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★ピタラス諸島第三、ニベルー島編★
424:水路
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ザザザザザーーーー……、ピチョン、ピチョン
流れる水の音と、滴る雫の音を聞きながら、俺たち三人は水路を進む。
水路と言ってもここは、黒い岸壁をくり抜いて作ったような、半ば洞窟のような場所である。
辺りは真っ暗で、カービィの杖の光が照らす前方以外は、ほとんど何も見えない。
というか……、流れる水以外は何もなかった。
足下が湿り、苔のようなものが蔓延って滑りやすい為、俺たちはとても慎重に歩いていた。
「この臭いは、チリアン殿の言っていた腐止草のものでござろうか?」
俺の後ろを歩くカサチョが、鼻をクンクンさせながらそう言った。
実は、この水路内にも、フラスコの国の中で感じたあの妙な臭いが充満しているのだ。
決して良い匂いとは言えない、ツーンとした、体にとっても悪そうな臭いが。
「そうだろうな。奴ら、ちょっとでも肉体の腐敗を遅らせようと考えてんだろ」
前を行くカービィが答えた。
「その……、ふしそうって何? 植物なの??」
二人の会話が全く理解できない俺が、真ん中から尋ねる。
「腐止草……、それは、別名メタナール草と呼ばれる青い草でござる。その名の通り、死した体の腐敗を止める効能がある故に、薬学分野ではしばしば使われる薬用植物でござるよ。しかしながら、そのような作用がある草故、花をつけた後に出来る実は毒性が高く、使用方法を間違えれば劇薬となり得る。特に、生きている者が知らずにそれを食おうものなら、ものの数分で死に至るでござる」
うわ~お!?
何それ、なかなかヤバイやつじゃんっ!??
「メタナール草は、いわゆる防腐剤なんだよ。だから、体の腐敗を止めたいホムンクルス達は、それを水に溶かして国中に行き渡らせていたのさ。噴水の青い水はそのせいだ。国中に充満していたあの臭いも……、生きてるおいら達にしてみたら、相当体に悪いはずだ。正直、あそこに三日間もいたノリリア達の体が、全くどうもなかった事が、おいらは不思議だな」
うわ~お!?
マジかよ!??
俺ってば……、そんな危険な水が吹き出している噴水の石垣なんかに腰掛けてたのかよっ!?!?
ドボンしていたら、確実に死んでたな……
ガクブルガクブル
「ノリリア副団長殿の守護壁に守られていた故、さほど毒を吸い込まずに済んだのでござろう。いやはや、天晴れでござる!」
何処からか取り出した小さな扇を広げて、殿様のようにパタパタとあおぐカサチョ。
それ……、何処から出したのさ?
今必要なのそれ??
てか、こっち向いてあおがないでよっ!!
臭いが来るじゃないかっ!??
「けどまぁ、な~んか嫌な予感がするんだよな~」
カービィがポツリと呟く。
「嫌な予感って……?」
今もう十分、最悪な事態、最低の状況だと思いますけどね。
これ以上に、もっと何か悪い事でも起きるというのかね、カービィ君や。
「モッモ、おまい……、ニベルーの小屋の机の裏で見つけた、青い手帳に書いてあった事覚えてるか?」
「青い手帳……? あ!? あ~、テジーの日記ね!?? えっと……、少しなら覚えてる」
……ごめん、本当は、最後のページ以外はあんまり覚えてない。
あのページが衝撃的すぎて、他のページの内容はほぼほぼ忘れました。
「あそこによ、ヴァッカっていう奇妙な奴の名前が出てきたろ?」
「あ……、そういえばあったね。なんか、書いてある内容からすると、外見がまんま悪魔だって言ってたっけ?」
「うん。おいら……、なんだか、そいつが今回の黒幕な気がする」
「うぇっ!? マジでっ!??」
カービィの突拍子も無い予想に、俺は心底驚く。
「何か根拠はあるでござるか? その……、悪魔がこの国を支配しているというのは」
「ん~、いや、勘だなっ!」
お~いっ!?
勘かぁ~いっ!??
「なるほど、勘でござるか……。カビやんの勘はなかなかに鋭い故、当たってそうでござるな」
ふぁんっ!?
信じるでござるかっ!??
「悪魔って何?」
……え?
「あん? 今更何言ってんだおまい?? 悪魔は、こことは別の世界からやってきた、悪しき魂を持つ魔族の事じゃねぇか」
「ふ~ん、そうなんだ~」
「そうなんだ~って、おまいなぁ……、緊張感なさすぎだろ!? ……ん?? 誰だ今の声???」
……え?? え???
前を行くカービィが足を止める。
続いて俺も足を止めた。
背後のカサチョも同時に足を止めた。
なのに、ザッザッと、別の誰かの足音が聞こえた。
だ……、誰なの?
ま、まさか……、おば……、おばばば!?
お化けぇえぇぇ~!??
「誰だぁっ!?」
「誰でござるかっ!?」
カービィとカサチョが、同時に後ろを振り向く。
「ひぃっ!?」
俺は恐怖のあまり、その場に頭を抱えてしゃがみ込んでしまった。
「ぼっ!? ごめんなさいっ!! 僕だよっ!!!」
子供のような高い声で、背後にいる奴は謝った。
「はぁっ!? 誰だよおまいっ!?? 知らねぇぞっ!?!?」
「何者でござるかっ!??」
知らない奴がそこにいるのっ!?
えっ!??
リアルにこの水路に住むお化けとかなんじゃっ!?!?
「僕だよ! メラーニアだよっ!!」
……へ? メラーニア??
その言葉に、ふと冷静になった俺は、その声が確かに聞き覚えのある声だと気付く。
そして、小刻みに震える体でゆっくりと立ち上がって、カービィとカサチョが見やるその生き物に視線を向けた。
「……え? 誰??」
思わず俺がそう言ったのも無理はない。
何故なら、そこに立っていたのは、俺やカービィ、カサチョと変わらない体格の、小さくて、どうしてだか真っ裸の、見た事もない白い鼠だったからだ。
一見するとハツカネズミのように見えるそいつは、血のように真っ赤な瞳で、真っ直ぐに俺たちを見つめている。
「メラーニアだってば! 変身魔法で、モッモさんになってみたんだよっ!? どう?? 似てる???」
自信たっぷりに、満面の笑みでハツカネズミは言った。
しかしながら……、お世辞にも頷けないその姿を前に、俺たち三人は揃って首を傾げた。
……どう見ても、俺には似てないよな?
ピグモルというよりは、間違いなくリーラットに近いぞ??
てか、服を着ろよ、服は無いのか???
いやいや、そうじゃなくてだな……
何故ついてきたんだ、メラーニアっ!?!?
流れる水の音と、滴る雫の音を聞きながら、俺たち三人は水路を進む。
水路と言ってもここは、黒い岸壁をくり抜いて作ったような、半ば洞窟のような場所である。
辺りは真っ暗で、カービィの杖の光が照らす前方以外は、ほとんど何も見えない。
というか……、流れる水以外は何もなかった。
足下が湿り、苔のようなものが蔓延って滑りやすい為、俺たちはとても慎重に歩いていた。
「この臭いは、チリアン殿の言っていた腐止草のものでござろうか?」
俺の後ろを歩くカサチョが、鼻をクンクンさせながらそう言った。
実は、この水路内にも、フラスコの国の中で感じたあの妙な臭いが充満しているのだ。
決して良い匂いとは言えない、ツーンとした、体にとっても悪そうな臭いが。
「そうだろうな。奴ら、ちょっとでも肉体の腐敗を遅らせようと考えてんだろ」
前を行くカービィが答えた。
「その……、ふしそうって何? 植物なの??」
二人の会話が全く理解できない俺が、真ん中から尋ねる。
「腐止草……、それは、別名メタナール草と呼ばれる青い草でござる。その名の通り、死した体の腐敗を止める効能がある故に、薬学分野ではしばしば使われる薬用植物でござるよ。しかしながら、そのような作用がある草故、花をつけた後に出来る実は毒性が高く、使用方法を間違えれば劇薬となり得る。特に、生きている者が知らずにそれを食おうものなら、ものの数分で死に至るでござる」
うわ~お!?
何それ、なかなかヤバイやつじゃんっ!??
「メタナール草は、いわゆる防腐剤なんだよ。だから、体の腐敗を止めたいホムンクルス達は、それを水に溶かして国中に行き渡らせていたのさ。噴水の青い水はそのせいだ。国中に充満していたあの臭いも……、生きてるおいら達にしてみたら、相当体に悪いはずだ。正直、あそこに三日間もいたノリリア達の体が、全くどうもなかった事が、おいらは不思議だな」
うわ~お!?
マジかよ!??
俺ってば……、そんな危険な水が吹き出している噴水の石垣なんかに腰掛けてたのかよっ!?!?
ドボンしていたら、確実に死んでたな……
ガクブルガクブル
「ノリリア副団長殿の守護壁に守られていた故、さほど毒を吸い込まずに済んだのでござろう。いやはや、天晴れでござる!」
何処からか取り出した小さな扇を広げて、殿様のようにパタパタとあおぐカサチョ。
それ……、何処から出したのさ?
今必要なのそれ??
てか、こっち向いてあおがないでよっ!!
臭いが来るじゃないかっ!??
「けどまぁ、な~んか嫌な予感がするんだよな~」
カービィがポツリと呟く。
「嫌な予感って……?」
今もう十分、最悪な事態、最低の状況だと思いますけどね。
これ以上に、もっと何か悪い事でも起きるというのかね、カービィ君や。
「モッモ、おまい……、ニベルーの小屋の机の裏で見つけた、青い手帳に書いてあった事覚えてるか?」
「青い手帳……? あ!? あ~、テジーの日記ね!?? えっと……、少しなら覚えてる」
……ごめん、本当は、最後のページ以外はあんまり覚えてない。
あのページが衝撃的すぎて、他のページの内容はほぼほぼ忘れました。
「あそこによ、ヴァッカっていう奇妙な奴の名前が出てきたろ?」
「あ……、そういえばあったね。なんか、書いてある内容からすると、外見がまんま悪魔だって言ってたっけ?」
「うん。おいら……、なんだか、そいつが今回の黒幕な気がする」
「うぇっ!? マジでっ!??」
カービィの突拍子も無い予想に、俺は心底驚く。
「何か根拠はあるでござるか? その……、悪魔がこの国を支配しているというのは」
「ん~、いや、勘だなっ!」
お~いっ!?
勘かぁ~いっ!??
「なるほど、勘でござるか……。カビやんの勘はなかなかに鋭い故、当たってそうでござるな」
ふぁんっ!?
信じるでござるかっ!??
「悪魔って何?」
……え?
「あん? 今更何言ってんだおまい?? 悪魔は、こことは別の世界からやってきた、悪しき魂を持つ魔族の事じゃねぇか」
「ふ~ん、そうなんだ~」
「そうなんだ~って、おまいなぁ……、緊張感なさすぎだろ!? ……ん?? 誰だ今の声???」
……え?? え???
前を行くカービィが足を止める。
続いて俺も足を止めた。
背後のカサチョも同時に足を止めた。
なのに、ザッザッと、別の誰かの足音が聞こえた。
だ……、誰なの?
ま、まさか……、おば……、おばばば!?
お化けぇえぇぇ~!??
「誰だぁっ!?」
「誰でござるかっ!?」
カービィとカサチョが、同時に後ろを振り向く。
「ひぃっ!?」
俺は恐怖のあまり、その場に頭を抱えてしゃがみ込んでしまった。
「ぼっ!? ごめんなさいっ!! 僕だよっ!!!」
子供のような高い声で、背後にいる奴は謝った。
「はぁっ!? 誰だよおまいっ!?? 知らねぇぞっ!?!?」
「何者でござるかっ!??」
知らない奴がそこにいるのっ!?
えっ!??
リアルにこの水路に住むお化けとかなんじゃっ!?!?
「僕だよ! メラーニアだよっ!!」
……へ? メラーニア??
その言葉に、ふと冷静になった俺は、その声が確かに聞き覚えのある声だと気付く。
そして、小刻みに震える体でゆっくりと立ち上がって、カービィとカサチョが見やるその生き物に視線を向けた。
「……え? 誰??」
思わず俺がそう言ったのも無理はない。
何故なら、そこに立っていたのは、俺やカービィ、カサチョと変わらない体格の、小さくて、どうしてだか真っ裸の、見た事もない白い鼠だったからだ。
一見するとハツカネズミのように見えるそいつは、血のように真っ赤な瞳で、真っ直ぐに俺たちを見つめている。
「メラーニアだってば! 変身魔法で、モッモさんになってみたんだよっ!? どう?? 似てる???」
自信たっぷりに、満面の笑みでハツカネズミは言った。
しかしながら……、お世辞にも頷けないその姿を前に、俺たち三人は揃って首を傾げた。
……どう見ても、俺には似てないよな?
ピグモルというよりは、間違いなくリーラットに近いぞ??
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