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番外編 弥生時代
番外編 弥生時代 19話 卑弥呼と建御雷神①(#)
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~~~~タイムトラベルスタート:残り24時間~~~~
花純を助ける為には先に卑弥呼の伴侶になる必要があると
クロノスに説明を受けたツヨシは無事に到着した
「ふぅ…なんかいつもよりしんどかった、遡る歴史が古いせいか?」
頭を振りながらツヨシは今回の目的を整理し直す
相手は卑弥呼
時代は弥生時代(花純が来る少し前)
着地点は建御雷神(卑弥呼の弟)
目的は卑弥呼の伴侶となる事
ツヨシは卑弥呼の記憶を建御雷神を通して掘り起こす
この頃、卑弥呼は既に邪馬台国のシャーマンだった
だけど強過ぎる能力を隠して過ごしていた
邪馬台国には、数多くのシャーマンが居る
目立ってもろくな事は無いと卑弥呼は力を隠していた
【ツヨシ、間違える】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここが伝説の邪馬台国……
空の堀と柵で廻りを囲む広大な国
柵の内側には物見櫓が各所に建てられ、敵襲に備えている
森からの襲撃に対抗する為か、空堀から森まではかなりの距離があるみたいだ
中心には祭殿と呼ばれる巨大な建築物が上から見ると正方形に並んで建てられ真ん中が中庭になっていた、その真ん中に社が設置されその中がどうなっているのかは、ツヨシには分からない
そしてその祭殿を中心に、竪穴式住居が整列する様に並んでいる
「おおい、たけっ!たけぇ!」
誰かに呼ばれた、建御雷神はまだ卑弥呼が女王にはなっていないので、名前は省略されていた
誰かに呼び止められて辺りを見回すが分からない
「上だっこっちだ!」
声の主は物見櫓からだった
隣の家に住んでる「きじとら」という兵士だ
「きじとら~!なんだ~?」
「お前の~あねさんが~用があるって~よ~!」
「わかった~あ~り~が~と~よ~!」
手を振るときじとらは嬉しそうに両手で振り返す
平和だなぁ
ツヨシはのどかな雰囲気に何となくほっこりしながら祭殿へと向かって行った
祭殿に着くと茅葺に包まれた巨大な建物の前の前で番をしている男に声を掛ける
「姉の卑弥呼に用事があると呼ばれた、弟の建御雷神だ!」
怪しまれないように胸を張って答える、
番兵は、
「おお、たけじゃないか、話しは聞いてるから通って良い、シャーマンの卑弥呼なら西側の奥に居る筈だ、くれぐれも中庭には入るなよ?」
「分かってる、西側の奥だな、じゃあ通して貰うよ」
祭殿の中に入り建物の中を西側に進んでいく
「おいおい、お前それさっき反対側に居た時の話しじゃねーか?」
「え?そうだっけ?」
「まぁ、一周廻れば着くから大丈夫だろ、あはは!」
「そうだなっあははは!」
のんびりしすぎな番兵達だった
ツヨシは言われた通りに西側を進みシャーマンが居ると思われる部屋の前に立つと膝を降り、中に声を掛ける
「建御雷神です…いらっしゃいますか?」
「建御雷神…どうしてここに?」
…呼んだんじゃないの?
「……きじとらから呼んで居ると言われましたが」
「きじとらが?……そうなの……」
なんだか声が悲しそうだがどう言う事だ?
「…何か手伝える事があれば何なりと」
「………じゃあ、入ってきて下さい」
「はっはい失礼します!」
部屋の中に入るとツンと据えた匂いが立ち込めていた
祈祷と呼ばれる儀式に使われるお香をやら薬剤やら並んでいて倉庫のようだった
室内は暗い上に、中心部は簾に囲まれて、奥に人影が居るって事ぐらいしか分からない
「何をすれば良いですか?」
「建御雷神は……何がしたいですか?」
静かな声で聞いてくる
何だそれ?どういう質問?
「それは……」
「……こっちにいらっしゃい、手伝ってくれるんでしょ?」
「はっはい」
簾の前に立つと奥から人影が近づきすぐ目の前で止まるが顔は分からない
「そこで動かないで立っていて下さい…」
「はい!……っえ?」
簾の隙間から細い手が伸びて、ツヨシの下半身を弄り始める
「あっあのこれは一体……」
「……祈祷に使うのよ?きじとらに替わりを頼まれたんでしょ」
きじとらと卑弥呼ってそんな関係だったのか…
卑弥呼の手が腰布を解くとツヨシの息子がポロリして、
一瞬手が止まる
「……大きいのね…」
ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえた
片手だった手が両手になって息子を弄り始める
「もう少し…あと一歩だけ前に出て…」
柔らかい手が気持ちよく逆に腰が引けそうだったが指示に従う
簾からにょきっと出たツヨシの息子は竿の部分を強め扱かれていくと
不意にヌプッっと暖かい感触に包まれる
「うっぁっ!」
「気持ち良い?どんどん大きくなってるわよ?」
「きっ気持ち良いです」
「いっぱい出して欲しいから…出来るだけ我慢してね?」
「はっはぃぃ」
竿の裏スジを舌がなぞり柔らかい唇で挟みながら、竿を上下していった
ゾクゾクしてくる
ビクビクと反応する先っぽがまたヌプッヌプッと包まれてゆく
ゆっくりと舌が味わうように絡みつき頬の肉が吸い付く程に吸引され思わず腰が引けそうになると、腰に手が廻り、根本までズズズと飲み込まれ始める
んっん”う”ぅ…んぶ……ぢゅぷっ…ぢゅっ…ぢゅるる、ぢゅっぱぢゅぱ!んっんっんっんっんっんっ!
「くっっやっば…い」
どんどん激しくなる口淫に限界が近づき伝えるが、
簾の向こう側に居る卑弥呼は全然止まらない、より早く、より強く攻めてくる
ぢゅっぱ!はむむ!んっんっんっ!ぢゅちゅぅぅぅぅ!
「でっっでる!」
びゅるるる!
びゅぅっ!びゅっ!びゅっ!
思わず簾の中に手を入れて頭を抑える
顔をひこうとするが力が入らないのか喉の奥に押し込まれ、
どんどん食道を通ってゆき、卑弥呼も大人しくなるまで吸い始めた
長い律動を終えてようやく
引き離すと…
「ぜっ全部飲んだら使えないじゃ無いですか!」
涙目でこちらを見上げる……………あんた誰?
思わず口に出そうになったが、それは最低過ぎる
卑弥呼と違う顔が現れるとは全く予想しておらず、混乱したが
どうにか思い出した……きじとらの嫁さんで百代だった
シャーマンではない、シャーマンに使える下女で祈祷の準備をしていたんだろう
「わっ悪かった、百代…あんまり気持ち良くてつい、もう一回良いか?何回でも大丈夫だから」
どうしてこうなったのか分からないが、このまま終わっても逃げてもろくな事にならない
「…そんなに直ぐ…勃つ筈……うそでしょう!」
「百代がしてくれるなら何回でも大丈夫だよ」
「そっそうなの?何回でも?……しんじられない…」
再び竿に顔を近付け、手で握る
「かたい…さっきとおんなじ…っん…ふ…」
舌が伸びてねっとりと絡み付き確かめていく
んぷ…ちゅ…っはぁ…すごい…どうして…とまらない…
百代の足元に水滴が落ちてる事に気が付いた、
……自分で慰め始めてる?
「百代、欲しくないか?」
「・・・」
何も答え無い百代の身体を立たせて腰布の中の腹に息子を当てる
「欲しいんじゃないか?さっきから何してた?」
「なっ何もしてない…です…」
「嘘だろ?欲しくて仕方ないんじゃないか?」
腹を突き刺す息子を下に向けて股の間に挟む
「っはぁ♡…ちっちがうんです!やめて下さい…はっはなして!」
「…ほんとに?離れていいのか?」
そう言いながらゆっくりと百代の女陰を擦りながら腰を引いていく
「ぁ…ぅ…こすっちゃ…だめぇ…」
先端が女陰をかすめるとそり上がって開き始めた百代の肉に少しだけ頭を埋める
「吸い付くみたいだ……どうする?」
「はっ…はっ……んん……ごくり……そっそのまま」
ヌプププ
「やっあああ!はいっちゃぅ!だめ!っんはあ♡」
「百代、こんなに熱くして、我慢しなくて良い、何回でも出せるから」
「ちがっあぁぁあん!ふかいの!はうっっそこだめよ!んっんん!そんなにきちゃ!はっあっあああ良い♡」
百代の片足を持ち上げて更に深く進めるとバランスが悪いのか肩にしがみ付きはじめる
「奥が狭い…」
「知らない…そんなのしらない…んんんん♡」
一番深い所で止めると、ジワジワと絡み付いて来始める
「きじとらとは1日何回するんだ?」
「…一回です」
「一回?毎日か?」
「他にも居るから……3日に一回ぐらい」
きじとら…モテるんだなぁ
「じゃあ…今日は?する日なのか?」
「そんな事、っん…関係無いじゃないですか…」
「このまま百代に出したいじゃないか」
トントンと腰を揺らし始める
「だっだめよっ…あっあっ…それ…だめ…ほしくなる…はぁん…んんっはぁ、はああ♡」
そう言いながら肩においた片手が首を廻って頭を撫で始め
もう片方は背中を摩りはじめる
いつの間にか先っぽから根本まで絡み付いた膣が腰を譲る程にぎゅんぎゅんと締め上げ始めた
「おねがい…それやめて、だめになる…だめに…なっちゃうから!」
「百代が締めるからだ、腰が止まらないんだっ」
ヌチャヌチャとどんどん溢れる愛液が腰を譲るたびに音を立て始める
「してっないぃ…はぁ♡ぁっだめっ…きちゃう!きちゃう!とまって!やぁぁ!とめ…はああああああ!」
ビグンビグン!プシャァー!
「きもち…いい……♡」
「くっうぅでっでそうだ!」
「なっなか………だしてぇ!」
「分かった!」
百代の両足を持ち上げて腰を打ち付ける
「きゃああ!だっだめぇ!これだめえ!
ひぎゔ!っあ”あ”あ!やっやめ!ん”あ”あ”、
まっまたいっちゃう♡
いっくっいく!いく!いく!いっくう!
……あ”っいってるの!もういってるの!あ”っあ”!!
もうだして♡もうむりだから♡もういってええええ♡」
ドピュゥゥゥゥゥゥゥ!
ドピュッドピュッ!
ビュグン!ビュグン!
「ぁぁぁああぁぁ……中はだめって言ったのに…できちゃう…こんなに出されたら♡」
え?駄目って言ってたか?
「・・・もう、今日はする日だから良いけど、今度からは気をつけて下さいね、たけさん?」
暗に次を示すように口を膨らませる百代は、膝をついてツヨシの息子を掃除していた
「はむ…んむ…ちゅぱ…ちゅ♡…本当にもう勃つんだ…」
「うん…」
「……じゃっ今度はちゃんと口の中で出してね?」
なんて卑猥な事を言う人妻なんだろう…
「わっ分かった…」
んちゅ♡…
百代は最初の口淫の時よりネットリと涎を絡めてツヨシの息子をねぶり始めた
【卑弥呼はミタ】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟の建御雷神に頼み事があって、儀式の間で待つが中々やって来ない
卑弥呼は南門に向かい、門兵に声をかける
「あの~弟の建御雷神は来ませんでしたか?」
「あぁ、さっき来ましたよ、コイツが間違えて西側の奥って言ってたから…もしかしたら西側の奥で待ってるかも知れません」
「そうでしたか、なら行ってみます」
「すっすいません…」
「いえ、来てるなら直ぐ会えますから良いんですよ」
慌てて頭を下げる門兵にニッコリ笑って中へ入っていく卑弥呼
「西ね、あっちの倉庫かしら?」
そして卑弥呼は百代と建御雷神が居る倉庫の前にたどり着くと
扉の中から甘い女の声に気が付いた
「今の声は……もしかして…」
卑弥呼はそっと扉を開けて中の様子を伺うと、
祈祷用に男子の搾精をしている下女が弟の建御雷神にしがみ付き貫かれてる所だった
慌てて外に出て扉を閉めるが中から声が響いてくる
(なにしてんのよーたけは!……相手はきじとらさんの奥さん?バレたら大変なことに……)
……だしてぇ♡
………むりぃ♡
………いっちゃうぅぅ♡
(うわぁ……もうアレは本気だ………静かになった?)
そっと扉をもう一度開けて覗き見ると
………口の中に……ね?
(やっぱり搾精だ、普通は旦那さんがするのに)
もう終わると判断した卑弥呼はそそくさと儀式の間に戻っていった
身体が熱くて顔が真っ赤なのを誰にも見られたくなかった
~~~~タイムトラベル:残り21時間~~~~
儀式の間に向かうツヨシ
「はぁ…結局もう一回する事になった…待ちくたびれて怒ってないかな?」
西の倉庫居ない事を門兵に伝えると反対側だったと言われて慌てて走って向かった
儀式の間に行くと
しん…と鎮まりかえり、中で瞑想をしている卑弥呼の姿があった
「建御雷神…参りました」
瞑想の邪魔にならない程度の声で儀式の間に座る姉に話しかける
「・・・・・遅かったですね?」
「はい、申し訳ありません、少し手違いが有りました」
「・・・手違い?どういう手違いですか?」
妙に詰めて来るな…こんなタイプじゃなかったと思うが
記憶の中の卑弥呼と齟齬がある事に戸惑うツヨシ
「はい…西側の奥に居ると言われて、そこで暫く待っていました」
「・・・そうですか、他に何も有りませんか?」
ぎっくうう!
浮気がバレた時のような嫌な予感!
いや現代でした事無いけど!
「いっいえ…何も…」
「何も無かった…間違いありませんね?誓えますね?」
「もも勿論です!誓えます!」
百代は絶対に誰にも言わないと言ってたし!
「…そうですか、なら何も言いません、頼み事は今日はもう良いので、家で大人しくして居なさい、【今度は寄り道】しないように」
やけに寄り道を強調されたツヨシは素直に従い、儀式の間から出て行く
言い返す事は何も無いが、有っても言える雰囲気じゃなかった
それを確認した卑弥呼は
(言霊に反応しなかった…という事は、後腐れないように出来たという事ね…良かった)
お隣の奥さんと不倫など冗談ではないと安堵する卑弥呼は、ゆっくりと立ち上がり、祭殿での仕事を終わらせて、いつもより早めに家に帰る事にした
~~~~タイムトラベル:残り17時間~~~~
大人しく家に帰る途中できじとらに声をかけられ、
家で飯でもどうか?と誘われたが姉の指示があるので行けないと断った
そうじゃなくても流石に気まずい
自宅に戻り部屋を見渡すと、
竪穴式住居の中は真ん中に囲炉裏のような食事をする場所があり
奥が二つに分かれている、片方が姉の卑弥呼、もう片方が建御雷神、それぞれのプライベートなスペースだ、といっても壁で仕切られてる訳じゃないので殆ど丸見え何だが
一先ず何にもしないで待つのも手持ち無沙汰になるので掃除でもしておこうと
家の中を整理し始めるツヨシ
自分の洗濯物(水洗い)を2着しか無いが折り畳み、
ついでに姉の分もと、姉のプライベートな場所に足を踏み入れると
「…何しているの?」
「え?」
振り返るとそこには帰宅した卑弥呼が居た
花純を助ける為には先に卑弥呼の伴侶になる必要があると
クロノスに説明を受けたツヨシは無事に到着した
「ふぅ…なんかいつもよりしんどかった、遡る歴史が古いせいか?」
頭を振りながらツヨシは今回の目的を整理し直す
相手は卑弥呼
時代は弥生時代(花純が来る少し前)
着地点は建御雷神(卑弥呼の弟)
目的は卑弥呼の伴侶となる事
ツヨシは卑弥呼の記憶を建御雷神を通して掘り起こす
この頃、卑弥呼は既に邪馬台国のシャーマンだった
だけど強過ぎる能力を隠して過ごしていた
邪馬台国には、数多くのシャーマンが居る
目立ってもろくな事は無いと卑弥呼は力を隠していた
【ツヨシ、間違える】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここが伝説の邪馬台国……
空の堀と柵で廻りを囲む広大な国
柵の内側には物見櫓が各所に建てられ、敵襲に備えている
森からの襲撃に対抗する為か、空堀から森まではかなりの距離があるみたいだ
中心には祭殿と呼ばれる巨大な建築物が上から見ると正方形に並んで建てられ真ん中が中庭になっていた、その真ん中に社が設置されその中がどうなっているのかは、ツヨシには分からない
そしてその祭殿を中心に、竪穴式住居が整列する様に並んでいる
「おおい、たけっ!たけぇ!」
誰かに呼ばれた、建御雷神はまだ卑弥呼が女王にはなっていないので、名前は省略されていた
誰かに呼び止められて辺りを見回すが分からない
「上だっこっちだ!」
声の主は物見櫓からだった
隣の家に住んでる「きじとら」という兵士だ
「きじとら~!なんだ~?」
「お前の~あねさんが~用があるって~よ~!」
「わかった~あ~り~が~と~よ~!」
手を振るときじとらは嬉しそうに両手で振り返す
平和だなぁ
ツヨシはのどかな雰囲気に何となくほっこりしながら祭殿へと向かって行った
祭殿に着くと茅葺に包まれた巨大な建物の前の前で番をしている男に声を掛ける
「姉の卑弥呼に用事があると呼ばれた、弟の建御雷神だ!」
怪しまれないように胸を張って答える、
番兵は、
「おお、たけじゃないか、話しは聞いてるから通って良い、シャーマンの卑弥呼なら西側の奥に居る筈だ、くれぐれも中庭には入るなよ?」
「分かってる、西側の奥だな、じゃあ通して貰うよ」
祭殿の中に入り建物の中を西側に進んでいく
「おいおい、お前それさっき反対側に居た時の話しじゃねーか?」
「え?そうだっけ?」
「まぁ、一周廻れば着くから大丈夫だろ、あはは!」
「そうだなっあははは!」
のんびりしすぎな番兵達だった
ツヨシは言われた通りに西側を進みシャーマンが居ると思われる部屋の前に立つと膝を降り、中に声を掛ける
「建御雷神です…いらっしゃいますか?」
「建御雷神…どうしてここに?」
…呼んだんじゃないの?
「……きじとらから呼んで居ると言われましたが」
「きじとらが?……そうなの……」
なんだか声が悲しそうだがどう言う事だ?
「…何か手伝える事があれば何なりと」
「………じゃあ、入ってきて下さい」
「はっはい失礼します!」
部屋の中に入るとツンと据えた匂いが立ち込めていた
祈祷と呼ばれる儀式に使われるお香をやら薬剤やら並んでいて倉庫のようだった
室内は暗い上に、中心部は簾に囲まれて、奥に人影が居るって事ぐらいしか分からない
「何をすれば良いですか?」
「建御雷神は……何がしたいですか?」
静かな声で聞いてくる
何だそれ?どういう質問?
「それは……」
「……こっちにいらっしゃい、手伝ってくれるんでしょ?」
「はっはい」
簾の前に立つと奥から人影が近づきすぐ目の前で止まるが顔は分からない
「そこで動かないで立っていて下さい…」
「はい!……っえ?」
簾の隙間から細い手が伸びて、ツヨシの下半身を弄り始める
「あっあのこれは一体……」
「……祈祷に使うのよ?きじとらに替わりを頼まれたんでしょ」
きじとらと卑弥呼ってそんな関係だったのか…
卑弥呼の手が腰布を解くとツヨシの息子がポロリして、
一瞬手が止まる
「……大きいのね…」
ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえた
片手だった手が両手になって息子を弄り始める
「もう少し…あと一歩だけ前に出て…」
柔らかい手が気持ちよく逆に腰が引けそうだったが指示に従う
簾からにょきっと出たツヨシの息子は竿の部分を強め扱かれていくと
不意にヌプッっと暖かい感触に包まれる
「うっぁっ!」
「気持ち良い?どんどん大きくなってるわよ?」
「きっ気持ち良いです」
「いっぱい出して欲しいから…出来るだけ我慢してね?」
「はっはぃぃ」
竿の裏スジを舌がなぞり柔らかい唇で挟みながら、竿を上下していった
ゾクゾクしてくる
ビクビクと反応する先っぽがまたヌプッヌプッと包まれてゆく
ゆっくりと舌が味わうように絡みつき頬の肉が吸い付く程に吸引され思わず腰が引けそうになると、腰に手が廻り、根本までズズズと飲み込まれ始める
んっん”う”ぅ…んぶ……ぢゅぷっ…ぢゅっ…ぢゅるる、ぢゅっぱぢゅぱ!んっんっんっんっんっんっ!
「くっっやっば…い」
どんどん激しくなる口淫に限界が近づき伝えるが、
簾の向こう側に居る卑弥呼は全然止まらない、より早く、より強く攻めてくる
ぢゅっぱ!はむむ!んっんっんっ!ぢゅちゅぅぅぅぅ!
「でっっでる!」
びゅるるる!
びゅぅっ!びゅっ!びゅっ!
思わず簾の中に手を入れて頭を抑える
顔をひこうとするが力が入らないのか喉の奥に押し込まれ、
どんどん食道を通ってゆき、卑弥呼も大人しくなるまで吸い始めた
長い律動を終えてようやく
引き離すと…
「ぜっ全部飲んだら使えないじゃ無いですか!」
涙目でこちらを見上げる……………あんた誰?
思わず口に出そうになったが、それは最低過ぎる
卑弥呼と違う顔が現れるとは全く予想しておらず、混乱したが
どうにか思い出した……きじとらの嫁さんで百代だった
シャーマンではない、シャーマンに使える下女で祈祷の準備をしていたんだろう
「わっ悪かった、百代…あんまり気持ち良くてつい、もう一回良いか?何回でも大丈夫だから」
どうしてこうなったのか分からないが、このまま終わっても逃げてもろくな事にならない
「…そんなに直ぐ…勃つ筈……うそでしょう!」
「百代がしてくれるなら何回でも大丈夫だよ」
「そっそうなの?何回でも?……しんじられない…」
再び竿に顔を近付け、手で握る
「かたい…さっきとおんなじ…っん…ふ…」
舌が伸びてねっとりと絡み付き確かめていく
んぷ…ちゅ…っはぁ…すごい…どうして…とまらない…
百代の足元に水滴が落ちてる事に気が付いた、
……自分で慰め始めてる?
「百代、欲しくないか?」
「・・・」
何も答え無い百代の身体を立たせて腰布の中の腹に息子を当てる
「欲しいんじゃないか?さっきから何してた?」
「なっ何もしてない…です…」
「嘘だろ?欲しくて仕方ないんじゃないか?」
腹を突き刺す息子を下に向けて股の間に挟む
「っはぁ♡…ちっちがうんです!やめて下さい…はっはなして!」
「…ほんとに?離れていいのか?」
そう言いながらゆっくりと百代の女陰を擦りながら腰を引いていく
「ぁ…ぅ…こすっちゃ…だめぇ…」
先端が女陰をかすめるとそり上がって開き始めた百代の肉に少しだけ頭を埋める
「吸い付くみたいだ……どうする?」
「はっ…はっ……んん……ごくり……そっそのまま」
ヌプププ
「やっあああ!はいっちゃぅ!だめ!っんはあ♡」
「百代、こんなに熱くして、我慢しなくて良い、何回でも出せるから」
「ちがっあぁぁあん!ふかいの!はうっっそこだめよ!んっんん!そんなにきちゃ!はっあっあああ良い♡」
百代の片足を持ち上げて更に深く進めるとバランスが悪いのか肩にしがみ付きはじめる
「奥が狭い…」
「知らない…そんなのしらない…んんんん♡」
一番深い所で止めると、ジワジワと絡み付いて来始める
「きじとらとは1日何回するんだ?」
「…一回です」
「一回?毎日か?」
「他にも居るから……3日に一回ぐらい」
きじとら…モテるんだなぁ
「じゃあ…今日は?する日なのか?」
「そんな事、っん…関係無いじゃないですか…」
「このまま百代に出したいじゃないか」
トントンと腰を揺らし始める
「だっだめよっ…あっあっ…それ…だめ…ほしくなる…はぁん…んんっはぁ、はああ♡」
そう言いながら肩においた片手が首を廻って頭を撫で始め
もう片方は背中を摩りはじめる
いつの間にか先っぽから根本まで絡み付いた膣が腰を譲る程にぎゅんぎゅんと締め上げ始めた
「おねがい…それやめて、だめになる…だめに…なっちゃうから!」
「百代が締めるからだ、腰が止まらないんだっ」
ヌチャヌチャとどんどん溢れる愛液が腰を譲るたびに音を立て始める
「してっないぃ…はぁ♡ぁっだめっ…きちゃう!きちゃう!とまって!やぁぁ!とめ…はああああああ!」
ビグンビグン!プシャァー!
「きもち…いい……♡」
「くっうぅでっでそうだ!」
「なっなか………だしてぇ!」
「分かった!」
百代の両足を持ち上げて腰を打ち付ける
「きゃああ!だっだめぇ!これだめえ!
ひぎゔ!っあ”あ”あ!やっやめ!ん”あ”あ”、
まっまたいっちゃう♡
いっくっいく!いく!いく!いっくう!
……あ”っいってるの!もういってるの!あ”っあ”!!
もうだして♡もうむりだから♡もういってええええ♡」
ドピュゥゥゥゥゥゥゥ!
ドピュッドピュッ!
ビュグン!ビュグン!
「ぁぁぁああぁぁ……中はだめって言ったのに…できちゃう…こんなに出されたら♡」
え?駄目って言ってたか?
「・・・もう、今日はする日だから良いけど、今度からは気をつけて下さいね、たけさん?」
暗に次を示すように口を膨らませる百代は、膝をついてツヨシの息子を掃除していた
「はむ…んむ…ちゅぱ…ちゅ♡…本当にもう勃つんだ…」
「うん…」
「……じゃっ今度はちゃんと口の中で出してね?」
なんて卑猥な事を言う人妻なんだろう…
「わっ分かった…」
んちゅ♡…
百代は最初の口淫の時よりネットリと涎を絡めてツヨシの息子をねぶり始めた
【卑弥呼はミタ】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟の建御雷神に頼み事があって、儀式の間で待つが中々やって来ない
卑弥呼は南門に向かい、門兵に声をかける
「あの~弟の建御雷神は来ませんでしたか?」
「あぁ、さっき来ましたよ、コイツが間違えて西側の奥って言ってたから…もしかしたら西側の奥で待ってるかも知れません」
「そうでしたか、なら行ってみます」
「すっすいません…」
「いえ、来てるなら直ぐ会えますから良いんですよ」
慌てて頭を下げる門兵にニッコリ笑って中へ入っていく卑弥呼
「西ね、あっちの倉庫かしら?」
そして卑弥呼は百代と建御雷神が居る倉庫の前にたどり着くと
扉の中から甘い女の声に気が付いた
「今の声は……もしかして…」
卑弥呼はそっと扉を開けて中の様子を伺うと、
祈祷用に男子の搾精をしている下女が弟の建御雷神にしがみ付き貫かれてる所だった
慌てて外に出て扉を閉めるが中から声が響いてくる
(なにしてんのよーたけは!……相手はきじとらさんの奥さん?バレたら大変なことに……)
……だしてぇ♡
………むりぃ♡
………いっちゃうぅぅ♡
(うわぁ……もうアレは本気だ………静かになった?)
そっと扉をもう一度開けて覗き見ると
………口の中に……ね?
(やっぱり搾精だ、普通は旦那さんがするのに)
もう終わると判断した卑弥呼はそそくさと儀式の間に戻っていった
身体が熱くて顔が真っ赤なのを誰にも見られたくなかった
~~~~タイムトラベル:残り21時間~~~~
儀式の間に向かうツヨシ
「はぁ…結局もう一回する事になった…待ちくたびれて怒ってないかな?」
西の倉庫居ない事を門兵に伝えると反対側だったと言われて慌てて走って向かった
儀式の間に行くと
しん…と鎮まりかえり、中で瞑想をしている卑弥呼の姿があった
「建御雷神…参りました」
瞑想の邪魔にならない程度の声で儀式の間に座る姉に話しかける
「・・・・・遅かったですね?」
「はい、申し訳ありません、少し手違いが有りました」
「・・・手違い?どういう手違いですか?」
妙に詰めて来るな…こんなタイプじゃなかったと思うが
記憶の中の卑弥呼と齟齬がある事に戸惑うツヨシ
「はい…西側の奥に居ると言われて、そこで暫く待っていました」
「・・・そうですか、他に何も有りませんか?」
ぎっくうう!
浮気がバレた時のような嫌な予感!
いや現代でした事無いけど!
「いっいえ…何も…」
「何も無かった…間違いありませんね?誓えますね?」
「もも勿論です!誓えます!」
百代は絶対に誰にも言わないと言ってたし!
「…そうですか、なら何も言いません、頼み事は今日はもう良いので、家で大人しくして居なさい、【今度は寄り道】しないように」
やけに寄り道を強調されたツヨシは素直に従い、儀式の間から出て行く
言い返す事は何も無いが、有っても言える雰囲気じゃなかった
それを確認した卑弥呼は
(言霊に反応しなかった…という事は、後腐れないように出来たという事ね…良かった)
お隣の奥さんと不倫など冗談ではないと安堵する卑弥呼は、ゆっくりと立ち上がり、祭殿での仕事を終わらせて、いつもより早めに家に帰る事にした
~~~~タイムトラベル:残り17時間~~~~
大人しく家に帰る途中できじとらに声をかけられ、
家で飯でもどうか?と誘われたが姉の指示があるので行けないと断った
そうじゃなくても流石に気まずい
自宅に戻り部屋を見渡すと、
竪穴式住居の中は真ん中に囲炉裏のような食事をする場所があり
奥が二つに分かれている、片方が姉の卑弥呼、もう片方が建御雷神、それぞれのプライベートなスペースだ、といっても壁で仕切られてる訳じゃないので殆ど丸見え何だが
一先ず何にもしないで待つのも手持ち無沙汰になるので掃除でもしておこうと
家の中を整理し始めるツヨシ
自分の洗濯物(水洗い)を2着しか無いが折り畳み、
ついでに姉の分もと、姉のプライベートな場所に足を踏み入れると
「…何しているの?」
「え?」
振り返るとそこには帰宅した卑弥呼が居た
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