799 / 800
★パーラ・ドット大陸編★
786:それでも、進むしか、道はない
しおりを挟む
「おぉっ! お前ら、よく無事に戻れたなっ!! てっきり海の底に引き摺り込まれちまったのかと思ったぜ!!! って……、なんて面してんだよ? 何があった??」
無事にタイニック号に戻った俺たちに対して、心配そうに船長のザサークがそう言った。
「ん~……、いや~~………、まぁ…………。ちょっとなっ! うんっ!! ……そっとしておいてくれ」
苦笑いで答えるカービィ。
黙り込む、その他のモッモ様御一行。
耳を垂れ、尻尾を垂れて、見るからにしょんぼりしているギンロ。
難しい顔付きで、斜め右下を見ているグレコ。
いつも通り真顔のティカ。
そして、鼻水グズグスで、半泣きの俺。
なんてこった……
とんでもない真実を、俺は知ってしまった。
まさか、そんな壊滅的な副作用があったとは……
何も考えず、何も気にせずに、俺すげぇっ!的な感覚で、ブンブン振り回していたこれが、まさか………
腰のベルトに突き刺さっている、一見するとただの木の棒を、恨めしく見つめる俺。
自由の剣、万呪の枝、命の樹の枝、などなど……
まぁ~沢山の名前をお持ちのこちらの木の棒ですが、まさか、その力を使う度に、俺の命を削られていたとは……
「……………ぐすん、うぅっ」
一粒の涙が、ポロリと零れ落ちる俺。
それを見て、ギョッとするカービィ。
「だぁ~~~っ!?!? とっ、とりあえず! 食堂行こうぜっ!! 昼飯食おっ!!? なっ? なっ??」
ザサークを含め、船員のダイル族達が皆心配そうな表情で見つめる中、アセアセするカービィに促され、俺たちは船内へ続く階段へと向かった。
海上では、ピタリと口を閉じた巨大なシャコ貝が、ゆっくりと沈んでいく様が見てとれた。
真昼の太陽に照らされたその白は、一際輝いて見えた。
海王ルカイはこう言った。
「海外界で、それがなんと呼ばれているのか私は知らない。けれど、私達はこう呼ぶわ、【忘却の神木】。忘れ去られるべき破滅の力を秘めた過去の遺物。遠い昔、酷く歪んでしまった世界に心を傷め、世界をあるべき姿へと創り直す為に、その力を行使した……、それが絶対神カオス様。だけど、その力は諸刃の剣。神木とは名ばかりのそれは、万物を司るカオス様の命さえ削り、その御身を滅ぼした。その後、数千年の時が流れた今なお、カオス様は復活なされない……。この意味が分かるかしら? それは、あなたごときの生き物が、持つべきものじゃ無いのよ。一度でもその力を使ってご覧なさい、あなたの命は削られ、その身は朽ち始めて……。まぁ、破滅へまっしぐらね」
この言葉を聞いて、俺が顔面蒼白になった事は言うまでもない。
それに続いて……
「ところであなた達、これからパーラ・ドット大陸へ向かうそうね。かの有名な精霊国バハントムを探しに、ね……。それ、本気で言ってるの?」
小馬鹿にしたように、口の右端だけで笑うルカイ。
その言葉に、カービィは小首を傾げ、グレコはぐっと息を飲み込んだ。
「精霊国バハントム。この世界の何処かに存在する、様々な属性を持つ数多の精霊国。そこに住まう精霊達が、光の精霊レイアの呼びかけによって一同に集う国、それがバハントム。だけど、まことしやかに囁かれるその国の名は、かつての幻影……。精霊国バハントムは、およそ千年前に、消滅したわ」
その言葉に、俺はびっくりして目を見開いた。
俺以上にびっくり顔のカービィと、唇をキュッと結んで下を向くグレコ。
(ギンロは耳をピクッとしたものの、その表情は俺には見えません。後ろにいるティカの様子も、分かりません)
「十二神王の一柱、光を司る神、光王レイア。彼女の力が最後に確認されたのは、私が海王となる以前の千年前。それ以降、先代海王も、私も、一度も彼女の力を感じていないわ。いくら平和な世の中とはいえ、千年もの間一度も神力を使わずに過ごすというのは、さすがに考えにくい。彼女がバハントムの王であるのならば尚更ね。だから、残念だけど……。精霊国バハントム及び、その国王である光の精霊レイアは、もうこの世に存在しない、そう考えるのが妥当でしょうね」
ぐるぐると宙を舞う、ルカイの言葉。
その意味が理解出来ないわけでなく、理解できても到底受け入れる事が出来ないから、ぐるぐると舞っているのである。
精霊国バハントムは……、光王レイアは、存在しない、だと……?
そんな……、そんな事って………??
「お言葉ですが、海王ルカイ様……。ここにいるモッモと私は、光王レイア様と、対峙した事があるんです。それも、ほんの数ヶ月前に……。先日、書物にて、精霊国バハントムが約千年前より確認されていないと……、その事実は知りました。だけど、だからと言って、自らの目で見た、あの神々しいお方の姿を疑う事など、私には出来ません! だからきっと、光王レイア様は、今もどこかに……、きっとどこかに、存在しておられます!!」
懸命に訴えるグレコ。
でも、ルカイは表情一つ変えずに、こう言った。
「まぁ、私の言葉が信じられないと言うのなら、探せばいいわ。広大な砂漠の中をいつまでも、カラッカラに干からびるまで、ずっとね」
言葉が言葉だけに、無表情なのが逆に怖い。
「それとあなた達、とてもじゃ無いけど、パーラに行く覚悟が出来ているとは思えない。特に、そこの竜人。あなた、何故ここにいるの? 確かにパーラにも、同じ竜人族は存在しているけれど、彼らはよっぽどのことが無い限り、砂漠には足を踏み入れないの。知ってる?? 砂漠ってね、昼と夜とじゃ、全く異なる環境なのよ。昼は照りつける太陽で熱く、夜はその反対に凍えるように寒い。私、海を離れる人魚の子達には必ず伝えるの、パーラにだけは行くなと。私たち人魚は、乾きと、暑さ寒さの変化には本当に弱いから。竜人も同じでしょう??? 私の知識が正しければ、竜人族の者たちはどの種族も、周りの暑さや寒さに身体が左右されると聞いたわ。つまり、暑過ぎても、寒過ぎても駄目、生きていけない。だけど、パーラにはどちらもある。つまり……、あなたもモッモと同じで、この先死にそうね」
俺の真後ろにいるティカを見ながら、ルカイはそんな事を口走った。
真後ろにいるからして、ティカの表情は伺い知れないが、恐らく穏やかではあるまい。
今は見えないはずのティカの怒りのオーラを、俺は背中でヒシヒシと感じていた。
誰も、何も言い返せず、沈黙が続く。
すると、今まで一言も喋らなかったギンロが、俺の股の間から……
「それでも、我らは進む。この先に、数多の困難が待ち受けていようとも……。それでも、進むしか、道はない。我らの探し求めるものは、その道の先にしか存在し得ないのだから」
めちゃくちゃカッコいい台詞を口にした。
たぶん、ギンロ史上、最高にカッコいい台詞を。
俺は思わず、「おぉ~」と小さな声で呟いた。
隣のカービィはニヤリと笑い、俯いていたグレコは顔を上げた。
そして、ルカイのそばに居るフェイアは、頬を赤らめながら、うっとりした瞳で、真っ直ぐにギンロを見つめている。
そうだよな……、うん、そうだよ。
俺たちは、この先に何があったとしても、進むしか無いんだ。
俺たちが探し求めるのは、精霊国バハントムと、そこにいるであろう光王レイア。
勘違いガディスに襲われそうになった俺を、光王レイアは助けてくれた。(*第1章参照*)
そして、俺の事が必要だと……、俺に、自分の国へ来て欲しいと、言われたのだ。
たったそれだけの事、俺の旅の目的はその言葉だけだけど……、相手はこの世界の光を司る十二神王、光王レイアなのだ、その言葉を蔑ろにするわけにはいかない。
同じ十二神王の一柱である海王ルカイを前にした今だからこそ、分かる。
十二神王という存在は、きっと特別なのだと……
他の、これまでに出会ってきた沢山の神様達と、この目の前にいるルカイとは、何かが違う。
何かこう、彼女の存在には、底知れぬ力というか、湧き出る力というか……、何とも言えない、得体の知れない力が漲っているのだ。
俺には見える、見えるからこそ、分かるんだ。
だからこそ……、だからこそ、行かなくちゃ!
精霊国バハントムに、行かなくちゃ!!
光王レイアに、会いに行かなくちゃ!!!
ギンロの言葉に勇気付けられた俺たちは、互いに目を合わせ、頷き合う。
それでも、進むしか道はない……、その言葉を噛み締めながら。
すると、そんな俺たちを冷めた目で見ていたルカイが、最後にこう言った。
「まぁ……、そこまで言うのなら、行けばいいわ。私は何も、止めたいわけじゃ無いから。ただ一目見たかったのよ、カオス様の力を易々と使う、愚か者の姿をね。一応忠告はしたから、信じるも信じないものあなた達次第よ、好きに生きればいいわ。それから……、フェンリルのあなた。今回は特別よ。フェイアが、もう一目でいいから伴侶に会いたいと、しつこくせがむものだから……。でも、これで最後。人魚が陸に上がるのは、一生に一度だけ。それ以上はあり得ない、本当ならね。だから、この先もう、あなたとフェイアが顔を合わせる事は無いわ。未来永劫、その先もずっとね」
その言葉に、ギンロの全身の毛がビクッと波打ったのを、俺は感じた。
フェイアは、潤んだ瞳でギンロを見つめ、寂しげな表情で俯いた。
無事にタイニック号に戻った俺たちに対して、心配そうに船長のザサークがそう言った。
「ん~……、いや~~………、まぁ…………。ちょっとなっ! うんっ!! ……そっとしておいてくれ」
苦笑いで答えるカービィ。
黙り込む、その他のモッモ様御一行。
耳を垂れ、尻尾を垂れて、見るからにしょんぼりしているギンロ。
難しい顔付きで、斜め右下を見ているグレコ。
いつも通り真顔のティカ。
そして、鼻水グズグスで、半泣きの俺。
なんてこった……
とんでもない真実を、俺は知ってしまった。
まさか、そんな壊滅的な副作用があったとは……
何も考えず、何も気にせずに、俺すげぇっ!的な感覚で、ブンブン振り回していたこれが、まさか………
腰のベルトに突き刺さっている、一見するとただの木の棒を、恨めしく見つめる俺。
自由の剣、万呪の枝、命の樹の枝、などなど……
まぁ~沢山の名前をお持ちのこちらの木の棒ですが、まさか、その力を使う度に、俺の命を削られていたとは……
「……………ぐすん、うぅっ」
一粒の涙が、ポロリと零れ落ちる俺。
それを見て、ギョッとするカービィ。
「だぁ~~~っ!?!? とっ、とりあえず! 食堂行こうぜっ!! 昼飯食おっ!!? なっ? なっ??」
ザサークを含め、船員のダイル族達が皆心配そうな表情で見つめる中、アセアセするカービィに促され、俺たちは船内へ続く階段へと向かった。
海上では、ピタリと口を閉じた巨大なシャコ貝が、ゆっくりと沈んでいく様が見てとれた。
真昼の太陽に照らされたその白は、一際輝いて見えた。
海王ルカイはこう言った。
「海外界で、それがなんと呼ばれているのか私は知らない。けれど、私達はこう呼ぶわ、【忘却の神木】。忘れ去られるべき破滅の力を秘めた過去の遺物。遠い昔、酷く歪んでしまった世界に心を傷め、世界をあるべき姿へと創り直す為に、その力を行使した……、それが絶対神カオス様。だけど、その力は諸刃の剣。神木とは名ばかりのそれは、万物を司るカオス様の命さえ削り、その御身を滅ぼした。その後、数千年の時が流れた今なお、カオス様は復活なされない……。この意味が分かるかしら? それは、あなたごときの生き物が、持つべきものじゃ無いのよ。一度でもその力を使ってご覧なさい、あなたの命は削られ、その身は朽ち始めて……。まぁ、破滅へまっしぐらね」
この言葉を聞いて、俺が顔面蒼白になった事は言うまでもない。
それに続いて……
「ところであなた達、これからパーラ・ドット大陸へ向かうそうね。かの有名な精霊国バハントムを探しに、ね……。それ、本気で言ってるの?」
小馬鹿にしたように、口の右端だけで笑うルカイ。
その言葉に、カービィは小首を傾げ、グレコはぐっと息を飲み込んだ。
「精霊国バハントム。この世界の何処かに存在する、様々な属性を持つ数多の精霊国。そこに住まう精霊達が、光の精霊レイアの呼びかけによって一同に集う国、それがバハントム。だけど、まことしやかに囁かれるその国の名は、かつての幻影……。精霊国バハントムは、およそ千年前に、消滅したわ」
その言葉に、俺はびっくりして目を見開いた。
俺以上にびっくり顔のカービィと、唇をキュッと結んで下を向くグレコ。
(ギンロは耳をピクッとしたものの、その表情は俺には見えません。後ろにいるティカの様子も、分かりません)
「十二神王の一柱、光を司る神、光王レイア。彼女の力が最後に確認されたのは、私が海王となる以前の千年前。それ以降、先代海王も、私も、一度も彼女の力を感じていないわ。いくら平和な世の中とはいえ、千年もの間一度も神力を使わずに過ごすというのは、さすがに考えにくい。彼女がバハントムの王であるのならば尚更ね。だから、残念だけど……。精霊国バハントム及び、その国王である光の精霊レイアは、もうこの世に存在しない、そう考えるのが妥当でしょうね」
ぐるぐると宙を舞う、ルカイの言葉。
その意味が理解出来ないわけでなく、理解できても到底受け入れる事が出来ないから、ぐるぐると舞っているのである。
精霊国バハントムは……、光王レイアは、存在しない、だと……?
そんな……、そんな事って………??
「お言葉ですが、海王ルカイ様……。ここにいるモッモと私は、光王レイア様と、対峙した事があるんです。それも、ほんの数ヶ月前に……。先日、書物にて、精霊国バハントムが約千年前より確認されていないと……、その事実は知りました。だけど、だからと言って、自らの目で見た、あの神々しいお方の姿を疑う事など、私には出来ません! だからきっと、光王レイア様は、今もどこかに……、きっとどこかに、存在しておられます!!」
懸命に訴えるグレコ。
でも、ルカイは表情一つ変えずに、こう言った。
「まぁ、私の言葉が信じられないと言うのなら、探せばいいわ。広大な砂漠の中をいつまでも、カラッカラに干からびるまで、ずっとね」
言葉が言葉だけに、無表情なのが逆に怖い。
「それとあなた達、とてもじゃ無いけど、パーラに行く覚悟が出来ているとは思えない。特に、そこの竜人。あなた、何故ここにいるの? 確かにパーラにも、同じ竜人族は存在しているけれど、彼らはよっぽどのことが無い限り、砂漠には足を踏み入れないの。知ってる?? 砂漠ってね、昼と夜とじゃ、全く異なる環境なのよ。昼は照りつける太陽で熱く、夜はその反対に凍えるように寒い。私、海を離れる人魚の子達には必ず伝えるの、パーラにだけは行くなと。私たち人魚は、乾きと、暑さ寒さの変化には本当に弱いから。竜人も同じでしょう??? 私の知識が正しければ、竜人族の者たちはどの種族も、周りの暑さや寒さに身体が左右されると聞いたわ。つまり、暑過ぎても、寒過ぎても駄目、生きていけない。だけど、パーラにはどちらもある。つまり……、あなたもモッモと同じで、この先死にそうね」
俺の真後ろにいるティカを見ながら、ルカイはそんな事を口走った。
真後ろにいるからして、ティカの表情は伺い知れないが、恐らく穏やかではあるまい。
今は見えないはずのティカの怒りのオーラを、俺は背中でヒシヒシと感じていた。
誰も、何も言い返せず、沈黙が続く。
すると、今まで一言も喋らなかったギンロが、俺の股の間から……
「それでも、我らは進む。この先に、数多の困難が待ち受けていようとも……。それでも、進むしか、道はない。我らの探し求めるものは、その道の先にしか存在し得ないのだから」
めちゃくちゃカッコいい台詞を口にした。
たぶん、ギンロ史上、最高にカッコいい台詞を。
俺は思わず、「おぉ~」と小さな声で呟いた。
隣のカービィはニヤリと笑い、俯いていたグレコは顔を上げた。
そして、ルカイのそばに居るフェイアは、頬を赤らめながら、うっとりした瞳で、真っ直ぐにギンロを見つめている。
そうだよな……、うん、そうだよ。
俺たちは、この先に何があったとしても、進むしか無いんだ。
俺たちが探し求めるのは、精霊国バハントムと、そこにいるであろう光王レイア。
勘違いガディスに襲われそうになった俺を、光王レイアは助けてくれた。(*第1章参照*)
そして、俺の事が必要だと……、俺に、自分の国へ来て欲しいと、言われたのだ。
たったそれだけの事、俺の旅の目的はその言葉だけだけど……、相手はこの世界の光を司る十二神王、光王レイアなのだ、その言葉を蔑ろにするわけにはいかない。
同じ十二神王の一柱である海王ルカイを前にした今だからこそ、分かる。
十二神王という存在は、きっと特別なのだと……
他の、これまでに出会ってきた沢山の神様達と、この目の前にいるルカイとは、何かが違う。
何かこう、彼女の存在には、底知れぬ力というか、湧き出る力というか……、何とも言えない、得体の知れない力が漲っているのだ。
俺には見える、見えるからこそ、分かるんだ。
だからこそ……、だからこそ、行かなくちゃ!
精霊国バハントムに、行かなくちゃ!!
光王レイアに、会いに行かなくちゃ!!!
ギンロの言葉に勇気付けられた俺たちは、互いに目を合わせ、頷き合う。
それでも、進むしか道はない……、その言葉を噛み締めながら。
すると、そんな俺たちを冷めた目で見ていたルカイが、最後にこう言った。
「まぁ……、そこまで言うのなら、行けばいいわ。私は何も、止めたいわけじゃ無いから。ただ一目見たかったのよ、カオス様の力を易々と使う、愚か者の姿をね。一応忠告はしたから、信じるも信じないものあなた達次第よ、好きに生きればいいわ。それから……、フェンリルのあなた。今回は特別よ。フェイアが、もう一目でいいから伴侶に会いたいと、しつこくせがむものだから……。でも、これで最後。人魚が陸に上がるのは、一生に一度だけ。それ以上はあり得ない、本当ならね。だから、この先もう、あなたとフェイアが顔を合わせる事は無いわ。未来永劫、その先もずっとね」
その言葉に、ギンロの全身の毛がビクッと波打ったのを、俺は感じた。
フェイアは、潤んだ瞳でギンロを見つめ、寂しげな表情で俯いた。
0
お気に入りに追加
496
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界転移は定員オーバーらしいです
家具屋ふふみに
ファンタジー
ある日、転校した学校で自己紹介を行い、席に着こうとしたら突如光に飲まれ目を閉じた。
そして目を開けるとそこは白いような灰色のような空間で…土下座した人らしき物がいて…?
どうやら神様が定員を間違えたせいで元の世界に戻れず、かと言って転移先にもそのままではいけないらしく……?
帰れないのなら、こっちで自由に生きてやる!
地球では容姿で色々あって虐められてたけど、こっちなら虐められることもない!…はず!
え?他の召喚組?……まぁ大丈夫でしょ!
そんなこんなで少女?は健気に自由に異世界を生きる!
………でもさぁ。『龍』はないでしょうよ…
ほのぼの書いていきますので、ゆっくり目の更新になると思います。長い目で見ていただけると嬉しいです。
小説家になろう様でも投稿しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
隠れジョブ【自然の支配者】で脱ボッチな異世界生活
破滅
ファンタジー
総合ランキング3位
ファンタジー2位
HOT1位になりました!
そして、お気に入りが4000を突破致しました!
表紙を書いてくれた方ぴっぴさん↓
https://touch.pixiv.net/member.php?id=1922055
みなさんはボッチの辛さを知っているだろうか、ボッチとは友達のいない社会的に地位の低い存在のことである。
そう、この物語の主人公 神崎 翔は高校生ボッチである。
そんなボッチでクラスに居場所のない主人公はある日「はぁ、こんな毎日ならいっその事異世界にいってしまいたい」と思ったことがキッカケで異世界にクラス転移してしまうのだが…そこで自分に与えられたジョブは【自然の支配者】というものでとてつもないチートだった。
そしてそんなボッチだった主人公の改生活が始まる!
おまけと設定についてはときどき更新するのでたまにチェックしてみてください!
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる