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一章

63 回想回みたいですなぁ…2/3

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最初の1週間の関係が終わって未来みくは1回俺の記憶を消して俺の意識から消えて行った。
その後俺は、須堂すどうさんと一緒に企業を回るような事をしながら日々を過ごし、周囲の学生が夏休みに入る辺りで、2人のこの地域での研修が有る程度済んだ事から、そろそろ一人で仕事に回ってもらうと言う頃に壮行会という感じの暑気払いの飲み会があった。

俺はその頃、完全に須堂さんに男としては見られなくなってたのと、佐藤さとうの結婚式が1週間後に迫っていた事からなぜかマリッジブルーのような感じになってた。

俺がそんなのになる必要はまったく無いんだけど、片や素人童貞(記憶改変の結果こう言う認識に変わった)、片や来月結婚…
同期で一緒に仕事をして来たはずなのになぜここまで差が開いた?
そんな考えがずっと頭の中に渦巻いてて童貞臭を周囲に撒き散らしていたらしい。

今回俺は、葛西かさいさんと部長から少し離れた場所に座ってたので須堂が前回の俺の替わりに2人から説教されてる。
ただ、彼女けっこう飲んでるらしく、だんだんと横柄な態度になっていって…葛西さんと一緒になって部長に管巻いて絡んで行ってた…

まぁ彼女は大丈夫だろう。

「なぁ横手よこて~♡お前もそろそろ25だろ?いい加減彼女とか作れってば~いいぞ~♡」
「そうですよね~♡もしあれなら私が立候補しましょうか?」
こっちはマリッジハッピーな佐藤と時多ときたさんが俺に絡んでる。
その元気を俺に返せよな。

まったく…

飲めない俺は例の如く時多さんに弄られてる。
「大悟さん。そろそろ次の段階に進む頃だと思うんです♡だから今日遊びに行っても良いですか?」
時多さんちょっとだけ赤い顔で俺の肩に頭を乗せながらそんな事を言ってきた。

ちなみに佐藤はトイレに行った帰りに葛西さんと須堂さんに絡まれてる部長にムリヤリ同じ場所に座らされて2人で正座して説教?されてる。

机のこっちとあっちがまったく別の集団みたいな感じ?

「ねぇ大悟さん。私あの後誰ともして無いからまだ大悟さんの形のままだからね♡」
そう耳元で言って首にキスして来た。

俺焦ったよ?

佐藤と部長がこっちをじっとりとした顔で見ながら説教されてる所でそんな事をされたから。
でも…2人とも特に何か言う訳でもなく…

なんとなく壁でも見てる感じ?

ちなみに俺の首にキスした後で時多さん俺の首に抱きついて来る感じにしなだれかかってきてちょっと小ぶりのおっぱいをむにゅむにゅ押し付けて来てる。

そして素人童貞の俺は…立てなくなってる。
「あっ♡こんなになってくれてる~♡いっただっきま~す♪」
「とっ?!ほあぇっ?!」
時多さんいきなり俺の首に回してた腕を片方ほどいて俺の下半身をまさぐりだした。
「チョット待てって!!こんな皆がいるところで出来る訳ないだろ?!」
「そうかな~♪いいから大丈夫だからおねーさんにまかせて♡ほ~らでてきた~♡イッタダッキマ~ス♡」
そう言ってパックリ口の中に根元までくわえ込んでしまった。

気持ちイイやら恥かしいやらで俺は何も考えられなくなりとりあえず自分の荷物を持って時多さんがしてる姿を隠すような事をしてみた。

ただ、佐藤や部長の方からは時多さんの頭とか肩の辺りが完全に見えてる訳で…
男の股間に頭が上下する状態で何かをしてるってのは完全に見えるから隠す意味が果たしてどれだけあるんだ?という状態なんだけど…

まったく反応が無い…
今完全に佐藤と視線が交差した感じがあったが、あいつ今『僕なんでここで正座させられてるんだろ?』みたいな事を考えてた気がする。他には『あっ足ちょっと痺れてきたかも…』とか考えてたみたいだったけど…??

ただ俺は焦りまくってたので、見られていると言う事を一切無視して、とりあえず今自分に出来そうな、気持ち良さにアヘ顔にならない事だけをなんとかしようと…まぁそんな悟られないようにと言う無駄な努力をし続けてたけど、『こんなの知らな~~い♡あぁ~~ん♡』的な気持ち良さに襲われて思わず声まで出して時多さんの口の中に大量に出してしまった♡

そして人とは1回いくと賢者の如く思考出来る様になる訳で…

賢者思考が一つの答えにたどり着いた。
「そうか、俺は人の前でフェラされても顔に出さずに居られる位の強い精神力を手に入れてたんだな、あふん♡」
「何言ってるのよ。『もうらめ~大悟いっちゃう~』とか普通なら聞こえない訳無いでしょ?ふぅ♡飲んじゃった♡」
そう言ってフェラして俺の出した精液を飲んだまま、キスしてくる時多さん。
舌が俺の口の中を這い回る♡

むっ…若干苦味が…
俺はこんな苦み走った良い男になってたのか…(元々そんな味です。)
「なんか大悟さん勘違いしてるけど、大丈夫よ。今私達2人は他の人から見えにくくなってるの。認識阻害の装置が動いてるからね。」
そう言って胸元のちょっと妙な色に揺らめいてるペンダントトップを持って振って見せてくれた。

その後俺の下半身を元の状態に戻してくれて、ちょっとだけ口紅を直した状態でそのペンダントトップを時多さんが触ったら揺らめいていた色が乳白色のオパールの様な色になり…

「あ、横手~お前だけ何逃げてるんだよ~これ何とかしろよ~」
急に佐藤が俺に気付いて声をかけてきた。
時多さん俺の方を見て少しニッコリした笑顔になり、
「ねっ、大丈夫だったでしょ?だから今日大悟さんのアパートに行くけどいいよね?」
そう言って机の下で俺の下半身をそっと撫でて…


俺は自分のアパートで未来と体の関係をもう一度持ってそれまで封印されていた記憶を思い出した。

そして3ヶ月前の気持ちの良い体験を想像してた俺は未来の体の中で気持ち良~~~く出してほっとした瞬間に全身の皮膚が粟立つほどの痛みに襲われたんだ。

「はっ?!………………………………」←すごく情けない顔になっていたと思う。
「大悟さん、大丈夫?」
「…………………………………………ムリDeath」←情けない顔継続中。

「最初に言っておけば良かったね~ごめんね~まぁでも大丈夫だよ♡この痛みは出産の痛みの半分ぐらいだって聞いてるから♡」
「それ男の致死量では?……喋ってるだけでイタイ……」
「でもこれはどうしても必要な事だから我慢ネッ♡後でいっぱい好きな事させてあげるから♡」
「う~~なんか痛みが麻痺して来た感じがある…まだ痛いけど…で?これ何がおきてるの?」
「今の改造は精子とかカウパーなんかの分泌物を大量に作れるようにするためのモノ。大悟にはあっちの時間で最低でも500人位には注入してもらう必要があるの。」
「そんなに?でも…いくら男が少ないって言っても俺の顔面偏差値ではムリじゃないか?」
「大悟さんはね、まったく女の目を意識する事無いからそう言う感じになってるの。女の影が一瞬でも見えたら女って気になるモノなんだよ?だって1人の女が人生かけれるって判断してるってのは自分の安全に繋がるでしょ?」
「あ~~そこらは少しわかるかな?アレだろ?他人の彼女はなぜか可愛く見えるってやつ。」
「…そうなの?」
「いや…女がそんな感覚で男を見てるなら男も少しはそう言う見方するだろ?」
「…確か…私が覚えてる情報では…男って新品を選ぶ傾向があるって聞いたけど?」

あ、そう言えば処女の女の子を殊更持ち上げるような考え方の人とか居たな…

「まぁ男は一概に言えないって事な。」
「大悟さんって処女の私はあまり嬉しく無かったの?」
「気付いたら初体験が終わってたからねぇ…正直な所あまり処女だからどうって感じは無かったかな?」
「だったらあんなに痛い想いせずに済んだんじゃない…ちょっと報告上げておかないとだな…」
なんかぶつぶつ言いだした未来から離れてトイレに行って用を足したんだけど、若干痛かった。

「なぁ未来?この痛いのってどうにかならないの?俺明日からの未来との行為が怖くて逃げ出したくなってるんだけど…」
「ん~まぁなんとかできるかなぁ…一応考えてみるから少し待ってね。」
そう言ってその日は未来を腕枕で抱いて寝たんだけど…

未来の対処の方法ってのが、俺の痛かったって記憶を消すと言う方法だった訳で…
「だから痛いの忘れてるからしちゃうけどさぁ、したら思い出す記憶って酷すぎないか?俺何回騙されてるの?って感じになって、『サルな俺ばっかで~(笑)』みたいな自虐的な感じになるんだけど?」
「まぁでもこればっかりは今すぐ痛く無い状態に出来ないんだからしょうがないじゃない。ほら、明日までで痛いのは終わるから♡それ以降は腰が砕けるようなSEXをさせてあげるからそんなに怒らないで♡」


そして俺は未来の言う腰が砕けるようなSEXをする事も無く、そのまま時間移動の前日まで記憶を消されて過ごした…


俺、完全に手玉に取られてるな…
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