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二章 旅立ち
ランローズの街
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ギャロル村を出発してから数日経った頃、わたし達はランローズという街へと辿り着いた。
大きな街だと言っていた通り、老若男女問わず様々な種族の人々、そして冒険者なのか鎧を着込んだ人たちの姿が多数見える。
街並みはと言うと、白を基調とした大小さまざまな建物が立ち並んでいた。
「久しぶりの街ね。どうせならどこかメシ屋で食事でもしたいわね」
「そうだね、どこがいいかな?」
「あ、エミリー、ユーリ。食事を済ませたあとでいいから、わたし靴を買いたいんだけどいいかな……?」
わたしはそう言い、二人にボロボロになった学校指定の革靴を見せる。
この靴はこの世界に来てからずっと履いていたためかなりボロボロとなってしまっていた。
「結構消耗が酷いわね。この靴でこの先を旅するのは危険ね」
「その時は僕も一緒について行ってあげるよ」
「ありがとう、ユーリ」
ユーリと一緒に街を歩ける、そう思うと不思議と心が弾む。
「サナ、口元がにやけてるわ」
「えっ!?」
慌てて口元を隠すわたしを見て、エミリーは不敵な笑みを浮かべた。
ユーリと一緒にいられるのが嬉しくて無意識のうちにニヤけていたみたい……。
「はいはい、ごちそうさま。ならその間あたしは宿を探しておくわ」
「うん、分かったよ」
適当な店で食事を済ませた後、わたしとユーリはわたしの靴を買いに、エミリーは宿探しへと向かった。
ーエミリーー
「さて、あの二人はどんな感じで街を歩くのかしらね……」
サナ達と別れたあたしは、宿屋を探すフリをして付かず離れずの距離を保ちつつ二人の後を付けることにした。
弟の恋愛に興味がないといえば嘘になる。
関係が進みそうで一向に進まない二人がどんな感じでデートするのか、とても気になる。
もっとも、そもそもこれをデート思っているのかどうか甚だ怪しいという説もある訳だが……。
「まあ、ぶっちゃけ傍観者としては面白ければなんでもいいのよ」
あたしは誰に言うわけでもなくコソコソと二人の後をつける。
この街には以前来たことがあるため宿屋の場所はだいたい分かる。
宿屋を探すのはこのデートの結末をみてからでも遅くはない。
「それにしてもあの二人……、手すら繋がないわね……」
二人の間には一メートルと少しの距離が空いている。
「たく、ユーリったら手ぐらい握りなさいよ……!相変わらず奥手なんでから……!」
二人の後をつけていると、サナは一軒の店を指さすと、ユーリと共に一軒の店へと入っていった。
あたしもそ~っと近づいてみると、ここは靴屋ではなく雑貨屋だった。
何か雑貨でも買うのかしらね……。
あたしも雑貨屋へとバレないように入ると、二人の会話に聞き耳を立ててみた。
「あ、これ可愛い~!ユーリもそう思わない?」
サナは商品棚にあった猫がモチーフのキーホルダーを右手で取ると、目を輝かせていた。
「え……?あ……ああ、そうだね……」
「あ!こっちも可愛い!ねえ、ユーリはどっちがいいと思う?」
すると、今度は別の物を見つけたのか、左手に犬がモチーフのキーホルダーを持っている。
「え……っ!?え……、えぇ~っと……」
ユーリはサナの問に、両方を見比べながらどちらがいいか決めかねている様子だった。
(もう……!ユーリそこはハッキリと決めなさいよ……!ほんとヘタレね、あいつは……)
ユーリがあんなんだからたぶん二人の関係が一向に進まないのだと思う。
「もう……!ユーリ、はっきりとしてよ……っ!もういい、次行くよ……!」
「え……?ああ……!待ってよサナ……っ!?」
優柔不断なユーリに腹が立ったのか、サナはキーホルダーを棚へと戻すと雑貨屋を出ていったため、ユーリは慌てて後を追っていく。
あれじゃあサナが怒って当然よね……。
(さて、次はどこに行くのかしらね)
あたしも雑貨屋を出ると引き続き二人の後を付けていく。
雑貨屋を後にした二人は今度はアクセサリーショップに足を止めていた。
あたしもこっそりと物陰から二人の様子を伺う。
「あ!見てユーリ!この髪留め可愛いと思わないっ!?」
サナは小さなハートの形をした髪留めを手に取ると試しに自分の髪へと付けてみる。
(さあユーリ!そこで『可愛いね』とか『似合ってるね』って褒めるのよっ!)
「ねえ、ユーリこれ似合う?」
「う、うん……そうだね、いいんじゃないかな」
「なによ、ハッキリしないわね……」
ハッキリしないユーリの返事にサナは少し不機嫌そうな顔をしている。
あちゃ~……。
なんであの子ちゃんと褒めてあげれないのよ……。
「あ!こっちにはブレスレットやリングネックレス!素敵~、いつかわたしもこう言うのが似合う女性になりたいなぁ~」
サナが手にしたブレスレットやリングネックレスは派手さこそないけど、シンプルながらもオシャレなアクセサリーだった。
ユーリ、今回こそ名誉を挽回するのよ……!
しかし、いつまで経ってもユーリの返事がない。
どうしたのかしら……?
あたしは不思議に思いながらユーリの方へと目をやると、なんとユーリは他の女性客へと視線を向けていた!
「ちょっと、ユーリ……っ!?」
ユーリの様子にサナの不機嫌度がさらに上がっているのが手に取るように分かる……。
ユーリ……、無いわ……。
さすがにそれは無いわ……。
もしあたしが男から同じような事をされたら絶対にぶん殴っている!
「え……?あ、ゴメン……!サナなんだっけ……?」
「ああそうですかっ!もういいっ!どうせわたしといても楽しくないんでしょっ!!」
サナは商品を戻すと肩を怒らせてアクセサリーショップを出ていった。
「あ~あ……、あの子とうとうサナを怒らせちゃったわね……」
「あ……!サナ待ってよ……!」
「もういい!付いてこないでっ!!」
二人の関係が進むことを期待していたけど……、とんだ事になったわね……。
あたしはポリポリと頭を掻きながら二人が去った方を見つめる。
仕方ない、ここはあたしが一肌脱いでユーリをフォローしてやるとしますか……。
あたしは二人の後に付いていこうとすると急に誰かに肩を掴まれた!
「ちょっと誰よ!」
「よ!久しぶりだなエミリー!どうだ?一杯やっていかねえか?」
そこにいたのはルースという年齢にして五百歳くらいの昔馴染みのエルフの男だった。
彼は爽やかな笑顔を浮かべながらすぐ近くにある酒場へと親指を向ける。
「ちょっと……!何よルース!今あたし急いでるんだけど……っ!」
「まあ良いじゃねえか。ここであったのも何かの縁だ。楽しく飲もうぜ!」
「ちょっと……!離して……!離してってばっ!!」
あたしは必死に抵抗をするも、それも虚しくルースによって酒場へと引きずり込まれたのだった……。
大きな街だと言っていた通り、老若男女問わず様々な種族の人々、そして冒険者なのか鎧を着込んだ人たちの姿が多数見える。
街並みはと言うと、白を基調とした大小さまざまな建物が立ち並んでいた。
「久しぶりの街ね。どうせならどこかメシ屋で食事でもしたいわね」
「そうだね、どこがいいかな?」
「あ、エミリー、ユーリ。食事を済ませたあとでいいから、わたし靴を買いたいんだけどいいかな……?」
わたしはそう言い、二人にボロボロになった学校指定の革靴を見せる。
この靴はこの世界に来てからずっと履いていたためかなりボロボロとなってしまっていた。
「結構消耗が酷いわね。この靴でこの先を旅するのは危険ね」
「その時は僕も一緒について行ってあげるよ」
「ありがとう、ユーリ」
ユーリと一緒に街を歩ける、そう思うと不思議と心が弾む。
「サナ、口元がにやけてるわ」
「えっ!?」
慌てて口元を隠すわたしを見て、エミリーは不敵な笑みを浮かべた。
ユーリと一緒にいられるのが嬉しくて無意識のうちにニヤけていたみたい……。
「はいはい、ごちそうさま。ならその間あたしは宿を探しておくわ」
「うん、分かったよ」
適当な店で食事を済ませた後、わたしとユーリはわたしの靴を買いに、エミリーは宿探しへと向かった。
ーエミリーー
「さて、あの二人はどんな感じで街を歩くのかしらね……」
サナ達と別れたあたしは、宿屋を探すフリをして付かず離れずの距離を保ちつつ二人の後を付けることにした。
弟の恋愛に興味がないといえば嘘になる。
関係が進みそうで一向に進まない二人がどんな感じでデートするのか、とても気になる。
もっとも、そもそもこれをデート思っているのかどうか甚だ怪しいという説もある訳だが……。
「まあ、ぶっちゃけ傍観者としては面白ければなんでもいいのよ」
あたしは誰に言うわけでもなくコソコソと二人の後をつける。
この街には以前来たことがあるため宿屋の場所はだいたい分かる。
宿屋を探すのはこのデートの結末をみてからでも遅くはない。
「それにしてもあの二人……、手すら繋がないわね……」
二人の間には一メートルと少しの距離が空いている。
「たく、ユーリったら手ぐらい握りなさいよ……!相変わらず奥手なんでから……!」
二人の後をつけていると、サナは一軒の店を指さすと、ユーリと共に一軒の店へと入っていった。
あたしもそ~っと近づいてみると、ここは靴屋ではなく雑貨屋だった。
何か雑貨でも買うのかしらね……。
あたしも雑貨屋へとバレないように入ると、二人の会話に聞き耳を立ててみた。
「あ、これ可愛い~!ユーリもそう思わない?」
サナは商品棚にあった猫がモチーフのキーホルダーを右手で取ると、目を輝かせていた。
「え……?あ……ああ、そうだね……」
「あ!こっちも可愛い!ねえ、ユーリはどっちがいいと思う?」
すると、今度は別の物を見つけたのか、左手に犬がモチーフのキーホルダーを持っている。
「え……っ!?え……、えぇ~っと……」
ユーリはサナの問に、両方を見比べながらどちらがいいか決めかねている様子だった。
(もう……!ユーリそこはハッキリと決めなさいよ……!ほんとヘタレね、あいつは……)
ユーリがあんなんだからたぶん二人の関係が一向に進まないのだと思う。
「もう……!ユーリ、はっきりとしてよ……っ!もういい、次行くよ……!」
「え……?ああ……!待ってよサナ……っ!?」
優柔不断なユーリに腹が立ったのか、サナはキーホルダーを棚へと戻すと雑貨屋を出ていったため、ユーリは慌てて後を追っていく。
あれじゃあサナが怒って当然よね……。
(さて、次はどこに行くのかしらね)
あたしも雑貨屋を出ると引き続き二人の後を付けていく。
雑貨屋を後にした二人は今度はアクセサリーショップに足を止めていた。
あたしもこっそりと物陰から二人の様子を伺う。
「あ!見てユーリ!この髪留め可愛いと思わないっ!?」
サナは小さなハートの形をした髪留めを手に取ると試しに自分の髪へと付けてみる。
(さあユーリ!そこで『可愛いね』とか『似合ってるね』って褒めるのよっ!)
「ねえ、ユーリこれ似合う?」
「う、うん……そうだね、いいんじゃないかな」
「なによ、ハッキリしないわね……」
ハッキリしないユーリの返事にサナは少し不機嫌そうな顔をしている。
あちゃ~……。
なんであの子ちゃんと褒めてあげれないのよ……。
「あ!こっちにはブレスレットやリングネックレス!素敵~、いつかわたしもこう言うのが似合う女性になりたいなぁ~」
サナが手にしたブレスレットやリングネックレスは派手さこそないけど、シンプルながらもオシャレなアクセサリーだった。
ユーリ、今回こそ名誉を挽回するのよ……!
しかし、いつまで経ってもユーリの返事がない。
どうしたのかしら……?
あたしは不思議に思いながらユーリの方へと目をやると、なんとユーリは他の女性客へと視線を向けていた!
「ちょっと、ユーリ……っ!?」
ユーリの様子にサナの不機嫌度がさらに上がっているのが手に取るように分かる……。
ユーリ……、無いわ……。
さすがにそれは無いわ……。
もしあたしが男から同じような事をされたら絶対にぶん殴っている!
「え……?あ、ゴメン……!サナなんだっけ……?」
「ああそうですかっ!もういいっ!どうせわたしといても楽しくないんでしょっ!!」
サナは商品を戻すと肩を怒らせてアクセサリーショップを出ていった。
「あ~あ……、あの子とうとうサナを怒らせちゃったわね……」
「あ……!サナ待ってよ……!」
「もういい!付いてこないでっ!!」
二人の関係が進むことを期待していたけど……、とんだ事になったわね……。
あたしはポリポリと頭を掻きながら二人が去った方を見つめる。
仕方ない、ここはあたしが一肌脱いでユーリをフォローしてやるとしますか……。
あたしは二人の後に付いていこうとすると急に誰かに肩を掴まれた!
「ちょっと誰よ!」
「よ!久しぶりだなエミリー!どうだ?一杯やっていかねえか?」
そこにいたのはルースという年齢にして五百歳くらいの昔馴染みのエルフの男だった。
彼は爽やかな笑顔を浮かべながらすぐ近くにある酒場へと親指を向ける。
「ちょっと……!何よルース!今あたし急いでるんだけど……っ!」
「まあ良いじゃねえか。ここであったのも何かの縁だ。楽しく飲もうぜ!」
「ちょっと……!離して……!離してってばっ!!」
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