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★ピタラス諸島第三、ニベルー島編★
396:何か策を考えねぇと……
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なんだか、とんでもなくとんでもない事態になってきたぞ……
アーレイク・ピタラスの弟子であったニベルーは、この湖畔の隠れ家で、禁忌とされるホムンクルスを作り出した!?
しかも、そのホムンクルスを作る為には、イリアステルとかいう魂を結晶化した物質が必要で、それは悪魔の手を借りないと作れない!??
つまりは……、魔導師であり錬金術師でもあったニベルー・パラ・ケルーススは……、悪者だったってことぉおぉぉっ!?!?
そして今現在……、ノリリア達は、北にあるフラスコの国にいるわけで……
その国がどんな国なのかは全く分からないけれど、そこの住人であるハイエルフはホムンクルスである可能性が非常に高いわけで……
「大ピンチじゃないかそれっ!? 早くノリリア達に知らせないとぉっ!??」
事の重大さをようやく理解した俺は顔面蒼白し、両手で頭を抱える。
「落ち着けモッモ。とりあえず今、ノリリア達には連絡が取れねぇ……。だけど、事は一刻を争う」
「でしょっ!? ならもっと焦らないとっ!!!」
嫌に落ち着き払って腕組みをしているカービィに対し、俺はアワアワと小屋の中を歩き回る。
その行動には勿論意味なんてないが、ジッとして居られないのである。
「焦っても仕方ねぇさ。おいら達は、おいら達に出来る事をしねぇとな。とりあえず……、これだけじゃ情報が不十分だ。もうちょい部屋の中を探そう」
「御意」
そう言ってカービィとカサチョは、呑気に部屋の中を漁り始めた。
だぁあぁぁっ!?
そんな事している場合なのぉおっ!??
今すぐフラスコの国へ行って、ノリリア達を助けないとぉおっ!?!?
どうしようもない焦燥感に駆られて、頭の中がグッチャグチャになる俺。
すると、小屋の外から、明らかに慌てた様子のマシコットが戻ってきた。
「カービィさん! やはりカービィさんの私見が当たってました!! アイビー達に連絡をとって、ニヴァの町の自警団に確認したところ、数年前にこの森で行方不明になったのは、ハイエルフの男性狩猟師だったそうです!!!」
マシコットの言葉に、カービィは小さく「やっぱりな……」と呟いた。
何っ!? 何がっ!??
「つまりこうだな。魂を抜かれた野鼠を引き連れたホムンクルス達は、森に単独で入ってくる狩猟師達を狙い、襲って国へと連れて帰り、そして……。仲間を増やす為の道具にしているんだ」
「どどっ!? 道具ぅ~っ!?? どどどっ、どういう事なのぉおっ!???」
「さっき言ったろ? ホムンクルスの体は男の精液と血液から作り出されるって……。ニベルーも最初はきっと、自分の体を使ってホムンクルスを作ったはずだ。だけど、どう考えたって、もうニベルーは生きてねぇ。なのにこの島には、まだホムンクルスが存在している……。つまりそれは、誰かが何かの目的で、ホムンクルスを作り続けているって事さ。その材料になっているのが、森で行方不明になった狩猟師達ってわけだ」
「うぇえっ!? 行方不明の狩猟師達が、ホムンクルスの材料にぃいぃっ!?? ……で、でもさカービィ、さっきホムンクルスは不死だって言ってなかった?? ニベルーが作った奴らが、まだ生きてるって事はないの???」
「それはあり得ねぇな。確かにさっき、おいらは、ホムンクルスは不死だって言ったけど、それは戦闘における話であって寿命の話じゃねぇんだ。つまり、ホムンクルスは痛みを感じないし、致命傷を負ったって死なねぇし、それこそゾンビ兵みたいに、敵がいれば何処までも何時までも襲ってくるんだけど……、ある程度の時間が経てば、腐敗と言う名の死を迎える。奴等の肉体は不完全なんだ、だから痛みも感じない。けれど、それと同時に傷みやすい。おいらの知る限りでは、確か、ボン・バストスの乱で捕らえられたホムンクルスの中で最も長く生きた個体は、十二年だったはずだ。それ以降は肉体の腐敗が進み、自然死したという記録が残っていたはず……。だから、五百年も前に作られたホムンクルスが、未だに生きてるって事はまずねぇんだ。という事は、今なお誰かが、新しいホムンクルスを作り続けている、って事になるんだよ」
にょおぉぉ~~~んっ!?
腐敗っ!?? 肉体の腐敗っ!???
なんかもう……、何から何までグロテスクな生き物だな、ホムンクルスよ……
しかし、誰がそんな事を?
いったい、何の為に??
「アイビーの話によると、ここ二十年ほどの間に、この森で行方不明になった狩猟師は全部で十四人だそうですが……。それまでも、ニヴァの町の者が単独で森へと入り、行方が分からなくなっている事件が度々あったそうです。ただ、ニヴァの町では、この森がケンタウロスの縄張りである事は周知の事実だそうで……。行方不明になった者達はケンタウロスに襲われたのだと、全てそれで片付けていたそうです」
マシコットはそう言って、小さく溜息をついた。
「だとすると、五百年前から現在に至るまで、ほぼ継続して、ホムンクルスが生み出されてきた可能性が高いな。となると、相手の数はかなり多いはず。やっぱり、何か策を考えねぇと……。マシコット、おまいも手伝ってくれ」
「はい、勿論です!」
難しい顔つきのまま、ガサガサと書物の山を漁り始めるカービィとマシコット。
「策をって……、そんな悠長な事言っている場合っ!? すぐにでもフラスコの国へ向かうべきだよっ!!?」
俺にしては、かなりまともな事を言ったように思ったのだが……
「それは余りに危険な行為でござるよ」
少し離れた場所で、書物を調べていたカサチョがそう言った。
「危険って……、どうしてさ!?」
「先ほどカビやんが申しておったろ? ホムンクルスは痛みを感じぬ、故に戦闘における奴等の死はないも同然。悪戯にこちらが攻め込んだとて、あちらの数が多ければ返り討ちにあうのみでござる」
はっ!? そうなるのかっ!??
「で、でも……、じゃあ、どうやって倒すのっ!? どうやって、ノリリア達を助けるのっ!??」
必死の形相で問い掛ける俺に対し、カービィは手に持っていた書物から目を離して、ふ~っと大きく息を吐き、その大きな両の瞳で俺を真っ直ぐに見つめた。
「落ち着けモッモ。今、その方法を探してんだ。二ベルーは間違いなくここでホムンクルスを作っていた。製造工程が詳しく分かれば、奴らの弱点も見つかるはずなんだ。おいらだって……、早くみんなを助けに行ってやりたい。けど、その為には、ホムンクルスを倒す術がないと意味ないんだ。言っている事、わかるよな?」
カービィに静かに問われて、俺は口をギュッと閉じた。
カービィの目は、いつになく真剣で、真っすぐで……、それでいて、どこか怯えているようにも見えた。
いつでも自信満々で、常におチャラけているカービィが、怖がっているのだ。
ホムンクルスはそれほどまでに、恐ろしい相手だという事なのか……?
部屋の中には、大量の書物が無造作に置かれている。
この中から、俺達が必要な情報を得る為には、いったいどれだけの時間が必要なんだろう?
……なんにせよ、何もできない無力な俺が、こんなところで一人騒いでいても、どうしようもない。
一所懸命に部屋の中を調べて回る三人を前に、俺は一人、何も出来ずに立ち尽くしていた。
すると、そんな俺の耳に、奇妙な声が聞こえてきた。
『ねぇ~ん、僕ちんの声ぇ~、聞こえるぅ~?』
……ん? なんだ?? 気持ち悪い声だな。
『えぇ~、酷いなぁ~、気持ち悪いだなんてぇ~。せっかく、二ベルーの秘密をぉ、教えてあげようかと思ったのにぃ~』
二ベルーの、秘密?
『その~、大きな机の下に潜ってぇ~、机の裏を見てごらん~?』
俺は、頭の中に聞こえてきたとっても気持ち悪い声に従って、ガラスの装置が置かれている机の下を、そっと覗いて見てみた。
するとその机の裏には……
「ん? なんだあれ?? ……手帳???」
大きな机の裏側の中心に、小さな手帳が、粘着テープのような物で固定されているではないか。
俺は小さな体を活かして、ゴソゴソと机の下に潜り、手帳を固定しているテープをぺりぺりと剥がす。
そこに貼り付けられてからとても長い年月が経っているのだろうそのテープは、パリパリと音をたてながら、容易にチリヂリに破れてしまった。
手の中に残ったのは、古びた青い手帳。
表紙も裏も、ところどころ色が剥げていて、かなり古い物に違いない。
そしてその手帳の表紙の隅には、消えそうなほどに薄い文字で、《T.P.C》と小さく書かれていた。
アーレイク・ピタラスの弟子であったニベルーは、この湖畔の隠れ家で、禁忌とされるホムンクルスを作り出した!?
しかも、そのホムンクルスを作る為には、イリアステルとかいう魂を結晶化した物質が必要で、それは悪魔の手を借りないと作れない!??
つまりは……、魔導師であり錬金術師でもあったニベルー・パラ・ケルーススは……、悪者だったってことぉおぉぉっ!?!?
そして今現在……、ノリリア達は、北にあるフラスコの国にいるわけで……
その国がどんな国なのかは全く分からないけれど、そこの住人であるハイエルフはホムンクルスである可能性が非常に高いわけで……
「大ピンチじゃないかそれっ!? 早くノリリア達に知らせないとぉっ!??」
事の重大さをようやく理解した俺は顔面蒼白し、両手で頭を抱える。
「落ち着けモッモ。とりあえず今、ノリリア達には連絡が取れねぇ……。だけど、事は一刻を争う」
「でしょっ!? ならもっと焦らないとっ!!!」
嫌に落ち着き払って腕組みをしているカービィに対し、俺はアワアワと小屋の中を歩き回る。
その行動には勿論意味なんてないが、ジッとして居られないのである。
「焦っても仕方ねぇさ。おいら達は、おいら達に出来る事をしねぇとな。とりあえず……、これだけじゃ情報が不十分だ。もうちょい部屋の中を探そう」
「御意」
そう言ってカービィとカサチョは、呑気に部屋の中を漁り始めた。
だぁあぁぁっ!?
そんな事している場合なのぉおっ!??
今すぐフラスコの国へ行って、ノリリア達を助けないとぉおっ!?!?
どうしようもない焦燥感に駆られて、頭の中がグッチャグチャになる俺。
すると、小屋の外から、明らかに慌てた様子のマシコットが戻ってきた。
「カービィさん! やはりカービィさんの私見が当たってました!! アイビー達に連絡をとって、ニヴァの町の自警団に確認したところ、数年前にこの森で行方不明になったのは、ハイエルフの男性狩猟師だったそうです!!!」
マシコットの言葉に、カービィは小さく「やっぱりな……」と呟いた。
何っ!? 何がっ!??
「つまりこうだな。魂を抜かれた野鼠を引き連れたホムンクルス達は、森に単独で入ってくる狩猟師達を狙い、襲って国へと連れて帰り、そして……。仲間を増やす為の道具にしているんだ」
「どどっ!? 道具ぅ~っ!?? どどどっ、どういう事なのぉおっ!???」
「さっき言ったろ? ホムンクルスの体は男の精液と血液から作り出されるって……。ニベルーも最初はきっと、自分の体を使ってホムンクルスを作ったはずだ。だけど、どう考えたって、もうニベルーは生きてねぇ。なのにこの島には、まだホムンクルスが存在している……。つまりそれは、誰かが何かの目的で、ホムンクルスを作り続けているって事さ。その材料になっているのが、森で行方不明になった狩猟師達ってわけだ」
「うぇえっ!? 行方不明の狩猟師達が、ホムンクルスの材料にぃいぃっ!?? ……で、でもさカービィ、さっきホムンクルスは不死だって言ってなかった?? ニベルーが作った奴らが、まだ生きてるって事はないの???」
「それはあり得ねぇな。確かにさっき、おいらは、ホムンクルスは不死だって言ったけど、それは戦闘における話であって寿命の話じゃねぇんだ。つまり、ホムンクルスは痛みを感じないし、致命傷を負ったって死なねぇし、それこそゾンビ兵みたいに、敵がいれば何処までも何時までも襲ってくるんだけど……、ある程度の時間が経てば、腐敗と言う名の死を迎える。奴等の肉体は不完全なんだ、だから痛みも感じない。けれど、それと同時に傷みやすい。おいらの知る限りでは、確か、ボン・バストスの乱で捕らえられたホムンクルスの中で最も長く生きた個体は、十二年だったはずだ。それ以降は肉体の腐敗が進み、自然死したという記録が残っていたはず……。だから、五百年も前に作られたホムンクルスが、未だに生きてるって事はまずねぇんだ。という事は、今なお誰かが、新しいホムンクルスを作り続けている、って事になるんだよ」
にょおぉぉ~~~んっ!?
腐敗っ!?? 肉体の腐敗っ!???
なんかもう……、何から何までグロテスクな生き物だな、ホムンクルスよ……
しかし、誰がそんな事を?
いったい、何の為に??
「アイビーの話によると、ここ二十年ほどの間に、この森で行方不明になった狩猟師は全部で十四人だそうですが……。それまでも、ニヴァの町の者が単独で森へと入り、行方が分からなくなっている事件が度々あったそうです。ただ、ニヴァの町では、この森がケンタウロスの縄張りである事は周知の事実だそうで……。行方不明になった者達はケンタウロスに襲われたのだと、全てそれで片付けていたそうです」
マシコットはそう言って、小さく溜息をついた。
「だとすると、五百年前から現在に至るまで、ほぼ継続して、ホムンクルスが生み出されてきた可能性が高いな。となると、相手の数はかなり多いはず。やっぱり、何か策を考えねぇと……。マシコット、おまいも手伝ってくれ」
「はい、勿論です!」
難しい顔つきのまま、ガサガサと書物の山を漁り始めるカービィとマシコット。
「策をって……、そんな悠長な事言っている場合っ!? すぐにでもフラスコの国へ向かうべきだよっ!!?」
俺にしては、かなりまともな事を言ったように思ったのだが……
「それは余りに危険な行為でござるよ」
少し離れた場所で、書物を調べていたカサチョがそう言った。
「危険って……、どうしてさ!?」
「先ほどカビやんが申しておったろ? ホムンクルスは痛みを感じぬ、故に戦闘における奴等の死はないも同然。悪戯にこちらが攻め込んだとて、あちらの数が多ければ返り討ちにあうのみでござる」
はっ!? そうなるのかっ!??
「で、でも……、じゃあ、どうやって倒すのっ!? どうやって、ノリリア達を助けるのっ!??」
必死の形相で問い掛ける俺に対し、カービィは手に持っていた書物から目を離して、ふ~っと大きく息を吐き、その大きな両の瞳で俺を真っ直ぐに見つめた。
「落ち着けモッモ。今、その方法を探してんだ。二ベルーは間違いなくここでホムンクルスを作っていた。製造工程が詳しく分かれば、奴らの弱点も見つかるはずなんだ。おいらだって……、早くみんなを助けに行ってやりたい。けど、その為には、ホムンクルスを倒す術がないと意味ないんだ。言っている事、わかるよな?」
カービィに静かに問われて、俺は口をギュッと閉じた。
カービィの目は、いつになく真剣で、真っすぐで……、それでいて、どこか怯えているようにも見えた。
いつでも自信満々で、常におチャラけているカービィが、怖がっているのだ。
ホムンクルスはそれほどまでに、恐ろしい相手だという事なのか……?
部屋の中には、大量の書物が無造作に置かれている。
この中から、俺達が必要な情報を得る為には、いったいどれだけの時間が必要なんだろう?
……なんにせよ、何もできない無力な俺が、こんなところで一人騒いでいても、どうしようもない。
一所懸命に部屋の中を調べて回る三人を前に、俺は一人、何も出来ずに立ち尽くしていた。
すると、そんな俺の耳に、奇妙な声が聞こえてきた。
『ねぇ~ん、僕ちんの声ぇ~、聞こえるぅ~?』
……ん? なんだ?? 気持ち悪い声だな。
『えぇ~、酷いなぁ~、気持ち悪いだなんてぇ~。せっかく、二ベルーの秘密をぉ、教えてあげようかと思ったのにぃ~』
二ベルーの、秘密?
『その~、大きな机の下に潜ってぇ~、机の裏を見てごらん~?』
俺は、頭の中に聞こえてきたとっても気持ち悪い声に従って、ガラスの装置が置かれている机の下を、そっと覗いて見てみた。
するとその机の裏には……
「ん? なんだあれ?? ……手帳???」
大きな机の裏側の中心に、小さな手帳が、粘着テープのような物で固定されているではないか。
俺は小さな体を活かして、ゴソゴソと机の下に潜り、手帳を固定しているテープをぺりぺりと剥がす。
そこに貼り付けられてからとても長い年月が経っているのだろうそのテープは、パリパリと音をたてながら、容易にチリヂリに破れてしまった。
手の中に残ったのは、古びた青い手帳。
表紙も裏も、ところどころ色が剥げていて、かなり古い物に違いない。
そしてその手帳の表紙の隅には、消えそうなほどに薄い文字で、《T.P.C》と小さく書かれていた。
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