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・・・『始動』・・・
・・エドナ・ラティス・・2・・
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「・・女子野球でのポジションは、どこだった・・?・・」
「・・ピッチャーとサードでした・・ピッチャーでの登板は、あんまり無かったですね・・変化球のコントロールが上手くなかったので・・」
「・・あんまり変化球に頼らなくても、コーナーを突くコントロールに緩急を混ぜれば、結構打ち取れると思うけどね・・?・・」
「・・それでも上手い人には打たれますよ・・」
「・・バレエとかダンスはやらなかったの・・?・・」
「・・小さい頃にやってましたが、辞めました・・性に合わなかったんですね・・」
「・・エドナは体幹が良くて足腰が安定しているから、何をやってもフォームが綺麗だよ・・スポーツ万能だな・・?・・」
「・・そんな事全然無いですよ・・エマの方がずっとすごいですよ・・脚も速いし反応も素早いし、私よりちょっと身体が小さいですけど、体重移動のタイミングが的確なのと、その移動を素早く行えるので、どんなボールを投げても打っても球威は私より強いです・・変化球のコントロールも良くて、よくキレてました・・エマに勝てるのは、射撃とゴルフくらいですね・・他の球技でもスポーツでも、エマに勝てた事はありません・・格闘技でもフィオナには勝てないです・・」
「・・まあ、上には上がいるからな・・さてと・・次は何をやる・・?・・」
「・・バスケでシュートの打ち合いをしてから、ビームライフル射撃場に入って・・それで上がりましょう・・?・・」
「・・OK・・ラストスパートだな・!・」
・・ドリブルからのシュートの打ち合いを25分続けたが、かなりバテた・・私のシュートは7割阻止されたが、エドナのシュートは4割程しか阻止出来なかった・・息がかなりアガったので暫時休憩を取る・・落ち着いて呼吸を整えてから・・ビームライフル射撃場に入る・・やはり射撃競技はエドナの独壇場だ・・10ゲーム続けたが、私はアベレージで84P・・最高点でも94Pだったのに対して、エドナはアベレージで97P・・最高点で99Pを叩き出した・・満足気な表情でライフルを降ろした彼女を、美しいと思った・・。
・・心地好い疲れを感じながら、シャワールームに入る・・珍しいと思ったが、ここのシャワールームは入っている人の顔が観える・・顔から下は絶対に観えない・・気恥ずかしさはあったが他に入っている人もいなかったので、お互いに相手の顔を観ながらシャワーを浴びた・・気持ち良さ気に浴びながら身体を洗うエドナの顔を観て、健康的な艶めかしさを感じた・・。
・・あがって元の服を着込み、取り敢えず休憩室でコーヒーを飲みながら一服点ける・・エドナもコーヒーを頼んだ・・身体を動かした後の一服はかなり効く・・心地好い満足感・安堵感に包まれる・・。
「・・アドルさん・・今日は連れて来て下さって、ありがとうございました・・思い切り身体を動かせてスッキリしました・・ちょっと・・ムシャクシャしていたものですから・・」
「・・うん・・どうしてムシャクシャしていたのかは訊かないけど、スッキリして貰って好かったよ・・今度、瞑想を教えるよ・・ストレスコントロールには瞑想が1番だから・・」
「・・ありがとうございます・・お待ちしています・・」
「・・それにしても、結構疲れたな・・今夜はよく眠れそうだ・・じゃ、ちょっと食べて帰ろうか・・?・・」
・・そして、施設内のレストランに入り、ミネストローネ・パスタを頼んだ・・飲み物は特に頼まずに、食べながらウィリアム・アーネットが作った料理の素晴らしさについて語り合う・・食べ終わってからもう一杯コーヒーを頼み、一服しながら飲む・・。
「・・開幕したら、どこかの平日の夜に、また来ようか・?・今度はもっと違うスポーツを試してみよう・・?・・」
「・・はい・・お誘い、お待ちしています・・」
「・・じゃあ、帰ろうか・・?・・」
「・・はい・・」
・・それから25分後に、私達はリサが住む巨大タワーマンションの地下3階駐車スペースに戻っていた・・。
・・降りると2人とも後部座席に乗り、ウィンドウのスモークレベルを9まで上げて抱き合う・・体勢を様々に、上下にも入れ換えながら深いキスを交わし合う・・それを15分も続けて、漸く離れた・・。
・・エドナが驚いたように口に右手を当てている・・私の唇も痙攣している・・。
「・・初めてだった・・?・・気持ちを込めて長いキスをすると、よくあるよ・・ちょっと激しかったな・・?・・」
「・・大丈夫です・・初めてだったので、ちょっと驚きました・・アドルさん・・今日は色々と、本当にありがとうございました・・私も今夜はぐっすりと眠れそうです・・」
「・・そう・・それは良かった・・明日も色々と忙しいから、寝坊しないでな・・?・・」
「・・アドルさん・・女優は朝に強いんですよ・・忘れました・・?・・」
「・・ああ、そうだったね・・ごめんごめん・・要らない心配だったな・・じゃあ、エドナ・・おやすみ・・」
「・・おやすみなさい、アドルさん・・気を付けて帰って下さい・・」
「・・分かった、ありがとう・・君もな・・?・・」
「・・はい・・」
・・そう応えると、エドナはドアを開けて降りる・・降りて運転席に廻り込もうとするする私に小さく手を振って、彼女は自分の車に乗り込むとモーターを起動させてスムーズに発車し、出て行った・・。
・・そのテールランプを見送ってから、新車と旧車のモーターを起動させ、ナビゲーションアレイを同期させると自動追尾システムをセットアップして、ゆっくりと新車をスタートさせた・・。
「・・ピッチャーとサードでした・・ピッチャーでの登板は、あんまり無かったですね・・変化球のコントロールが上手くなかったので・・」
「・・あんまり変化球に頼らなくても、コーナーを突くコントロールに緩急を混ぜれば、結構打ち取れると思うけどね・・?・・」
「・・それでも上手い人には打たれますよ・・」
「・・バレエとかダンスはやらなかったの・・?・・」
「・・小さい頃にやってましたが、辞めました・・性に合わなかったんですね・・」
「・・エドナは体幹が良くて足腰が安定しているから、何をやってもフォームが綺麗だよ・・スポーツ万能だな・・?・・」
「・・そんな事全然無いですよ・・エマの方がずっとすごいですよ・・脚も速いし反応も素早いし、私よりちょっと身体が小さいですけど、体重移動のタイミングが的確なのと、その移動を素早く行えるので、どんなボールを投げても打っても球威は私より強いです・・変化球のコントロールも良くて、よくキレてました・・エマに勝てるのは、射撃とゴルフくらいですね・・他の球技でもスポーツでも、エマに勝てた事はありません・・格闘技でもフィオナには勝てないです・・」
「・・まあ、上には上がいるからな・・さてと・・次は何をやる・・?・・」
「・・バスケでシュートの打ち合いをしてから、ビームライフル射撃場に入って・・それで上がりましょう・・?・・」
「・・OK・・ラストスパートだな・!・」
・・ドリブルからのシュートの打ち合いを25分続けたが、かなりバテた・・私のシュートは7割阻止されたが、エドナのシュートは4割程しか阻止出来なかった・・息がかなりアガったので暫時休憩を取る・・落ち着いて呼吸を整えてから・・ビームライフル射撃場に入る・・やはり射撃競技はエドナの独壇場だ・・10ゲーム続けたが、私はアベレージで84P・・最高点でも94Pだったのに対して、エドナはアベレージで97P・・最高点で99Pを叩き出した・・満足気な表情でライフルを降ろした彼女を、美しいと思った・・。
・・心地好い疲れを感じながら、シャワールームに入る・・珍しいと思ったが、ここのシャワールームは入っている人の顔が観える・・顔から下は絶対に観えない・・気恥ずかしさはあったが他に入っている人もいなかったので、お互いに相手の顔を観ながらシャワーを浴びた・・気持ち良さ気に浴びながら身体を洗うエドナの顔を観て、健康的な艶めかしさを感じた・・。
・・あがって元の服を着込み、取り敢えず休憩室でコーヒーを飲みながら一服点ける・・エドナもコーヒーを頼んだ・・身体を動かした後の一服はかなり効く・・心地好い満足感・安堵感に包まれる・・。
「・・アドルさん・・今日は連れて来て下さって、ありがとうございました・・思い切り身体を動かせてスッキリしました・・ちょっと・・ムシャクシャしていたものですから・・」
「・・うん・・どうしてムシャクシャしていたのかは訊かないけど、スッキリして貰って好かったよ・・今度、瞑想を教えるよ・・ストレスコントロールには瞑想が1番だから・・」
「・・ありがとうございます・・お待ちしています・・」
「・・それにしても、結構疲れたな・・今夜はよく眠れそうだ・・じゃ、ちょっと食べて帰ろうか・・?・・」
・・そして、施設内のレストランに入り、ミネストローネ・パスタを頼んだ・・飲み物は特に頼まずに、食べながらウィリアム・アーネットが作った料理の素晴らしさについて語り合う・・食べ終わってからもう一杯コーヒーを頼み、一服しながら飲む・・。
「・・開幕したら、どこかの平日の夜に、また来ようか・?・今度はもっと違うスポーツを試してみよう・・?・・」
「・・はい・・お誘い、お待ちしています・・」
「・・じゃあ、帰ろうか・・?・・」
「・・はい・・」
・・それから25分後に、私達はリサが住む巨大タワーマンションの地下3階駐車スペースに戻っていた・・。
・・降りると2人とも後部座席に乗り、ウィンドウのスモークレベルを9まで上げて抱き合う・・体勢を様々に、上下にも入れ換えながら深いキスを交わし合う・・それを15分も続けて、漸く離れた・・。
・・エドナが驚いたように口に右手を当てている・・私の唇も痙攣している・・。
「・・初めてだった・・?・・気持ちを込めて長いキスをすると、よくあるよ・・ちょっと激しかったな・・?・・」
「・・大丈夫です・・初めてだったので、ちょっと驚きました・・アドルさん・・今日は色々と、本当にありがとうございました・・私も今夜はぐっすりと眠れそうです・・」
「・・そう・・それは良かった・・明日も色々と忙しいから、寝坊しないでな・・?・・」
「・・アドルさん・・女優は朝に強いんですよ・・忘れました・・?・・」
「・・ああ、そうだったね・・ごめんごめん・・要らない心配だったな・・じゃあ、エドナ・・おやすみ・・」
「・・おやすみなさい、アドルさん・・気を付けて帰って下さい・・」
「・・分かった、ありがとう・・君もな・・?・・」
「・・はい・・」
・・そう応えると、エドナはドアを開けて降りる・・降りて運転席に廻り込もうとするする私に小さく手を振って、彼女は自分の車に乗り込むとモーターを起動させてスムーズに発車し、出て行った・・。
・・そのテールランプを見送ってから、新車と旧車のモーターを起動させ、ナビゲーションアレイを同期させると自動追尾システムをセットアップして、ゆっくりと新車をスタートさせた・・。
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