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親友?との再会。
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ククルの冒険者登録も無事に済み、ようやく俺達は新生眠れる女神としての新たなる活動が始められる!
早速ボードに貼られている依頼書を確認する俺達であったものの、どれもピンと来る仕事がなくて困っていた。
これからククルもパーティーの一員として出向いてもらう為に、彼女にもぴったりの仕事をと思ったんだが、どうも難しいな・・・。
癪だがまた雑用まがいの事でも・・・。
「え~!この仕事単独じゃ出来ないの~?」
「ん?」
受付の方で女の子の声がした。
あの子も冒険者か?
でも1人だな?
パーティーに入っていない単独の冒険者か?
「ですから、こちらは上級の迷宮探索ですので、単独では危険度が高くて・・・」
「私、1人でもこの仕事自信あるんだから!」
いやいや、自信の問題じゃねえだろ・・・。
随分活発な性格なんだな・・・。
***
それから結局その女の子は諦めてやりたかったその仕事を断念した。
すると、無意識に俺はその女の子を見ていた事に気付いて俺は目を逸らした。
(いっけね、あまりにも可愛かったから見惚れてたぜ・・・)
じろじろ見るのはさすがにまずいよな・・・。
あの子、俺を変なやつって思ってないかな?
ってあれ・・・
あの子、こっちに来る?
「ん?あなた何なの?」
その子は俺を不思議そうな表情で見つめていた。
俺の顔に何か付いてんのか?
それともじろ見していたのがバレたか?
やべえかも・・・?
「ああ!やっぱりいいいい!ライアだああああ!!」
「え?」
「ひっさしっぶりいいいいいい!」
ええええええええ!!!
今度はこの子に抱き付かれているうううううううううううう!!
つうかこの子も胸でけえ!!
と言ってもククルとユラの中間あたりの大きさだがそれでも柔らかい感触が・・・。
いやいやいやそれどころじゃねえ!!
「ちょっとあんた!!ライアに抱き付かないでよ!!」
「何なんだ君は一体!?」
「お兄ちゃん困ってますよ!」
「えへへ?ライア、君ってなかなかの色男だねえ!こんな可愛い子の知り合いがいるなんて!」
何が何だかわかんねえよ!!
つうか本当に知らねえよ・・・。
こんな可愛い子!?
「ちょっと、忘れちゃったの!?私だよ!!私!!キッカよ!」
「え?キッカ!?キッカあああああああああ!?」
"キッカ"・・・。
その名前には聞き覚えがあった。
なぜならその名は・・・。
俺の"親友"の名前だったから・・・。
早速ボードに貼られている依頼書を確認する俺達であったものの、どれもピンと来る仕事がなくて困っていた。
これからククルもパーティーの一員として出向いてもらう為に、彼女にもぴったりの仕事をと思ったんだが、どうも難しいな・・・。
癪だがまた雑用まがいの事でも・・・。
「え~!この仕事単独じゃ出来ないの~?」
「ん?」
受付の方で女の子の声がした。
あの子も冒険者か?
でも1人だな?
パーティーに入っていない単独の冒険者か?
「ですから、こちらは上級の迷宮探索ですので、単独では危険度が高くて・・・」
「私、1人でもこの仕事自信あるんだから!」
いやいや、自信の問題じゃねえだろ・・・。
随分活発な性格なんだな・・・。
***
それから結局その女の子は諦めてやりたかったその仕事を断念した。
すると、無意識に俺はその女の子を見ていた事に気付いて俺は目を逸らした。
(いっけね、あまりにも可愛かったから見惚れてたぜ・・・)
じろじろ見るのはさすがにまずいよな・・・。
あの子、俺を変なやつって思ってないかな?
ってあれ・・・
あの子、こっちに来る?
「ん?あなた何なの?」
その子は俺を不思議そうな表情で見つめていた。
俺の顔に何か付いてんのか?
それともじろ見していたのがバレたか?
やべえかも・・・?
「ああ!やっぱりいいいい!ライアだああああ!!」
「え?」
「ひっさしっぶりいいいいいい!」
ええええええええ!!!
今度はこの子に抱き付かれているうううううううううううう!!
つうかこの子も胸でけえ!!
と言ってもククルとユラの中間あたりの大きさだがそれでも柔らかい感触が・・・。
いやいやいやそれどころじゃねえ!!
「ちょっとあんた!!ライアに抱き付かないでよ!!」
「何なんだ君は一体!?」
「お兄ちゃん困ってますよ!」
「えへへ?ライア、君ってなかなかの色男だねえ!こんな可愛い子の知り合いがいるなんて!」
何が何だかわかんねえよ!!
つうか本当に知らねえよ・・・。
こんな可愛い子!?
「ちょっと、忘れちゃったの!?私だよ!!私!!キッカよ!」
「え?キッカ!?キッカあああああああああ!?」
"キッカ"・・・。
その名前には聞き覚えがあった。
なぜならその名は・・・。
俺の"親友"の名前だったから・・・。
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