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第4章 悪魔の勢力

05 俺の学校生活

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陽菜達がマンションのリビングで美咲の股間で遊んでる頃、博之は学校で試験を受けていた。

「あー俺3年生になれないかもしれないなぁ…」
そして、今日予定されていた試験を終えた博之が机に突っ伏して愚痴を漏らしていた。

「大丈夫だよ。赤点とっても一応仮進級って事も出来るみたいだし」
「それに大里先生から何も言われなかったんでしょ?」
祥子と緑が博之の机に両手とあごを乗せて顔を見ながら励ましてくれた。

「大里先生からは特に何も言われてないけど…」
そう言えば緑ってなんか雰囲気が変わった気がするなぁ…ちょっとだけこう、おとなしい感じになったって言うか?
「たぶん進学できない可能性がある場合は先に先生に呼ばれてそこらを説明されるって聞いた事があるから大丈夫だよ」
「緑はそんな知り合いが居たの?」
「そんな知り合いなら私も居たわよ?」
緑に聞いたら祥子が自分の席の反対側の今は使われてない席を見ながら答えてくれた。
「なるほど、桐生さんか」
そういえば彼は2回ほど留年してたって話だったな。

祥子と緑の励ましでなんとかモチベーションを上げて週明けに残ってる試験に向けて帰って勉強でもしようと思い立ち上がった所で教室に副担任の瑞野先生が入ってきた。
「桜井君、少し話がしたいんだけど時間大丈夫かしら?」

瑞野先生に聞かれて俺は緑と祥子の顔を見た。
「そんな情けない顔しないでよ」
「そうだよ。もしかしたら違う話かもしれないから」
俺にはついさっき話をした留年の可能性がすごく大きく圧し掛かってきてる気がしたが、2人は一応俺の事を信じてくれてるみたいだった。

「一応成績の事で話をするのでできれば早めの方がいいけど何か予定でもあるのですか?」
祥子と緑の顔をもう一回見た。
「あー…大丈夫だよ?私は先輩になっても名前で呼び合えるからね?」
「私は…その…ごめんなさい!」
祥子はもう諦めたらしく、緑は涙を両目に溜めて走って逃げた。

「ハイ。今から行きます」
俺は死刑判決を受ける予定の被疑者の気分を味わいながら瑞野先生に連れられて専門教科棟へ連行されて行った。
俺の頭の中には歩いてる間ずっとドナドナとガモランソングがヘビーローテーションで流れていた。

瑞野先生は専門教科棟の美術準備室兼音楽準備室のドアを開けて俺を招いた。
「しつれいしまーす」
室内には誰も居ない。
「とりあえずちょっとアレな話をするから鍵を閉めるけど大丈夫かしら?」
間違いなく俺の留年に関する話だよなぁ…ハァ…
「はい。あまり他の人には知られない方がイイ内容みたいなのでお願いします」

なぜか瑞野先生の顔が少し赤くなった。



そういえば俺のあの抱ける女の落とし方が分かる能力だが、なぜか最近まったく発動しなくなってる。
冬休みの間は家族と陽菜さん達ぐらいしか女と会わなかったので見えない事に気付けなかったのだが、3学期が始まって何気なく祥子と緑を見たら使えなくなってる事に気付いた。

だってさぁ、連休の前後で経験する女の人って多いって田中と佐々木から聞いてたからさぁ。
緑も祥子もどの程度の経験値を稼いできたのか気になるじゃん?
だからなんとなく…本当にな~~んとなく?チョットダケウイキウキしながら体に意識を向けたんだけど、2人とも何も見えなかったんだ。

もしかしたらあの能力って言うのは俺が大変な目に遭った(飛行機事故)事に対して神様がくれたちょっとしたプレゼントだったのかもしれないな。


できればもっとたくさんの女を見ておけばよかったぁ~~!!
そして落とし方を何かに書いて残しておけばよかったぁ~~!!!
プレゼントを期限付きで渡すなら最初にそう言えよ!

神様よぉ!!!!


「どうしました?桜井君?」
俺がちょっとだけ涙を溜めていた事に気付いた瑞野先生が近づいてきて指で涙を拭ってくれた。
「いえ…ちょっとだけ理不尽な何かを感じて憤りを感じていただけです。もう大丈夫」
俺はちょっとだけやせ我慢した。

「そう…もしかして桜井君は今からされる話の事を誰かに聞いたの?コーヒーしかないけど飲む?」
台所とまでは言えない感じの室内にある水回りの傍に置いてあるコーヒーメーカーから瑞野先生が自分の専用らしいヒヨコ柄のマグカップにコーヒーを注ぎながら聞いてきた。
「あっ、砂糖1個とミルク多めでお願いします」
「ふふっ♪注文の多い子ね♪」
なんとなく嬉しそうな瑞野先生が紙コップを出してコーヒーを入れて出してくれた。
「砂糖1個とミルクは2個でいい?」
「あ、ミルクは3個お願いします」
さすがにちょっと呆れられた気がしたが、でもミルクが少ないと苦いじゃん?

2人でカップを傾けエアコンが効き始めてやっと暖かくなってきた部屋で一息。

「さてと、話をしましょう。一応桜井君の進級に関する話です。あなたは事故の関係もあって大体2か月の間授業を受けていませんでした。その結果うちの学校の規定では出席日数が少しばかり足りません」
「やっぱり留年ですか?」
なんとなく気づいていたが面と向かって言われたら心に刺さるなぁ…

「一応無事に何事もなく進級出来ないってだけで、それだけで留年という話ではありません。一応出席日数に関してはレポート提出や教科によっては提出物で代用するといった話があなたの所にも行ってると思うのですが?」
確かに主要5教科に関しては冬休みが始まる前からプリントをけっこうな枚数渡されてそれをやって提出すれば足りない出席日数の替わりにするって言われて頑張った。
「それなら…?」
俺はなぜここに呼ばれたのだろうか?

「私の専門教科は知ってますよね?」
なぜこんな事を今更確認されるのだろうか?
「音楽と美術ですよね?」
確か両方を教えられる先生っていうのはけっこう珍しいって誰かから聞いた気がする。
クラスの男子だったかな?

「そうです。そして桜井君は一応美術を専攻してましたね?」
「はい」
なるほど、ちょうど週末で時間が取れそうだからここで絵を描けって話か。
「一応前の学校から届いた成績を見ての判断になりますが、桜井君が進級する為の美術の単位をあげるには…最低でも1枚以上人物画を描いてもらう必要があります。それでその…描く人なのですけど…」
今ここには俺と瑞野先生しか居ない。

そう言えばこの先生の落とす方法がちょっと分かり辛かった感じだったんだよなぁ…なんか大勢に見られた場所で何かこう…脱がす的な行為をすれば落ちるって感じだったと思うんだけど…
「一応ほら、ここには今私と桜井君しか居ない訳で、選択肢としてはもう私を描いてもらうしかない訳で…」
段々と顔が赤くなっていく瑞野先生。

もしかして瑞野先生って見られるのが大好きな露出癖を持ってる?
ちょっと確認してみるか?でも自分の進級が掛かってる状況で副担任を裸にするっていうのはけっこう勇気がいるぞ?
まぁでも…そんな癖を持つ人ならすごく喜んでくれて体のカギも勝手に開けてくれるかもしれないし?

俺はちょっとしたドキドキ感を求めて少しだけ瑞野先生に近付いてみた。
「もし俺が先生を描くなら…少しだけこう…」
瑞野先生のブラウスとカーディガンのボタンに手を伸ばすが先生は顔を赤くするだけで逃げない。
指が瑞野先生のカーディガンのボタンまで5cmの所まで近づいた時にふと視線を感じて見上げると瑞野先生の目がウルウル♡になって息が荒くなっていた♡

そう言う事かぁ~瑞野先生って禁断系の性癖も持ってるんだぁ~♡
「先生って…美里ってもしかして生徒に犯されるのが大好きなのか?」

「お前今私の事を美里って呼び捨てにしたか?」
空気が一瞬で変わった。

「いえ!違います!!美里様って言いましたぁ!!瑞野先生の聞き間違いです!俺は美里様って言いました!先生が少しドキドキしてたせいで聞き間違っただけですハイ!」
「…そうなの?」
「そうです!間違いありません!そんな事よりほら、こうして美里先生って男子生徒に服を脱がされるのが好きなんでしょ?」
「あっ!その…スキって言うか…先生ほら、あまりその…体がソフィー先生みたいにすごくないから…」
口では否定しつつも体では拒否しない瑞野先生。

なぜここでソフィーさんの話が?

「そう言えば美里先生っておっぱいちいさ…控え目!です!!そう!控え目、微乳てやつです!あ、先生勘違いしてるなぁ~俺が言ったのは美しいお乳様って意味の方の美乳ですよ!」

小さいって言いかけた時般若が降臨しそうになった。怖かった…
こいつどこに地雷が埋まってるかわかんないぞ。とりあえず慎重に行こう。

「そんな美乳なんてぇ…ポッ♡」

アラサーが何頬染めてんだ?
ちょっとだけ心が荒んできた博之だったがさすがにここでその感情を顔に出す様な真似はしなかった。
地雷処理はうまく出来てるっぽい。

「そんな素敵なおっぱいを見せてくれ♡」
博之がカーディガンとブラウスのボタンを外したら最近の凛と同じぐらいのふくらみとけっこう育ったお乳首様が見えた。

「美里先生って…ステキナシタギヲツカッテラッシャルノデスネ」
「えーそんなに見られたら恥ずかしい~~♡」
マイクロビキニって言うのかな?乳輪程度しか隠せない感じのブラジャーが装備されていたけどブラジャーが少しばかり所定位置から動いていてお乳首様がもろに見えていた。

こいつ絶対に何人も学生を食ってる…訳でもないのか。あの時(初対面の時)感じられたのって大里先生との体の関係だけだった。

とりあえず俺はいつもの凛にやる感じにブラジャーを押し上げて乳首を口に含んでみた♡
「んっ♡私もこれで…フフッ♡」
「ちゅぽん♡何?これで?」
「えっ?!あー何でもないわ♡それよりも絵を描いてもらわないといけないのにそんなに吸われたら変なスイッチが入っちゃうよぉ…♡」
なんとなく他の目的がありそうな気がしたけど、瑞野先生の体は俺に抱かれるのを待ってる感じがある。
「ちょっ♡んあっ♡そんな所に急に手を入れたらダメェ~♡」

今俺の手には、昨日ぐらいにキレイに処理されてる感じのアンダーヘアーが感じられていて、俺の小指大のクリトリスがフル勃起状態で触れてる。
体は全然ダメって言ってないみたい。

とりあえず俺は美里先生をここでヤッて下さいと言わんばかりに置かれていたベッドにもなるソファーに連れて行った♡
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