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★ピタラス諸島第五、アーレイク島編★
722:嫌だ
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『ははっはぁ~! 五百年もほったらかしにされてた割には元気そうじゃねぇかっ!? これなら俺の望みも叶いそうだぁ~。おいモッモ、ぼさっとしてねぇ~で、ユディンの封印を解いてやれ』
俺に向かって、顎をくいくいっと動かすクトゥルー。
でっ!? なんっ!!?
俺が封印を解くのか!!??
…‥いや、どうやってさ!?!!?
訳が分からなさ過ぎて、それ以前にビビり過ぎて、おどおど、キョドキョドとする事しか出来無い俺。
『はぁ~……。モッモ、お前って奴は本当に……、体だけじゃなくて頭の中身も小せぇ~んだな』
なっ……、なんだとぉおっ!?
半笑いのクトゥルーにディスられて、カチンときた俺はクトゥルーを睨み付ける。
『お前、自分がどうしてここまで生かされていたのか、考えてもみろよ』
いっ!? 生かされていた!!?
「な、に、が……、どうしてって……?」
威勢よく睨み付けてはいるものの、やはり怖いので、上手く喋れない俺。
『この塔はな、お優しいアーレイク殿が、哀れな子悪魔ユディンを、故郷の世界へと帰す為だけに建てたものなんだよだから、予期せぬ来訪者に犯されぬよう、様々な仕掛けが施されている。その一つ目が、最初の扉だ。思い出してみろよ。お前達、どうやってこの塔に入った?』
どうやって、塔に入ったかって……?
それは確か、金の鍵で……、ん??
「ポポゥ……。モッモちゃんが開けてくれたのポよ、扉の鍵を……」
はっ!? そ、そうだった!
塔の壁面に一つだけ存在した、小さな小さい鍵穴。
そこには、パッと見では分からないほどの、極小の守護魔法がかけられていて、ニベルーの残した金の鍵で開こうとしたんだけど、誰がやっても無理で……
でも、俺が開けたんだった!!
『そう、お前が開いたのさ、モッモ。つまり、金の鍵は、鍵であっても鍵では無かったんだ』
……あん? 何わけ分からん事言ってんだ、こんにゃろめ。
「ポポッ!? まさか、モッモちゃん自身が鍵!!?」
……ふぁっ!? 俺が鍵なのっ!!?
『そういう事だ。あの金の鍵は、力を伝える為の道具に過ぎねぇ。必要だったのは、モッモの中にある神の力だったのさ。と言っても、お偉い時の神より授けられたという、借り物の力だがなぁ』
ヘラヘラと小馬鹿にしたように笑いながら、クトゥルーは続ける。
『つまり、そうまでして、アーレイクはお前をここに導きたかったのさ。その理由は何故か……? モッモ、お前だけなのさ。ユディンにかけられた封印を、解く事の出来る奴は』
なっ!? そ、そうなのっ!!?
「そ……、そんな封印が、この世に存在するのポ? 封印を解く事の出来る相手を、限定出来る封印魔法なんて、聞いた事無いポよ」
『ん~まぁ~、あるんだよ。ほら、お前らの使う魔導具に似たようなもんがあったろ? 伝玉っつったか?? 特定の相手が触れる事で、中に残された声を聞けるとかってやつ……。恐らくそれの応用だろう。面倒くせぇから、詳しくは帰ってから勉強しな』
ノリリアを軽くあしらって、俺に視線を戻すクトゥルー。
『てなわけで……。俺がお前をここまで生かしていた理由の半分はそれだ。お前じゃなきゃ、ユディンの封印は解けねぇ。逆に言えば、ユディンの封印を解く鍵は、お前自身なのさ、モッモ』
ま……、マジか……
「で、でも……、僕、何をすれば……?」
俺は、グルグルと回り続ける紫色の魔法陣の中央にいるユディンを見つめる。
目を閉じてはいるものの、鎖や何かで縛られているわけでも無く、ただそこに普通に立っているその姿は、封印されているようには全く見えない。
『分かんねぇけど……。触りゃいいんじゃね?』
さ……、触る、の……?
尚もヘラヘラと笑いながら、適当な事を口走るクトゥルー。
『残念ながら、俺はこの先へは進めねぇんだ。モッモ、行って触ってみろ』
そ…‥、そんな無茶な……??
「ポポッ!? でも、この魔法陣は、とても強力な封印魔法の陣形を描いているように見えるポ! 無闇に侵入する事はっ!! プポッ!!?」
慌ててそう言ったノリリアの口を、またしてもクトゥルーの触手が塞いだ。
気持ち悪いのだろう、ノリリアは顔を青くして、冷や汗をかいている。
『喋り過ぎだ馬鹿。気にすんなモッモ、行け』
えぇ~……、今の言葉の後で行けるわけないじゃん……
クトゥルーが行けないと言い、更にはノリリアも止めようとした、この魔法陣の上に乗れと???
馬鹿言うんじゃないよ、怖すぎるわっ!
『モッモ、お前に選択肢はねぇ~んだよ。ほれ、さっさとしねぇと、次は本当に尻尾が無くなるぞ?』
そう言ってクトゥルーは、触手をノリリアの尻尾に巻き付け、引っ張り始める。
「ふぉーーーーー!?!?」
目をギュッと閉じて、叫ぶノリリア。
「わっ!? 分かったから! やめてっ!! 行くからっ!!!」
慌ててそう言った俺に対し、クトゥルーは触手の動きを緩め、ニヤリと笑う。
ノリリアは涙目になって俺を見つめていて……
くっそぉ~!
卑怯な奴めっ!!
こんなのもう、言う通りにするしか無いじゃないかっ!!?
俺は、両手の拳をギュッと握り締めて、前方の足元に広がる魔法陣を見やった。
紫色のそれは、美しい模様の様にも見えて、どちらかというと神聖な雰囲気を醸し出している。
クトゥルーは先へ進めないと言ったが……、クトゥルーの言うように、もし俺自身が封印を解く鍵なのならば、上に乗っても平気なのでは……?
ドキドキと煩い心臓の鼓動を感じながら、俺は大きく深呼吸し、意を決して一歩を踏み出した。
シャリン
「ひっ!?」
魔法陣に靴の底が触れるや否や、薄い氷を踏み締めた時のような感触と音が伝わって、俺は驚いて声を上げた。
しかしながら、何かが起きる事は無さそうだ。
魔法陣は変わらず、グルグルと回り続けている。
『おぉ~! やっぱ行けるなっ!! よし、ユディンの封印を解け!!!』
嬉しそうに、やんややんやと囃し立てるクトゥルー。
ビビりながらも、俺は一歩ずつ、静かに歩き始める。
その度に、シャリン、シャリンと、辺りに音が響く。
そして、魔法陣の中央に立つユディンの所まで後1メートルほどの場所まで来て、俺は歩みを止めた。
『……ん? どうした??』
背後のクトゥルーが問う。
俺は、プルプルと拳を震わせながら、下唇を噛み締めた。
本当に、このまま、こいつの言いなりになって、いいのか?
俺の心の中にある何かが、そう問い掛けていた。
目の前に立つ、見知らぬ悪魔。
封印され、眠った状態ではあるものの、見るからに恐ろしい姿形をしている。
こんなものを、本当に封印から解いていいのか?
……否、いいはずないじゃないか。
仮にも彼が、アーレイク・ピタラスの弟子であり、アーレイク自身が俺に封印を解くようにと願っていたのだとしても、俺はこれまでに、悪魔の恐ろしさを何度もこの目で見てきたのだ。
過去の偉人であろうとも、出会った事のない者の、常識的に考えて無茶な願いを、危険を冒してまでわざわざ叶えてやろうと思えるほど、俺は器が大きくは無いのである。
それよりも何よりも……
頭の片隅に、ノリリアの笑顔がチラリと映った。
今、この時……、もっと他に、やらなきゃならない事があるんじゃないか?
ここにいる俺にしか出来ない事が、他にあるんじゃ無いのか??
そして、俺は自分でもよく分からないうちに、後ろを振り返っていた。
視界の先にあるのは、得体の知れない触手を背から生やしたライラック、改め神代の悪霊クトゥルー。
そして、その触手に自由を奪われ、命の危機に晒されているノリリア。
この状況で、クトゥルーを倒す方法を、ノリリアを救う手立てを、思い付けるほど俺は賢く無い。
加えて、そんな事をする力も、自信も無い。
だけど……、だけどさ……
「……嫌だ」
ポツリと俺は呟く。
『あぁ? なんだって??』
クトゥルーの眉がピクリと動くのが見てとれた。
でも、もう止まれなかった。
もうこれ以上、情け無い自分でいるのが、嫌だった。
すーっと息を吸い込んで、俺は胸を張った。
「嫌だって……、嫌だって言ったんだ! お前の言いなりにはならない!! 僕は、僕はっ!!! お前の思い通りになんて、絶対にならないぞっ!!!! ノリリアを……、今すぐノリリアを、放せぇえっ!!!!!」
力強く、俺は叫んだ。
ノリリアの目には、小さな涙の粒が溜まっていた。
そして、クトゥルーは……
『……はっ、そぉ~かよ』
口の片端を上げてニヤリと笑いながら、虹色の瞳を煌めかせた。
俺に向かって、顎をくいくいっと動かすクトゥルー。
でっ!? なんっ!!?
俺が封印を解くのか!!??
…‥いや、どうやってさ!?!!?
訳が分からなさ過ぎて、それ以前にビビり過ぎて、おどおど、キョドキョドとする事しか出来無い俺。
『はぁ~……。モッモ、お前って奴は本当に……、体だけじゃなくて頭の中身も小せぇ~んだな』
なっ……、なんだとぉおっ!?
半笑いのクトゥルーにディスられて、カチンときた俺はクトゥルーを睨み付ける。
『お前、自分がどうしてここまで生かされていたのか、考えてもみろよ』
いっ!? 生かされていた!!?
「な、に、が……、どうしてって……?」
威勢よく睨み付けてはいるものの、やはり怖いので、上手く喋れない俺。
『この塔はな、お優しいアーレイク殿が、哀れな子悪魔ユディンを、故郷の世界へと帰す為だけに建てたものなんだよだから、予期せぬ来訪者に犯されぬよう、様々な仕掛けが施されている。その一つ目が、最初の扉だ。思い出してみろよ。お前達、どうやってこの塔に入った?』
どうやって、塔に入ったかって……?
それは確か、金の鍵で……、ん??
「ポポゥ……。モッモちゃんが開けてくれたのポよ、扉の鍵を……」
はっ!? そ、そうだった!
塔の壁面に一つだけ存在した、小さな小さい鍵穴。
そこには、パッと見では分からないほどの、極小の守護魔法がかけられていて、ニベルーの残した金の鍵で開こうとしたんだけど、誰がやっても無理で……
でも、俺が開けたんだった!!
『そう、お前が開いたのさ、モッモ。つまり、金の鍵は、鍵であっても鍵では無かったんだ』
……あん? 何わけ分からん事言ってんだ、こんにゃろめ。
「ポポッ!? まさか、モッモちゃん自身が鍵!!?」
……ふぁっ!? 俺が鍵なのっ!!?
『そういう事だ。あの金の鍵は、力を伝える為の道具に過ぎねぇ。必要だったのは、モッモの中にある神の力だったのさ。と言っても、お偉い時の神より授けられたという、借り物の力だがなぁ』
ヘラヘラと小馬鹿にしたように笑いながら、クトゥルーは続ける。
『つまり、そうまでして、アーレイクはお前をここに導きたかったのさ。その理由は何故か……? モッモ、お前だけなのさ。ユディンにかけられた封印を、解く事の出来る奴は』
なっ!? そ、そうなのっ!!?
「そ……、そんな封印が、この世に存在するのポ? 封印を解く事の出来る相手を、限定出来る封印魔法なんて、聞いた事無いポよ」
『ん~まぁ~、あるんだよ。ほら、お前らの使う魔導具に似たようなもんがあったろ? 伝玉っつったか?? 特定の相手が触れる事で、中に残された声を聞けるとかってやつ……。恐らくそれの応用だろう。面倒くせぇから、詳しくは帰ってから勉強しな』
ノリリアを軽くあしらって、俺に視線を戻すクトゥルー。
『てなわけで……。俺がお前をここまで生かしていた理由の半分はそれだ。お前じゃなきゃ、ユディンの封印は解けねぇ。逆に言えば、ユディンの封印を解く鍵は、お前自身なのさ、モッモ』
ま……、マジか……
「で、でも……、僕、何をすれば……?」
俺は、グルグルと回り続ける紫色の魔法陣の中央にいるユディンを見つめる。
目を閉じてはいるものの、鎖や何かで縛られているわけでも無く、ただそこに普通に立っているその姿は、封印されているようには全く見えない。
『分かんねぇけど……。触りゃいいんじゃね?』
さ……、触る、の……?
尚もヘラヘラと笑いながら、適当な事を口走るクトゥルー。
『残念ながら、俺はこの先へは進めねぇんだ。モッモ、行って触ってみろ』
そ…‥、そんな無茶な……??
「ポポッ!? でも、この魔法陣は、とても強力な封印魔法の陣形を描いているように見えるポ! 無闇に侵入する事はっ!! プポッ!!?」
慌ててそう言ったノリリアの口を、またしてもクトゥルーの触手が塞いだ。
気持ち悪いのだろう、ノリリアは顔を青くして、冷や汗をかいている。
『喋り過ぎだ馬鹿。気にすんなモッモ、行け』
えぇ~……、今の言葉の後で行けるわけないじゃん……
クトゥルーが行けないと言い、更にはノリリアも止めようとした、この魔法陣の上に乗れと???
馬鹿言うんじゃないよ、怖すぎるわっ!
『モッモ、お前に選択肢はねぇ~んだよ。ほれ、さっさとしねぇと、次は本当に尻尾が無くなるぞ?』
そう言ってクトゥルーは、触手をノリリアの尻尾に巻き付け、引っ張り始める。
「ふぉーーーーー!?!?」
目をギュッと閉じて、叫ぶノリリア。
「わっ!? 分かったから! やめてっ!! 行くからっ!!!」
慌ててそう言った俺に対し、クトゥルーは触手の動きを緩め、ニヤリと笑う。
ノリリアは涙目になって俺を見つめていて……
くっそぉ~!
卑怯な奴めっ!!
こんなのもう、言う通りにするしか無いじゃないかっ!!?
俺は、両手の拳をギュッと握り締めて、前方の足元に広がる魔法陣を見やった。
紫色のそれは、美しい模様の様にも見えて、どちらかというと神聖な雰囲気を醸し出している。
クトゥルーは先へ進めないと言ったが……、クトゥルーの言うように、もし俺自身が封印を解く鍵なのならば、上に乗っても平気なのでは……?
ドキドキと煩い心臓の鼓動を感じながら、俺は大きく深呼吸し、意を決して一歩を踏み出した。
シャリン
「ひっ!?」
魔法陣に靴の底が触れるや否や、薄い氷を踏み締めた時のような感触と音が伝わって、俺は驚いて声を上げた。
しかしながら、何かが起きる事は無さそうだ。
魔法陣は変わらず、グルグルと回り続けている。
『おぉ~! やっぱ行けるなっ!! よし、ユディンの封印を解け!!!』
嬉しそうに、やんややんやと囃し立てるクトゥルー。
ビビりながらも、俺は一歩ずつ、静かに歩き始める。
その度に、シャリン、シャリンと、辺りに音が響く。
そして、魔法陣の中央に立つユディンの所まで後1メートルほどの場所まで来て、俺は歩みを止めた。
『……ん? どうした??』
背後のクトゥルーが問う。
俺は、プルプルと拳を震わせながら、下唇を噛み締めた。
本当に、このまま、こいつの言いなりになって、いいのか?
俺の心の中にある何かが、そう問い掛けていた。
目の前に立つ、見知らぬ悪魔。
封印され、眠った状態ではあるものの、見るからに恐ろしい姿形をしている。
こんなものを、本当に封印から解いていいのか?
……否、いいはずないじゃないか。
仮にも彼が、アーレイク・ピタラスの弟子であり、アーレイク自身が俺に封印を解くようにと願っていたのだとしても、俺はこれまでに、悪魔の恐ろしさを何度もこの目で見てきたのだ。
過去の偉人であろうとも、出会った事のない者の、常識的に考えて無茶な願いを、危険を冒してまでわざわざ叶えてやろうと思えるほど、俺は器が大きくは無いのである。
それよりも何よりも……
頭の片隅に、ノリリアの笑顔がチラリと映った。
今、この時……、もっと他に、やらなきゃならない事があるんじゃないか?
ここにいる俺にしか出来ない事が、他にあるんじゃ無いのか??
そして、俺は自分でもよく分からないうちに、後ろを振り返っていた。
視界の先にあるのは、得体の知れない触手を背から生やしたライラック、改め神代の悪霊クトゥルー。
そして、その触手に自由を奪われ、命の危機に晒されているノリリア。
この状況で、クトゥルーを倒す方法を、ノリリアを救う手立てを、思い付けるほど俺は賢く無い。
加えて、そんな事をする力も、自信も無い。
だけど……、だけどさ……
「……嫌だ」
ポツリと俺は呟く。
『あぁ? なんだって??』
クトゥルーの眉がピクリと動くのが見てとれた。
でも、もう止まれなかった。
もうこれ以上、情け無い自分でいるのが、嫌だった。
すーっと息を吸い込んで、俺は胸を張った。
「嫌だって……、嫌だって言ったんだ! お前の言いなりにはならない!! 僕は、僕はっ!!! お前の思い通りになんて、絶対にならないぞっ!!!! ノリリアを……、今すぐノリリアを、放せぇえっ!!!!!」
力強く、俺は叫んだ。
ノリリアの目には、小さな涙の粒が溜まっていた。
そして、クトゥルーは……
『……はっ、そぉ~かよ』
口の片端を上げてニヤリと笑いながら、虹色の瞳を煌めかせた。
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