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★ピタラス諸島第四、ロリアン島編★
571:人間不信になっちゃう
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「いよぉ~っし! じゃあ、まとめっぞ!?」
適当な木の枝を拾い、地面に何やら描き始めるカービィ。
それは、ここまでで俺が得た情報を元に、結局のところ何が真実なのかを紐解く為の図だそうだが……
「まず、今から五百年以上前に、ロリアンがこの島に上陸した。そして、当時既に邪神と化していた蛾神を、あの巨大な黄金のピラミッドに封印した」
不細工な獣耳を生やした人間もどきと、何の変哲もない大きな三角形と、その中に気持ち悪い虫を描くカービィ。
絵がかなり下手なのは前から知っていたが……、これほどまでに酷いものかと、俺とグレコはそれを無言で見つめている。
「その後、ロリアンは悪魔アフープチを倒したけど、アフープチは当時の王様に乗り移っちまったと……」
カービィは王様として紅竜人を描いたつもりだろうが、そこにあるのはまるでお化けだ。
そのお化けの中に、こちらは何故か少し上手な骸骨の顔を描いたもんだから、めちゃくちゃ気味の悪い生き物が出来上がっている。
「そして挙げ句の果てには、王様の子供……、つまり当時の王子によって、ロリアンは暗殺されて……。その王子がククルカンの再来だったと」
……うん、もう絵の説明はやめよう、時間の無駄だ。
「ロリアン曰く、ククルカンの再来と呼ばれる者は皆、神代の悪霊と呼ばれる旧世界の神イグの手下で……。つまりロリアンは、間接的にイグに殺されたという事になるわけだな」
あぁ、イグの絵がひでぇ。
なんだよそれ、グチャグチャのメチャメチャで、もはやウンコじゃねぇか。
絵心って言葉、知ってますか?
「ロリアンを殺した王子は、父親である王様に殺されて……。で、ロリアンはモッモに封魔の塔の鍵を渡す為に、今日まで影の精霊として、この泉の底に潜んでいた。そして、役目を終えたから消えた、という事だな?」
自ら描いたロリアンもどきを手でバババッ! と消して、カービィは尋ねた。
「うん。そういう事だと思う」
無表情で頷く俺。
話の大筋は間違っていないが……
絵を描いた意味ありましたかね、カービィ君?
「でもそうなると、チャイロっていう王子様が言っていた話と、影の精霊となってモッモを待っていたロリアンさんの話とでは、内容が全く異なるわね。王子様は、石板に残されていた、蛾神を封印したとされる白き神の正体を、悪魔だと言っていた……。けれどロリアンさんは、蛾神をピラミッドに封印したのは自分だと言っていた……。信用すべきはロリアンさんの言葉の方だと思うのだけど、だとすると、王子様は何故嘘をついたのかしら?」
グレコに問われて、俺はちょっぴりしょんぼりする。
「分からないよ。何か、事情があったのかも知れない……」
チャイロが真実を知っていたかどうかは分からないけれど……、少なくともイグは、俺を騙していたわけだ。
イグはハッキリと、白き神は悪魔だって言い切ってたしね。
ゼンイもそうだったけど……
この島に来てからというもの、俺、騙されっぱなしじゃない?
騙されて囮にされて、騙されて供物にされて(これは半分自分のせいだけどね)……
さすがの俺でも、凹むよね~。
「まぁ、ロリアンの言葉を疑う必要はねぇな。100%! ロリアンが言ってた事の方が正しいはずだ!!」
ドーン! と言い切るカービィ。
「でも……、仮にもし、モッモが泉の底で出会ったっていう相手が、本当はロリアンさんじゃなかったとしたら?」
えっ!? えぇ~???
おいおいおい、物騒な事言うんじゃないよグレコ君!
この後に及んで、また騙されてただなんて溜まったもんじゃないぞ!!
それに、彼は封魔の塔の鍵を持ってたんだぞ!??
それなのにロリアンじゃないなんて……、それはさすがにないだろうっ!!??
もしそうなら俺、人間不信になっちゃう……
「いや~、その可能性は低いと思うぞ? モッモ、影の精霊ってやつは、途中で獣耳が生えたパントゥーに変化したんだよな??」
カービィの問い掛けに、俺はこくんと頷く。
「おいらの記憶が正しければ、確かロリアンは、ネジェパ族っていう種族と人間との間に生まれたパントゥーだったはずだ。ちなみにそのネジェパ族ってのは、真っ白な体毛を持つ猫科の獣人なんだ。つまり、ネジェパ族の血を引くロリアンが、その体に白い体毛を有していた可能性は高い。となると、初めて会った紅竜人達に、白き神なんて呼ばれてたとしてもなんら不思議はねぇ。まぁそもそも、白き神ってのも、石板に書かれていた言葉であって、ロリアンが自分から名乗ったものではないと思うけどな。自分で自分を神だなんて……、ぶふっ!? 寒過ぎだろ!?? なはははっ!!!」
自分で自分の事を天才魔導師とか言っちゃうような君が言っても、なかなか説得力ないよそれ?
加えて、カービィの記憶力はいつもなかなか当てにならないので、話半分に聞いておくのが一番だな、うん。
「ついでにいうと、ロリアンは精霊召喚師だった。これは間違いねぇ。当時のフーガにはまだ精霊召喚師が少なくて、珍しかったんだ。だから、ロリアンが精霊召喚師であった事は、ちゃんとした記録に残されている。……まさか、死後に自身を精霊化しちまうほどの力の持ち主だったとは、さすがのおいらも知らなかったけどなぁ~」
なははと笑うカービィ。
「その、精霊化って……、そんな事が本当に可能なの?」
「さぁ、おいらは精霊召喚師じゃねぇから分からねぇけど……。でも確か、フーガの別のギルドに、魔物を精霊化できる凄腕の精霊召喚師がいたなぁ。たまたまクエストで一緒する事があって、仕組みは全然分からねぇんだけど、奴の従魔であるはずの魔物は、魔力じゃなくて霊力を使って戦ってたんだよ。驚いたよなぁ~……」
「じゃあ、ロリアンさんが言ってた、レイズンを精霊化したって話も事実なのかしら?」
「事実だと思うぞ。現にあいつは、おいら達の前ではずっと精霊の姿だったしな。あいつが紅竜人だなんて、言われるまで全然気付かなかったもんなぁ~」
「そっか……。じゃあ、ロリアンさんの言葉は全部、信じて良さそうね」
「んだな。となると……、問題は王子様だな。旧世界の神であるイグが、その王子様の中に存在してるって事だったけど……、何故モッモに嘘をついたか、だ。しかも、自分も泉に沈むと言っておきながら、奴はここへ来てすらいない。なんだか、裏がある臭いがプンプンするぜ!」
そんなグレコとカービィの会話を聞きながら、俺はぼんやりと考えていた。
イグは、最初から、奈落の泉の底にロリアンがいるって知っていた。
ロリアンが、モシューラが閉じ込められている神殿の鍵を握っている事も知っていた。
でも……、どうしてそんな事を知ってたんだ?
チャイロとして生まれてからずっと、あの呪縛の間から、一歩も外に出た事がないはずなのに。
そう考えると、まさかとは思うけど……
「イグは、最初から、全部知ってたんじゃないかな?」
ポツリと呟く俺。
すると、少し離れた場所で、焼け焦げた木々を踏み歩く、パキパキという音が聞こえた。
「誰だっ!?」
瞬時にカービィが杖を構える。
カービィの声が聞こえたようで、隠れる様子がないらしい相手は、ガサガサと大きな音を立てながら駆け足でこちらに近付いてくる。
未だ煙が上がる暗い森の中から現れたのは、見たことのあるメイド服の……
「モッモさん! 私です!! トエトです!!!」
侍女のトエトが、はぁはぁと荒く呼吸をしながら、そこに立っていた。
適当な木の枝を拾い、地面に何やら描き始めるカービィ。
それは、ここまでで俺が得た情報を元に、結局のところ何が真実なのかを紐解く為の図だそうだが……
「まず、今から五百年以上前に、ロリアンがこの島に上陸した。そして、当時既に邪神と化していた蛾神を、あの巨大な黄金のピラミッドに封印した」
不細工な獣耳を生やした人間もどきと、何の変哲もない大きな三角形と、その中に気持ち悪い虫を描くカービィ。
絵がかなり下手なのは前から知っていたが……、これほどまでに酷いものかと、俺とグレコはそれを無言で見つめている。
「その後、ロリアンは悪魔アフープチを倒したけど、アフープチは当時の王様に乗り移っちまったと……」
カービィは王様として紅竜人を描いたつもりだろうが、そこにあるのはまるでお化けだ。
そのお化けの中に、こちらは何故か少し上手な骸骨の顔を描いたもんだから、めちゃくちゃ気味の悪い生き物が出来上がっている。
「そして挙げ句の果てには、王様の子供……、つまり当時の王子によって、ロリアンは暗殺されて……。その王子がククルカンの再来だったと」
……うん、もう絵の説明はやめよう、時間の無駄だ。
「ロリアン曰く、ククルカンの再来と呼ばれる者は皆、神代の悪霊と呼ばれる旧世界の神イグの手下で……。つまりロリアンは、間接的にイグに殺されたという事になるわけだな」
あぁ、イグの絵がひでぇ。
なんだよそれ、グチャグチャのメチャメチャで、もはやウンコじゃねぇか。
絵心って言葉、知ってますか?
「ロリアンを殺した王子は、父親である王様に殺されて……。で、ロリアンはモッモに封魔の塔の鍵を渡す為に、今日まで影の精霊として、この泉の底に潜んでいた。そして、役目を終えたから消えた、という事だな?」
自ら描いたロリアンもどきを手でバババッ! と消して、カービィは尋ねた。
「うん。そういう事だと思う」
無表情で頷く俺。
話の大筋は間違っていないが……
絵を描いた意味ありましたかね、カービィ君?
「でもそうなると、チャイロっていう王子様が言っていた話と、影の精霊となってモッモを待っていたロリアンさんの話とでは、内容が全く異なるわね。王子様は、石板に残されていた、蛾神を封印したとされる白き神の正体を、悪魔だと言っていた……。けれどロリアンさんは、蛾神をピラミッドに封印したのは自分だと言っていた……。信用すべきはロリアンさんの言葉の方だと思うのだけど、だとすると、王子様は何故嘘をついたのかしら?」
グレコに問われて、俺はちょっぴりしょんぼりする。
「分からないよ。何か、事情があったのかも知れない……」
チャイロが真実を知っていたかどうかは分からないけれど……、少なくともイグは、俺を騙していたわけだ。
イグはハッキリと、白き神は悪魔だって言い切ってたしね。
ゼンイもそうだったけど……
この島に来てからというもの、俺、騙されっぱなしじゃない?
騙されて囮にされて、騙されて供物にされて(これは半分自分のせいだけどね)……
さすがの俺でも、凹むよね~。
「まぁ、ロリアンの言葉を疑う必要はねぇな。100%! ロリアンが言ってた事の方が正しいはずだ!!」
ドーン! と言い切るカービィ。
「でも……、仮にもし、モッモが泉の底で出会ったっていう相手が、本当はロリアンさんじゃなかったとしたら?」
えっ!? えぇ~???
おいおいおい、物騒な事言うんじゃないよグレコ君!
この後に及んで、また騙されてただなんて溜まったもんじゃないぞ!!
それに、彼は封魔の塔の鍵を持ってたんだぞ!??
それなのにロリアンじゃないなんて……、それはさすがにないだろうっ!!??
もしそうなら俺、人間不信になっちゃう……
「いや~、その可能性は低いと思うぞ? モッモ、影の精霊ってやつは、途中で獣耳が生えたパントゥーに変化したんだよな??」
カービィの問い掛けに、俺はこくんと頷く。
「おいらの記憶が正しければ、確かロリアンは、ネジェパ族っていう種族と人間との間に生まれたパントゥーだったはずだ。ちなみにそのネジェパ族ってのは、真っ白な体毛を持つ猫科の獣人なんだ。つまり、ネジェパ族の血を引くロリアンが、その体に白い体毛を有していた可能性は高い。となると、初めて会った紅竜人達に、白き神なんて呼ばれてたとしてもなんら不思議はねぇ。まぁそもそも、白き神ってのも、石板に書かれていた言葉であって、ロリアンが自分から名乗ったものではないと思うけどな。自分で自分を神だなんて……、ぶふっ!? 寒過ぎだろ!?? なはははっ!!!」
自分で自分の事を天才魔導師とか言っちゃうような君が言っても、なかなか説得力ないよそれ?
加えて、カービィの記憶力はいつもなかなか当てにならないので、話半分に聞いておくのが一番だな、うん。
「ついでにいうと、ロリアンは精霊召喚師だった。これは間違いねぇ。当時のフーガにはまだ精霊召喚師が少なくて、珍しかったんだ。だから、ロリアンが精霊召喚師であった事は、ちゃんとした記録に残されている。……まさか、死後に自身を精霊化しちまうほどの力の持ち主だったとは、さすがのおいらも知らなかったけどなぁ~」
なははと笑うカービィ。
「その、精霊化って……、そんな事が本当に可能なの?」
「さぁ、おいらは精霊召喚師じゃねぇから分からねぇけど……。でも確か、フーガの別のギルドに、魔物を精霊化できる凄腕の精霊召喚師がいたなぁ。たまたまクエストで一緒する事があって、仕組みは全然分からねぇんだけど、奴の従魔であるはずの魔物は、魔力じゃなくて霊力を使って戦ってたんだよ。驚いたよなぁ~……」
「じゃあ、ロリアンさんが言ってた、レイズンを精霊化したって話も事実なのかしら?」
「事実だと思うぞ。現にあいつは、おいら達の前ではずっと精霊の姿だったしな。あいつが紅竜人だなんて、言われるまで全然気付かなかったもんなぁ~」
「そっか……。じゃあ、ロリアンさんの言葉は全部、信じて良さそうね」
「んだな。となると……、問題は王子様だな。旧世界の神であるイグが、その王子様の中に存在してるって事だったけど……、何故モッモに嘘をついたか、だ。しかも、自分も泉に沈むと言っておきながら、奴はここへ来てすらいない。なんだか、裏がある臭いがプンプンするぜ!」
そんなグレコとカービィの会話を聞きながら、俺はぼんやりと考えていた。
イグは、最初から、奈落の泉の底にロリアンがいるって知っていた。
ロリアンが、モシューラが閉じ込められている神殿の鍵を握っている事も知っていた。
でも……、どうしてそんな事を知ってたんだ?
チャイロとして生まれてからずっと、あの呪縛の間から、一歩も外に出た事がないはずなのに。
そう考えると、まさかとは思うけど……
「イグは、最初から、全部知ってたんじゃないかな?」
ポツリと呟く俺。
すると、少し離れた場所で、焼け焦げた木々を踏み歩く、パキパキという音が聞こえた。
「誰だっ!?」
瞬時にカービィが杖を構える。
カービィの声が聞こえたようで、隠れる様子がないらしい相手は、ガサガサと大きな音を立てながら駆け足でこちらに近付いてくる。
未だ煙が上がる暗い森の中から現れたのは、見たことのあるメイド服の……
「モッモさん! 私です!! トエトです!!!」
侍女のトエトが、はぁはぁと荒く呼吸をしながら、そこに立っていた。
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