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SS置き場♪
クリスマスSS
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この話は、真琴と弓枝の養子縁組の話が出て、まだ一緒に住んでいない頃の話♡
近況ボードでこっそり書いていた物を移動させた物です。
一部…話が繋がらなかったり…しそうですが、まぁそこは気にせずにサラッと読み流してください♡
↓ここから本編
「えっ?鞠子帰っちゃうの?」
「はい、他の人もたぶん。」
「そう言えば大悟は知らないのか…私も一応おばあちゃんの家に戻る予定で居るぞ?」
「朱里も…って事は真琴も久美も?」
「私は去年までは1人だったからそのままなら大悟と一緒に居てあげられたんだけど…今年はネッ♡」
「真琴さんは新しい家族が出来たからそうなりますよね。私もお父さんに会って香織さんと一緒に過ごす予定ですよ?」
「そうかぁ…」
俺は今大家さん宅の中の真琴の部屋で皆とクリスマスの予定について話をしてるんだけど、どうもこの世界、『性夜』と言う概念が無いらしい。
って言うか企業戦略の『サンタがイイ子にプレゼント』も無いと言う話だった。
シングルマザーの家庭が多い事でそんな余裕が無かったってのと物販戦略としてイベントをテレビなどで宣伝しても男の数が少ないと言う状況が大きなボトルネックとなりクリスマス、ハロウィン、バレンタイン&ホワイトデーなどは意味合いの違うものになっているらしい。
ちなみにクリスマス、『家族と一緒に美味しいご飯を食べる日』みたいな事になっているそうだ。
「じゃぁ真琴って去年まではどうしてたの?」
「私は地域のクリスマス集会に行って少しの間楽しんだわ。あ、そうか…大悟は去年どうしたのかしら?」
「俺の去年のクリスマスの過ごし方かぁ…」
リアルでの俺は去年は…
あぁそうか、1人でネトゲで遊んで寂しい連中と一緒に『企業に踊らされて可愛そうにな~♪』とかチャットしてたなぁ…
でもこっちの大悟君がどうしてたのかは確認しておいた方がいいか。
と言う訳で彩苺さんに電話してみた。
『去年ですか?…私こっちに居なかったから判りませんよ?苺さんに聞いてみますか?』
「あ~それはやめて、めんどくさい事になりそうだから。っていうかその…大悟日記に書いてありませんか?」
『あぁそう言えばそれがありましたね。ちょっと待ってくださいね…………えっとですね…こちらに帰省してたみたいですね…』
なんとなく声の感じが恥ずかしそうって事は…この世界の彩苺さんは搾っていた訳か…まったく…
「あ~っと確認ありがとうございます。」
『あぁいえ…大悟さんは今年戻らないのですか?』
「えぇ、今年はこっちで過ごす予定です。」
『では皆には私から伝えておきますねっ♪』
「はい、お願いします、では~。」
さてどうしたものか…
「じゃぁ大悟はクリスマス集会に行った方が良いな。」
朱里がそう言って皆もそれが普通だと言う感じで頷いてる。
恋人の居るクリスマスがまさかこんな感じになるとは…ハァ~…
まぁでも?23日&24日は別々ではあったけどユカちゃん達の所と真琴達に別れてパーティーはしていたから少しは今までのクリスマスとは違う感じではあるんだが…
と言う訳で当日(25日)の夜に真琴に教えてもらっていたこの地域の集まる場所に行ってみると、
電車に乗る時にけっこう見かける男性が居たので話しかけてみた。
「今日はよろしくお願いします。」
「あぁ横手さんですね。こちらこそクリスマス集会に参加して頂きありがとうございます。」
「それで…俺どうしたら良いんですか?」
「横手さんは今まで他の地域でもクリスマス集会に参加した事は無いのですか?」
「えぇ、この日は地元に戻っていたので。」
「そうですか…」
その男性の説明に寄ると、クリスマス集会って言うのは、1人で過ごす女性に寂しい想いをさせない為に家族の元で過ごす彼女を送り出してひまになった男が一ヶ所に集まってもてなそうって感じのイベントらしい。
と言う訳で、1人で過ごす女性はどこの集会場所でも良いので行ってハグする権利があるらしい。
まぁでも一人で過ごす人限定とは言いつつもそんなのが守られる事が無い訳で、すごい人数の女性が集まっていた。
ただ、このクリスマス集会と言うイベント、完全にその地域の男性の善意で行われている事なので、某同人誌即売会レベルの行動制限がかかっているらしく、年に一度ハグをする為に無法者を排除する為の女性の管理機構の様なものも有るらしく、男が拉致されると言うことも無く、無理やり暗がりに連れ込まれると言うことも無いらしい。
そもそもこんなイベントでしか男性とハグ出来無い様な肉体労働系のすごくガタイの良いお姉さんとかが集団で警備をしているのでちょっと前のユカちゃん達みたいなのが来たとしてもスムーズに排除されるような警備体制が確立されているそうだ。
所変わればイベントも違う感じになるんだね。
と言う訳で俺は初めてクリスマス集会で来る女性を流れ作業的にハグする事になった。
一応この地域の男が20人ほど集まっていて、皆とってもオシャレさんな姿で来ていた。
上はロマンスグレーなダンディーさんから下は高校生かな?他県から来て寮とかに入ってる感じの子まで色とりどり。
女性は自分が好みの人に並んでハグしてもらう感じらしく俺は最初あまり並ばれなかった。
それでも来る女性は全員とハグして帰る人が多かったので結構な人数としたんだけど、その中に首さんとか尻さんも居た。他にもこっちに来て普通電車に乗って囲まれた人とかも。
けっこうな人数の女性の抱き心地を楽しんだ♡
そしてそんな大人数とハグだけとは言えどしていれば…そこそこ反応するよね?
おかげでハグした女性にも気付かれてちょっとだけ騒ぎになったけど…
年に一度って言うならまぁ…アリかな?
近況ボードでこっそり書いていた物を移動させた物です。
一部…話が繋がらなかったり…しそうですが、まぁそこは気にせずにサラッと読み流してください♡
↓ここから本編
「えっ?鞠子帰っちゃうの?」
「はい、他の人もたぶん。」
「そう言えば大悟は知らないのか…私も一応おばあちゃんの家に戻る予定で居るぞ?」
「朱里も…って事は真琴も久美も?」
「私は去年までは1人だったからそのままなら大悟と一緒に居てあげられたんだけど…今年はネッ♡」
「真琴さんは新しい家族が出来たからそうなりますよね。私もお父さんに会って香織さんと一緒に過ごす予定ですよ?」
「そうかぁ…」
俺は今大家さん宅の中の真琴の部屋で皆とクリスマスの予定について話をしてるんだけど、どうもこの世界、『性夜』と言う概念が無いらしい。
って言うか企業戦略の『サンタがイイ子にプレゼント』も無いと言う話だった。
シングルマザーの家庭が多い事でそんな余裕が無かったってのと物販戦略としてイベントをテレビなどで宣伝しても男の数が少ないと言う状況が大きなボトルネックとなりクリスマス、ハロウィン、バレンタイン&ホワイトデーなどは意味合いの違うものになっているらしい。
ちなみにクリスマス、『家族と一緒に美味しいご飯を食べる日』みたいな事になっているそうだ。
「じゃぁ真琴って去年まではどうしてたの?」
「私は地域のクリスマス集会に行って少しの間楽しんだわ。あ、そうか…大悟は去年どうしたのかしら?」
「俺の去年のクリスマスの過ごし方かぁ…」
リアルでの俺は去年は…
あぁそうか、1人でネトゲで遊んで寂しい連中と一緒に『企業に踊らされて可愛そうにな~♪』とかチャットしてたなぁ…
でもこっちの大悟君がどうしてたのかは確認しておいた方がいいか。
と言う訳で彩苺さんに電話してみた。
『去年ですか?…私こっちに居なかったから判りませんよ?苺さんに聞いてみますか?』
「あ~それはやめて、めんどくさい事になりそうだから。っていうかその…大悟日記に書いてありませんか?」
『あぁそう言えばそれがありましたね。ちょっと待ってくださいね…………えっとですね…こちらに帰省してたみたいですね…』
なんとなく声の感じが恥ずかしそうって事は…この世界の彩苺さんは搾っていた訳か…まったく…
「あ~っと確認ありがとうございます。」
『あぁいえ…大悟さんは今年戻らないのですか?』
「えぇ、今年はこっちで過ごす予定です。」
『では皆には私から伝えておきますねっ♪』
「はい、お願いします、では~。」
さてどうしたものか…
「じゃぁ大悟はクリスマス集会に行った方が良いな。」
朱里がそう言って皆もそれが普通だと言う感じで頷いてる。
恋人の居るクリスマスがまさかこんな感じになるとは…ハァ~…
まぁでも?23日&24日は別々ではあったけどユカちゃん達の所と真琴達に別れてパーティーはしていたから少しは今までのクリスマスとは違う感じではあるんだが…
と言う訳で当日(25日)の夜に真琴に教えてもらっていたこの地域の集まる場所に行ってみると、
電車に乗る時にけっこう見かける男性が居たので話しかけてみた。
「今日はよろしくお願いします。」
「あぁ横手さんですね。こちらこそクリスマス集会に参加して頂きありがとうございます。」
「それで…俺どうしたら良いんですか?」
「横手さんは今まで他の地域でもクリスマス集会に参加した事は無いのですか?」
「えぇ、この日は地元に戻っていたので。」
「そうですか…」
その男性の説明に寄ると、クリスマス集会って言うのは、1人で過ごす女性に寂しい想いをさせない為に家族の元で過ごす彼女を送り出してひまになった男が一ヶ所に集まってもてなそうって感じのイベントらしい。
と言う訳で、1人で過ごす女性はどこの集会場所でも良いので行ってハグする権利があるらしい。
まぁでも一人で過ごす人限定とは言いつつもそんなのが守られる事が無い訳で、すごい人数の女性が集まっていた。
ただ、このクリスマス集会と言うイベント、完全にその地域の男性の善意で行われている事なので、某同人誌即売会レベルの行動制限がかかっているらしく、年に一度ハグをする為に無法者を排除する為の女性の管理機構の様なものも有るらしく、男が拉致されると言うことも無く、無理やり暗がりに連れ込まれると言うことも無いらしい。
そもそもこんなイベントでしか男性とハグ出来無い様な肉体労働系のすごくガタイの良いお姉さんとかが集団で警備をしているのでちょっと前のユカちゃん達みたいなのが来たとしてもスムーズに排除されるような警備体制が確立されているそうだ。
所変わればイベントも違う感じになるんだね。
と言う訳で俺は初めてクリスマス集会で来る女性を流れ作業的にハグする事になった。
一応この地域の男が20人ほど集まっていて、皆とってもオシャレさんな姿で来ていた。
上はロマンスグレーなダンディーさんから下は高校生かな?他県から来て寮とかに入ってる感じの子まで色とりどり。
女性は自分が好みの人に並んでハグしてもらう感じらしく俺は最初あまり並ばれなかった。
それでも来る女性は全員とハグして帰る人が多かったので結構な人数としたんだけど、その中に首さんとか尻さんも居た。他にもこっちに来て普通電車に乗って囲まれた人とかも。
けっこうな人数の女性の抱き心地を楽しんだ♡
そしてそんな大人数とハグだけとは言えどしていれば…そこそこ反応するよね?
おかげでハグした女性にも気付かれてちょっとだけ騒ぎになったけど…
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