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51 お目覚め
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白騎士さんたちの絶叫で
「ふわあぁ~」くしくし
眠ってた女の子が起きてしまいました。
『起きちゃったんだね。まだ早いからもう少し寝ていても大丈夫だよ』
セイジュウロウ様が女の子の頭を優しく撫でると
「ふぎゅ~おきゆぅ」くしくし
女の子は起きると言います。
『そう?無理しないでね。じゃあ、みんなのとこ行こうか?』
「あい。だっこ~」んん~
女の子は、目はまだ半分閉じて頭をふらふら揺らしながら、抱っこをねだって両手を伸ばしてきます。
『ふふ。いいよ。おいで』
「あい」
ふわり
『おはよう。どこか痛かったりしないかい?』
「おあよーごじゃいましゅ。らいじょーぶれしゅ」こて。すりすり⋯
『そう。良かった』
起きるといいながら、抱っこされた温もりにほっとしたのか、セイジュウロウ様の肩に顔を擦り付けている。ちょうどいい場所を探してるようだ。
『ふふ⋯』
セイジュウロウ様が女の子と元の部屋に異動すると、一緒にいたピヨ助と花うさぎと妖精達もついてきた。
『おやおや、まだ半分寝てるねぇ。おはようさん、気分はどうだい?』
「おあよーごじゃいましゅ。ん~?ぼー?」
『ぼー?』
『ぼーっとしてるって言いたいのかな?』
「あい。ぼー」
『そうかい。じゃあ、顔洗いに行くかい?お水も飲もうかね』
「あい⋯」んん~
『ふふ。抱っこかい?いいよ。おいで』
「あい⋯」
セイジュウロウ様の腕からママへバトンタッチ
『おやおや、もう行っちゃうのかい?浮気者だね』くすくす
「あい⋯まま、やらかい。ぱぱ、あちょでね」ばいばい
『『え?』』
『パパ?』
ママは分かるけど、今、パパって?
〖ふふ。行っておいで。でも、早く帰ってきてね〗
「あい。ぱぁぱ」ばいばい
『『『ぱぁぱ!?』』』
〖ママ、よろしくね〗にこっ
『あ、ああ。そうだね。行こうかね』
『あ、待って!私も一緒に行くわ!』
「あい。まぁま、いっちょ」
『まぁまっ!?そ、そうね、行きましょうね』どきっ
みんな、驚きながらそれぞれ何とか動き出した。神様だけは何か知っているようだ。というより⋯
『神様、貴方、何かしましたね?』じとぉ
セイジュウロウ様が神様に詰め寄る
〖ふふ。やだなぁ。だってみんなであの子のお父さんお母さんになるって言ったじゃないか。忘れちゃったのかな?〗くすくす
神様は楽しそうに返します。そりゃ言ったけども
『あの子は私たちと血が繋がってると思っているのですか?』
〖いや、それはないよ。ここに来てからの記憶はあるからね。無くなったのは前の世界の記憶だけさ〗
『そうですか。でも、なんですか、あの、ぱ、ぱぁぱと、まぁまって言うのはっ』
〖ふふ。かぁわいいでしょ?だって、みんなしてパパとママじゃ紛らわしいでしょ?〗
『お父さんお母さんでもいいじゃないですか』ぶすっ
〖えええ?だって、ぼくだってパパって呼んで欲しかったんだもん♪いいでしょ?ぱぁぱって♪〗ふふふ
『うぐぐ』
〖ふふ、ぱぁぱって呼ばれたかった?〗にやにや
『ちがっ!⋯はぁぁ、わかりましたよ。そういう方ですよね。貴方は⋯』
〖うふふ〗
セイジュウロウ様は諦めた⋯
ぱたぱたぱたぱたっ
『ん?』
〖おや、戻って来たかな?〗
『これ、廊下は走るんじゃないよ』
『待って待って、えっと、早くお名前つけなきゃ』
『そうだねぇ』
「きゃはは♪ぱぱーっ!ぱぁぱーっ!」
どうやら顔を洗って目を覚ました女の子が戻ってきたようだが、さっそくママたちを困らせてるようだ
ばたばたばたばたっ
『おや?』
〖あれ?〗
障子に映った小さい影が通り過ぎた?セイジュウロウ様と神様は顔を見合せてから、障子を開けて覗くと
『嬢ちゃんっお待ちよ』
『お部屋通り過ぎちゃったわよ~』
ぱたぱた
ママたちが走らないけど急ぎ足で追いかけてきた
「う?」
きゅきゅきゅーっ つるんっ
「うきゅ?」ふっ
『『あっ』』
〖『うわっ』〗
しゅぱっ
「ふお?」
『『危ないっ』』
〖『あ?』〗
もっふ~んっもふんっ
「ふおぉ~?」
ぽよんぽよんのもふんっ
「ふあああっもふもふっ」むきゅ
『ぴゅい~ぴよぴよ(間に合った~だめでしょ、気をつけなきゃ)』
「あい。ごめんなちゃい」ぺこ
ピヨ助すごい!瞬時に飛び出して、女の子の下に入って助けた!
『『はぁぁ~』』
〖ピヨ助偉いね〗
『助かったよ』
『ぴよっ(まかせて~)』えっへん!
急ブレーキ、家妖精たちがピッカピカツルツルに磨き上げられた廊下でそんなことしたら、滑って宙に浮くよね?ピヨ助のもふもふクッションのおかげで怪我もなくて良かった。
〖さぁさ、お部屋はこっちだよ〗ひょい
「や~んっぴよちゃんっもふもふ~」ぱたぱたっ
『ぴゅい~(あ~神様また取ったぁ)』
神様がひょいっと女の子を抱き上げると、もふもふを堪能してた女の子と、もふもふで虜にしていたピヨ助からクレームがっ
〖ええ~ピヨ助はずっと一緒にいられるけど、僕はいられないんだから許してよ~。ね?〗
「ふにゅう~ちかたにゃい」
『ぴよ~(じゃあ、こうしよう!)』
しゅるしゅるしゅる
『ぴよ~(この大きさならだっこしてもらえるよね)』ぴょんっ
「ふお~もふもふっ」すりすり
〖そう来たか~〗
ピヨ助が女の子が抱っこできるくらいちっちゃくなりました。抱きしめ放題、頬ずりし放題!
そして、皆さんお忘れのようですが⋯
『あ、あの、皆様、いつの間にお子様が?』
『どなたのお子様ですか?』
『それに、その鳥も?』
目をこれでもかと見開いて聞く白騎士さんたちが。
〖あ、忘れてた〗
『『『うん』』』
『『『ひどいですっ』』』
やっぱり忘れ去られてました。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。2日も空けてすみませんでした。お待ちいただきありがとうございます。
「ふわあぁ~」くしくし
眠ってた女の子が起きてしまいました。
『起きちゃったんだね。まだ早いからもう少し寝ていても大丈夫だよ』
セイジュウロウ様が女の子の頭を優しく撫でると
「ふぎゅ~おきゆぅ」くしくし
女の子は起きると言います。
『そう?無理しないでね。じゃあ、みんなのとこ行こうか?』
「あい。だっこ~」んん~
女の子は、目はまだ半分閉じて頭をふらふら揺らしながら、抱っこをねだって両手を伸ばしてきます。
『ふふ。いいよ。おいで』
「あい」
ふわり
『おはよう。どこか痛かったりしないかい?』
「おあよーごじゃいましゅ。らいじょーぶれしゅ」こて。すりすり⋯
『そう。良かった』
起きるといいながら、抱っこされた温もりにほっとしたのか、セイジュウロウ様の肩に顔を擦り付けている。ちょうどいい場所を探してるようだ。
『ふふ⋯』
セイジュウロウ様が女の子と元の部屋に異動すると、一緒にいたピヨ助と花うさぎと妖精達もついてきた。
『おやおや、まだ半分寝てるねぇ。おはようさん、気分はどうだい?』
「おあよーごじゃいましゅ。ん~?ぼー?」
『ぼー?』
『ぼーっとしてるって言いたいのかな?』
「あい。ぼー」
『そうかい。じゃあ、顔洗いに行くかい?お水も飲もうかね』
「あい⋯」んん~
『ふふ。抱っこかい?いいよ。おいで』
「あい⋯」
セイジュウロウ様の腕からママへバトンタッチ
『おやおや、もう行っちゃうのかい?浮気者だね』くすくす
「あい⋯まま、やらかい。ぱぱ、あちょでね」ばいばい
『『え?』』
『パパ?』
ママは分かるけど、今、パパって?
〖ふふ。行っておいで。でも、早く帰ってきてね〗
「あい。ぱぁぱ」ばいばい
『『『ぱぁぱ!?』』』
〖ママ、よろしくね〗にこっ
『あ、ああ。そうだね。行こうかね』
『あ、待って!私も一緒に行くわ!』
「あい。まぁま、いっちょ」
『まぁまっ!?そ、そうね、行きましょうね』どきっ
みんな、驚きながらそれぞれ何とか動き出した。神様だけは何か知っているようだ。というより⋯
『神様、貴方、何かしましたね?』じとぉ
セイジュウロウ様が神様に詰め寄る
〖ふふ。やだなぁ。だってみんなであの子のお父さんお母さんになるって言ったじゃないか。忘れちゃったのかな?〗くすくす
神様は楽しそうに返します。そりゃ言ったけども
『あの子は私たちと血が繋がってると思っているのですか?』
〖いや、それはないよ。ここに来てからの記憶はあるからね。無くなったのは前の世界の記憶だけさ〗
『そうですか。でも、なんですか、あの、ぱ、ぱぁぱと、まぁまって言うのはっ』
〖ふふ。かぁわいいでしょ?だって、みんなしてパパとママじゃ紛らわしいでしょ?〗
『お父さんお母さんでもいいじゃないですか』ぶすっ
〖えええ?だって、ぼくだってパパって呼んで欲しかったんだもん♪いいでしょ?ぱぁぱって♪〗ふふふ
『うぐぐ』
〖ふふ、ぱぁぱって呼ばれたかった?〗にやにや
『ちがっ!⋯はぁぁ、わかりましたよ。そういう方ですよね。貴方は⋯』
〖うふふ〗
セイジュウロウ様は諦めた⋯
ぱたぱたぱたぱたっ
『ん?』
〖おや、戻って来たかな?〗
『これ、廊下は走るんじゃないよ』
『待って待って、えっと、早くお名前つけなきゃ』
『そうだねぇ』
「きゃはは♪ぱぱーっ!ぱぁぱーっ!」
どうやら顔を洗って目を覚ました女の子が戻ってきたようだが、さっそくママたちを困らせてるようだ
ばたばたばたばたっ
『おや?』
〖あれ?〗
障子に映った小さい影が通り過ぎた?セイジュウロウ様と神様は顔を見合せてから、障子を開けて覗くと
『嬢ちゃんっお待ちよ』
『お部屋通り過ぎちゃったわよ~』
ぱたぱた
ママたちが走らないけど急ぎ足で追いかけてきた
「う?」
きゅきゅきゅーっ つるんっ
「うきゅ?」ふっ
『『あっ』』
〖『うわっ』〗
しゅぱっ
「ふお?」
『『危ないっ』』
〖『あ?』〗
もっふ~んっもふんっ
「ふおぉ~?」
ぽよんぽよんのもふんっ
「ふあああっもふもふっ」むきゅ
『ぴゅい~ぴよぴよ(間に合った~だめでしょ、気をつけなきゃ)』
「あい。ごめんなちゃい」ぺこ
ピヨ助すごい!瞬時に飛び出して、女の子の下に入って助けた!
『『はぁぁ~』』
〖ピヨ助偉いね〗
『助かったよ』
『ぴよっ(まかせて~)』えっへん!
急ブレーキ、家妖精たちがピッカピカツルツルに磨き上げられた廊下でそんなことしたら、滑って宙に浮くよね?ピヨ助のもふもふクッションのおかげで怪我もなくて良かった。
〖さぁさ、お部屋はこっちだよ〗ひょい
「や~んっぴよちゃんっもふもふ~」ぱたぱたっ
『ぴゅい~(あ~神様また取ったぁ)』
神様がひょいっと女の子を抱き上げると、もふもふを堪能してた女の子と、もふもふで虜にしていたピヨ助からクレームがっ
〖ええ~ピヨ助はずっと一緒にいられるけど、僕はいられないんだから許してよ~。ね?〗
「ふにゅう~ちかたにゃい」
『ぴよ~(じゃあ、こうしよう!)』
しゅるしゅるしゅる
『ぴよ~(この大きさならだっこしてもらえるよね)』ぴょんっ
「ふお~もふもふっ」すりすり
〖そう来たか~〗
ピヨ助が女の子が抱っこできるくらいちっちゃくなりました。抱きしめ放題、頬ずりし放題!
そして、皆さんお忘れのようですが⋯
『あ、あの、皆様、いつの間にお子様が?』
『どなたのお子様ですか?』
『それに、その鳥も?』
目をこれでもかと見開いて聞く白騎士さんたちが。
〖あ、忘れてた〗
『『『うん』』』
『『『ひどいですっ』』』
やっぱり忘れ去られてました。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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