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一章

49 鞠子のターン♡じゃなくて元?ヤン少女達のターン♡4/4

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俺がシャワーを浴びてユカちゃんの部屋に戻ったら…

エリちゃんとユカちゃんがベッドに正座して怒られてた。

あかりさんどうしたの?何か有ったの?」
「あぁ、大悟だいご様。実はお嬢様達は来年度から市内の学校に通う事になります。その為にも日常的な言葉を広島弁から標準語に出来るだけ近づけておかねばなりません。どこで関係者に会うか分かりませんからね。」
「でもお姉ちゃんも…あ、ナンデモナイデス…」
幸枝ゆきえ様は家族といらっしゃる場合しか広島弁を使わないように切り替えられますが、お嬢様達はまだまったく出来ないではありませんか。だから意識して標準語を使っておかないとダメなんです。」
「私は喋れんでも大丈夫よね?」
「エリちゃんもハルカちゃんも一緒に住む様になるんですよ?日常的に広島弁がある環境ではいつまで経ってもお嬢様は広島弁が抜けないはずです。ですからお2人にもお嬢様の手伝いをしていただきます。」
ユカちゃんとエリちゃんの方言があまり気にならなくなってたのって灯さんのおかげだったのかぁ…
「まぁまぁ、灯さん。それぐらいで。俺も一応気を付けますから。」
「まぁ…そうですね。それでお嬢様?お昼はどうなさいます?こちらでお食べになりますか?」

「あ~っと…外で食べようかな?ほら、今日って酒祭りでしょ?だから大悟さん案内する約束もあるし?ねっエリ?」
「あ~うん。そうだねっ♡そうした方が良いよネッ♪」
2人は早めに逃げる気で居るみたいだった。

「というかそろそろ2人ともパンツ一丁はやめたら?」
「あら、お客様の前で申し訳ありません。さぁお嬢様、エリちゃん、急いで相応しいお姿になってください。」
とりあえず開放された二人はクローゼットに入り込みお揃いのエンジ色のひざ丈プリーツスカートを穿いて上はちょっとオシャレな感じの胸元に花のオブジェがついたボーダーロング袖シャツで出てきた。

「お~~なかなかオシャレさんだ♪こんな子とデートしても良いの?」
「そんなん言ってもなんもで…コホン そんな事言っても何もしてあげないんだからねっ♡」
「そっ……ね~♡」
エリちゃん少し言葉数が少なくなってるのは…

とりあえず灯さんが車でショッピングモールまで送ってくれて一緒に見て回る事になった。
三田みたさんってね、同じ事を言わせたらその日ご飯食べさせてくれないの。だから広島弁ここらで終わりね。はぁ…」
「ねぇユカちゃん。私あんまり喋れんようになるんじゃけど…」
「大悟さん、今日の事はナイショにしてくれる?」
なんとなくエリちゃんが泣きそうな感じだし…まぁいっか。
「灯さんに言われたけど…今日ユカちゃんの家に泊まるとかしなければ俺もそこまで記憶力が良い方じゃないし?忘れちゃうんじゃないかな?」
俺の言葉にほっとした顔になる2人。
「じゃぁ先にお礼しておくネッ♡」
そう言ってユカちゃんがエリちゃんを見て2人が頷いたと思ったら俺に近づいて来てちょっと背伸びしながら同時に両頬にキスしてくれた。

姉妹みたいな2人にそんな事をされたらそりゃぁ見られる訳で…
2人を腕にぶら下げながらさっさと店の中に逃げた。

そしてメッセージTシャツを3人で購入♪
ユカちゃんは、『大富豪』
エリちゃんは、『じゃけん何?』
俺は、『彼女は3人まで』

をチョイスしておいた。
とりあえずそれを着てハルカちゃんの家まで歩いて移動したんだけど…
「ん~さすがに初めて会う男を連れて行ったらこうなるかぁ…」
部屋の鍵を開けてもらえなかった。

しょうがないので『そろそろ大丈夫!』Tシャツをお土産だって言ってエリちゃんを残してユカちゃんと2人で酒蔵まで案内してもらった。

「大悟さんゴメンネ。ハルカやっぱり怖がってたみたい。」
「気にしなくても良いよ、あまり無茶させて来年に間に合わなかった方が問題になるからね。」
「うん。…あ、大悟さんの探してる酒蔵はこの道をまっすぐ行って最初に杉玉があるか『賀茂』なんとかって看板が有る場所だから見たら分かると思うよ。気を付けて行ってね。」
そう言ってタクシーのドアの所でキスして送り出してくれた。

今居る場所は酒蔵の多く有る通りの駅の反対側の辺りらしい。
アパートなどを横目に見ながら200mぐらいか?歩いて移動してたら酒祭りののぼりが何本も立った古い木造の建物が見えてきた。
その建物の手前側には背の高い蔵の様な建物があり、そのちょっと高い所に有る軒先に杉玉があった。
たぶんここだ。

そっと中を覗きこんでると、どんどん客が中に入って行く。
どうも団体の客とかじゃなく、各々自由に祭りを見に来た観光客が好きに立ち寄って酒蔵の中を案内されてるらしい。

とりあえず見てても何も始まらない感じだったので他の客にまぎれて一緒に酒蔵の中を見て回った。
酒の仕込から醸造?あと生酒とか古酒なんかの違う過程なども説明してもらってちょっとした職人気分を味わいつつ最後に試飲が出来る場所に通されてお猪口サイズの試飲用プラカップに何種類も注がれて…



気付いたら知らない部屋の中で寝てた。

あたたっ…頭が痛い…
「あ、お兄さんまだ寝てた方が良いよ。あんまりお酒飲めないんでしょ?」
俺の顔を覗きこんできたのは鞠子まりこだった。


あ…体は一緒だ…髪がちょっと長いかな?肩より少し長い髪を首の後ろの辺りで二つのおさげにしてる。
服は紺色のサロペット風のキュロットスカートかな?腰の辺りにリボンがありそこから細い紐状のもので吊る感じ♪
そしてちょっとふわふわな白いセーターが『俺の』おっぱいを包んでるみたい♡

「イタタ…あ~俺どうなったの?」
体を起こしながら聞いてみた。

「私は見て無かったんだけど…お母さんが4種類目を注いだらなんか急に座りこんで寝はじめたとかって言ってたよ?」
「そうかぁ…まぁ何度かそんな事になった覚えがあるな…」
「今日はそのまま泊まって行ったら良いよ。もしあれなら…私がここに居ても良いけど…」
チラチラと俺の方を見ながらそんな事を行ってきた鞠子…♡

17歳の鞠子だよな…甘えるしかないよな♡

「ん~~…やっぱり頭が痛い…少しだけ膝枕とかお願いしても良いかな?俺それしてもらわないと酔ったらダメなんだ…」
パタッと今まで寝てた場所に倒れながらチラッと鞠子を見ながらそう言ってみたら…

すごく顔を赤くして迷ってる♪
「あ~頭痛いなぁ~これはもうダメかなぁ~…」チラッ
「う~こうなったら誰か他の人を呼んでもらうしかないかなぁ~~確か職人さんとかが何人か色目使ってたし…」チラッ
「可愛い子にして欲しかったんだけどなぁ~…」チラッ

「あのっ…私その…こんな胸だから嫌じゃないですか?」
「出来れば膝枕した状態で顔に乗せてください!」
速攻で返事をしたら、ちょっとのけ反って驚いてた。

ちょうど良いので体の向きを変えて鞠子の膝へそっと頭を置く♡


あっ♡鞠子のちょっと甘い感じの香りが♡


「その…本当に乗せても嫌じゃないですか?」
まだのけ反ってギリギリ胸がおでこに当たらない場所をキープしてる鞠子♡

「かも~ん♡ガンと来い!!俺はその大きさを待っていた!!」
さすがにここまで言ったら鞠子も信じられたらしく、

もにょん♡

俺の顔の鼻辺りまでが鞠子の胸に乗られた♡
今まで何でこれしてもらわなかったんだろ…

俺ってバカだね~…あふん♡

「あのっ…」
鞠子がちょっと驚いた感じで声を出した。
「何?俺ちょっと忙しいんだけど?どうでも良い用事なら後にしてくれない?」
「あ、はい…」
俺は今桃源郷という世界に迷い込んでるんだ♡ここを楽しむ以外に優先されるような事は無い!

「あのぉ…」
また鞠子が声をかけてきた。
「なんだよ…俺の桃の園を彷徨って探索する行為を邪魔するとかそれ相応の事じゃなければ許さないからな。」
とりあえず乗ってた胸のれんをちょっと左右に開いて上を見たら鞠子が恥ずかしそうに指を指してた。

俺の下半身を。



あ~まぁ…そうなるよね♡



これ鞠子にしてもらっても良いのかな??
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