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19 ここなら出来るかなぁ…
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冬休みが終わり学校に通い2週間ほどが過ぎた頃、私立の受験でクラスにポツポツと休んでいる奴が居る。
「なぁ、シンジはもう私立の受験は終わったんだよな?」
「あぁ、一応先週終わった。たぶん受かってると思うぞ。」
「あ~ぁ~なんか優等生って言うか余裕がある頭のいい奴って良いよなぁ~俺まだ受かったって言える所が無いんだけど。」
「まぁでも気にしすぎじゃないか?一応持って帰った試験問題で確認したんだろ?」
「…まぁなぁ…でも…なぁお前なんでそんなに余裕なの?やっぱり女が出来たら変わるのか?」
「ジロー君はもう大人なんだ。僕達とは違うんだ。あまり自分を傷つけるような事をするな。とばっちりで僕まで痛いだろ?」
さっきから溜息混じりに俺に絡んでくるのは狩野 京太郎。
中学に通い始めてから一緒にいる事が多かった友人の1人。
そして俺と京太郎の側で学校指定のタブレットで授業の復習と予習をしているのが木縞 哲也。
こいつは確か小学校の3年の時だったかな?転校してきてからの付き合いだったりする。
「ねえねぇそう言えばさぁ華莉那ってシン君と付き合い始めてからなんだか綺麗になってきたって話だけどぉ~そこんところどうなのよぉ?」
「綺麗とか…そんな…」
ちなみに今は給食が終わって休憩時間なんだが、華莉那とよく一緒に居る水戸 百花が華莉那と2人隣のクラスから遊びに来て、2人が昨日受けてきた私立の受験の問題用紙を広げて模範解答を俺が説明していた所だったりする。
「華莉那は一応全部90点以上みたいだ、さすがだな。」
「うぅん、シンちゃんが教えてくれた所が全部出たの。だからこんな点数が取れただけなの。」
…そう。
俺は記憶に残っていた情報を元に華莉那が受ける学校の問題をそれとな~~く予習させてしっかりと思い出せる状態にしてから受験に送り出した。
だから筆記に関しては間違いなく問題無いレベルで出来ていると思っていた。
少しづつ間違って居たのはケアレスミスばかりでまったく書けなかった場所は無かったらしい。
華莉那って緊張しいだからなぁ…人が多い所とかでもかなり緊張するからけっこう苦手意識を持ってるみたいだし…
まぁでも、一応私立でここまで出来たんだから公立の受験も問題無いだろう。
「ねぇ…シン君さぁ…もしあれなら私もここぐらいなら揉んでも良いから教えてくれないかなぁ…ダメ?」
「ちょっ!百花?!何言い出すのよ!」
「あははっ♡まぁ私のおっぱいを揉ませると華莉那が怒るから華莉那のおっぱいを1時間程度好きにしても良い権利あげるからさぁダメ?」
「何で私の…」
華莉那がブツブツ文句を言いながら赤い顔でチラチラ俺の方を見てるけど…
思い出しちゃうからそんな顔で俺の顔と下半身をサブリミナルで見るのやめてくれないかな?
とりあえず足を組んで、ばれにくい状態にしておいた♡
「え~それなら俺が教えてやるから俺に百花のおっぱいくれよぉ~♪」
「あんたに揉ませても何もバックが無いじゃない。ムダムダ。私意味の無い投資とかしたく無いんだ。」
「こんな理不尽がまかりとおるこの格差社会!!やっぱり頭の出来が全てなのかぁ~~!!」
京太郎ちょっとだけ錯乱していた。
確か百花ちゃん…華莉那と一緒に公立に受かっていたからそのままでも問題無いと思うけど…
「なぁ華莉那って百花と一緒に公立に行けた方が良いんだよな?」
「えっ?まぁそうだね。だって3年間ずっと同じクラスだったからなんかもう…」
「ね~♡私らお互いの体で知らない所無い位の関係だもんね~♡」
「ちょっ!百花?!」
目の前で俺の乳が百花ちゃんにもにゅもにゅ揉みつくされている…
あれ俺のおっぱいのはずなんだけどなぁ…
でも華莉那…他の人が居る所で触ろうとするとすごく怒るんだよなぁ…
でも俺…知ってるんだよな~♪
あの仲直りをして登校した日…1日ぶりに華莉那の近くに居られた俺は冬休みの間の距離感で何気なく腰に手を回したり胸を持ち上げる感じに後ろから抱きついたりしてすごく怒られたんだ。
だがしかし、俺の右目に見えていた華莉那はどこかに俺を引っ張って行って恥ずかしそうにしながらもシャツを捲り上げてくれて生で揉ませてくれてたんだ♡
だが華莉那が連れて言った場所がちょっと問題だったんだよな。
だってその場所ってカップルになってる連中が乳繰り合う事の多い場所だって俺達の中で情報共有されていた場所だったからどこで俺みたいな奴が覗いてるか分からないんだ。
華莉那の…俺の乳をそこらの有象無象に見せるとか考えられなかったからその場はうまく誘導して華莉那が触らせたくなる様にならない程度に抑えておいた。
だから華莉那は本心では人が居る所で俺が手を出すのってそこまで嫌ってる訳では無いんだよな♪
あれはパフォーマンスの一種で、『私はこんなセクシャルルーズな関係を求めて無いんだからね?フン!』みたいな?
だから学校から帰ったらさぁ♡
「あんなに人が居る所で触っちゃダメだよぉ…恥ずかしいんだから…♡」
とかなんとか言われちゃってさぁ~2日ぶりに大結合大会が開催されたんだよな♡
しかもその日華莉那の家で勉強すると言う予定で璃子にも言って出てきていたからさぁ♡
しかもその日華莉那の家…誰も居なかったからさぁ~♡
まぁしたい事をしまくってしまった訳で♡
あれは素晴らしい4時間だったなぁ…
お母さんが戻って来た車の音に華莉那が気付いたから急いでリビングから華莉那の部屋に戻ったけど…あれ、華莉那が気付いてなかったら華莉那と俺…お付き合い禁止を言い渡されていたかもしれないもんなぁ~♡
だって入れたままリビングで電車ごっこしてたし♡
「ねぇ、体の事は冗談だとしても今度受験前に1回泊まりこみで勉強会とかしてみない?」
ん?勉強会?
「あっ♪それいいかも。シンちゃんダメかな?」
華莉那のお願いビームが俺の目を直撃♡
「いいとも~♡」
ノン思考で了承してしまった♡
華莉那…最近俺の思わず『うん♡』っていってしまうお願いの仕方を習得してしまったみたいだな。
さすがだなぁ華莉那♡
もう俺…尻に敷かれ続ける未来しか見えないんだけど♡
「え~!!百花ちゃんまでシンジの毒牙にやられるとか許せん!俺も混ぜろ!!」
「同じ公立に行く予定なんだ僕も一緒に良いかな?」
京太郎と哲也も一緒に勉強をしたいって言いだした。
「でもさぁ華莉那の部屋も俺の部屋も5人とか一緒に勉強とかムリだろ?」
「そうね…私の部屋…3人がギリかなぁ…」
「僕の部屋はジローの部屋と同じぐらいだな。」
「だとしたら…京太郎もたいして変わらなかったよな?」
「俺の部屋弟と一緒だからもっと狭いな。」
4人の視線が百花ちゃんに向く。
「あ~一応その…部屋は大丈夫だけど…」
百花ちゃんちょっと悩んでる?
「何か問題があるの?」
「ん~…実はね…お姉ちゃんが私と一緒に今年受験でね…その…うるさくしたら恐いって言うか…」
「「「お姉さまが?!」」」
あたっ…華莉那に俺だけ殴られた。
『ごめんて華莉那ぁ~許してっ♡今日2時間ぐらいクリちゃんナメナメしてあげるからさぁ♡』
『まったくシンちゃんってばっ!…30分ぐらいで良いよ?♡』
一応目で会話してご機嫌うかがいをしておいた♡
「じゃぁなるべく静かに勉強会をするって事で確認してもらったらいい感じ?」
「ん~…まぁ一応確認してみるけど…ダメならタロー君と哲君は諦めてね?」
「こんな所でも頭脳格差がぁ~~!!」
「まぁ…僕はジローの所に遊びに行ってついでに勉強すればなんとか…」
ちなみにシンジもジローもシンちゃんシン君も俺の事をいってるからね?こいつら自分が呼びたい名前を勝手に使ってるけど…まぁ良いんだけどな。どう呼んでくれてもさぁ。
とりあえず百花ちゃんの確認待ちと言うことになってその場は解散した。
さてと♪今日は華莉那と百花ちゃんのお家にお泊り会と言う名の『ドキドキッ♡他人の家でどこまでやれるかいってみよ~♡』大会が開催される日だったりする♡
おかげで久しぶりにあのコンタクトレンズを装着してしまった♡
そうそうこのコンタクトレンズ。あれから何度か使って残りが半分の6個になってるが、ある程度判った事がある。
使用可能時間はたぶんだけど決まって無い。長時間(30分以上かな?)目を閉じるまでみたいだった。
週末に定期開催になりつつある華莉那と璃子2人と一緒寝る日を使いいつまで使えるのかを確認したんだが、朝方まで起きていてもずっと見えていた。
それまでは朝コンタクトレンズを入れた事しか無かったので、20時間程度で効果が消えるんだろうと思っていたんだが、どうも違っていた。
28時間ぐらい起きていてその間ずっと未来視が続いて見えていたけど、ふとした瞬間寝落ちていた30分ほどの間に効果が消えていた。
そして未来視出来る先の時間は意識をどれだけその処理に向けるか次第で1時間程度先まで見えるっぽい。
ただ、先の時間を見るととても疲れる。
昔…とは言っても高校の1年の夏頃の記憶なので俺の意識の中では3年ほど前、今の時間から言うなら半年後位か?
その頃に友人と一緒にちょっと人に言えない所に入り込んで耐久覗き大会をしていた時に2徹した次の日ぐらいにかなり頭痛がしたんだが、その時と同じぐらいの頭痛が1時間先の未来視を10分ほどしたら襲ってきた。
たぶんだけど頭の処理能力をフルに使って演算してるっぽい。
だからこのコンタクトレンズを付けたまま長時間意識して未来視をするとかなり疲れる。
元々俺って徹夜には慣れていたのだが、それでもあの頭痛はきつかった。
だからなるべく使わない様にしていたのだが…今日はそうも言ってられないよな~♪
と言う訳で百花ちゃんの家まで華莉那に案内してもらってバスを使って移動してきた。
今…俺の目の前にはちょっと普通じゃない位の大きさの家が建ってるんだけど…
「なぁ百花ちゃんの家ってここなの?」
「そうだよ。」
華莉那は勝手知ったるって感じに門の横の所にあるドアホンのボタンを押してる。
『は~い、あっ華莉那とシン君やっときたのね。どうぞ~入ってきて~』
スピーカーから聞き慣れた声が聞こえてきたと思ったら門の鍵が開く音がした。
「なぁ華莉那…百花ちゃんの家ってどんな悪い事してるの?」
「シンちゃん人聞き悪いなぁ、百花の家ってお父さんとお母さんの両方が大学の教授のお仕事してるって言ってたよ。」
「なるほど…将来こんな家に住む為にはもっと勉強しろって事かぁ…華莉那もこれ位の家に住みたい?」
「えっ?あ~…私は…シンちゃんと一緒に住めるならドコデモ…」
毎度ラブコメっぽい世界へようこそ♡
おっと…俺と華莉那のシュガーな会話を聞いてた人が居た。
「あんた達さぁ…そう言うのは今日はなるべくしないで居てよね?」
「「…ハイ。」」
玄関の所から俺達を見ていた百花ちゃんに怒られた♡
「なぁ、シンジはもう私立の受験は終わったんだよな?」
「あぁ、一応先週終わった。たぶん受かってると思うぞ。」
「あ~ぁ~なんか優等生って言うか余裕がある頭のいい奴って良いよなぁ~俺まだ受かったって言える所が無いんだけど。」
「まぁでも気にしすぎじゃないか?一応持って帰った試験問題で確認したんだろ?」
「…まぁなぁ…でも…なぁお前なんでそんなに余裕なの?やっぱり女が出来たら変わるのか?」
「ジロー君はもう大人なんだ。僕達とは違うんだ。あまり自分を傷つけるような事をするな。とばっちりで僕まで痛いだろ?」
さっきから溜息混じりに俺に絡んでくるのは狩野 京太郎。
中学に通い始めてから一緒にいる事が多かった友人の1人。
そして俺と京太郎の側で学校指定のタブレットで授業の復習と予習をしているのが木縞 哲也。
こいつは確か小学校の3年の時だったかな?転校してきてからの付き合いだったりする。
「ねえねぇそう言えばさぁ華莉那ってシン君と付き合い始めてからなんだか綺麗になってきたって話だけどぉ~そこんところどうなのよぉ?」
「綺麗とか…そんな…」
ちなみに今は給食が終わって休憩時間なんだが、華莉那とよく一緒に居る水戸 百花が華莉那と2人隣のクラスから遊びに来て、2人が昨日受けてきた私立の受験の問題用紙を広げて模範解答を俺が説明していた所だったりする。
「華莉那は一応全部90点以上みたいだ、さすがだな。」
「うぅん、シンちゃんが教えてくれた所が全部出たの。だからこんな点数が取れただけなの。」
…そう。
俺は記憶に残っていた情報を元に華莉那が受ける学校の問題をそれとな~~く予習させてしっかりと思い出せる状態にしてから受験に送り出した。
だから筆記に関しては間違いなく問題無いレベルで出来ていると思っていた。
少しづつ間違って居たのはケアレスミスばかりでまったく書けなかった場所は無かったらしい。
華莉那って緊張しいだからなぁ…人が多い所とかでもかなり緊張するからけっこう苦手意識を持ってるみたいだし…
まぁでも、一応私立でここまで出来たんだから公立の受験も問題無いだろう。
「ねぇ…シン君さぁ…もしあれなら私もここぐらいなら揉んでも良いから教えてくれないかなぁ…ダメ?」
「ちょっ!百花?!何言い出すのよ!」
「あははっ♡まぁ私のおっぱいを揉ませると華莉那が怒るから華莉那のおっぱいを1時間程度好きにしても良い権利あげるからさぁダメ?」
「何で私の…」
華莉那がブツブツ文句を言いながら赤い顔でチラチラ俺の方を見てるけど…
思い出しちゃうからそんな顔で俺の顔と下半身をサブリミナルで見るのやめてくれないかな?
とりあえず足を組んで、ばれにくい状態にしておいた♡
「え~それなら俺が教えてやるから俺に百花のおっぱいくれよぉ~♪」
「あんたに揉ませても何もバックが無いじゃない。ムダムダ。私意味の無い投資とかしたく無いんだ。」
「こんな理不尽がまかりとおるこの格差社会!!やっぱり頭の出来が全てなのかぁ~~!!」
京太郎ちょっとだけ錯乱していた。
確か百花ちゃん…華莉那と一緒に公立に受かっていたからそのままでも問題無いと思うけど…
「なぁ華莉那って百花と一緒に公立に行けた方が良いんだよな?」
「えっ?まぁそうだね。だって3年間ずっと同じクラスだったからなんかもう…」
「ね~♡私らお互いの体で知らない所無い位の関係だもんね~♡」
「ちょっ!百花?!」
目の前で俺の乳が百花ちゃんにもにゅもにゅ揉みつくされている…
あれ俺のおっぱいのはずなんだけどなぁ…
でも華莉那…他の人が居る所で触ろうとするとすごく怒るんだよなぁ…
でも俺…知ってるんだよな~♪
あの仲直りをして登校した日…1日ぶりに華莉那の近くに居られた俺は冬休みの間の距離感で何気なく腰に手を回したり胸を持ち上げる感じに後ろから抱きついたりしてすごく怒られたんだ。
だがしかし、俺の右目に見えていた華莉那はどこかに俺を引っ張って行って恥ずかしそうにしながらもシャツを捲り上げてくれて生で揉ませてくれてたんだ♡
だが華莉那が連れて言った場所がちょっと問題だったんだよな。
だってその場所ってカップルになってる連中が乳繰り合う事の多い場所だって俺達の中で情報共有されていた場所だったからどこで俺みたいな奴が覗いてるか分からないんだ。
華莉那の…俺の乳をそこらの有象無象に見せるとか考えられなかったからその場はうまく誘導して華莉那が触らせたくなる様にならない程度に抑えておいた。
だから華莉那は本心では人が居る所で俺が手を出すのってそこまで嫌ってる訳では無いんだよな♪
あれはパフォーマンスの一種で、『私はこんなセクシャルルーズな関係を求めて無いんだからね?フン!』みたいな?
だから学校から帰ったらさぁ♡
「あんなに人が居る所で触っちゃダメだよぉ…恥ずかしいんだから…♡」
とかなんとか言われちゃってさぁ~2日ぶりに大結合大会が開催されたんだよな♡
しかもその日華莉那の家で勉強すると言う予定で璃子にも言って出てきていたからさぁ♡
しかもその日華莉那の家…誰も居なかったからさぁ~♡
まぁしたい事をしまくってしまった訳で♡
あれは素晴らしい4時間だったなぁ…
お母さんが戻って来た車の音に華莉那が気付いたから急いでリビングから華莉那の部屋に戻ったけど…あれ、華莉那が気付いてなかったら華莉那と俺…お付き合い禁止を言い渡されていたかもしれないもんなぁ~♡
だって入れたままリビングで電車ごっこしてたし♡
「ねぇ、体の事は冗談だとしても今度受験前に1回泊まりこみで勉強会とかしてみない?」
ん?勉強会?
「あっ♪それいいかも。シンちゃんダメかな?」
華莉那のお願いビームが俺の目を直撃♡
「いいとも~♡」
ノン思考で了承してしまった♡
華莉那…最近俺の思わず『うん♡』っていってしまうお願いの仕方を習得してしまったみたいだな。
さすがだなぁ華莉那♡
もう俺…尻に敷かれ続ける未来しか見えないんだけど♡
「え~!!百花ちゃんまでシンジの毒牙にやられるとか許せん!俺も混ぜろ!!」
「同じ公立に行く予定なんだ僕も一緒に良いかな?」
京太郎と哲也も一緒に勉強をしたいって言いだした。
「でもさぁ華莉那の部屋も俺の部屋も5人とか一緒に勉強とかムリだろ?」
「そうね…私の部屋…3人がギリかなぁ…」
「僕の部屋はジローの部屋と同じぐらいだな。」
「だとしたら…京太郎もたいして変わらなかったよな?」
「俺の部屋弟と一緒だからもっと狭いな。」
4人の視線が百花ちゃんに向く。
「あ~一応その…部屋は大丈夫だけど…」
百花ちゃんちょっと悩んでる?
「何か問題があるの?」
「ん~…実はね…お姉ちゃんが私と一緒に今年受験でね…その…うるさくしたら恐いって言うか…」
「「「お姉さまが?!」」」
あたっ…華莉那に俺だけ殴られた。
『ごめんて華莉那ぁ~許してっ♡今日2時間ぐらいクリちゃんナメナメしてあげるからさぁ♡』
『まったくシンちゃんってばっ!…30分ぐらいで良いよ?♡』
一応目で会話してご機嫌うかがいをしておいた♡
「じゃぁなるべく静かに勉強会をするって事で確認してもらったらいい感じ?」
「ん~…まぁ一応確認してみるけど…ダメならタロー君と哲君は諦めてね?」
「こんな所でも頭脳格差がぁ~~!!」
「まぁ…僕はジローの所に遊びに行ってついでに勉強すればなんとか…」
ちなみにシンジもジローもシンちゃんシン君も俺の事をいってるからね?こいつら自分が呼びたい名前を勝手に使ってるけど…まぁ良いんだけどな。どう呼んでくれてもさぁ。
とりあえず百花ちゃんの確認待ちと言うことになってその場は解散した。
さてと♪今日は華莉那と百花ちゃんのお家にお泊り会と言う名の『ドキドキッ♡他人の家でどこまでやれるかいってみよ~♡』大会が開催される日だったりする♡
おかげで久しぶりにあのコンタクトレンズを装着してしまった♡
そうそうこのコンタクトレンズ。あれから何度か使って残りが半分の6個になってるが、ある程度判った事がある。
使用可能時間はたぶんだけど決まって無い。長時間(30分以上かな?)目を閉じるまでみたいだった。
週末に定期開催になりつつある華莉那と璃子2人と一緒寝る日を使いいつまで使えるのかを確認したんだが、朝方まで起きていてもずっと見えていた。
それまでは朝コンタクトレンズを入れた事しか無かったので、20時間程度で効果が消えるんだろうと思っていたんだが、どうも違っていた。
28時間ぐらい起きていてその間ずっと未来視が続いて見えていたけど、ふとした瞬間寝落ちていた30分ほどの間に効果が消えていた。
そして未来視出来る先の時間は意識をどれだけその処理に向けるか次第で1時間程度先まで見えるっぽい。
ただ、先の時間を見るととても疲れる。
昔…とは言っても高校の1年の夏頃の記憶なので俺の意識の中では3年ほど前、今の時間から言うなら半年後位か?
その頃に友人と一緒にちょっと人に言えない所に入り込んで耐久覗き大会をしていた時に2徹した次の日ぐらいにかなり頭痛がしたんだが、その時と同じぐらいの頭痛が1時間先の未来視を10分ほどしたら襲ってきた。
たぶんだけど頭の処理能力をフルに使って演算してるっぽい。
だからこのコンタクトレンズを付けたまま長時間意識して未来視をするとかなり疲れる。
元々俺って徹夜には慣れていたのだが、それでもあの頭痛はきつかった。
だからなるべく使わない様にしていたのだが…今日はそうも言ってられないよな~♪
と言う訳で百花ちゃんの家まで華莉那に案内してもらってバスを使って移動してきた。
今…俺の目の前にはちょっと普通じゃない位の大きさの家が建ってるんだけど…
「なぁ百花ちゃんの家ってここなの?」
「そうだよ。」
華莉那は勝手知ったるって感じに門の横の所にあるドアホンのボタンを押してる。
『は~い、あっ華莉那とシン君やっときたのね。どうぞ~入ってきて~』
スピーカーから聞き慣れた声が聞こえてきたと思ったら門の鍵が開く音がした。
「なぁ華莉那…百花ちゃんの家ってどんな悪い事してるの?」
「シンちゃん人聞き悪いなぁ、百花の家ってお父さんとお母さんの両方が大学の教授のお仕事してるって言ってたよ。」
「なるほど…将来こんな家に住む為にはもっと勉強しろって事かぁ…華莉那もこれ位の家に住みたい?」
「えっ?あ~…私は…シンちゃんと一緒に住めるならドコデモ…」
毎度ラブコメっぽい世界へようこそ♡
おっと…俺と華莉那のシュガーな会話を聞いてた人が居た。
「あんた達さぁ…そう言うのは今日はなるべくしないで居てよね?」
「「…ハイ。」」
玄関の所から俺達を見ていた百花ちゃんに怒られた♡
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