ひなの頭を撫でながら、俺のを一生懸命観察するひなをしばらく見ていた俺。

そんなことも話しつつ、ひなの緊張が解けてきたかなというところで、





五条「ひな、触ってみるか?」





言うとひなは、





ひな「えっ!?」





目を見開いて、俺の顔に視線を移す。





五条「いや、無理しなくていいんだぞ。俺の見たら怖いって言い出すかと思ってたら、ひないっぱい見てくれるから言ってみただけだ。ゆっくり順番に進めばいいから、それはまた今度にしとくか」





しまった……触るのはさすがに早かったな……。





予想以上に興味を示してくれたが、ひなは人生で初めて男のモノを見たばかり。それもたった数分前。





ちょっと調子に乗ったよな……興奮し過ぎたか。

落ち着け俺……。





と、さっき言ってしまったのを若干後悔していると、





ひな「……触ってみたいです」





俯きながら真っ赤な顔して答えるひな。

辛うじて耐えてた俺の理性が綺麗さっぱりぶっ飛んだ。





五条「じゃあ、触って」


ひな「えっ?」


五条「ほら、触ってごらん」


ひな「は、はい……」





恐らく、どう触っていいのかはわかってないんだろう。

それに、俺の声色も急に変わったはず。

ひなは少々戸惑いながら、ゆっくりそーっと俺のモノに手を伸ばした。

そして、





んっ……





ピクッ……





ひなの指先が先端に触れた瞬間、俺のがピクッと反応すると、ひなはビクッとして手を引っ込める。

が、俺はもう止めさせてやる余裕なんて無い。





五条「大丈夫だから。ほら、ちゃんと触って」





引っ込められたひなの手首を掴み、自分のモノを握らせる。










***



*ひなのside





っ……!!!





ひな「ご、五条先生……っ」





わたしの手に手を重ね、五条先生が五条先生のモノを握らせてくる。





五条「恥ずかしがらずにちゃんと自分で持って。しっかり握って」


ひな「は、はい……」





五条先生の手が離されて、





ムギュッ……





少し力を入れて握ってみると、





五条「もっと」


ひな「ぇっ?」


五条「もっと。そんな恐る恐るしなくて大丈夫だから」





言われて、さらに力を入れると、





五条「ひなもっと。もっと強く握って……」


ひな「っ、そ、そんなに強くしたら……」


五条「大丈夫」





五条先生はまたわたしの手を包み込んで、五条先生のそれをむぎゅっと力いっぱい握らせる。





ひな「……っ!」


五条「このくらいで握っても平気だから。ひなの力じゃ潰れることない。硬いだろ?」


ひな「か、かたいです……っ、けど……」





こんな力で大事なモノを握るなんて……





ひな「い、痛くないですか……?」


五条「ああ、痛くない。むしろ気持ちいいから、思いっきり触って欲しい。ほら、こうやって動かしてくれたらもっと気持ちいい」





そう言って、今度は握ったまま手を上下に動かされる。





こ、こうしたら気持ちよくなるんだ……。



もっと優しく撫でたりするのかと思いきや、こんなにがっつり握って動かすなんて……。

でも、確かにこの動きは女性器に入れた時の動きと類似する。

こうして握る手がわたしの……だとすれば、五条先生が出し入れするのと動きとしては、同じ……だよね?





五条「そう。そのまま続けてみて」





言われて、五条先生の手がまた離れ、





こ、これでいいのかな……?

強さとか合ってるかな?

それにしてもどうしてこんなにかたくなるんだろう。

ここも筋肉でできてるの……?

ムキムキな人は、ここもムキムキ?

でもどうやって鍛えるんだろう。

男の人の身体ってすごく不思議……。





そんなことを考えながら、一生懸命上下に上下に動かしていると、





あれ?

なんかリズムが変になってきたような……。

力も入れ過ぎ?いや、弱い……?

あれ、どうしよう、わかんない……。

こ、これでいいの……?





と、不安になってきて……。





五条「ん?どうした……?」





手の動きを止めるわたし。





ひな「ぁ、あの……」





気持ちいいですか……?



そう聞きたいのに、恥ずかしくて言葉が声に出ない。

すると、五条先生はわたしの心を読んだように、





五条「気持ちいいよ。すごい嬉しい、ひなが気持ちよくしてくれて……」





そう、幸せそうに目を細めて、わたしの頭を撫でてくれて、





わたしも、すごくうれしい……。

五条先生が気持ちよくなってくれて、すごく幸せな気持ち。

だから、もっと気持ちよくなって欲しいな……。

五条先生のこと、もっと気持ちよくしてあげたい……。





そう、思いが湧き上がってきたわたしは、





ペロッ……





五条「っんぁ……」





五条先生の先っぽに舌を伸ばした。


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