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一章
32 姉と妹と地元1/4
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家族風呂から戻って4人と一緒に寝るって状況に体の何か変なスイッチを押された俺は、とりあえずその日ほとんど相手をしてもらって無かった鞠子と真琴に襲いかかった♡
部屋に戻ってきたら、2組と3組の布団が頭を突き合わせるように敷いてあった。
風呂に行く前に食器を下げに来てくれた仲居さんに居ない間に布団を敷いても良いか確認されていたのでお願いしておいたのだが♡
二人は一緒に抱かれると言う状況に慣れつつあるのか、俺の相手をしてくれてクテッ♡となった真琴の上に鞠子が乗る様にして俺を挑発してきたのでそのままバックで2回戦と雪崩れ込み、それを2組敷いてあった布団の上から頬を染めながら頬づえ付いて50cm位の所から見てた2人に順次襲いかかって…
気付いたら4人とも2回づつ中にイパーイ♡出しちゃった♡
鞠子がもういつ生理がくるかって状況だから中で出して欲しいと言い出すと、4人の中で未だナマでした事の無い朱里も、『それなら私も』みたいな事を言い出して辛抱タマラン聖人に神化してしまった俺はとまらなくなった訳なんだが…
さてと、とりあえず明日は自分の実家に行くのだが…
部屋の窓の外には月明かりで日本庭園が見える。
振り返って部屋の中を見ると鞠子と真琴が一組の布団で寝てる。
真琴はちょっとだけ苦悶の表情になってるが、布団の中で鞠子に強めに抱き絞められてたりするんだろうな。
最初二人に挟まれて寝てたんだが、トイレに行くのに抜けだして戻ってきたらこうなってた。
鞠子の布団の中で抱きついてくるあの寝相は昔からのものなのかなぁ…
「大悟君眠れないの?」
俺が窓のカーテン代わりの障子窓を開けて外を見てると喜美華さんが体を少し起こして声をかけてきた。
「そう言う訳でもなかったんだけど、さっきまで真琴と鞠子の間で寝てたからどうしたものかと思ってちょっと黄昏てた所。」
喜美華さんの表情は月明かりしかない室内ではあまり良く見えなかったのだが、自分の寝てる布団の上掛けを開いて布団をポンポンと叩いて呼んでくれた。
明日はこっちの家族と初めて会うのだから休んでおかないといけないのだが…喜美華さんの布団に入り込んだらまた運動会が始まりそうなんだけど…
「もう、そんな事はしないわ。大悟君気持ちが高ぶってるんでしょ?寝るまで一緒に居てあげるだけだから、甘えたらいいのよ?」
ここまで言われればその圧倒的な母性の象徴に甘えないと言う選択肢は無かった♡
イソイソと喜美華さんの布団の中に入り込み鞠子みたいに布団の中に全身入り込みほんのチョットダケ♡喜美華さんの胸元をはだけさせて顔を埋めた。
「大悟君こっちに1人だけって辛かったでしょ?もっと私で良ければ甘えてくださいね。」
そう言って頭をギュッ♡と抱いてくれた。
こうやって抱かれて寝るのって…ずいぶんとされた事が無かったな…
布団の中に入り込む時のやる気メーターがあっという間にアイドリング状態に戻り気付いたら俺は朝まで寝ていた。
次の日喜美華さんは『寝不足ですが何か?』という少し不機嫌そうな顔を俺の方に向けていたが…
俺、寝てる間に何かしたのか???
あの慈母神のような顔だった喜美華さんに何があったんだ???
その後宿の仲居さんが起こしに来てくれて全員でご飯を食べて、その後の事を話し合った。
「大悟はこの後すぐに実家に行くのよね?」
「まぁそうだな。とりあえず顔を見せて…そのままこっちに帰れるのかちょっと分からないけど、遅くても昼過ぎには戻れるように考えてる。」
「それってやっぱり一緒には行かないほうが良いんですよね?」
鞠子が少し心配そうな顔でそんな事を聞いてくる。
「ん~…家族がどんななのかまったく判らないからなぁ…変な感じが無ければ皆を呼んでも良いけど…」
「我々はこんな関係になって大悟の恋人として自他共に認識されているんだ。何かあるようならいつでも呼んでくれ。」
「そうね。私達の所に戻って来れるように待ってるから安心して行ってきてくださいね。」
朱里と喜美華さんは大人の対応をしてくれてる。
何にしても俺の実家の中での話なので、恋人として4人を紹介するにしても、こっちの標準的な紹介の仕方とかまったく判らないので、今すぐはできない。
そのうちそう言う事もしないといけないんだろうな…
でも…その時お嫁さんの候補として紹介するのって…誰なんだろ??
恋人としてなら顔を見ると未だにチョットドキドキする真琴が頭1個飛び出してる感じがするが…
一緒に居て構えずに居られて楽しいって感じるのは鞠子で…
社会人として尊敬できる姿が見られてギャップが可愛いのは朱里だし…
包み込んでくれる包容力ならダントツで喜美華さんだったりするんだけど…
朝ご飯を食べ終わり、8時を過ぎる頃に俺は一人で実家のある海沿いの県道をタクシーで移動していた。
そういえばこの道を通るのも気分的には1年ぶりぐらいか。
前回は正月の頃に戻って今年の夏は戻れなかったからなぁ…
同僚の佐藤が結婚したおかげで。
あいつ休みに入る前に式を上げてそのまま20連休って状態で新婚旅行に行きやがってそのしわ寄せが全部こっちに来たからなぁ…
見慣れた道と風景を眺めてると実家の近くの灯台が見えてきた。
そして程なく実家に到着。
今年の正月に見た記憶にあるままの建物と庭がある。
そして振り返ると入り江になった海と遠くに防波堤。
「おにいさま~~~~♡」
俺が振り向くと最近あった状況が繰り返された。
う゛っ?!
「こんなに早くに戻られるとは思ってもなかったです~~♡さぁ私達の愛の巣へまいりましょう♡」
さっそく暴走する妹(確定)の苺。
「とりあえず戻った挨拶ぐらいさせてくれないか?苺?」
「あら?そうですか?しょうがないですねぇ♡ではこちらへどうぞ♡」
姉がこんなだったら俺どうしたらいいんだろう…
とっても強い不安感に襲われた俺だった。
「ちなみに今日はお父様とお母様は朝から氏子寄り合いに行ってらっしゃるので家には私とお姉さまだけです。お姉さまの部屋にそのまま行きますか?」
「あ~それなら一回俺の部屋にでも行きたいけど…」
「おにいさまの部屋ですか?」
あれっ?俺の部屋って有ったよね??まさかこっちの世界では無くなってるのか???
「実はおにいさまの部屋は…私の部屋と入れ替えましたのでその…」
苺の説明では、俺の部屋は広くて使い勝手が良いので自分の部屋と場所を替えたらしい。
と言う訳で、元の妹の部屋に案内されたんだけど…
あまり人が住むのに適したレイアウトになってなかった。
部屋の隅に机と本棚とタンスなどが集めて置かれていて、部屋の真ん中にベッドが置かれていた。
一応元の俺の部屋に有ったものは全部有りそうなんだが。
ちなみにその部屋は元々俺の認識では弟が使ってた部屋だった。
それにしても…
「なぁ苺、この部屋のレイアウトをしたのってお前?」
「は~い♡おにいさまが戻ってらしてすぐにベッドで休める様に準備しておきました♡」
ベッドはまぁ戻ったら使うとは思うので良いのだが、部屋のメインがベッドってレイアウトでなぜかサイドテーブルには花なども飾られてる。
それとなんとなくだが…
「苺?この部屋で今日寝たの?」
「…ハイ♡」
だってベッドの布団が人が這い出した感じになってるし…
「まぁ…部屋を入れ替えるのは良いとしても、勝手に入り込んだりしないようにな?」
「だっておにいさまが電話もくれないし…夏にも戻ってきてくださらなかったではありませんか…」
俺って妹に愛されてるのな~…
部屋に戻ってきたら、2組と3組の布団が頭を突き合わせるように敷いてあった。
風呂に行く前に食器を下げに来てくれた仲居さんに居ない間に布団を敷いても良いか確認されていたのでお願いしておいたのだが♡
二人は一緒に抱かれると言う状況に慣れつつあるのか、俺の相手をしてくれてクテッ♡となった真琴の上に鞠子が乗る様にして俺を挑発してきたのでそのままバックで2回戦と雪崩れ込み、それを2組敷いてあった布団の上から頬を染めながら頬づえ付いて50cm位の所から見てた2人に順次襲いかかって…
気付いたら4人とも2回づつ中にイパーイ♡出しちゃった♡
鞠子がもういつ生理がくるかって状況だから中で出して欲しいと言い出すと、4人の中で未だナマでした事の無い朱里も、『それなら私も』みたいな事を言い出して辛抱タマラン聖人に神化してしまった俺はとまらなくなった訳なんだが…
さてと、とりあえず明日は自分の実家に行くのだが…
部屋の窓の外には月明かりで日本庭園が見える。
振り返って部屋の中を見ると鞠子と真琴が一組の布団で寝てる。
真琴はちょっとだけ苦悶の表情になってるが、布団の中で鞠子に強めに抱き絞められてたりするんだろうな。
最初二人に挟まれて寝てたんだが、トイレに行くのに抜けだして戻ってきたらこうなってた。
鞠子の布団の中で抱きついてくるあの寝相は昔からのものなのかなぁ…
「大悟君眠れないの?」
俺が窓のカーテン代わりの障子窓を開けて外を見てると喜美華さんが体を少し起こして声をかけてきた。
「そう言う訳でもなかったんだけど、さっきまで真琴と鞠子の間で寝てたからどうしたものかと思ってちょっと黄昏てた所。」
喜美華さんの表情は月明かりしかない室内ではあまり良く見えなかったのだが、自分の寝てる布団の上掛けを開いて布団をポンポンと叩いて呼んでくれた。
明日はこっちの家族と初めて会うのだから休んでおかないといけないのだが…喜美華さんの布団に入り込んだらまた運動会が始まりそうなんだけど…
「もう、そんな事はしないわ。大悟君気持ちが高ぶってるんでしょ?寝るまで一緒に居てあげるだけだから、甘えたらいいのよ?」
ここまで言われればその圧倒的な母性の象徴に甘えないと言う選択肢は無かった♡
イソイソと喜美華さんの布団の中に入り込み鞠子みたいに布団の中に全身入り込みほんのチョットダケ♡喜美華さんの胸元をはだけさせて顔を埋めた。
「大悟君こっちに1人だけって辛かったでしょ?もっと私で良ければ甘えてくださいね。」
そう言って頭をギュッ♡と抱いてくれた。
こうやって抱かれて寝るのって…ずいぶんとされた事が無かったな…
布団の中に入り込む時のやる気メーターがあっという間にアイドリング状態に戻り気付いたら俺は朝まで寝ていた。
次の日喜美華さんは『寝不足ですが何か?』という少し不機嫌そうな顔を俺の方に向けていたが…
俺、寝てる間に何かしたのか???
あの慈母神のような顔だった喜美華さんに何があったんだ???
その後宿の仲居さんが起こしに来てくれて全員でご飯を食べて、その後の事を話し合った。
「大悟はこの後すぐに実家に行くのよね?」
「まぁそうだな。とりあえず顔を見せて…そのままこっちに帰れるのかちょっと分からないけど、遅くても昼過ぎには戻れるように考えてる。」
「それってやっぱり一緒には行かないほうが良いんですよね?」
鞠子が少し心配そうな顔でそんな事を聞いてくる。
「ん~…家族がどんななのかまったく判らないからなぁ…変な感じが無ければ皆を呼んでも良いけど…」
「我々はこんな関係になって大悟の恋人として自他共に認識されているんだ。何かあるようならいつでも呼んでくれ。」
「そうね。私達の所に戻って来れるように待ってるから安心して行ってきてくださいね。」
朱里と喜美華さんは大人の対応をしてくれてる。
何にしても俺の実家の中での話なので、恋人として4人を紹介するにしても、こっちの標準的な紹介の仕方とかまったく判らないので、今すぐはできない。
そのうちそう言う事もしないといけないんだろうな…
でも…その時お嫁さんの候補として紹介するのって…誰なんだろ??
恋人としてなら顔を見ると未だにチョットドキドキする真琴が頭1個飛び出してる感じがするが…
一緒に居て構えずに居られて楽しいって感じるのは鞠子で…
社会人として尊敬できる姿が見られてギャップが可愛いのは朱里だし…
包み込んでくれる包容力ならダントツで喜美華さんだったりするんだけど…
朝ご飯を食べ終わり、8時を過ぎる頃に俺は一人で実家のある海沿いの県道をタクシーで移動していた。
そういえばこの道を通るのも気分的には1年ぶりぐらいか。
前回は正月の頃に戻って今年の夏は戻れなかったからなぁ…
同僚の佐藤が結婚したおかげで。
あいつ休みに入る前に式を上げてそのまま20連休って状態で新婚旅行に行きやがってそのしわ寄せが全部こっちに来たからなぁ…
見慣れた道と風景を眺めてると実家の近くの灯台が見えてきた。
そして程なく実家に到着。
今年の正月に見た記憶にあるままの建物と庭がある。
そして振り返ると入り江になった海と遠くに防波堤。
「おにいさま~~~~♡」
俺が振り向くと最近あった状況が繰り返された。
う゛っ?!
「こんなに早くに戻られるとは思ってもなかったです~~♡さぁ私達の愛の巣へまいりましょう♡」
さっそく暴走する妹(確定)の苺。
「とりあえず戻った挨拶ぐらいさせてくれないか?苺?」
「あら?そうですか?しょうがないですねぇ♡ではこちらへどうぞ♡」
姉がこんなだったら俺どうしたらいいんだろう…
とっても強い不安感に襲われた俺だった。
「ちなみに今日はお父様とお母様は朝から氏子寄り合いに行ってらっしゃるので家には私とお姉さまだけです。お姉さまの部屋にそのまま行きますか?」
「あ~それなら一回俺の部屋にでも行きたいけど…」
「おにいさまの部屋ですか?」
あれっ?俺の部屋って有ったよね??まさかこっちの世界では無くなってるのか???
「実はおにいさまの部屋は…私の部屋と入れ替えましたのでその…」
苺の説明では、俺の部屋は広くて使い勝手が良いので自分の部屋と場所を替えたらしい。
と言う訳で、元の妹の部屋に案内されたんだけど…
あまり人が住むのに適したレイアウトになってなかった。
部屋の隅に机と本棚とタンスなどが集めて置かれていて、部屋の真ん中にベッドが置かれていた。
一応元の俺の部屋に有ったものは全部有りそうなんだが。
ちなみにその部屋は元々俺の認識では弟が使ってた部屋だった。
それにしても…
「なぁ苺、この部屋のレイアウトをしたのってお前?」
「は~い♡おにいさまが戻ってらしてすぐにベッドで休める様に準備しておきました♡」
ベッドはまぁ戻ったら使うとは思うので良いのだが、部屋のメインがベッドってレイアウトでなぜかサイドテーブルには花なども飾られてる。
それとなんとなくだが…
「苺?この部屋で今日寝たの?」
「…ハイ♡」
だってベッドの布団が人が這い出した感じになってるし…
「まぁ…部屋を入れ替えるのは良いとしても、勝手に入り込んだりしないようにな?」
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