上 下
12 / 88
第一章 RLS-始まりの街-

12 金策に走る。今日から育成モノ?2/4

しおりを挟む
舌なめずり…舌を出して唇をなめ回す行為。 うまそうな飲食物を前にしたときなどに、舌を出して唇をなめ回す行為のこと。 転じて、欲するものや獲物を虎視眈眈と待ち構えることも言う。
※ピクシブ百科事典より♡

フィーはまさに今獲物を見つけたという顔で俺の首に回した腕を絡めたままゆっくりと浮き上がった。
途中軽くキスしてそのまま浮いて行き…うちで使っていた無印良○のパスタ皿の真ん中辺りに近いふくらみの胸を俺の顔にふにょんふにょん押し付けてる♡
「ミューってこれぐらいが大好きなんでしょ?判ってるわ♡」
はい♪まぁ嫌いでは無いな♡

なんとなく見た目が変わってちょっとだけ性的な積極性を感じるが、さすがにここで搾らせる訳にはいかない。

だってさっきから首裏辺りの体毛に説明し辛い緊張感というか、危険な視線の様なモノを感じてるから。
「あ~そうだ、フィー?そんな気分になったのはしょうがないがさすがに誰が来るか分からない様な場所では出来ないだろ?それにアリエルも一緒に居るんだからほったらかしには出来ないからね?」
俺の言葉を聞いてチラッと頭越しにアリエルを見るフィー。

「…アリエルもしたくなったら良いのよ♡ちょっと待ってて。」
そう言って俺の肩に置いていた手を離しふわりと飛びアリエルに向かって行った。
俺を見下ろした顔が何かイイ事思いついた♡って感じだったけど…
「んなっ!何?!フィー??」
フィーを後ろから見たら腰の辺りもチョットだけくびれっぽいものが出来てる。
何をするのか興味があったのでアリエルから少し離れて家政婦は見た!の市原さんレベルか星明子かという姿で隠れて見てるとフィーがアリエルに近付いて行って俺にした感じに首に腕を回し…

「私、アリエルの事も大好きだからねっ♡」
そう言ってチュッ♡

その瞬間アリエルが崩れ落ちた。
なんか倒れた時ゴンッ!レベルの何かが割れてそうな音がしたけど大丈夫だよな?
とりあえず隠れていた洞窟の入り口から走って近付いて見るとアリエルの目の中にハートが乱舞してる。

「なぁフィー?これもしかしてなにかスキル使ったのか?」
「んっ♡別に何もして無いよ?」
何もしてないって事は無いと思うが…だってアリエル、『今すぐ繁殖したいの♡』って感じの顔になって俺の方を見てるし。
とりあえずステータスを確認してみる。


ID:RLS,A01,839,127
名前:フィー
種族:ハーフ(フェアリー&悪魔)
年齢:22歳
職業:巫女
レベル:1
経験値■□□□□□□□□□

所持スキル
奉仕Lv.8■■■■■■□□□□
神化Lv.1■□□□□□□□□□
魅了Lv.1■□□□□□□□□□
吸性Lv.1■□□□□□□□□□
眷属化Lv.1■□□□□□□□□□

ステータス異常:催淫付与


なんか一気にスキルが増えていた。
なんとなくだがフィーが何もして無いって言うならこのスキルの所の魅了とか眷属化は違うって事だから…ステータス異常の所の催淫付与がなんとなく関係してそうな気がする。
もしかしてパッシブスキルも状態異常として表示されてるのかなぁ…

なんにしてもアリエルが繁殖上等♡状態のままでは狩りに出る事ができないので例の如く宿に戻りフィーとアリエルの荒ぶる性欲の処理をする事にした。


「ほら、アリエル、もう少ししっかり歩いてくれって。」
「あんっ♡そんな腰に指を食いこませるとかちょっ♡だめぇ~ん♡あはん♡」
「フィーも屋台に釣られてるんじゃ無い。さっさと来なさい!!」
「…はーい。」
返事をした割にはフィーまったく動こうとしないのだが…

しょうがないか。
「フィー、これで焼き串肉3本買ってきて。」
インベントリから300リオンを出しフィーに渡すととても嬉しそうに屋台に飛んで行った。
「んっ♡ミュー…そろそろ…ガマンできないかも♡」
さっきからアリエルの手が俺の股間をずっと弄繰り回してる。
おかげでこっちの準備まで完了してしまいそうだ。

屋台のおばちゃんから焼き串肉を3本貰いとってもイイ笑顔でフィーが戻って来た。

んっ?あっ?羽の色が変わってる??
ジョブチェンジしてからフィーの羽はスタイリッシュクロアゲハみたいになってたのになんとなくだけど元のピンク色に近い感じに色が変わった様に見える。

なんだろ?

とりあえずフィーのステータスをもう一回開いてみる。


ID:RLS,A01,839,127
名前:フィー
種族:ハーフ(フェアリー&悪魔)
年齢:22歳
職業:巫女
レベル:1
経験値■□□□□□□□□□

所持スキル
奉仕Lv.8■■■■■■□□□□
神化Lv.1■■□□□□□□□□
魅了Lv.1■□□□□□□□□□
吸性Lv.1■□□□□□□□□□
眷属化Lv.1■□□□□□□□□□


状態異常が無くなってるな…
それに神化の経験値が増えてる。

これってさっきの姿は神化した姿だったって事か?
それと神化の下の3種類のスキルがグレー表示になってる。
非アクティブなイメージ?

あっ…フィーの胸もふくらみが消えてポッチだけになってる。
なるほど。巫女に変わって神化のスキルが勝手に発動しのか。
そしてその状態で使えるスキルが表示されていたって訳だ。

そう言えば状態異常の催淫付与だけど、アリエルには効いて俺に効果が出てないのは従属状態が関係してるって事か?
何にしても考察は後だな。さすがにアリエルが限界を突破しそうな感じになってきた。
さっきから俺のズボンに手を入れてナマ弄りを繰り返してる。

このままでは衆人環視の中『ミューいっちゃうのぉ~♡』状態にされてしまいかねない。

急いで宿まで戻って昨日と一緒の部屋を再度借りそのままアリエルの催淫状態が消えるまで相手をする事になった。


ふぅっ♡


時間は昼を少し過ぎた頃。
とりあえずアリエルの繁殖欲求がなんとか治まって食堂まで来て昼食を食べながら話をしてる。
「フィーの催淫付与は危険ね…」
「まぁそうだな。俺の体力的にも。」
なんだかんだでアリエルと俺のポイントが50ほど増えた。
ついでにフィーも焼き串肉を食べ終わったらチョットだけそんな気分になったらしく20ポイントほど稼がせてくれた。
おかげで、ランキングポイント215 総合ランク3/2268 こうなってた。
アリエルの方は、ランキングポイント100 総合ランク35/2268 こんな状態。

催淫効果すごいな。
俺の体力の限界まで搾られるけどこれ毎日使って貰ったらブッチギリでランキングトップで居られるな。

「催淫効果が危険なのは間違いないんだけど、問題なのは俺の持ち金の方なんだよ。」
「ん?…あぁそうか。フィーの生活が全部ミューにかかってるから私の倍のお金が必要なのよね。」
「だから今日の宿を借りた事で残金14,850リオンになった。これだと俺の装備とかを良い物に変えて行く事がまったく出来ずに宿に泊まる為に働くって状態が続きそうなんだ。」
「…それならパーティーの報酬分配も3人に分ける?私はそれでも良いよ?」
「でもなぁ…俺に従属してるフィーだからプレイヤーとして扱うってのはちょっと違う気がするんだよなぁ…」
フィーは俺とアリエルが繁殖行動をしてる間に焼き串肉を3本とも食べたはずなのにここではマンガ肉を両手で持ってとても幸せそうな顔で齧り付いてる。

「まぁミューに従属って言うなら私もだからミューの思う様にして良いけどね。」
なんとなくアリエルの俺との距離が変わってる感じ?
昨日まではスポーツ的にSEXを楽しんでいたけど今日の繁殖行為の後からちょっとだけラブっぽい淡い何かを感じる気がする。
今までベッドの中以外では1m程度の距離があったがここに来る間肩が触れそうな距離にいる。

-調教リスト-
アリエル(エルフ):アーチャーLv.3 ♥♥♥♥♡♡♡♡♡♡
フィー(ハーフ) :町民Lv.12    ♥♥♥♡♡♡♡♡♡♡

調教リストを確認したらハートが2個も増えてた。
アリエルの感情的には恋人目前って所か?

「とりあえず今日これから街の外に出たら宿屋を借りたお金がもったいないから街中での活動になるんだよね?」
「そうね。宿自体は借りたら次の日チェックアウトするか期間内に街の外に出ると解除されるわ。」
「とりあえずテイマーギルドに顔出してみるか。」
「じゃぁ私とフィーは街中のクエストを見て回ってみるわ。お使いレベルのクエストでお金を稼げるからそっちで動くね。」
「了解。」

とりあえずそう言う事になった。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...