7 / 22
♡ はあっはあっどこ見てんだよおい、こら♡
しおりを挟む
うらぶれた温泉街に半ば捨てられたように置かれている自動販売機がある。
偶然その街を訪れた売れない小説家の前田省吾は、歩き疲れた体を癒そうと自動販売機に金を入れた。
「自動販売機も当然現金か。時代に取り残されるとはこういう事か」
そう呟きながら自動販売機に150円を入れ、適当にボタンを押した。
「ガコガコン!」
省吾は自動販売機からそれを取り出した。胸に”美里”と書かれた名札が縫い付けてある。
「美しい里ねぇ…」
そう呟くと省吾は自動販売機に据え付けられている注入器を手に取り、”美郷”の穴にそれを差し込み、注入した。大きな胸が好きな省吾は、重点的にそこに注入した。
膨らんで大きくなった”美里”を担ぎ、自動販売機の後ろの虫食いだらけのほったて小屋に入った。
「おい、起きろー」
省吾は”美里”の頬を手のひらでペチペチ叩きながら言った。
”美里”はゆっくりと目と口と股を開いた。
無数の虫食い穴から夕陽が差し込む。
グッグッグッグッ
「はぁっはぁっはぁっはぁっちくしょうっちくしょうっ」
“美里”の首を絞めながら省吾は激しく腰を動かした。”美里”の目が動き、壁を見ている。
「はあっはあっどこ見てんだよおい、こら」
省吾は”美里”を殴りつけた。少し空気が抜けた。
「お前も虫食いだらけかぁー??」
差し込む光が、一つ、また一つと減っていく。”美里”はその一つ一つを見ていた。陽はまだ落ちていない。
偶然その街を訪れた売れない小説家の前田省吾は、歩き疲れた体を癒そうと自動販売機に金を入れた。
「自動販売機も当然現金か。時代に取り残されるとはこういう事か」
そう呟きながら自動販売機に150円を入れ、適当にボタンを押した。
「ガコガコン!」
省吾は自動販売機からそれを取り出した。胸に”美里”と書かれた名札が縫い付けてある。
「美しい里ねぇ…」
そう呟くと省吾は自動販売機に据え付けられている注入器を手に取り、”美郷”の穴にそれを差し込み、注入した。大きな胸が好きな省吾は、重点的にそこに注入した。
膨らんで大きくなった”美里”を担ぎ、自動販売機の後ろの虫食いだらけのほったて小屋に入った。
「おい、起きろー」
省吾は”美里”の頬を手のひらでペチペチ叩きながら言った。
”美里”はゆっくりと目と口と股を開いた。
無数の虫食い穴から夕陽が差し込む。
グッグッグッグッ
「はぁっはぁっはぁっはぁっちくしょうっちくしょうっ」
“美里”の首を絞めながら省吾は激しく腰を動かした。”美里”の目が動き、壁を見ている。
「はあっはあっどこ見てんだよおい、こら」
省吾は”美里”を殴りつけた。少し空気が抜けた。
「お前も虫食いだらけかぁー??」
差し込む光が、一つ、また一つと減っていく。”美里”はその一つ一つを見ていた。陽はまだ落ちていない。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
JC💋フェラ
山葵あいす
恋愛
森野 稚菜(もりの わかな)は、中学2年生になる14歳の女の子だ。家では姉夫婦が一緒に暮らしており、稚菜に甘い義兄の真雄(まさお)は、いつも彼女におねだりされるままお小遣いを渡していたのだが……
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる