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★ピタラス諸島第五、アーレイク島編★
675:魚じゃねぇ
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ザブザブ、ザブザブザブ……
まん丸な満月が輝く夜空の下、暗い海の上を小舟は行く。
辺りはとても静かで、波の音しか聞こえない。
前方ではノリリア達が、何やらこの後の事について話し合っているようだ。
だけども俺は、その話の輪には入らずに、一人ぼんやりと、延々と続く海の遥か彼方を見つめていた。
……あれはいったい、どういう事だったのだろう?
先程の出来事を思い出し、考える。
真の望みを映すという鏡に映ったのは、これまでの旅で出会った沢山の友人達。
だけど、あれは全員ではない。
他にも沢山、もっと沢山出会ってきた。
その中でも、俺の中で何かが働いて、彼らがチョイスされたのだ。
ノリリア達の見解では、あの鏡は、尊敬する人物から欲しい言葉を貰える、という事だったが……、果たしてそれは正解なのか?
鏡に映った彼らはみんな、いろんな言葉で俺を励ましていた。
確かに、鏡に映った虚像とはいえ、みんなの励ましを聞いた時は、なんだか勇気が湧いてきたし、嬉しかった。
けれど、それは果たして、俺の真の望みなのか??
励まして貰う事が、俺の、真の、望み……???
「う~ん……、分からん」
そう言ったのはカービィだ。
隣に座って、眉間をしわくちゃにした変顔で、何やら考え込んでいる。
「何が?」
なんとなく尋ねる俺。
「あの鏡の正体だよ。真の望みを映すって、ほんとか? おいらの望み……、映らなかったけど!?」
「あ……、そういやそうだね」
どうやらカービィは、俺と同じ事を考えていたらしい。
カービィが何を望んでいたのかは知らないが(どうせろくでもない事だろう)、鏡に映ったのはそのまんまカービィだった。
それに、鏡の中のカービィが、小舟に乗って元いた場所に戻れって言って……、その言葉に従って、俺達は今、戻って行っているわけだが……
よく考えればそれは、カービィの望みでも何でもないのでは?
「自分でも気付かない、真の望み……。私は知りたく無かったですわ」
ポツリとそう呟いたのはインディゴだ。
いつもなら、パロット学士やロビンズと一緒に、前の方にいるノリリアの近くに座っているのだが、何故か今は、俺やカービィよりも更に後ろ、小舟の最後尾に座っている。
ぼんやりと遠くを見つめるその様は、心ここに在らずといった感じで……
インディゴの隣にはマシコットが座っていて、心配そうに彼女の横顔を見つめていた。
「そういやおまい、双子の妹が映ったんだよな? 全然似てなかったけど」
遠慮なくそんな事を言うカービィ。
いやでも、顔はそっくりだったよ、双子だし。
けど髪色がね……、インディゴの深い青色に比べて、妹さんは対照的な濃い赤色だったよね。
「カービィさんは、私の故郷を御存知ですか? フーガの南の国境に位置する、ケマルという町を中心とした領地ですわ」
「お? ケマルなら行った事あるぞ! あの辺りは、結構危険な魔物がわんさか出るよな~。昔お世話になった!!」
どうお世話になったのかは知らないが、懐かしそうに笑うカービィ。
「そうです。あの辺り一帯は、大型の肉食魔物の縄張りが多く、厳重警戒地域に指定されていて……、王都でも絶えず魔物の討伐クエストが出ている程に、危険な領地なのです」
へ~、そうなんだ。
魔法王国フーガは、あの綺麗な王都しか行った事がないから、てっきり国中が栄えているのかと思っていたけど……
そんな無法地帯みたいな場所もあるんだね。
「そんな危険な場所で、妹さんは領主をやっているのか……。心配だね」
そっと話に入ってきたのはマシコットだ。
彼の本心は分からないが……、インディゴを心配そうに見つめていた感じだと、何やら気があるように見えますな、ぬふふ。
「そうですわね……。いえ、心配など無用ですわ。私と違って、妹のバーガンディは攻撃魔法が得意ですから」
ん? おや?? どうしたんだろう???
インディゴにしては珍しく、なんだか言葉に棘があるような……
「ほんでもおまい、尊敬する相手が自分の妹だなんて、謙虚過ぎるぞ」
ヘラヘラと笑いながらそう言ったカービィに対し、インディゴは力無く笑う。
「本当に、自分でもビックリですわ。まさか私が、バーガンディの事を……」
そう言ったインディゴの両手は、きつく拳を握り締め、膝の上で微かに震えている。
「大丈夫かい? ……ん??」
マシコットはそう言うと、チラッと視線をずらした。
その目はインディゴの向こう側、暗い海の海面へと向けられている。
「何か……、いる? ノリリア副団長、舟を止めてください!」
「ポポ、マシコット? どうしたポか??」
マシコットの進言に、ノリリアがこちらを振り返り、オールを漕いでいたライラックとギンロは手を止めた。
「海の中に何かいます。囲まれている……?」
えっ!? 囲まれているっ!!?
みんなは息を押し殺し、海面を注視する。
俺も、満月の光をキラキラと反射する水面の、更にその下を見て……
「あれは……、魚?」
何か、大きな魚の尾鰭のようなものを、俺の目は捉えていた。
それも、一つや二つではない。
「違う、魚じゃねぇ。あれはたぶん……、人魚だ」
カービィのその言葉に、騎士団メンバーの緊張感が増したように感じられた。
しかしながら、俺やグレコ、ギンロは、みんなが緊張している理由がよく分からない。
何故ならば、俺達は以前、人魚に出逢った事があるからだ。
そう、忘れもしない……、港町ジャネスコで、ギンロの唇を奪った、可愛らしい人魚フェイアの事だ。
人魚って、あの人魚よね?
フェイアのような、人魚よね??
みんな、何をそんなにピリピリしてるんだ???
「人魚は俗に、メロウ族と呼ばれる半人半魚の種族。その中でも女性はマーメイドと呼ばれ、男性はマーマンと呼ばれている。マーメイドは歌う事が大好きで、どちらかというと他種族にも友好的なイメージだけど……、マーマンは違う。彼らは厳格な性質の持ち主で、海の管理者と呼ばれているんだ。海を荒らす者を、彼らは決して許さない。そして今、マーメイドの歌は聞こえない……」
マシコットの説明で、俺はようやく、事の重大さに気付いた。
グレコとギンロも同じだろう、緊張した面持ちとなる。
つまり、今この舟を取り囲んでいるのは、美しい女の人魚、マーメイドではなく、海の管理者と呼ばれる男の人魚、マーマンって事……?
「でも私達、海を荒らしてなんていないでしょう?」
小声で問い掛けるグレコ。
「ポポ、相手もそう受け取ってくれていればいいポが……」
ノリリアはそう言って、手に持っていたランプの火を、そっと吹き消した。
そして……
ザババッ、ザババババー
静かな水音を立てながら、彼らは姿を現した。
武器であろう、三叉の矛を手に持つ彼らは、一見すると普通の人間と見紛うほどに、人に近い顔形をしている。
しかし、その肌は青や緑といった寒色で、所々に鱗が張り付いており、耳があるべき場所には魚のそれとよく似た鰭が生えている。
そして勿論、下半身は魚のもので、首筋にはエラのようなものも見られた。
思ったよりは、怖くないかも……、うん。
そう思った次の瞬間、一番前にいたマーマンが、人ではあり得ないほど大きく縦に口を開いて……
「この船は、大海を渡るに相応しくない!」
聞き取り辛いほどに低い声でそう言った。
そのマーマンの顔、その口を見て、俺はギョッとした。
閉じていた時とは打って変わって、開かれた彼らの口は、なんと完全に魚類のものなのだ。
余りにも予想外で不細工なそのお顔に、俺は思わず吹き出しそうになり……、ゼコゼコの事を思い出した。
やっべ!?
マーマンやっべ!!?
めちゃくちゃ不細工じゃんやっべ!!??
まん丸な満月が輝く夜空の下、暗い海の上を小舟は行く。
辺りはとても静かで、波の音しか聞こえない。
前方ではノリリア達が、何やらこの後の事について話し合っているようだ。
だけども俺は、その話の輪には入らずに、一人ぼんやりと、延々と続く海の遥か彼方を見つめていた。
……あれはいったい、どういう事だったのだろう?
先程の出来事を思い出し、考える。
真の望みを映すという鏡に映ったのは、これまでの旅で出会った沢山の友人達。
だけど、あれは全員ではない。
他にも沢山、もっと沢山出会ってきた。
その中でも、俺の中で何かが働いて、彼らがチョイスされたのだ。
ノリリア達の見解では、あの鏡は、尊敬する人物から欲しい言葉を貰える、という事だったが……、果たしてそれは正解なのか?
鏡に映った彼らはみんな、いろんな言葉で俺を励ましていた。
確かに、鏡に映った虚像とはいえ、みんなの励ましを聞いた時は、なんだか勇気が湧いてきたし、嬉しかった。
けれど、それは果たして、俺の真の望みなのか??
励まして貰う事が、俺の、真の、望み……???
「う~ん……、分からん」
そう言ったのはカービィだ。
隣に座って、眉間をしわくちゃにした変顔で、何やら考え込んでいる。
「何が?」
なんとなく尋ねる俺。
「あの鏡の正体だよ。真の望みを映すって、ほんとか? おいらの望み……、映らなかったけど!?」
「あ……、そういやそうだね」
どうやらカービィは、俺と同じ事を考えていたらしい。
カービィが何を望んでいたのかは知らないが(どうせろくでもない事だろう)、鏡に映ったのはそのまんまカービィだった。
それに、鏡の中のカービィが、小舟に乗って元いた場所に戻れって言って……、その言葉に従って、俺達は今、戻って行っているわけだが……
よく考えればそれは、カービィの望みでも何でもないのでは?
「自分でも気付かない、真の望み……。私は知りたく無かったですわ」
ポツリとそう呟いたのはインディゴだ。
いつもなら、パロット学士やロビンズと一緒に、前の方にいるノリリアの近くに座っているのだが、何故か今は、俺やカービィよりも更に後ろ、小舟の最後尾に座っている。
ぼんやりと遠くを見つめるその様は、心ここに在らずといった感じで……
インディゴの隣にはマシコットが座っていて、心配そうに彼女の横顔を見つめていた。
「そういやおまい、双子の妹が映ったんだよな? 全然似てなかったけど」
遠慮なくそんな事を言うカービィ。
いやでも、顔はそっくりだったよ、双子だし。
けど髪色がね……、インディゴの深い青色に比べて、妹さんは対照的な濃い赤色だったよね。
「カービィさんは、私の故郷を御存知ですか? フーガの南の国境に位置する、ケマルという町を中心とした領地ですわ」
「お? ケマルなら行った事あるぞ! あの辺りは、結構危険な魔物がわんさか出るよな~。昔お世話になった!!」
どうお世話になったのかは知らないが、懐かしそうに笑うカービィ。
「そうです。あの辺り一帯は、大型の肉食魔物の縄張りが多く、厳重警戒地域に指定されていて……、王都でも絶えず魔物の討伐クエストが出ている程に、危険な領地なのです」
へ~、そうなんだ。
魔法王国フーガは、あの綺麗な王都しか行った事がないから、てっきり国中が栄えているのかと思っていたけど……
そんな無法地帯みたいな場所もあるんだね。
「そんな危険な場所で、妹さんは領主をやっているのか……。心配だね」
そっと話に入ってきたのはマシコットだ。
彼の本心は分からないが……、インディゴを心配そうに見つめていた感じだと、何やら気があるように見えますな、ぬふふ。
「そうですわね……。いえ、心配など無用ですわ。私と違って、妹のバーガンディは攻撃魔法が得意ですから」
ん? おや?? どうしたんだろう???
インディゴにしては珍しく、なんだか言葉に棘があるような……
「ほんでもおまい、尊敬する相手が自分の妹だなんて、謙虚過ぎるぞ」
ヘラヘラと笑いながらそう言ったカービィに対し、インディゴは力無く笑う。
「本当に、自分でもビックリですわ。まさか私が、バーガンディの事を……」
そう言ったインディゴの両手は、きつく拳を握り締め、膝の上で微かに震えている。
「大丈夫かい? ……ん??」
マシコットはそう言うと、チラッと視線をずらした。
その目はインディゴの向こう側、暗い海の海面へと向けられている。
「何か……、いる? ノリリア副団長、舟を止めてください!」
「ポポ、マシコット? どうしたポか??」
マシコットの進言に、ノリリアがこちらを振り返り、オールを漕いでいたライラックとギンロは手を止めた。
「海の中に何かいます。囲まれている……?」
えっ!? 囲まれているっ!!?
みんなは息を押し殺し、海面を注視する。
俺も、満月の光をキラキラと反射する水面の、更にその下を見て……
「あれは……、魚?」
何か、大きな魚の尾鰭のようなものを、俺の目は捉えていた。
それも、一つや二つではない。
「違う、魚じゃねぇ。あれはたぶん……、人魚だ」
カービィのその言葉に、騎士団メンバーの緊張感が増したように感じられた。
しかしながら、俺やグレコ、ギンロは、みんなが緊張している理由がよく分からない。
何故ならば、俺達は以前、人魚に出逢った事があるからだ。
そう、忘れもしない……、港町ジャネスコで、ギンロの唇を奪った、可愛らしい人魚フェイアの事だ。
人魚って、あの人魚よね?
フェイアのような、人魚よね??
みんな、何をそんなにピリピリしてるんだ???
「人魚は俗に、メロウ族と呼ばれる半人半魚の種族。その中でも女性はマーメイドと呼ばれ、男性はマーマンと呼ばれている。マーメイドは歌う事が大好きで、どちらかというと他種族にも友好的なイメージだけど……、マーマンは違う。彼らは厳格な性質の持ち主で、海の管理者と呼ばれているんだ。海を荒らす者を、彼らは決して許さない。そして今、マーメイドの歌は聞こえない……」
マシコットの説明で、俺はようやく、事の重大さに気付いた。
グレコとギンロも同じだろう、緊張した面持ちとなる。
つまり、今この舟を取り囲んでいるのは、美しい女の人魚、マーメイドではなく、海の管理者と呼ばれる男の人魚、マーマンって事……?
「でも私達、海を荒らしてなんていないでしょう?」
小声で問い掛けるグレコ。
「ポポ、相手もそう受け取ってくれていればいいポが……」
ノリリアはそう言って、手に持っていたランプの火を、そっと吹き消した。
そして……
ザババッ、ザババババー
静かな水音を立てながら、彼らは姿を現した。
武器であろう、三叉の矛を手に持つ彼らは、一見すると普通の人間と見紛うほどに、人に近い顔形をしている。
しかし、その肌は青や緑といった寒色で、所々に鱗が張り付いており、耳があるべき場所には魚のそれとよく似た鰭が生えている。
そして勿論、下半身は魚のもので、首筋にはエラのようなものも見られた。
思ったよりは、怖くないかも……、うん。
そう思った次の瞬間、一番前にいたマーマンが、人ではあり得ないほど大きく縦に口を開いて……
「この船は、大海を渡るに相応しくない!」
聞き取り辛いほどに低い声でそう言った。
そのマーマンの顔、その口を見て、俺はギョッとした。
閉じていた時とは打って変わって、開かれた彼らの口は、なんと完全に魚類のものなのだ。
余りにも予想外で不細工なそのお顔に、俺は思わず吹き出しそうになり……、ゼコゼコの事を思い出した。
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