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一章

41 女達の休息日♡というか元ヤン少女達とのお楽しみ♡2/4

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公園で少し話をして気付いたらPM6:45になってたので、どうするのか聞いてみた所、
「ウチのマンションがこの道を少し行った所にあるからそのまま行こう。」
という答えがユカちゃんから返ってきた。

大悟だいごさん♡ユカさんのマンションには家政婦さんが居るのよ。で~♪すご~く美味しいの♡今私も料理とか教えてもらってるのよ~♡」
エリちゃんこの間言ってた「幸せになります♡」宣言の通りに動き始めてるみたいだった。
「エリはまぁ…もう少し頑張らないとアレだけど俺もハルカも色々やってるんだ。なっハルカ。」
「はい♪今まで見せる方法しか知らなかったけど切る方法を少しづつ憶えてるところです♡」
ハルカちゃんの言ってる見せる方法ってのはナイフをちらつかせる方法って事か??

エリちゃんがあの時みたいに頭を俺の肩に乗せる感じで腕を抱いたままユカちゃんとハルカちゃんが先導して連れて行ってくれた場所は、高層タワーマンションだった。

ハルカちゃんが少し走って自動ドアまで行って胸元からカードを出しセンサーに当てるとドアが開いた。
「あっそうそう、大悟のカードキーも今用意してる所だからそのうち渡すな。俺達が居なくても好きに入ってて良いからな。」
ユカちゃん男前な事を言ってきた。

ドアを通り過ぎ目の前にあったエレベーターに全員で乗り込んで上から3階ぐらいの所に移動すると廊下の左右に2部屋しか無い場所だった。

「なぁユカちゃん…ここってすごいお部屋なのでは?」
鼻歌交じりに目の前を歩いてるユカちゃんに聞いてみた所、
「そう?でもウチの実家の半分も部屋数無いよ?」
いきなり未知の世界の住人の答えが返ってきた。
うちの実家もそこそこ古くから在るのでけっこう大きな家ではあるけど…ちょっと桁違いな感じがする。

廊下を歩いて移動して一番奥になる場所にドアがあって先行してたハルカちゃんがドアを開けて待っててくれた。
そして中に入ると床が大理石だった。

テレビの中とかでなら見た事があったのだが、さすがに家の中にそんな石を使うとかリアルで有ると思って無かったので正直驚いた。
それにドアを通り過ぎてからすぐに広いリビングの様な空間があったのだが、そこには階段が2ヶ所にあるし…

ハルカちゃんもエリちゃんも勝手知ったる感じで階段を上がって荷物を置いてくるって言って消えて行ったし…
俺が呆然としてるとユカちゃんが大人のちょっとだけふくよかな女性を連れてきて紹介してくれた。

「この人は俺が…私が小さい頃の実家に居た頃からずっと世話してくれてる三田みたさん。たぶん私が居ない時でも三田さんは居るはずだからなんでも言ってくれたら良いからね♡」
「お嬢様がお世話になったそうで…本当にありがとうございます。」
そう言って深く礼をしてくれた。
三田さんは年の頃は…30チョイ過ぎ位かな?柔らかいウェーブが掛かった肩までの髪を後ろで一つに纏めてて化粧っ気が少なめで優しそうな笑顔の人。
誰の好みか判らないが、ちょっとクラッシックな感じの黒いエプロンドレスの様な服を着てる。

「あ~っと俺はその…特に何かしたって訳でもないんで…そんなに畏まらないでください。」
なんとなく俺と三田さんがお辞儀合戦をしてる横でユカちゃん笑いながら爆弾放り込んできた。
「ふふっ♡三田さん、大悟ってね~たぶん三田さんの体大好きだと思うよ~私らだけじゃたぶん搾りきれないぐらい絶倫だから三田さんも後で味見したら良いからね~」
そう言って三田さんに睨まれて笑いながら自分の部屋に荷物を置きに行った。
「お嬢様は嘘は言わないのですけど…ちょっとだけ人をからかう悪い癖がありまして…申し訳ありません。私の体を好きとかまったく…」

なんとなく服の上から見る感じだとちょっとだけ腰回りがぽちゃってしてるけど…喜美華きみかさんと近いイメージ?
ぽっちゃりさんが好きな人からすれば物足りない感じなんじゃないかと思うんだけど…

「えっ?!あの…」

あ、何も考えずに腰に腕回しちゃった…
「そんなに卑下する必要無いと思いますけど…まぁ体の関係に関しては好みが関係するところですから無理強いしませんけど私は三田さんならこうなりますよ?」
とりあえず腰をちょっとだけ押し付けるとすごく驚いてた。
「えっ?!そんな…あの…本当に私でこんなに??」

俺の感覚からすれば、ぽっちゃりさん=あごとかに弛みが出来てたり3段ぐらいのお腹になってるぐらいからだと思ってるので、三田さんはたぶんそこまでなって無い。しかもユカちゃんと同じ位の少し背の高めの人だから、ぽっちゃり(-)か普通(+)程度にしか見えないんだが…

この世界の女性の自己評価ってかなり厳しいのかな?

その後顔を赤くしつつも少し嬉しそうな顔でキッチンに戻って行った三田さんを見送りリビングのソファーに座って待ってると最初にエリちゃんが戻ってきた。

さっきの制服姿もかなり魅力的だったが、かなり気合を入れてくれたみたいだった。
「エリちゃん…もう少しで乳首が見えるよ?」
シースルーの花柄ガウンで下は白いホットパンツ上はほっそい黒ビキニでへそとか下乳とかがしっかり見えてる♡
「ふふっ♡見せてるに決まってるでしょ♡」
そう言って座ってる俺の背中側から抱きついてきて頬にキスしてそのままキッチンへ行った。

次に出てきてくれたのがハルカちゃん。彼女はやっぱり良く判ってる♪
今回の彼女が着てきたトレーナーには『少し良い子♡』と書いてあった。
下はひざ上丈のプリーツスカートの赤白黒のチェック柄♡

「ハルカちゃんちょっとこっちへ♡」
とりあえず食事の準備が出来るまで抱っこしておいた♪
最後に降りてきたユカちゃんは赤いミニ丈ランニングシャツに白いキュロットパンツ♪
ハルカちゃんを抱いてる俺を見て笑いながら降りてきた。
「大悟もうハルカを抱く準備か?気が早すぎるぞ?はははっ♡」
「ちょっ?!ユカさん!あ…そんなコトナイデス…」
ハルカちゃん赤くなった顔で俺が離そうとしない手をペチペチ叩いて意思表示してるけど本気ではないのでとっても楽しい♪

ユカちゃんと一緒にハルカちゃんを弄りながら待ってるとエリちゃんと三田さんが呼びにきてくれた。
「さぁそろそろ食卓までどうぞ。」
「今日は美味しいから覚悟してネッ♡」
三田さんちょっと困った感じの笑顔?

案内された部屋には6人位が一緒に座れるような大きな机が置いてある。
部屋の中自体はそこまで飾られてる訳ではないのだが、壁の一面が半分ぐらい…2.5m×1.5mぐらいのテレビになってた。
とりあえず景観映像が映ってるけどすごく解像度が高い。

そして机の上には大皿に山盛りの野菜炒めの様なものと大きめの入れ物に入ったスープがあり、メインに肉をスライスした…ローストビーフかな?が有った。
「大悟さんは嫌いなものとか聞いてなかったけど大丈夫かな?」
エリちゃん少し心配って感じの顔で聞いてくるけど見る限りでは特に妙なものが入ってる感じも無かったので、
「たぶんここにある物だったら問題無いと思うよ。すっごく酸っぱい物とか苦手だけど他は限界に挑戦する様なので無ければ特に苦手って無いかな?」
「なら大丈夫だねっ♪この野菜炒めは食材を私が切ったの♡イッパイ食べてね~♪」

とりあえずコース的な食事が出てこなくてほっとした。

大皿に盛ってある野菜を小皿に取り分けてもらい、ローストビーフをそこそこ分厚い奴3枚ぐらい沿えて出してくれた。少し大きめのお茶碗にご飯をよそってもらい食べてみたけど特に変な味とかはしない。
というかどっちもウマイ♪

「これをエリちゃんが作ったのかぁ~十分美味しく頂けるレベルじゃないか?」
「そうですか~♪これで大悟さんのお嫁さんになれますか?」
すごく嬉しそうなエリちゃんの横で苦笑いの3人。
「何?どしたの??3人共そんな変な顔して?」

「あ~大悟?これってさっきも言ったと思うけど、エリがやったのは野菜を切っただけだからな?たぶんこれ。」
そう言って箸でつまんで見せてくれたのは、端っこが繋がったピーマン。
「大丈夫ですよ、とりあえず火が通りやすい形に切れてますからもう少し練習すれば火を使う調理も教えて差し上げますからねっ。」
三田さんがちょっとだけフォローしてる。

なるほどね。とりあえず1週間程度の練習ではまだそこらだったと。
とりあえずエリちゃんが切った野菜を見つける遊びみたいな事をしつつ楽しく夕食を食べた。
後片付けに三田さんが動いてるのを眺めながら出してくれたお茶を飲みつつ眺めていたら、ユカちゃんがお風呂に誘ってくれた。

「三田さん、今日は大悟も一緒に入っていいよね?」
「ユカさんナイッス♡そうしましょう♡」
「そうですねっ♡今日は綺麗にしないとです♡」
「その…本当に私がご一緒しても良いのでしょうか?」
三田さんだけ半信半疑って感じで3人を見てオロオロしてるが、ユカちゃんもエリちゃんもハルカちゃんもさっさと自分の部屋に着替えを取りに向かった。

「たぶん3人共俺とするとしても3回位が限度のはずだからもし良ければ三田さんもどうですか?」
俺の言葉にどこまで本当なのか分からないのだろうちょっと困った顔をしてる。
まぁ入れてしまえば判るんだから今はどう思われても気にしないけどね♪

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