上 下
1 / 9

♡田中氏は中田氏に中出しをされた♡

しおりを挟む
 45歳の田中氏はスーパーで働いている。

「今日は高級黒毛和牛が激安の日です。開店と同時にたくさんのお客さんが来店される見込みです。みなさん、気合を入れて頑張りましょう!」

 開店前、バックヤードで店長が従業員に向けて言った。

「イエッサー!!」

 田中氏が敬礼をしながら返答した。店長は頑張ってくれよ、と肩をポンして店内へと戻って行った。

「持ち前の笑顔、持ち前の筋肉、持ち前の才能!!」

 田中氏はそう何度も連呼した。隣にいた山崎初美はノーリアクションでスマホをいじっている。

 田中氏がおもむろに制服を床に脱ぎ捨てた。

「俺を束縛するんじゃない!!!」

 無垢の姿になった田中氏の裸体はダルダルのポヨンポヨンだ。太鼓腹、弛んだ胸、乳首に生えた毛…

 そこへ48歳の中田氏がやってきて、田中氏の乳首の毛を一本一本丁寧にピンセットで抜いて、家来の濱田の持つ高級黒毛和牛の上に、生花のように突き刺した。しばらくすると、高級黒毛和牛はタワシのようになった。

 それを見て山崎初美は興奮を覚えた。

「山崎くん、丁重にパッキングをしておくれ」

 中田氏がそう言うと、濱田がグイッと、肉のタワシを山崎初美の前に突き出した。山崎初美は込み上げる興奮を抑えながら、それを受け取り、ラップをかけた。そして、『激安!高級黒毛和牛』のラベルを貼り付けた。

「よーし開店だーー!!!!今日も頑張って働きましょーーー!!!!」

 田中氏がそう叫んだ。開店と同時に大勢の客が店内に押し寄せてくる。目当ては勿論激安の高級黒毛和牛だ。

 田中氏は無垢の姿のまま、商品を陳列している。

 山崎初美は飛ぶように売れる『激安!高級黒毛和牛』をレジに通している。

「先入れ…先出し、先入れ…んっ、先出し…先入れ…おっ…中出し」

 田中氏は古い商品を手前にして回っている。そのあとを中田氏が突いて回っている。
 
 山崎初美の遺書には、あの時ほど興奮を覚えたことはなかった、そう書かれていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜おっぱい編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート詰め合わせ♡

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜下着編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショートつめ合わせ♡

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜たまきん編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショートつめ合わせ♡

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜自慰編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショートつめ合わせ♡

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜おしっこ編〜♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショートの詰め合わせ♡

処理中です...