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7.不意打ち
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「ごきげんようみなさま。私は白羽鏡花と申します。以後お見知りおきを」
「碧澄玲です。こうしてお話することができて嬉しく思います」
社交パーティーが開始し、そう言って回っていると徐々に人が集まり始めた。
「悪女」と名高く、さらには婚約破棄されたばかりにもかかわらず玲と婚約した鏡花と、今まで数多くの縁談を断り続けたにもかかわらず突然白羽家との縁談を受け入れた玲。2人は噂話が大好きな貴族、商人の間では話題に上りまくっている時の人である。加えて、2人が並ぶ姿はまさに美男美女、お似合いという言葉がふさわしく、誰もがうっとりしてしまうようだった。洋風のパーティーらしく洋装に身を包んだその姿もよく似合う、とすっかりパーティー会場で目立つ存在となっている。
言うなれば、ここは情報、新しい人脈、さらには掘り出し物の宝庫なわけであるが……鏡花はいつものごとく利益を計算している――というわけではなかった。
理由はこの隣で爽やか笑顔を浮かべてすっかり“婚約者モード”に入っている婚約者にある。寄り添うように佇み、あれから練習したのだと笑ったエスコートの仕方はまさしく紳士であった。おまけに――
「あら! それはペアリングでいらっしゃいますのね。素敵ですわ!」
どきーん、と心臓が跳ねる感覚。令嬢の言葉に鏡花はうふふと笑うだけに留める。この質問は今日で10回目であるが、慣れない。問題はこの後玲の返答にあるのだから。
「ああ、そう言ってもらえて嬉しいです。彼女とどうしてもおそろいにしたくて……ね」
「え、ええ。彼が選んでくれたのよ、素敵でしょう?」
この会話に嘘なんて一つもない。
このペアリングは先日、ジョニーから大量に渡されたものの一つだ。その中でもピンクトパーズがあしらわれたものを玲は気に入ったようだった。なんでも「あなたの瞳の色みたいだ」とのことで、少しやり返すような表情で言われた。邸を出る直前までつけるか迷っていた鏡花だったが「つけないのか、残念だ」とあからさまにしょんぼりした玲を見かねて、つけてきたわけだ。ただ、このペアリングがちらつくだけで、鏡花は集中が削がれてしまっていた。
「ああ、もう駄目ね、私」
「……全然駄目じゃないが? 今日の洋装も貴女しか似合わないだろうと思うよ」
「嬉しいけれど、独り言を拾うのはやめて頂戴」
こそこそと言い合っていると、鏡花は不意に視線を感じた。ちらりとそちらを見て、思わず二度見してしまった。
そこにいたのは、かつての婚約者。優雅は鏡花と目が合うとふい、と視線を逸らしその場から去っていってしまった。
「……どうかしたか?」
「いいえ、なんでもないの。ほら、挨拶回りの続きをしましょう」
玲の背を押し、鏡花はその場を離れる。そして、元婚約者を見てもなお、気持ちが少しも揺らぐことのない自分に少し嫌気がさしていた。
考えてみれば当たり前のことだった。数々の商家が招待されているパーティーで、有名な家である城森家の子息、それも、婚約者のいないひとがいないわけない。大方、早く次の婚約者を探せ、と言われたのだろうか。
そんな鏡花を見て何か勘づいたのだろう、玲は後ろを振り返ってなんだか胸が悶々とした気持ちでいっぱいになるのを感じていた。
パーティーも終盤、鏡花は新しく得た関係性について思いを巡らせながらバルコニーへと出て、綺麗なグラスを片手に星を眺めようと思った――のだが、何かにつんのめって大きく体勢を崩した。きっと睨むようにそちらを見て、今度こそ鏡花は口をあんぐりと開けた。
もたれこむように眠りこけている元婚約者――城森優雅がそこにはいた。相変わらずスーツは似合っていない。寝苦しいのか、ネクタイを緩めていて非常にだらしない。人が帰り始めて少ないからまだしもこんなところを見られたらますます結婚が遠のいてしまうのでは、と心配してしまう。
「寝顔は相変わらず綺麗ね」
ぼそりと鏡花は呟く。玲と比べるとどうしても差を感じてしまうが、彼だってかなりの美男子なのだ。茶髪の髪はサラサラしている。目鼻だって整っているのに全体的に地味な印象を抱いてしまう。たしかに、派手な鏡花と隣に並べば見劣りしてしまうのは否めない。
なぜ、寝顔を見たことがあるのかというと彼はどうやら鏡花には気を許しているらしかったからだ。鏡花が忙しくしている隣で眠っているのを何回か見たことがあった。その度に、綺麗な顔だわ、とバレない程度に眺めていたのは鏡花の秘密だ。
そんな彼があの日声を荒らげたのは今でも不思議で、少しばかりショックを受けた。
起こしてあげようとかがめば、ほんのりとお酒の匂いがした。
「ちょっと、私と同い年なのになんで飲んでいるのよ……」
そんなことする方だったかしらと呆れつつ、気づいてしまったからには放っておくわけにはいかないと肩を揺する。ううん、と声を漏らしてはいるが起きる気配はない。痺れを切らし、鏡花は「優雅」と呼びかける。
「きょ……うか?」
ぼんやりまぶたを持ち上げて、優雅はそう呟いた。その愛おしそうに呼ぶ声に鏡花は思わず手を引っ込める。
「なんで……なんで、あっさり婚約してるんだよ」
「ちょっと、酔ってないで、一緒に来てる方は? 呼んでくるわ」
「飲んでないとやってられないんだよ……!」
立ち上がろうとした鏡花の腕を掴み、優雅はそう声を上げた。そのあと少しして「1人で来てるんだ」とこぼす。鏡花は強く掴まれた腕を振り解けずにいた。こんなに力が強かったの、と驚くと同時に飛び出た言葉について思考を巡らせる。
「……あいつと過ごしている鏡花はなんだか楽しそうに見える。僕といるのはそんなにつまらなかった?」
「えっと、それは、その……」
「鏡花はあいつが好きなのか?」
言葉に詰まる。そう見えているの? とかどうしてそんなこと聞くの? と疑問が飛び交い、必死に意味を咀嚼しようとする。普段であれば、べろんべろんに酔っ払っているひとの話なんて聞こうともしないのに。
「僕は、鏡花のことが好きだった。本心を曝け出してほしかったんだ。だけど僕はそういうのは得意じゃないから」
突然すぎる告白に真っ白になる。まさか、優雅が自分を好いていたなんて信じられなかったし、ますます婚約破棄された意味が理解できなかった。なんて答えたらいいのか、そもそも本心で喋っているのか疑うが、直後そんな疑問など吹っ飛ぶ出来事が起こった。
腕をぐいっと引っ張られ、鏡花は優雅の胸の中へと倒れ込んでしまう。その直後伝わってきた暖かい感触。
優雅に唇を押し付けられた鏡花はひたすら目を丸くすることしかできないでいた。
「碧澄玲です。こうしてお話することができて嬉しく思います」
社交パーティーが開始し、そう言って回っていると徐々に人が集まり始めた。
「悪女」と名高く、さらには婚約破棄されたばかりにもかかわらず玲と婚約した鏡花と、今まで数多くの縁談を断り続けたにもかかわらず突然白羽家との縁談を受け入れた玲。2人は噂話が大好きな貴族、商人の間では話題に上りまくっている時の人である。加えて、2人が並ぶ姿はまさに美男美女、お似合いという言葉がふさわしく、誰もがうっとりしてしまうようだった。洋風のパーティーらしく洋装に身を包んだその姿もよく似合う、とすっかりパーティー会場で目立つ存在となっている。
言うなれば、ここは情報、新しい人脈、さらには掘り出し物の宝庫なわけであるが……鏡花はいつものごとく利益を計算している――というわけではなかった。
理由はこの隣で爽やか笑顔を浮かべてすっかり“婚約者モード”に入っている婚約者にある。寄り添うように佇み、あれから練習したのだと笑ったエスコートの仕方はまさしく紳士であった。おまけに――
「あら! それはペアリングでいらっしゃいますのね。素敵ですわ!」
どきーん、と心臓が跳ねる感覚。令嬢の言葉に鏡花はうふふと笑うだけに留める。この質問は今日で10回目であるが、慣れない。問題はこの後玲の返答にあるのだから。
「ああ、そう言ってもらえて嬉しいです。彼女とどうしてもおそろいにしたくて……ね」
「え、ええ。彼が選んでくれたのよ、素敵でしょう?」
この会話に嘘なんて一つもない。
このペアリングは先日、ジョニーから大量に渡されたものの一つだ。その中でもピンクトパーズがあしらわれたものを玲は気に入ったようだった。なんでも「あなたの瞳の色みたいだ」とのことで、少しやり返すような表情で言われた。邸を出る直前までつけるか迷っていた鏡花だったが「つけないのか、残念だ」とあからさまにしょんぼりした玲を見かねて、つけてきたわけだ。ただ、このペアリングがちらつくだけで、鏡花は集中が削がれてしまっていた。
「ああ、もう駄目ね、私」
「……全然駄目じゃないが? 今日の洋装も貴女しか似合わないだろうと思うよ」
「嬉しいけれど、独り言を拾うのはやめて頂戴」
こそこそと言い合っていると、鏡花は不意に視線を感じた。ちらりとそちらを見て、思わず二度見してしまった。
そこにいたのは、かつての婚約者。優雅は鏡花と目が合うとふい、と視線を逸らしその場から去っていってしまった。
「……どうかしたか?」
「いいえ、なんでもないの。ほら、挨拶回りの続きをしましょう」
玲の背を押し、鏡花はその場を離れる。そして、元婚約者を見てもなお、気持ちが少しも揺らぐことのない自分に少し嫌気がさしていた。
考えてみれば当たり前のことだった。数々の商家が招待されているパーティーで、有名な家である城森家の子息、それも、婚約者のいないひとがいないわけない。大方、早く次の婚約者を探せ、と言われたのだろうか。
そんな鏡花を見て何か勘づいたのだろう、玲は後ろを振り返ってなんだか胸が悶々とした気持ちでいっぱいになるのを感じていた。
パーティーも終盤、鏡花は新しく得た関係性について思いを巡らせながらバルコニーへと出て、綺麗なグラスを片手に星を眺めようと思った――のだが、何かにつんのめって大きく体勢を崩した。きっと睨むようにそちらを見て、今度こそ鏡花は口をあんぐりと開けた。
もたれこむように眠りこけている元婚約者――城森優雅がそこにはいた。相変わらずスーツは似合っていない。寝苦しいのか、ネクタイを緩めていて非常にだらしない。人が帰り始めて少ないからまだしもこんなところを見られたらますます結婚が遠のいてしまうのでは、と心配してしまう。
「寝顔は相変わらず綺麗ね」
ぼそりと鏡花は呟く。玲と比べるとどうしても差を感じてしまうが、彼だってかなりの美男子なのだ。茶髪の髪はサラサラしている。目鼻だって整っているのに全体的に地味な印象を抱いてしまう。たしかに、派手な鏡花と隣に並べば見劣りしてしまうのは否めない。
なぜ、寝顔を見たことがあるのかというと彼はどうやら鏡花には気を許しているらしかったからだ。鏡花が忙しくしている隣で眠っているのを何回か見たことがあった。その度に、綺麗な顔だわ、とバレない程度に眺めていたのは鏡花の秘密だ。
そんな彼があの日声を荒らげたのは今でも不思議で、少しばかりショックを受けた。
起こしてあげようとかがめば、ほんのりとお酒の匂いがした。
「ちょっと、私と同い年なのになんで飲んでいるのよ……」
そんなことする方だったかしらと呆れつつ、気づいてしまったからには放っておくわけにはいかないと肩を揺する。ううん、と声を漏らしてはいるが起きる気配はない。痺れを切らし、鏡花は「優雅」と呼びかける。
「きょ……うか?」
ぼんやりまぶたを持ち上げて、優雅はそう呟いた。その愛おしそうに呼ぶ声に鏡花は思わず手を引っ込める。
「なんで……なんで、あっさり婚約してるんだよ」
「ちょっと、酔ってないで、一緒に来てる方は? 呼んでくるわ」
「飲んでないとやってられないんだよ……!」
立ち上がろうとした鏡花の腕を掴み、優雅はそう声を上げた。そのあと少しして「1人で来てるんだ」とこぼす。鏡花は強く掴まれた腕を振り解けずにいた。こんなに力が強かったの、と驚くと同時に飛び出た言葉について思考を巡らせる。
「……あいつと過ごしている鏡花はなんだか楽しそうに見える。僕といるのはそんなにつまらなかった?」
「えっと、それは、その……」
「鏡花はあいつが好きなのか?」
言葉に詰まる。そう見えているの? とかどうしてそんなこと聞くの? と疑問が飛び交い、必死に意味を咀嚼しようとする。普段であれば、べろんべろんに酔っ払っているひとの話なんて聞こうともしないのに。
「僕は、鏡花のことが好きだった。本心を曝け出してほしかったんだ。だけど僕はそういうのは得意じゃないから」
突然すぎる告白に真っ白になる。まさか、優雅が自分を好いていたなんて信じられなかったし、ますます婚約破棄された意味が理解できなかった。なんて答えたらいいのか、そもそも本心で喋っているのか疑うが、直後そんな疑問など吹っ飛ぶ出来事が起こった。
腕をぐいっと引っ張られ、鏡花は優雅の胸の中へと倒れ込んでしまう。その直後伝わってきた暖かい感触。
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