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★パーラ・ドット大陸編★
785:死にたいの?
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ヒューーーーン…………、ポチャン。
小さな雫が水面に落ちたかのような、小気味良い音が響く。
しかしながら、落ちて来たのは雫ではなく、純白の尾鰭を持つ人魚。
彼女は、長い髪と尾鰭を優雅に揺らめかせながら水中を移動して、人魚達の元へと向かった。
び……、びっくりしたぁ~……
いきなりあの高さからジャンプするんだもの、驚いたのなんのってもう……
先程とは違う意味で、心臓がドキドキしてしまった俺は、両手を胸に当てて深く息を吐く。
頭上遥か高いシャコ貝の開いた口のヘリから、飛び込み選手もビックリな、華麗なる飛び込みを彼女は披露したわけだが、もし自分があの高さから落ちてしまったら……、という良からぬ想像をして、俺は勝手にびびっていた。
「急にどうしたのよ? あの子……、何者なの??」
グレコがこそこそと、俺に話し掛ける。
それと同時にカービィが……
「なんだぁ? あのピラッピラな姉ちゃんは??」
いつも通りヘラヘラしながら、彼女の事をそう言った。
「ふむ。あの者が、真なる人魚族の王であり、神の力を持つ者……。即ち、この世の全ての海を統べるという、【海王】なる者であろう」
ギンロがそう言うと、グレコとカービィは驚いた顔をして、人魚達に囲まれている彼女に視線を向けた。
おうん? カイオウ、とな??
えっと……、それは………、何なの???
人魚達は、先ほどまでとは明らかに違う畏まった様子で、彼女に対して深々と頭を下げている。
人魚達の先頭にいる、さっきまで威圧的な態度でこちらに質問していたあのギョロ目の人魚ですら、恭しく頭を下げているではないか。
彼女はかなり偉い人……、いや、偉い人魚なのであろう。
つまり、ギンロの言う通り、彼女こそが本当の人魚族の王様、ということか?
残念ながら、カイオウ、というものが何なのかは、俺にはよく分からないのだけど……
ギョロ目の人魚は、その頭の上にあった冠を両手で取り、丁重に彼女へと差し出した。
彼女は、差し出されたそれを、慣れた手つきで頭に乗せて、くるりとこちらを振り返った。
なるほど……、彼女が被るとピッタリだな。
最初から、あの冠は、ギョロ目の人魚が被るには小さ過ぎると思っていたんだ。
「カオス様の力を引き継ぎし者が、ようやく現れたと思って、わざわざ海外界まで来たっていうのに、もぉ………。とんだ無駄足だったわ!」
冷たい視線を俺たちに向けながら、彼女はそう言い放った。
見た目が美しく、周りの他の人魚に比べると体が小さく、お顔も可愛らしいので、さほど怖くは無い。
けれども、神故の威圧感はあるので、俺はキュッと体を縮込めた。
人魚達は数名で、後方何処からともなく、口の開いた大きな二枚貝を運んで来た。
そして、その開いた二枚貝で、水に浮かぶ彼女をスーッと掬い上げたのだ。
彼女は慣れた様子で、複数の人魚に支えられたその二枚貝の中にゆったりと収まり、先程のように尾鰭を靡かせる。
その姿は正しく、玉座に鎮座する王そのものだった。
「慎んで、お尋ね申し上げます。貴方様は、人魚族の王、ひいては、この世界の海を束ねられているお方……。十二神王の一柱、海王様であらせられますのでしょうか?」
グレコが、目一杯丁寧な物言いで、そう問い掛けた。
シャンと伸びた背筋、真っ直ぐに前を見据える横顔は、とても頼もしく、且つ美しくて、俺は惚れ惚れしてしまう。
加えて、めちゃくちゃ難しい言い回しを、噛まずに言えるなんて………
あらせられます、なんて、俺には言えそうもないな。
きっと舌を噛んじゃうよ……、うん、割とマジにね。
凛としたグレコの問い掛けに、彼女の顔付きが少しばかり変化する。
「如何にも……。私は海王。この世界の全ての海を司る者であり、人魚族の王。名は流海、覚えておきなさい」
先程までとは打って変わって、威厳のある声色で、彼女はそう答えた。
つまり彼女は、自分の事を、この世界に十二人いるという神王の一柱である海王だと、そう言ったのだ。
なるほど、海を司るっていう意味の、海王なのね。
つまり、海の王様って事なのね、ふむふむ……、って、え?
それって、めっちゃ偉い人……、いやいや、偉い神様なんじゃないの??
これまでの旅で俺は、いろんな神様に出会ってきたけれど、十二神王と呼ばれる神様に出会ったのは、光王レイアただ一人だ。
世界に十二人存在するという神様の一人が、今、俺の目の前にいるこの美しい人魚だなんて……
なんとも言えない表情で、純白の尾鰭を持つ人魚族の王、ルカイを見つめる俺。
すると……
「畏れながら、女王陛下……。何処の誰とも知らぬ海外界の者共に、そう易々と御名を晒されては、余りに危険かと……」
ギョロ目の人魚が、ボソボソっとそう忠告した。
さっきから聞こえる、耳慣れない「マーレステルノ」という単語に、俺は軽く首を捻る。
そして……
「うるっさいわねぇっ! あんた!! 誰に意見してんのっ!? 私の冠を少~し被ったくらいで、いい気になってんじゃないわよっ!!!」
ひゃっ!? 急にめっちゃキレたぞっ!??
まるで、瞬間湯沸かし器である。
ルカイはギョロ目の人魚を、これでもか!というほどの見開いた目で睨み、恫喝した。
見た目からして、どう見てもギョロ目の人魚の方が怖いのだが……
ルカイの存在そのものから溢れ出る威圧感に気圧されて、ギョロ目の人魚は気不味そうに俯いたまま後ろに下がった。
(しかしまぁ、なんだ…… 誰とは言わないが、この物語、可愛い外見なのにお口が悪いとか、性格がキツイとか、歪んでる美少女キャラが渋滞してやしないか? 作者の趣味なのか、それとも………??)
「海王ルカイ様にお尋ねします。何故、今日……、貴方様のような方が、私達の前においで下さったのですか? 何か訳がおありなのですか??」
グレコが至極丁寧に質問をする。
するとルカイは、怖い顔をやめて、こちらに向き直った。
そして……
「感じたのよ。カオス様の、力の波動をね……。時を同じくして、ここにいるフェイアが、海外界で時の神の使者と呼ばれる者と出会ったと言うものだから、もしかしてと思って……、こうしてわざわざ会いに来たのよ。でもまさか、こんなに小さくて、私の存在すら感知できない無力な生き物が、カオス様のお力を秘めしその神木を携えているなんてね……。あの時空神を名乗る坊やは、いったい何を考えているのかしら?」
可愛いお顔を酷く歪ませて、皮肉たっぷりに、ルカイはそう言った。
いろいろと、突っ込みどころ満載のセリフをお吐きになられているが……
とりあえず、俺がディスられた事は忘れよう、いつもの事だ。
それより何より、なんとルカイは、俺の直属の上司である(?)、かの有名な時の神クロノシア・レアの事を、坊や呼ばわりしたではないか!?
未だかつて、時の神の事を坊や呼ばわりした不届者など、他にいただろうか!??
…‥否っ! いないっ!!
これにはグレコも驚きを隠せないようで、目をまん丸にしてルカイを見つめている。
すると今度は、カービィが……
「なはははっ! 顔に似合わず、粋の良い姉ちゃんだなぁっ!! おいら苦手~!!!」
何故か大爆笑しながら、どう考えても言わない方がいい失礼な事を、大声で発言したではないか。
これには俺のみならず、隣のグレコも、フェイアを含むルカイの周りにいる人魚達みんなも、ギョッとした顔つきになる。
しかしながら、ルカイはピクリと眉根を動かしたものの、カービィに対して怒りを露わにする事は無いようだ。
代わりに、先程から話しているグレコではなく、俺の目を真っ直ぐに見つめてきた。
「フェイアから話を聞いていたから、ある程度は予想していたけれど、まさかここまでとはね……。あなた、名前はなんていったかしら?」
「え? あ……、モ、モッモ……、です」
ルカイの問い掛けに、俺はモゴモゴと答えた。
「モッモ……。あなた、自分がどういう状況に置かれているか分かっていないみたいだから、私が教えてあげる」
そう言うとルカイは、右手を前に出して、その人差し指を真っ直ぐにこちらに向けた。
その指がさしているものは、俺……、ではなく、俺の腰のベルトに引っかかっている、例のあの木の棒だ。
俺が、故郷であるテトーンの樹の村を旅立つ際に、長老から授かった、一見すると普通の、どこにでもあるようなただの木の棒。
だけど本当は、【命の樹の枝】という名前だったり、【自由の剣】と呼ばれたり、はたまた【万呪の枝】なんていう物騒な名前までついている、あれだ。
「あなたが持っているその神木……、その昔、カオス様がお使いになられていたその力はね、命を削る諸刃の刃なの。カオス様ですら、その力を使った事によって、その御身を痛められ、永き眠りにつかれたのだと、先代の海王から伝え聞いているわ。つまり、何が言いたいのかというとね……。あなたのような、何の力も無い小さな生き物が、面白半分で振り回してもいいものではないのよ。あなた、まさかとは思うけど……、死にたいの?」
ルカイは、呆れた様に、半笑いでそう言った。
その言葉の意味を、俺がすぐさま理解出来るわけもなく……
えっと……、え?
何が??
これを、使っていると……???
え????
俺、死んじゃうの?????
しばしの沈黙の後、嫌~な汗が、背中を伝っていった。
小さな雫が水面に落ちたかのような、小気味良い音が響く。
しかしながら、落ちて来たのは雫ではなく、純白の尾鰭を持つ人魚。
彼女は、長い髪と尾鰭を優雅に揺らめかせながら水中を移動して、人魚達の元へと向かった。
び……、びっくりしたぁ~……
いきなりあの高さからジャンプするんだもの、驚いたのなんのってもう……
先程とは違う意味で、心臓がドキドキしてしまった俺は、両手を胸に当てて深く息を吐く。
頭上遥か高いシャコ貝の開いた口のヘリから、飛び込み選手もビックリな、華麗なる飛び込みを彼女は披露したわけだが、もし自分があの高さから落ちてしまったら……、という良からぬ想像をして、俺は勝手にびびっていた。
「急にどうしたのよ? あの子……、何者なの??」
グレコがこそこそと、俺に話し掛ける。
それと同時にカービィが……
「なんだぁ? あのピラッピラな姉ちゃんは??」
いつも通りヘラヘラしながら、彼女の事をそう言った。
「ふむ。あの者が、真なる人魚族の王であり、神の力を持つ者……。即ち、この世の全ての海を統べるという、【海王】なる者であろう」
ギンロがそう言うと、グレコとカービィは驚いた顔をして、人魚達に囲まれている彼女に視線を向けた。
おうん? カイオウ、とな??
えっと……、それは………、何なの???
人魚達は、先ほどまでとは明らかに違う畏まった様子で、彼女に対して深々と頭を下げている。
人魚達の先頭にいる、さっきまで威圧的な態度でこちらに質問していたあのギョロ目の人魚ですら、恭しく頭を下げているではないか。
彼女はかなり偉い人……、いや、偉い人魚なのであろう。
つまり、ギンロの言う通り、彼女こそが本当の人魚族の王様、ということか?
残念ながら、カイオウ、というものが何なのかは、俺にはよく分からないのだけど……
ギョロ目の人魚は、その頭の上にあった冠を両手で取り、丁重に彼女へと差し出した。
彼女は、差し出されたそれを、慣れた手つきで頭に乗せて、くるりとこちらを振り返った。
なるほど……、彼女が被るとピッタリだな。
最初から、あの冠は、ギョロ目の人魚が被るには小さ過ぎると思っていたんだ。
「カオス様の力を引き継ぎし者が、ようやく現れたと思って、わざわざ海外界まで来たっていうのに、もぉ………。とんだ無駄足だったわ!」
冷たい視線を俺たちに向けながら、彼女はそう言い放った。
見た目が美しく、周りの他の人魚に比べると体が小さく、お顔も可愛らしいので、さほど怖くは無い。
けれども、神故の威圧感はあるので、俺はキュッと体を縮込めた。
人魚達は数名で、後方何処からともなく、口の開いた大きな二枚貝を運んで来た。
そして、その開いた二枚貝で、水に浮かぶ彼女をスーッと掬い上げたのだ。
彼女は慣れた様子で、複数の人魚に支えられたその二枚貝の中にゆったりと収まり、先程のように尾鰭を靡かせる。
その姿は正しく、玉座に鎮座する王そのものだった。
「慎んで、お尋ね申し上げます。貴方様は、人魚族の王、ひいては、この世界の海を束ねられているお方……。十二神王の一柱、海王様であらせられますのでしょうか?」
グレコが、目一杯丁寧な物言いで、そう問い掛けた。
シャンと伸びた背筋、真っ直ぐに前を見据える横顔は、とても頼もしく、且つ美しくて、俺は惚れ惚れしてしまう。
加えて、めちゃくちゃ難しい言い回しを、噛まずに言えるなんて………
あらせられます、なんて、俺には言えそうもないな。
きっと舌を噛んじゃうよ……、うん、割とマジにね。
凛としたグレコの問い掛けに、彼女の顔付きが少しばかり変化する。
「如何にも……。私は海王。この世界の全ての海を司る者であり、人魚族の王。名は流海、覚えておきなさい」
先程までとは打って変わって、威厳のある声色で、彼女はそう答えた。
つまり彼女は、自分の事を、この世界に十二人いるという神王の一柱である海王だと、そう言ったのだ。
なるほど、海を司るっていう意味の、海王なのね。
つまり、海の王様って事なのね、ふむふむ……、って、え?
それって、めっちゃ偉い人……、いやいや、偉い神様なんじゃないの??
これまでの旅で俺は、いろんな神様に出会ってきたけれど、十二神王と呼ばれる神様に出会ったのは、光王レイアただ一人だ。
世界に十二人存在するという神様の一人が、今、俺の目の前にいるこの美しい人魚だなんて……
なんとも言えない表情で、純白の尾鰭を持つ人魚族の王、ルカイを見つめる俺。
すると……
「畏れながら、女王陛下……。何処の誰とも知らぬ海外界の者共に、そう易々と御名を晒されては、余りに危険かと……」
ギョロ目の人魚が、ボソボソっとそう忠告した。
さっきから聞こえる、耳慣れない「マーレステルノ」という単語に、俺は軽く首を捻る。
そして……
「うるっさいわねぇっ! あんた!! 誰に意見してんのっ!? 私の冠を少~し被ったくらいで、いい気になってんじゃないわよっ!!!」
ひゃっ!? 急にめっちゃキレたぞっ!??
まるで、瞬間湯沸かし器である。
ルカイはギョロ目の人魚を、これでもか!というほどの見開いた目で睨み、恫喝した。
見た目からして、どう見てもギョロ目の人魚の方が怖いのだが……
ルカイの存在そのものから溢れ出る威圧感に気圧されて、ギョロ目の人魚は気不味そうに俯いたまま後ろに下がった。
(しかしまぁ、なんだ…… 誰とは言わないが、この物語、可愛い外見なのにお口が悪いとか、性格がキツイとか、歪んでる美少女キャラが渋滞してやしないか? 作者の趣味なのか、それとも………??)
「海王ルカイ様にお尋ねします。何故、今日……、貴方様のような方が、私達の前においで下さったのですか? 何か訳がおありなのですか??」
グレコが至極丁寧に質問をする。
するとルカイは、怖い顔をやめて、こちらに向き直った。
そして……
「感じたのよ。カオス様の、力の波動をね……。時を同じくして、ここにいるフェイアが、海外界で時の神の使者と呼ばれる者と出会ったと言うものだから、もしかしてと思って……、こうしてわざわざ会いに来たのよ。でもまさか、こんなに小さくて、私の存在すら感知できない無力な生き物が、カオス様のお力を秘めしその神木を携えているなんてね……。あの時空神を名乗る坊やは、いったい何を考えているのかしら?」
可愛いお顔を酷く歪ませて、皮肉たっぷりに、ルカイはそう言った。
いろいろと、突っ込みどころ満載のセリフをお吐きになられているが……
とりあえず、俺がディスられた事は忘れよう、いつもの事だ。
それより何より、なんとルカイは、俺の直属の上司である(?)、かの有名な時の神クロノシア・レアの事を、坊や呼ばわりしたではないか!?
未だかつて、時の神の事を坊や呼ばわりした不届者など、他にいただろうか!??
…‥否っ! いないっ!!
これにはグレコも驚きを隠せないようで、目をまん丸にしてルカイを見つめている。
すると今度は、カービィが……
「なはははっ! 顔に似合わず、粋の良い姉ちゃんだなぁっ!! おいら苦手~!!!」
何故か大爆笑しながら、どう考えても言わない方がいい失礼な事を、大声で発言したではないか。
これには俺のみならず、隣のグレコも、フェイアを含むルカイの周りにいる人魚達みんなも、ギョッとした顔つきになる。
しかしながら、ルカイはピクリと眉根を動かしたものの、カービィに対して怒りを露わにする事は無いようだ。
代わりに、先程から話しているグレコではなく、俺の目を真っ直ぐに見つめてきた。
「フェイアから話を聞いていたから、ある程度は予想していたけれど、まさかここまでとはね……。あなた、名前はなんていったかしら?」
「え? あ……、モ、モッモ……、です」
ルカイの問い掛けに、俺はモゴモゴと答えた。
「モッモ……。あなた、自分がどういう状況に置かれているか分かっていないみたいだから、私が教えてあげる」
そう言うとルカイは、右手を前に出して、その人差し指を真っ直ぐにこちらに向けた。
その指がさしているものは、俺……、ではなく、俺の腰のベルトに引っかかっている、例のあの木の棒だ。
俺が、故郷であるテトーンの樹の村を旅立つ際に、長老から授かった、一見すると普通の、どこにでもあるようなただの木の棒。
だけど本当は、【命の樹の枝】という名前だったり、【自由の剣】と呼ばれたり、はたまた【万呪の枝】なんていう物騒な名前までついている、あれだ。
「あなたが持っているその神木……、その昔、カオス様がお使いになられていたその力はね、命を削る諸刃の刃なの。カオス様ですら、その力を使った事によって、その御身を痛められ、永き眠りにつかれたのだと、先代の海王から伝え聞いているわ。つまり、何が言いたいのかというとね……。あなたのような、何の力も無い小さな生き物が、面白半分で振り回してもいいものではないのよ。あなた、まさかとは思うけど……、死にたいの?」
ルカイは、呆れた様に、半笑いでそう言った。
その言葉の意味を、俺がすぐさま理解出来るわけもなく……
えっと……、え?
何が??
これを、使っていると……???
え????
俺、死んじゃうの?????
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