602 / 800
★ピタラス諸島第四、ロリアン島編★
589:これで、良かったのかも知れない
しおりを挟む
「治癒の光」
真っ白な杖を俺の頭に向けて、魔導書を手に呪文を唱えるのは、騎士団の衛生班の一人、サンだ。
体が痛むと訴えた俺に、何やら治癒魔法をかけてくれるらしい。
杖の先から温かな光が放たれたかと思うと、それはムニャムニャと生き物のように形を変えて、俺の体をやんわりと包み込んだ。
ちょっと見た目は気持ち悪いけど、お日様の匂いがするその光は、ポカポカと俺の体を優しく暖めてくれた。
「これで大丈夫! 後回しにしちゃってごめんね、モッモさん!!」
テヘペロ☆って感じで謝るサン。
その顔……、あんまり悪いと思ってないだろそれ?
まぁいいよ、治してくれたんだから。
「ありがとう。……おぉ、凄い! もう痛くな~いっ!!」
椅子から立ち上がって、背伸びをする俺。
全身打撲のせいでバッキバキのビッキビキだった体は、もうすっかりいつも通りに戻っていた。
「良かったわねモッモ。ごめんねサン、呼び止めちゃって」
「ううん、いいの! ついでだからっ!!」
ついでって……、思ってても口に出すんじゃないよ、お馬鹿。
グレコとサンの会話は少々気になるが、どうせろくな事を話さないだろうから、俺はくるりと背を向けた。
テクテクと歩いて向かった先は、ティカのベッドだ。
そこには衛生班リーダーのロビンズがいて、ティカの上半身に巻いた包帯を慎重に外している途中だった。
「モッモ、体はもういいのか?」
ニヤリと笑いながら尋ねるティカ。
「うん、もう大丈夫! ティカの方は……?」
「私も大した事無いだろう。もう痛みはない」
いやいやいや……、そんな事絶対ないと思うぞ。
そもそもあんた、なんで生きてんのさ?
玉座の間で、宰相イカーブこと邪術師ムルシエに、心臓えぐり取られてたよね??
まさか不死身なの???
怪訝な顔でティカを見つめる俺。
すると、ロビンズが包帯の最後の一巻きをハラリと取り外して……
「信じられん。治っている……」
かなり焦った顔でそう言った。
ベッドに近寄って、恐る恐るティカの上半身を確認する俺。
筋肉隆々なその肉体には、悪魔の依代とされたが故の黒い痣は残っているものの、胸にポッカリと空いていたはずの穴は綺麗さっぱり無くなっている。
ただ、穴があったであろう場所には、奴隷達の体にあるものとよく似た、鱗の無いあの生々しい傷跡が出来ていた。
ロビンズは、白い光を宿した手の平を、ティカの胸の傷跡にかざす。
何かを探るような手付きで、真剣な眼差しを向けている。
「まさかとは思ったが……。やはり、心臓が再生している」
若干冷や汗をかきながら、ロビンズは半笑いになった。
「心臓が再生している、とはどういう事だ?」
尋ねたのはギンロだ。
何故か偉そうに腕組みをしながら、ティカのベッド脇に立っている。
どうせギンロの事だ、ティカの心配をしているんじゃなくて、心臓を取られても生きていた理由が知りたいだけだろう。
なんなら、自分もそれくらい出来るんじゃないか? とか考えていそうだ。
「私にもサッパリ分からん。この紅竜人は玉座の間にて、邪術師ムルシエの手によって、その身に悪魔を宿され、生きたまま心臓をえぐり取られ殺害されたのだ。そしてその心臓は、ムルシエが持ち去ったと聞いていたのだが……。他の紅竜人達によってここへ運び込まれた時には既に、呼吸が安定し、傷も治りかけていたのだ」
「ふむ……。では、自然治癒したと?」
「そう考えるのが妥当だが……。失われた心臓を自ら再生するなど不可能だ。そんな話は聞いた事が無い」
「なるほど……。心の臓は、自然治癒する事が可能、という事か」
……いや待てギンロ!
話聞いてたっ!?
ロビンズは、不可能だって言ったんだよっ!!
可能なわけあるか阿呆っ!!!
ニヤニヤすんなっ!!!!
「おそらく、神に、助けられた」
ティカが突然、片言でそう言った。
どうしたんだ!? と俺は焦ったが、ロビンズとギンロはもっと驚いた顔をしている。
「お前……、ヴァルディア語が話せるのか?」
「少しだけ」
ロビンズとティカのやり取りから、どうやらティカが公用語であるヴァルディア語を口にしたらしい。
「ティカ!? 僕らの言葉が話せたの!??」
「少しだけだ。幼少期より師に教わっていた。将来王国の為に働くのなら、島外の言葉も必要になるやも知れんと言われてな」
ほうっ!? そりゃまぁ、英才教育ってやつですなっ!??
ティカはいいとこの生まれだから、なかなかに多才!!!
「神に助けられたとは、どういう事だ?」
またもや偉そうに尋ねるギンロ。
自然治癒では無いと言われるのが嫌なようだ。
不機嫌な顔はおやめなさいよ、変な奴め……
「詳しく、覚えてない。しかし、神に、助けられた。生きろと、言われた。神が、自分に、心臓を、与えた」
真っ直ぐな目で、答えるティカ。
「それって……、チャイロの事?」
「いや、あのお方はチャイロ様ではない。おそらく、チャイロ様の中におられた、別のお方だろう」
という事は……、イグが?
「神の力……。そう言われてしまえば、我々魔導師の出る幕は無さそうだ。ティカと言ったか? 起き上がって平気なようならば、もうここにいる必要はない。怪我人はまだ沢山いる。ベッドを空けてやってくれ」
珍しくニコリと笑ったロビンズはそう言うと、くるりと背を向けて、スタスタと歩いて行ってしまった。
「……大丈夫? 歩ける??」
「平気だ。おっと……、すまないな、ありがとう」
フラフラとするティカに、ギンロが肩を貸す。
今の言い方だと、たぶん言葉は通じてないけれど、ギンロは満足気に笑った。
ロビンズが去った後、俺はティカに、これまで何があったのかを話して聞かせた。
嘘偽りなく、全てを……
恐らく、ティカには理解出来ない事柄も含まれていたと思う。
生贄の祭壇がある奈落の泉の底にはロリアンがいて~とか、ティカを殺したのは邪術師で~とか。
省く事も出来ただろうが、どこからどこまでを話せばいいのか、俺には判断出来なかったのだ。
だから、全部話した。
蛾神モシューラが邪神と化していた事も、大昔から金山の中に封印されていた事も、チャイロの中にいるイグが、その邪神を解き放った事も、その邪神の手によってリザドーニャが滅んだ事も……
ティカは時折、視線を頭上へと向けながらも、長い俺の話を最後まで黙って聞いてくれた。
そして、話が終わると唐突に、もうここを出なければならないなと言って、自ら立ち上がったのだった。
「どこへ行きたいのだ?」
ギンロの問い掛けに、ティカは建物の外を指差す。
「太陽の、下へ」
ギンロに支えてもらいながら、ヨタヨタと歩き出すティカ。
まだ完快には程遠いようだが、それでも外に出たいらしい。
後ろから、静かについていく俺。
謀反の罪で捕まえられて、切り落とされてしまったティカの尻尾の断面を見て、まるでバームクーヘンみたいだな、なんて考えながら……
建物の外に出ると、眩しいくらいの太陽が頭上に輝いていた。
時刻は昼過ぎ、空は雲一つない快晴で、辺りは穏やかな温かさに包まれている。
晴れやかな顔をした元奴隷達は、配られた煮込み豆のスープを嬉しそうに食べていた。
みんな、いつのものかは分からないけれど、全身傷だらけで、見るからに痛々しい姿の者たちばかりだが……、みんな生きている、みんな笑っている。
大人達は出来る事を探して、忙しく動き回り、疲れてしまったらしい老人達は、日陰に集まってのんびり世間話をし、子供達はそこら中を無邪気に駆け回っていて。
みんながみんな、初めて得た自由の喜びを、全身で噛み締めていた。
すると、そんな彼らを目にしたティカが、ぽつりと呟いた。
「これで、良かったのかも知れない……」
言葉とは裏腹に、その赤い瞳には、大粒の涙が溜まっていた。
真っ白な杖を俺の頭に向けて、魔導書を手に呪文を唱えるのは、騎士団の衛生班の一人、サンだ。
体が痛むと訴えた俺に、何やら治癒魔法をかけてくれるらしい。
杖の先から温かな光が放たれたかと思うと、それはムニャムニャと生き物のように形を変えて、俺の体をやんわりと包み込んだ。
ちょっと見た目は気持ち悪いけど、お日様の匂いがするその光は、ポカポカと俺の体を優しく暖めてくれた。
「これで大丈夫! 後回しにしちゃってごめんね、モッモさん!!」
テヘペロ☆って感じで謝るサン。
その顔……、あんまり悪いと思ってないだろそれ?
まぁいいよ、治してくれたんだから。
「ありがとう。……おぉ、凄い! もう痛くな~いっ!!」
椅子から立ち上がって、背伸びをする俺。
全身打撲のせいでバッキバキのビッキビキだった体は、もうすっかりいつも通りに戻っていた。
「良かったわねモッモ。ごめんねサン、呼び止めちゃって」
「ううん、いいの! ついでだからっ!!」
ついでって……、思ってても口に出すんじゃないよ、お馬鹿。
グレコとサンの会話は少々気になるが、どうせろくな事を話さないだろうから、俺はくるりと背を向けた。
テクテクと歩いて向かった先は、ティカのベッドだ。
そこには衛生班リーダーのロビンズがいて、ティカの上半身に巻いた包帯を慎重に外している途中だった。
「モッモ、体はもういいのか?」
ニヤリと笑いながら尋ねるティカ。
「うん、もう大丈夫! ティカの方は……?」
「私も大した事無いだろう。もう痛みはない」
いやいやいや……、そんな事絶対ないと思うぞ。
そもそもあんた、なんで生きてんのさ?
玉座の間で、宰相イカーブこと邪術師ムルシエに、心臓えぐり取られてたよね??
まさか不死身なの???
怪訝な顔でティカを見つめる俺。
すると、ロビンズが包帯の最後の一巻きをハラリと取り外して……
「信じられん。治っている……」
かなり焦った顔でそう言った。
ベッドに近寄って、恐る恐るティカの上半身を確認する俺。
筋肉隆々なその肉体には、悪魔の依代とされたが故の黒い痣は残っているものの、胸にポッカリと空いていたはずの穴は綺麗さっぱり無くなっている。
ただ、穴があったであろう場所には、奴隷達の体にあるものとよく似た、鱗の無いあの生々しい傷跡が出来ていた。
ロビンズは、白い光を宿した手の平を、ティカの胸の傷跡にかざす。
何かを探るような手付きで、真剣な眼差しを向けている。
「まさかとは思ったが……。やはり、心臓が再生している」
若干冷や汗をかきながら、ロビンズは半笑いになった。
「心臓が再生している、とはどういう事だ?」
尋ねたのはギンロだ。
何故か偉そうに腕組みをしながら、ティカのベッド脇に立っている。
どうせギンロの事だ、ティカの心配をしているんじゃなくて、心臓を取られても生きていた理由が知りたいだけだろう。
なんなら、自分もそれくらい出来るんじゃないか? とか考えていそうだ。
「私にもサッパリ分からん。この紅竜人は玉座の間にて、邪術師ムルシエの手によって、その身に悪魔を宿され、生きたまま心臓をえぐり取られ殺害されたのだ。そしてその心臓は、ムルシエが持ち去ったと聞いていたのだが……。他の紅竜人達によってここへ運び込まれた時には既に、呼吸が安定し、傷も治りかけていたのだ」
「ふむ……。では、自然治癒したと?」
「そう考えるのが妥当だが……。失われた心臓を自ら再生するなど不可能だ。そんな話は聞いた事が無い」
「なるほど……。心の臓は、自然治癒する事が可能、という事か」
……いや待てギンロ!
話聞いてたっ!?
ロビンズは、不可能だって言ったんだよっ!!
可能なわけあるか阿呆っ!!!
ニヤニヤすんなっ!!!!
「おそらく、神に、助けられた」
ティカが突然、片言でそう言った。
どうしたんだ!? と俺は焦ったが、ロビンズとギンロはもっと驚いた顔をしている。
「お前……、ヴァルディア語が話せるのか?」
「少しだけ」
ロビンズとティカのやり取りから、どうやらティカが公用語であるヴァルディア語を口にしたらしい。
「ティカ!? 僕らの言葉が話せたの!??」
「少しだけだ。幼少期より師に教わっていた。将来王国の為に働くのなら、島外の言葉も必要になるやも知れんと言われてな」
ほうっ!? そりゃまぁ、英才教育ってやつですなっ!??
ティカはいいとこの生まれだから、なかなかに多才!!!
「神に助けられたとは、どういう事だ?」
またもや偉そうに尋ねるギンロ。
自然治癒では無いと言われるのが嫌なようだ。
不機嫌な顔はおやめなさいよ、変な奴め……
「詳しく、覚えてない。しかし、神に、助けられた。生きろと、言われた。神が、自分に、心臓を、与えた」
真っ直ぐな目で、答えるティカ。
「それって……、チャイロの事?」
「いや、あのお方はチャイロ様ではない。おそらく、チャイロ様の中におられた、別のお方だろう」
という事は……、イグが?
「神の力……。そう言われてしまえば、我々魔導師の出る幕は無さそうだ。ティカと言ったか? 起き上がって平気なようならば、もうここにいる必要はない。怪我人はまだ沢山いる。ベッドを空けてやってくれ」
珍しくニコリと笑ったロビンズはそう言うと、くるりと背を向けて、スタスタと歩いて行ってしまった。
「……大丈夫? 歩ける??」
「平気だ。おっと……、すまないな、ありがとう」
フラフラとするティカに、ギンロが肩を貸す。
今の言い方だと、たぶん言葉は通じてないけれど、ギンロは満足気に笑った。
ロビンズが去った後、俺はティカに、これまで何があったのかを話して聞かせた。
嘘偽りなく、全てを……
恐らく、ティカには理解出来ない事柄も含まれていたと思う。
生贄の祭壇がある奈落の泉の底にはロリアンがいて~とか、ティカを殺したのは邪術師で~とか。
省く事も出来ただろうが、どこからどこまでを話せばいいのか、俺には判断出来なかったのだ。
だから、全部話した。
蛾神モシューラが邪神と化していた事も、大昔から金山の中に封印されていた事も、チャイロの中にいるイグが、その邪神を解き放った事も、その邪神の手によってリザドーニャが滅んだ事も……
ティカは時折、視線を頭上へと向けながらも、長い俺の話を最後まで黙って聞いてくれた。
そして、話が終わると唐突に、もうここを出なければならないなと言って、自ら立ち上がったのだった。
「どこへ行きたいのだ?」
ギンロの問い掛けに、ティカは建物の外を指差す。
「太陽の、下へ」
ギンロに支えてもらいながら、ヨタヨタと歩き出すティカ。
まだ完快には程遠いようだが、それでも外に出たいらしい。
後ろから、静かについていく俺。
謀反の罪で捕まえられて、切り落とされてしまったティカの尻尾の断面を見て、まるでバームクーヘンみたいだな、なんて考えながら……
建物の外に出ると、眩しいくらいの太陽が頭上に輝いていた。
時刻は昼過ぎ、空は雲一つない快晴で、辺りは穏やかな温かさに包まれている。
晴れやかな顔をした元奴隷達は、配られた煮込み豆のスープを嬉しそうに食べていた。
みんな、いつのものかは分からないけれど、全身傷だらけで、見るからに痛々しい姿の者たちばかりだが……、みんな生きている、みんな笑っている。
大人達は出来る事を探して、忙しく動き回り、疲れてしまったらしい老人達は、日陰に集まってのんびり世間話をし、子供達はそこら中を無邪気に駆け回っていて。
みんながみんな、初めて得た自由の喜びを、全身で噛み締めていた。
すると、そんな彼らを目にしたティカが、ぽつりと呟いた。
「これで、良かったのかも知れない……」
言葉とは裏腹に、その赤い瞳には、大粒の涙が溜まっていた。
0
お気に入りに追加
496
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
異世界転移は定員オーバーらしいです
家具屋ふふみに
ファンタジー
ある日、転校した学校で自己紹介を行い、席に着こうとしたら突如光に飲まれ目を閉じた。
そして目を開けるとそこは白いような灰色のような空間で…土下座した人らしき物がいて…?
どうやら神様が定員を間違えたせいで元の世界に戻れず、かと言って転移先にもそのままではいけないらしく……?
帰れないのなら、こっちで自由に生きてやる!
地球では容姿で色々あって虐められてたけど、こっちなら虐められることもない!…はず!
え?他の召喚組?……まぁ大丈夫でしょ!
そんなこんなで少女?は健気に自由に異世界を生きる!
………でもさぁ。『龍』はないでしょうよ…
ほのぼの書いていきますので、ゆっくり目の更新になると思います。長い目で見ていただけると嬉しいです。
小説家になろう様でも投稿しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
隠れジョブ【自然の支配者】で脱ボッチな異世界生活
破滅
ファンタジー
総合ランキング3位
ファンタジー2位
HOT1位になりました!
そして、お気に入りが4000を突破致しました!
表紙を書いてくれた方ぴっぴさん↓
https://touch.pixiv.net/member.php?id=1922055
みなさんはボッチの辛さを知っているだろうか、ボッチとは友達のいない社会的に地位の低い存在のことである。
そう、この物語の主人公 神崎 翔は高校生ボッチである。
そんなボッチでクラスに居場所のない主人公はある日「はぁ、こんな毎日ならいっその事異世界にいってしまいたい」と思ったことがキッカケで異世界にクラス転移してしまうのだが…そこで自分に与えられたジョブは【自然の支配者】というものでとてつもないチートだった。
そしてそんなボッチだった主人公の改生活が始まる!
おまけと設定についてはときどき更新するのでたまにチェックしてみてください!
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる