シトゥルスヌーの機関車

街中で耳に飛び込んで来た「シトゥルスヌーの機関車」という言葉にオレは惹かれた。一体どんな機関車なのだろう。

そもそも、現代の世の中に機関車なんてそう走っていないじゃないか。


何処に行けばそれを見れるんだろう。



オレは探し求めた。







この作品は、ある日、夢の中で海の上を走る蒸気機関車を見掛けた事から着想を得たホラー短編小説です。
現実でも恐怖を覚え、目覚めた時にはその機関車の事で頭がいっぱいになりました。
作中に出て来る「オレ」と同じ感情が目まぐるしく錯綜し、こういう形で発表させて頂きました。

感想、お待ちしております。

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