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★ピタラス諸島第五、アーレイク島編★
699:夢幻世界
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少しばかり、時を遡ろう。
封魔の塔、第七階層にて。
第七の試練に向かうべく、俺、グレコ、ノリリア、ライラックの四人は、どこか気品のある鳥のレリーフが象られた金の扉をくぐった。
その先に広がっていたのは、とても不思議な場所だった。
「ポポゥ、空……、の、上ポか?」
ノリリアの言葉通り、そこは空の上だった。
古代ローマ帝国を彷彿とさせる神殿の様な場所に、俺達は立っていた。
どこか神聖な空気が漂うその場所は、白い石柱に周りを囲まれた巨大な円形の空間で、石柱の向こう側、つまり神殿の外側には、真っ白でフワフワしている雲海が、どこまでもどこまでも続いている。
神殿に天井はなく、頭上には星々が輝く宇宙の深い青が広がっていた。
空のど真ん中に浮いているかのようなその神殿には、一羽の巨大な鳥が存在した。
神殿の中央に位置するその場所には、葉が青々と生い茂る樹が立っており、太く丈夫そうな幹から生え出る一本の枝に、その鳥はとまっていた。
燃える焔のような、真っ赤な羽に全身を包まれた、とても威厳に満ちた鳥だ。
『よくぞここまで参った、勇気ある挑戦者達よ』
男とも女とも分からない、しかしながら美しい声で、その鳥は俺達に話し掛けてきた。
『我が名はフェニックス。この第七の試練の裁定者である』
その鳥は、自らの事をフェニックスだと言った。
フェニックスとは、つまりあれだ……、不死鳥だ。
『お前達にはこれから、最後にして最大の試練に臨んでもらう。準備は良いか?』
フェニックスの言葉に、俺達四人は各々に緊張した面持ちで頷いた。
そして……
『それでは……。挑戦者達よ、そこの寝台に体を横たえるが良い。そして、眠るのだ』
……へ? 今なんと??
フェニックスの言葉に、俺達四人は揃って固まった。
よく見ると、フェニックスがとまっている中央の樹の周りには、石で出来ためちゃくちゃ眠り心地の悪そうなベッドが四つ、並べられていた。
……いや、ベッドと言うにはちょっと無理があるな。
ほんとにそれは、ともすれば用途不明の、ただの平べったい石の台なのだ。
そこで体を休められるとは、とてもじゃ無いが思えない見た目である。
そんな場所で眠れとは……、いったい、何の意図があって……?
「お言葉ですが、休んでいる暇など私達にはありません。休息など必要ありません! 今すぐ試練を課してください!!」
そう言ったのはグレコだ。
フェニックスを真っ直ぐに見つめるその横顔には、何か鬼気迫るものがあった。
きっと、第六の試練で、砂漠の地獄の裸鼠達を助けられなかった事が、まだ尾を引いていたのであろう。
『否、休息ではない。第七の試練では、肉体は不必要なのだ』
ニコリと笑うフェニックス。
肉体が不必要とは、いったいどういう事なんだろう?
……まぁでも、さっきの砂漠のような苦行はしなくてもいい、ってのは間違い無いだろう。
あんな無意味な作業は、この先一生したかないね。
「肉体が不必要? それは……、どういう事ですポ??」
ノリリアの問い掛けに、フェニックスは優しく、今回の試練の概要を説明してくれた。
『この第七の試練では、挑戦者達には【夢幻世界】へと旅立ってもらう。夢幻世界とは即ち、夢の国。お前達は夢の中で、我が一部を探すのだ。そしてここへ持ち帰る事……。さすれば次なる鍵を授けよう』
夢の国、夢幻世界!?
なんだかめちゃくちゃファンタジーな響きですなっ!??
『ただし、夢幻世界に留まれる時間には限りがある。我が世界を三周するうち……、つまり、三日の間に、お前達はここへ戻って来なければならない。さもなくば、お前達は夢に囚われ、二度と戻っては来られぬだろう』
なんだとぅっ!?
めちゃくちゃ恐ろしい夢だなおいっ!!?
「ポポポ……。我が一部というのは、具体的にどのような物なのですポか?」
ノリリアが問い掛ける。
『その問いの答えは我にも分からぬ。お前達の中にある我が一部が、どのような形を為しているか……、それは我にも分からぬのだ』
ふむ、なるほど……、役立たずですな。
「ノリリア、さっきのリブロ・プラタの言葉、覚えている? ほら、炎を探せって」
「ポポッ、確かにそう言っていたポね。炎ポかぁ……」
ふむ、つまり……、火を探せばいいのですな。
『さぁ、時は満ちた! いざ、夢幻世界の旅へ!!』
フェニックスはそう叫ぶと、バサバサッ! と音を立てながら、燃えるように真っ赤な翼を羽ばたかせ、空高く舞い上がった。
高く高く高く、飛んで行って……、頭上に広がる真っ青な空の中で、輝く一つの光となった。
「ポッ、やるしかないポね。さぁ、寝るポよっ!」
ノリリアの言葉に頷いて、俺達はそれぞれに、石造りの寝台の上に寝転んで、静かに目を閉じたのだった。
「じゃあここは……、僕の夢の中、って事か」
掌の上にある、紫色のウンコ紛いなゴラに向かって、俺は話し掛ける。
「そういう事だジェ。モッモ、全部思い出したジェ?」
「うん。全部……、大体は」
全部思い出したかどうかは不安だったので、明言は避ける俺。
夢の国、夢幻世界……
なんて恐ろしい場所なんだここは。
ついさっきまで俺は、夢に囚われて、自分が何をしていたのか、何をしてきたのか、仲間の事でさえも、全てを忘れてしまっていたのだ。
ゴラが居なかったら、今頃どうなっていた事か……
「あれ? でも、どうしてゴラの声が聞こえるんだろう?? てか……、え、ゴラって話せたっけ???」
ここは、俺の夢の中だから、このゴラの声も夢の一部なのだろうか?
だとしても、ウンコ紛いな存在と会話してるのって、絵的にどうなんだろう??
めっちゃシュールじゃね???
……てか、そもそもこの夢はなんなんだ?
何故にテトーンの樹の村に??
しかも、旅に出てからこれまでの記憶が、ごっそりすっかり無くなっていたわけだが……
それはただ単に、俺が忘れっぽいからなのか、それとも何か他の理由があるのだろうか???
うーーーーーーん????
「細かい事は、今は考えるなジェ。とにかく、ゴラは寝てないジェ。寝てないけど、モッモが頼りないから、助けに来たジェ」
「お……、おう、そうなのね……」
何が何だか分からんけど、ありがとよ。
「モッモ、急ぐんだジェ。もう一日目が終わってしまったジェ。残された時間はあと二日……、二日の間に、フェニックスの一部を見付けないと、モッモは夢に囚われて試練に敗れるジェ」
「そっ!? そりゃまずいっ!」
「分かったなら、こんな所でジッとしてないで、フェニックスの一部を探すジェ! さぁっ!! 立つジェ!!!」
「ふぁいっ!!!」
紫ウンコなゴラに急かされて、俺はベッドから立ち上がった。
そして、フェニックスの一部を探すべく、部屋の中をガサガサと漁り始める。
リブロ・プラタは、第七の試練のヒントとして「炎を探せ」って言っていたわけだが……
俺の部屋には、燃えているものなど見当たらない。
「ジェ、外に出て探すジェ!」
「ふぁいっ!!!」
俺はゴラと共に部屋を出る。
「モッモ、どこへ行くんだい?」
台所に立っている母ちゃんが声を掛けてきたが……
「母ちゃんごめん! ちょっと出掛けてくるっ!!」
俺は短くそう言って、家の外へと駆け出た。
頭上に生い茂るテトーンの樹々の葉の隙間から見える空には、もう一番星が輝いていた。
封魔の塔、第七階層にて。
第七の試練に向かうべく、俺、グレコ、ノリリア、ライラックの四人は、どこか気品のある鳥のレリーフが象られた金の扉をくぐった。
その先に広がっていたのは、とても不思議な場所だった。
「ポポゥ、空……、の、上ポか?」
ノリリアの言葉通り、そこは空の上だった。
古代ローマ帝国を彷彿とさせる神殿の様な場所に、俺達は立っていた。
どこか神聖な空気が漂うその場所は、白い石柱に周りを囲まれた巨大な円形の空間で、石柱の向こう側、つまり神殿の外側には、真っ白でフワフワしている雲海が、どこまでもどこまでも続いている。
神殿に天井はなく、頭上には星々が輝く宇宙の深い青が広がっていた。
空のど真ん中に浮いているかのようなその神殿には、一羽の巨大な鳥が存在した。
神殿の中央に位置するその場所には、葉が青々と生い茂る樹が立っており、太く丈夫そうな幹から生え出る一本の枝に、その鳥はとまっていた。
燃える焔のような、真っ赤な羽に全身を包まれた、とても威厳に満ちた鳥だ。
『よくぞここまで参った、勇気ある挑戦者達よ』
男とも女とも分からない、しかしながら美しい声で、その鳥は俺達に話し掛けてきた。
『我が名はフェニックス。この第七の試練の裁定者である』
その鳥は、自らの事をフェニックスだと言った。
フェニックスとは、つまりあれだ……、不死鳥だ。
『お前達にはこれから、最後にして最大の試練に臨んでもらう。準備は良いか?』
フェニックスの言葉に、俺達四人は各々に緊張した面持ちで頷いた。
そして……
『それでは……。挑戦者達よ、そこの寝台に体を横たえるが良い。そして、眠るのだ』
……へ? 今なんと??
フェニックスの言葉に、俺達四人は揃って固まった。
よく見ると、フェニックスがとまっている中央の樹の周りには、石で出来ためちゃくちゃ眠り心地の悪そうなベッドが四つ、並べられていた。
……いや、ベッドと言うにはちょっと無理があるな。
ほんとにそれは、ともすれば用途不明の、ただの平べったい石の台なのだ。
そこで体を休められるとは、とてもじゃ無いが思えない見た目である。
そんな場所で眠れとは……、いったい、何の意図があって……?
「お言葉ですが、休んでいる暇など私達にはありません。休息など必要ありません! 今すぐ試練を課してください!!」
そう言ったのはグレコだ。
フェニックスを真っ直ぐに見つめるその横顔には、何か鬼気迫るものがあった。
きっと、第六の試練で、砂漠の地獄の裸鼠達を助けられなかった事が、まだ尾を引いていたのであろう。
『否、休息ではない。第七の試練では、肉体は不必要なのだ』
ニコリと笑うフェニックス。
肉体が不必要とは、いったいどういう事なんだろう?
……まぁでも、さっきの砂漠のような苦行はしなくてもいい、ってのは間違い無いだろう。
あんな無意味な作業は、この先一生したかないね。
「肉体が不必要? それは……、どういう事ですポ??」
ノリリアの問い掛けに、フェニックスは優しく、今回の試練の概要を説明してくれた。
『この第七の試練では、挑戦者達には【夢幻世界】へと旅立ってもらう。夢幻世界とは即ち、夢の国。お前達は夢の中で、我が一部を探すのだ。そしてここへ持ち帰る事……。さすれば次なる鍵を授けよう』
夢の国、夢幻世界!?
なんだかめちゃくちゃファンタジーな響きですなっ!??
『ただし、夢幻世界に留まれる時間には限りがある。我が世界を三周するうち……、つまり、三日の間に、お前達はここへ戻って来なければならない。さもなくば、お前達は夢に囚われ、二度と戻っては来られぬだろう』
なんだとぅっ!?
めちゃくちゃ恐ろしい夢だなおいっ!!?
「ポポポ……。我が一部というのは、具体的にどのような物なのですポか?」
ノリリアが問い掛ける。
『その問いの答えは我にも分からぬ。お前達の中にある我が一部が、どのような形を為しているか……、それは我にも分からぬのだ』
ふむ、なるほど……、役立たずですな。
「ノリリア、さっきのリブロ・プラタの言葉、覚えている? ほら、炎を探せって」
「ポポッ、確かにそう言っていたポね。炎ポかぁ……」
ふむ、つまり……、火を探せばいいのですな。
『さぁ、時は満ちた! いざ、夢幻世界の旅へ!!』
フェニックスはそう叫ぶと、バサバサッ! と音を立てながら、燃えるように真っ赤な翼を羽ばたかせ、空高く舞い上がった。
高く高く高く、飛んで行って……、頭上に広がる真っ青な空の中で、輝く一つの光となった。
「ポッ、やるしかないポね。さぁ、寝るポよっ!」
ノリリアの言葉に頷いて、俺達はそれぞれに、石造りの寝台の上に寝転んで、静かに目を閉じたのだった。
「じゃあここは……、僕の夢の中、って事か」
掌の上にある、紫色のウンコ紛いなゴラに向かって、俺は話し掛ける。
「そういう事だジェ。モッモ、全部思い出したジェ?」
「うん。全部……、大体は」
全部思い出したかどうかは不安だったので、明言は避ける俺。
夢の国、夢幻世界……
なんて恐ろしい場所なんだここは。
ついさっきまで俺は、夢に囚われて、自分が何をしていたのか、何をしてきたのか、仲間の事でさえも、全てを忘れてしまっていたのだ。
ゴラが居なかったら、今頃どうなっていた事か……
「あれ? でも、どうしてゴラの声が聞こえるんだろう?? てか……、え、ゴラって話せたっけ???」
ここは、俺の夢の中だから、このゴラの声も夢の一部なのだろうか?
だとしても、ウンコ紛いな存在と会話してるのって、絵的にどうなんだろう??
めっちゃシュールじゃね???
……てか、そもそもこの夢はなんなんだ?
何故にテトーンの樹の村に??
しかも、旅に出てからこれまでの記憶が、ごっそりすっかり無くなっていたわけだが……
それはただ単に、俺が忘れっぽいからなのか、それとも何か他の理由があるのだろうか???
うーーーーーーん????
「細かい事は、今は考えるなジェ。とにかく、ゴラは寝てないジェ。寝てないけど、モッモが頼りないから、助けに来たジェ」
「お……、おう、そうなのね……」
何が何だか分からんけど、ありがとよ。
「モッモ、急ぐんだジェ。もう一日目が終わってしまったジェ。残された時間はあと二日……、二日の間に、フェニックスの一部を見付けないと、モッモは夢に囚われて試練に敗れるジェ」
「そっ!? そりゃまずいっ!」
「分かったなら、こんな所でジッとしてないで、フェニックスの一部を探すジェ! さぁっ!! 立つジェ!!!」
「ふぁいっ!!!」
紫ウンコなゴラに急かされて、俺はベッドから立ち上がった。
そして、フェニックスの一部を探すべく、部屋の中をガサガサと漁り始める。
リブロ・プラタは、第七の試練のヒントとして「炎を探せ」って言っていたわけだが……
俺の部屋には、燃えているものなど見当たらない。
「ジェ、外に出て探すジェ!」
「ふぁいっ!!!」
俺はゴラと共に部屋を出る。
「モッモ、どこへ行くんだい?」
台所に立っている母ちゃんが声を掛けてきたが……
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