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神界転生
新婚旅行〜恋する皇太子
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瑶池の水面(みなも)は、晩秋でも睡蓮や、蓮の花が咲き誇り東華帝君の住まう碧海のそれに勝るとも劣らない景色が延々と続き、大勢の神々が毎日訪れる崑崙山が高く鋭く聳え立つ。
緩やかに揺れる水面に映る星明かりに視線を落として憂いを纏う玉兎が密やかに佇んでいる。
側近くに寄り添い何やら説得しているのは、天界の次期帝‥四太子殿下 名を 雲輝(ユンフゥェイ)と言う。
『玉兎が拒む理由が私には解らぬ‥様々な障害があるが二人なら必ず乗り越えられる。蒼霊殿下も仰っていたではないか!』
『‥‥そうは申しましても‥私の仕事の代わりもおりませぬ、金母娘娘のお仕事を放り投げる事が私にできましょうや? それに娘娘は嫦娥様のお世話も私に命じられております。』
『では 其方は一生嫁ぎもせずに お曽祖母様に召し使えると言うのか?』
『雲輝殿下‥娘娘のご了解が無いと、私‥貴方様にお応えすることができないのです‥』
玉兎は薄っすらと眼に溜まった涙を袖で拭った。
『すまぬ‥‥其方を困らせるつもりは無かった。けれども、私はどうしても其方を諦める事ができないのだ‥何度も諦めようと母上が勧める女子に会ったが‥ダメなのだよ。私の心は其方で満ち溢れているのだ‥玉兎‥』
四太子殿下は思わず玉兎の背後から華奢な彼女を抱きしめた。
‥殿下‥
瑶池の花々は愛し合う男女を寿ぐように一層艶やかに咲き競い妖精達が周りを飛び交っている事も二人が気づく事は無かった。
『蒼霊殿下‥それは すなわち、私を脅かしておられるのか?』
司命星君の分をわきまえない言葉に北斗星君が叱責した。
『司命! 其方は誰に向かってそのような無礼な言葉を吐けるのだっ、元を正せばお前のあらぬ嫉妬から起こした問題であろうがっ! しかも後始末まで殿下がなされているのだ‥もし私心で人間の死を左右したことが北極大帝に知られてしまえば、我らは一瞬で消されてしまう‥やもしれぬ‥‥あー‥考えただけでも身の毛がよ立つわ!
どちらを取るのだ! 四太子殿下に劫をお受けいただき玉兎と二人人間界で契らせるのか、このまま大帝に謝罪の告白をするのか!さぁ 決めよ!』
『‥そ、それは‥勿論‥私とて抹殺されたくありませぬ‥しかしながら四太子殿下は優秀であられ既に三万歳で上神となられた御方。劫など無いものと‥‥』
司命星君は苦し紛れに声を絞り出した。
『‥あるでは ありませぬか、色情の劫が』
蒼霊ときたら涼やかな流し目で司命星君を見た?
『げっ‥‥蒼霊殿下‥‥どこまでも抜け目の無い』
司命星君が舌を巻く程 蒼霊は抜け目無く先を見据えていた。
『猫神君も心強きご子息を得たものよ‥‥猫族はこの先も天界では安泰であるな‥』
北斗星君は蓄えた白髪の顎髭を撫ぜさすった。
『星君‥‥それは‥まだわかりませぬ‥‥』
蒼霊は猫族の将来に含みを持たせる言い方をした。
それについては 北斗星君も司命星君も 単なる謙遜と受け流したが‥‥‥
〻‥‥青牙‥南斗星君に上手く運んだと伝えよ、司命星君は今宵のうちに天宮に戻り 四太子殿下と玉兎の運命簿に加筆する。勿論天君には、遅々としてお后候補が決まらない原因が四太子殿下の色情劫のせいだと司命星君から説明して貰う手筈だ。‥〻
〻‥わかりました 兄上 西王母の方は南斗星君が何とか玉兎を休ませてやるように説得すると仰っていました。
この事 南斗星君に知らせまする。〻
南斗星君は相変わらず大勢の仙女に囲まれて御満悦な様子だった。
そこに水を差すように青牙が 星君の思考に入り蒼霊の企てが上首尾だった事を伝えた。
‥やれ‥では 金母娘娘の寝込みを、襲うとするか‥
蒼霊達が皇太子と玉兎の仲を取り持つ為に謀を駆使していた頃、
…
『玉兎‥お前は月に閉じ込められたも同然にお曽祖母様にこき使われて働き詰じゃないか、天宮で私の看病をしてくれた時も寝ずの看病だった。その礼と詫びも兼ねて 今宵はこの美しい星々を巡ってみないか?』
雲輝は玉兎を背後から抱きしめながら 優しく囁くようにデートに誘った。
『‥夜空の星を巡るのですか? どうやって夜空を飛ぶのですか?』
玉兎は夜空を見上げた。
『こうだよ‥』
‥えっ!
フワリと宙に舞い上がるとあれよと言う間もなく瑶池が小さな楕円の池である事がわかるほど空高く音もなく舞い上がっていた。
『殿下ぁ‥これは! いったい⁈』
その答えは簡単だった。
雲輝の元神は龍族。その中でも黒龍に次いで尊い白龍だった。
その白龍が玉兎を抱いたまま高速で夜空に舞い上がったのだった。
『殿下‥殿下だったのですね‥羽ばたきもなく空に舞い上がれるのは龍族しかおられませぬゆえ‥』
『さぁ。。。しっかり掴まって 』
二人は時を忘れて新月の夜空を遊覧した。
今宵 二人を邪魔する者はいない。。。。
天空に広がる真っ暗なキャンバスに宝石を散りばめたような無数の星々の中を白龍と化した天宮の皇子と月の兎が優雅に飛行しながら二人の気持ちはいつしか離れ難く お互いを深く愛している事に気がついていく‥
やがて二人は崑崙山の麓 蒼霊とイトが降り立った銀杏の大木に 同じく降り立つと、抱き合い 熱い口づけを交わした。
˚✧₊⁎⁺˳✧༚*・゜゚・*:.。..。.:*'・*:.。. .。.:*・゜゚・*˚✧₊⁎⁺˳✧༚
『誰だ‥そこに居るのは?』
『娘娘(にゃんにゃん)お休みを妨げましたな‥』
『‥‥その声、南斗星君か?』
西王母は侍女に上着を用意させ 寝台から上半身を起こした。
『‥お久しぶりでごさいます。‥かれこれ六万年ぶり‥』
『ほう‥もうそんなになるか?‥蟠桃の効き目が失せたのか?』
『とんでもない、姿をお見せしたいくらいに若さを保たさせて頂いておりまする‥』
『それは良かった。 私の方もお前のおかげで いまだに満足いく美貌を保てていますよ‥』
『あれから‥幼児は‥?』
『ええ、もう充分堪能させていただきましたよ‥私と契った人間の幼児は‥短命ですからねぇ‥千人は死なせましたか?』
『‥何人ご用意しましたか、もう忘れてしまいました。‥しかし西王母と交わりをもった男子は早死にでも来世は皆、徳をもって生まれ変わり全員幸せな一生を全うできますから‥そこは流石、娘娘の高貴な修為でございますな‥』
『オホホホホ‥それ程でもないが、‥では星君、急な来訪は何か頼み事か? 星君の頼みであれば、聴かぬわけにはいくまいよ‥』
『お察しがいい‥実は‥‥‥‥‥』
四太子殿下と玉兎の仲を取り持てるのは、天君の親とも祖先とも呼べる西王母、もしくは東王父をおいて他には存在しない。
東王父は世情には全く興味を示さず蒼霊墟に隠遁されていた。
『‥‥なんと、それはまことか?』
『金母娘娘には‥申し訳ないが、何とか月の勤めを誰か代わりになる者に‥交替させてやれないものか?』
『‥‥こればかりは‥うーん‥私が玉兎を差し向けたが原因だが‥天后は気性が激しいゆえ‥玉兎が苦労するは目に見えておる‥』
‥いや‥貴女様以上の激しいご気性の女神がこの天界にいましょうや?
『‥では、天后が認められれば、西王母様は御助力下さりますか?』
南斗星君の思惑が如何なものか図りしれずに西王母が
『まぁ‥‥可愛い曾孫が愛た女子が 蒼霊の様な何処の馬の骨かわからぬ貧女とは 月とスッポン。玉兎は頭も良くさりとて出しゃばらず、主人を立てて、義理堅い。女子としては上出来‥ただ一つ出生がな‥』
西王母は自分の仕事である不老長寿の妙薬を調剤する者が居なくなり、月に閉じ込めた嫦娥を見張る者も居なくなる事の方が天族の皇太子の后よりも大事な事だった。
『やれ‥はて‥さて‥ 困ったものよ‥』
嫦娥め、咲わ(わらわ)の面目を潰して己が欲から夫を見捨てた事、赦すことはできぬ…
玉兎をアレの侍女として見張らせてはみたが、まさか皇太子の目に叶うとはな… …
玉兎に代わる者を…なぁ…
緩やかに揺れる水面に映る星明かりに視線を落として憂いを纏う玉兎が密やかに佇んでいる。
側近くに寄り添い何やら説得しているのは、天界の次期帝‥四太子殿下 名を 雲輝(ユンフゥェイ)と言う。
『玉兎が拒む理由が私には解らぬ‥様々な障害があるが二人なら必ず乗り越えられる。蒼霊殿下も仰っていたではないか!』
『‥‥そうは申しましても‥私の仕事の代わりもおりませぬ、金母娘娘のお仕事を放り投げる事が私にできましょうや? それに娘娘は嫦娥様のお世話も私に命じられております。』
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『すまぬ‥‥其方を困らせるつもりは無かった。けれども、私はどうしても其方を諦める事ができないのだ‥何度も諦めようと母上が勧める女子に会ったが‥ダメなのだよ。私の心は其方で満ち溢れているのだ‥玉兎‥』
四太子殿下は思わず玉兎の背後から華奢な彼女を抱きしめた。
‥殿下‥
瑶池の花々は愛し合う男女を寿ぐように一層艶やかに咲き競い妖精達が周りを飛び交っている事も二人が気づく事は無かった。
『蒼霊殿下‥それは すなわち、私を脅かしておられるのか?』
司命星君の分をわきまえない言葉に北斗星君が叱責した。
『司命! 其方は誰に向かってそのような無礼な言葉を吐けるのだっ、元を正せばお前のあらぬ嫉妬から起こした問題であろうがっ! しかも後始末まで殿下がなされているのだ‥もし私心で人間の死を左右したことが北極大帝に知られてしまえば、我らは一瞬で消されてしまう‥やもしれぬ‥‥あー‥考えただけでも身の毛がよ立つわ!
どちらを取るのだ! 四太子殿下に劫をお受けいただき玉兎と二人人間界で契らせるのか、このまま大帝に謝罪の告白をするのか!さぁ 決めよ!』
『‥そ、それは‥勿論‥私とて抹殺されたくありませぬ‥しかしながら四太子殿下は優秀であられ既に三万歳で上神となられた御方。劫など無いものと‥‥』
司命星君は苦し紛れに声を絞り出した。
『‥あるでは ありませぬか、色情の劫が』
蒼霊ときたら涼やかな流し目で司命星君を見た?
『げっ‥‥蒼霊殿下‥‥どこまでも抜け目の無い』
司命星君が舌を巻く程 蒼霊は抜け目無く先を見据えていた。
『猫神君も心強きご子息を得たものよ‥‥猫族はこの先も天界では安泰であるな‥』
北斗星君は蓄えた白髪の顎髭を撫ぜさすった。
『星君‥‥それは‥まだわかりませぬ‥‥』
蒼霊は猫族の将来に含みを持たせる言い方をした。
それについては 北斗星君も司命星君も 単なる謙遜と受け流したが‥‥‥
〻‥‥青牙‥南斗星君に上手く運んだと伝えよ、司命星君は今宵のうちに天宮に戻り 四太子殿下と玉兎の運命簿に加筆する。勿論天君には、遅々としてお后候補が決まらない原因が四太子殿下の色情劫のせいだと司命星君から説明して貰う手筈だ。‥〻
〻‥わかりました 兄上 西王母の方は南斗星君が何とか玉兎を休ませてやるように説得すると仰っていました。
この事 南斗星君に知らせまする。〻
南斗星君は相変わらず大勢の仙女に囲まれて御満悦な様子だった。
そこに水を差すように青牙が 星君の思考に入り蒼霊の企てが上首尾だった事を伝えた。
‥やれ‥では 金母娘娘の寝込みを、襲うとするか‥
蒼霊達が皇太子と玉兎の仲を取り持つ為に謀を駆使していた頃、
…
『玉兎‥お前は月に閉じ込められたも同然にお曽祖母様にこき使われて働き詰じゃないか、天宮で私の看病をしてくれた時も寝ずの看病だった。その礼と詫びも兼ねて 今宵はこの美しい星々を巡ってみないか?』
雲輝は玉兎を背後から抱きしめながら 優しく囁くようにデートに誘った。
『‥夜空の星を巡るのですか? どうやって夜空を飛ぶのですか?』
玉兎は夜空を見上げた。
『こうだよ‥』
‥えっ!
フワリと宙に舞い上がるとあれよと言う間もなく瑶池が小さな楕円の池である事がわかるほど空高く音もなく舞い上がっていた。
『殿下ぁ‥これは! いったい⁈』
その答えは簡単だった。
雲輝の元神は龍族。その中でも黒龍に次いで尊い白龍だった。
その白龍が玉兎を抱いたまま高速で夜空に舞い上がったのだった。
『殿下‥殿下だったのですね‥羽ばたきもなく空に舞い上がれるのは龍族しかおられませぬゆえ‥』
『さぁ。。。しっかり掴まって 』
二人は時を忘れて新月の夜空を遊覧した。
今宵 二人を邪魔する者はいない。。。。
天空に広がる真っ暗なキャンバスに宝石を散りばめたような無数の星々の中を白龍と化した天宮の皇子と月の兎が優雅に飛行しながら二人の気持ちはいつしか離れ難く お互いを深く愛している事に気がついていく‥
やがて二人は崑崙山の麓 蒼霊とイトが降り立った銀杏の大木に 同じく降り立つと、抱き合い 熱い口づけを交わした。
˚✧₊⁎⁺˳✧༚*・゜゚・*:.。..。.:*'・*:.。. .。.:*・゜゚・*˚✧₊⁎⁺˳✧༚
『誰だ‥そこに居るのは?』
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『‥‥その声、南斗星君か?』
西王母は侍女に上着を用意させ 寝台から上半身を起こした。
『‥お久しぶりでごさいます。‥かれこれ六万年ぶり‥』
『ほう‥もうそんなになるか?‥蟠桃の効き目が失せたのか?』
『とんでもない、姿をお見せしたいくらいに若さを保たさせて頂いておりまする‥』
『それは良かった。 私の方もお前のおかげで いまだに満足いく美貌を保てていますよ‥』
『あれから‥幼児は‥?』
『ええ、もう充分堪能させていただきましたよ‥私と契った人間の幼児は‥短命ですからねぇ‥千人は死なせましたか?』
『‥何人ご用意しましたか、もう忘れてしまいました。‥しかし西王母と交わりをもった男子は早死にでも来世は皆、徳をもって生まれ変わり全員幸せな一生を全うできますから‥そこは流石、娘娘の高貴な修為でございますな‥』
『オホホホホ‥それ程でもないが、‥では星君、急な来訪は何か頼み事か? 星君の頼みであれば、聴かぬわけにはいくまいよ‥』
『お察しがいい‥実は‥‥‥‥‥』
四太子殿下と玉兎の仲を取り持てるのは、天君の親とも祖先とも呼べる西王母、もしくは東王父をおいて他には存在しない。
東王父は世情には全く興味を示さず蒼霊墟に隠遁されていた。
『‥‥なんと、それはまことか?』
『金母娘娘には‥申し訳ないが、何とか月の勤めを誰か代わりになる者に‥交替させてやれないものか?』
『‥‥こればかりは‥うーん‥私が玉兎を差し向けたが原因だが‥天后は気性が激しいゆえ‥玉兎が苦労するは目に見えておる‥』
‥いや‥貴女様以上の激しいご気性の女神がこの天界にいましょうや?
『‥では、天后が認められれば、西王母様は御助力下さりますか?』
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『まぁ‥‥可愛い曾孫が愛た女子が 蒼霊の様な何処の馬の骨かわからぬ貧女とは 月とスッポン。玉兎は頭も良くさりとて出しゃばらず、主人を立てて、義理堅い。女子としては上出来‥ただ一つ出生がな‥』
西王母は自分の仕事である不老長寿の妙薬を調剤する者が居なくなり、月に閉じ込めた嫦娥を見張る者も居なくなる事の方が天族の皇太子の后よりも大事な事だった。
『やれ‥はて‥さて‥ 困ったものよ‥』
嫦娥め、咲わ(わらわ)の面目を潰して己が欲から夫を見捨てた事、赦すことはできぬ…
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